東方吸狼記   作:ケミカル08

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タイトルと内容がかみ合っていなかったら、知らないふりを


現代の訪問者と幻想郷の少年

咲夜とレミリアが現代にやって来た。

 

「とりあえず、ここの家主が戻ってきてからどうするか決める。」

 

「わかりました。」

 

「ちなみにフランはOK取ってあるから。」

 

結局、喬子が帰ってくるまでおとなしくゲームしていたりしたらしい。

 

「ただいまー。」

 

「お帰り。というわけで、新しく2人来たらしいから泊めるか決めてな。」

 

「レミリアとその従者ね。困っているなら別に良いわよ。物は壊さないでね。」

 

「安心しなさい。壊さないから。」

 

「それがフラグにつながる。」

 

「まったくだ。」

 

一応、レミリアと咲夜が住むことを許可されたが、布団が無い。

 

というか、喬子の両親は死んでいません。

 

死んだことに見せかけてというわけではなく、太一が勝手にそう思っているだけで、生きてます。

 

ただ、その夫婦は布団やらを持って行ったので、ベッド1つしかなく、太一は屋根かソファーで寝ていた。

 

今回はソファーで咲夜が寝ることになっているので、困った。

 

「あーあ。結局夜だけ追い出されるのか。(暴れてくるか。)」

 

「そういうことよ。」

 

「じゃあ、俺は明日の朝に風呂に入るから。」

 

「外にでも行くか。」

 

太一は外にスペルカードを持って出た。

 

~街中~

 

「あーあ、暇だわ。」フワ~ア

 

あくびをして、頭を掻きながら歩いているときに、昨日に幻想郷に持ってった自分の家があることを思い出した。

 

「そうだ。自分の家で寝よう。そうしよう。」

 

太一はすぐに寝たいから吸血鬼になり、スペルカードで幻想郷へ

 

~妖怪の山~

 

「本当ですか?」

 

「本当なんですってさっきから言っているんです。」

 

「すぐに行ってみましょう。」

 

どうしてこうなったのかというと、哨戒天狗のとして見回りをしていると、人里の近くの森に家が落ちてきたとのこと。そして、その日の夜にスクープがないか聞かれたので今回のことを話したわけです。

 

~人里~

 

「オイオイ、何が落ちてきたんだ?」

 

「どうやら外の世界の家らしいぞ。」

 

「とりあえず、様子を見よう。今は慧音先生が調査しに行っているからな。」

 

「おい、上を見ろよ!」

 

「どうしたんだ?」

 

村人たちは一斉に顔を上げた。

 

「あの黄金に光っているのはなんだ?」

 

指の指す方向には黄金の機械人形みたいな感じだが、太一である。

 

目がある場所は両方ともにあいている。(空いてないと見えないからね。)

 

「見ろ!あいつ化け物だ!」

 

その声を誰かが言った瞬間、村人全員が一斉にパニックに陥った。

 

そして、家の中で、調査をしていた妹紅と慧音はアルバムらしきものを拾うと、調査用に持ち帰った。

 

妹紅は2階を見に行くと、ある部屋から、現代の子供が使っていたとされる勉強机があった。

 

「へぇー。現代の子供はこういうことを勉強してるのな。」

 

そして妹紅は日記帳があったので手に取って読んだ。

 

しかし、読めないところが多数あった。

 

「×月2×日 今日×子から教××借りたんだ×た。××返さ×い×。」

 

「6月××日 占いで×日に危×な×××るで××うと言われたが××が湧かない。」

 

「なんだこれ。本当に日記か?」

 

教科書と一緒に持って行くか。

 

妹紅と慧音は寺子屋に戻って、とりあえず何があったのかを出した。

 

他に寺子屋に居るのは阿求と小鈴、四季映姫と華仙くらいだった。

 

「私が見つけたものはアルバムだ。妹紅は誰の家かわかりそうなものは見つけたか?」

 

「私は、日記と教科書くらい。」

 

「この中にヒントがありそうなものと言えばアルバムくらいね。」

 

「映姫様、大変です。」

 

「どうしたんですか小町。そこまで焦って。」

 

「妖怪と思われる黄金の生物が例の家をスキマのなかに。」

 

「わかりました。で、そいつはどこに?」

 

「詳しくはわかりません。魔理沙と霊夢が調査中です。」

 

「(黄金色って、欲の塊ですか。そいつに会ったら説教でもしてやろうかしら。)」

 

ちなみに持って行った人は太一です。騒ぎになっていたから場所を変えたということです。

 

~魔法の森~

 

