風邪になった鹿目まどかが悪魔ほむらに看病されるだけ(完結)
作者:曇天紫苑
原作:魔法少女まどか☆マギカ
タグ:ガールズラブ ガールズラブではない 叛逆の物語 ほむまど まどほむ ほのぼの pixivにも投稿しています。
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雨が降ってきた。急な雨が私の頬を打つ。悪魔だろうと何だろうと、空は平等だった。平等だから、まどかにだって雨は降る。確か、あの子は傘を持っていなかった。一人で帰っていたから、きっと今頃ずぶ濡れで困っているだろう。
傘を持っていこう。まどかに、私の傘をあげよう。きっと私はあの子と触れ合う事は出来ないけれど、それでも良いの、あの子が雨に濡れる姿は、とてもとても悲しいから。
ああ、まどかが居る。そんなに顔を赤くして、身体を震わせて、この子の姿を見られるだけで私は幸せだけど、私はとても心配だ。きっと風邪をひいている。家まで送らないと、でも、気持ち悪がられたら、怖がられたら。ううん、それでも良い。この子が倒れてしまうよりはずっと良い、私が傷つくだけで済むのだから。
傘を持っていこう。まどかに、私の傘をあげよう。きっと私はあの子と触れ合う事は出来ないけれど、それでも良いの、あの子が雨に濡れる姿は、とてもとても悲しいから。
ああ、まどかが居る。そんなに顔を赤くして、身体を震わせて、この子の姿を見られるだけで私は幸せだけど、私はとても心配だ。きっと風邪をひいている。家まで送らないと、でも、気持ち悪がられたら、怖がられたら。ううん、それでも良い。この子が倒れてしまうよりはずっと良い、私が傷つくだけで済むのだから。