「ここに置いとこう。とりあえず、寝よう…。」Zzzz

 

太一は眠りについた。

 

~現代~

 

「喬子様起きてください。」

 

「今何時?」

 

「7:30分でございます。」

 

「じゃあ、支度して学校に行くから留守番は任せたわ。」

 

「何時くらいにお帰りになりますか?」

 

「だいたい3:00過ぎには。」

 

「わかりました。」

 

「朝ごはんは?」

 

「用意しておりますよ。」

 

「レミリアたちは?」

 

「先に行っておりますよ。」

 

「速く着替えなくちゃ。着替えたら降りるから。」

 

「わかりました。」

 

咲夜は部屋を出ると、リビングへと向かった。

 

「お嬢様。着替えたら来ますので。」

 

「ええ、わかったわ。」

 

「そういえば、お兄ちゃんはどこに居るの?」

 

「そういえばいませんね。もしかして事件に巻き込まれたとか?」

 

「そうだとしても大丈夫よ。あいつは能力を使えばどんな奴でも消すからね。それにスペルカードも持っているしね。」

 

「ごめん。遅くなったわ。」

 

「いいえ大丈夫よ。いただきましょうか。」

 

「「「いただきまーす。」」」

 

少女朝食中(咲夜除く)…

 

「「「ごちそうさまでした。」」」

 

「お粗末様でした。」

 

「じゃあ、学校行ってくるわね。太一が来たら、学校に来てって伝えといて。」

 

「どうして?」

 

「下西沢先生が前回に行ったスペルカードバトルのリベンジをしろとうるさいのよ。」

 

「この世界でも、弾幕ごっこをやるの?」

 

「やっぱりあなた達は別の世界から来たのね。この世界では能力を持つことができる人間ができる遊びなのよ。だけど、スペルカードバトルは訓練すれば一応できるし、体育の授業に含まれるようになっているのよ。」

 

「この世界も面白そうね。」

 

「ルールはスペルカード“でしか”戦えない。」

 

「へ!?なんですって!」

 

レミリアやフランが驚いた。それに続いて咲夜も驚いていたようだ。

 

「ちょっとギリギリだから行くわね。」

 

喬子は一言言うと、急ぎ足で学校まで行った。

 

「スペルカードのみでねぇ。それはそれで面白そうだけど。」

 

「フランも一応見たけど、お兄ちゃんが弾幕ごっこの時より本気になっていたからすごかったの。」

 

「妹様は見たことがあるのですか?」

 

「うん、あるよ。」

 

「そう。」

 

白熱しすぎてうるさかったらしいけど、それがステージというものだ。

 

作者はそういうステージに行ったことは特にない…はず。

 

「太一が帰ってきたら、伝えるのと同時に私たちも行くわよ。」

 

「お嬢様。戸締りしてきます。」

 

~同時刻 幻想郷~

 

「フワーア。よく寝た。現代は何時だろ。」

 

先ほどに起きた太一はボーッとしていた。

 

「さてと、行くか。」

 

「どこへ行くんですか?」

 

「な…なんで文が居るんだ?」

 

家の中には文と椛、魔理沙が居た。

 

「テメーら人の家に勝手に入るなって親に教わらなかったのかよ。」

 

「ここって太一君の家だったんですか。」

 

「ああそうだよ。」

 

「おかしいですね。確か、人里で出没した黄金の妖怪の住む家だとか聞いてますが。」

 

「人違いじゃねえのか?ところで、なんで土足なんだよ。(ぶっとばす)」

 

「まさかとは思いますけど物騒なこと考えてたりしてないですよね。」

 

「とりあえず、俺には行くところが山積みだから出てった出てった。魔理沙、勝手に借りたら四季の奴に説教してもらうから覚悟しとけ!]

 

「そういうと思ってまだ何も持って行っていないぜ。」

 

それが普通です。

 

太一は準備をして、戸締りをしてからスキマ(スキマ切り)の中へと消えていった。

 

「どこへ向かったんでしょうか。」

 

「わからないやつだぜ。」

 

「さて、私は仕事の戻りますよ。」

 

~現代~

 

「まだかしら。」

 

ピンポーン…ピンポーン…ピn…ガチャ

 

「よっ。戻って来たぜ。」

 

「どこに行ってたのよ。」

 

「それより、伝えることとかは無かったか?」

 

「あ、そうそう。学校に来いってさ。12:00までに。」

 

「あと20分か。」

 

着くことはできるのか

 

続く




遅くなった。

次回はテストが終了したら投稿します。

お楽しみに!

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