鎮守府の片隅で   作:ariel

63 / 106
つ…ついに私の鎮守府にも大鳳さんを赴任させる事に成功しました。…長かった。これで、マリアナ沖海戦がイベントに来ても問題ない!…頑張ってレベリングしないとw。これでようやく、信濃以外の正規空母が全て私の鎮守府にも揃った訳ですが…。大鳳の加入でこの鎮守府の空母勢の勢力にも変化が来るのでしょうかね…。加賀VS瑞鶴の抗争?も激化しそうですw。


第五四話 大鳳と豚カツ

「そこの五航戦、私が追加した肉じゃがはまだ?もうだいぶ待たされているのだけれど。」

 

「え~っ、もうちょっと待ってよ~。」

 

「瑞鶴さん? 私は加賀さんからの肉じゃがの注文は受け取っていませんが、本当に伝票に書きましたか?」

 

おかしいですね。私の手元にある加賀さんの伝票には、肉じゃがの注文は入っていません。肉じゃがは開店前に調理済ですから、後は温め直して出すだけです。そのため注文が入れば直ぐに出してあげる事が出来る料理です。ですからこの注文で、加賀さんを待たせる事はないと思うのですが…。

 

「あっ…やばっ。伝票に書くの忘れていたかも…。え~っと…その…加賀先輩?今注文入れたから、もうちょっと待ってね。その…ごめん。」

 

「五航戦…本当にいつまで経っても進歩がないわね…。どうやら最近たるんでいるようだから、今日は空母寮に戻ったら、久しぶりに海軍精神を注入しないといけないわね…。」

 

たしかに今日は少しお客さんの数が多かったと思いますが、瑞鶴さんがこんなミスをするのも珍しいですね。しかし…そのミスをした相手がよりにもよって加賀さんという所が、瑞鶴さんらしいといいますか…。加賀さんと一緒に机を囲んでいる他の空母娘達も『あ~ぁ』という表情をしていますし、翔鶴さんと葛城さんの二人は今日の夜の惨状を予想して、お互いに顔を見合わせていますね。

 

ガラッ

 

こんな時間に新しいお客さんが来店するのは珍しいですね…って金剛さんですか。最近、金剛さんが頻繁に私のお店に襲来している気がします。しかし忙しい時間に来店する事はよくありますが、閉店の時間に近い、仕事が一段落したこの時間にやってくるとは…珍しい事もあるものですね。

 

「Hey!鳳翔。折角Good newsを持ってきたというのに、眉間に皺を寄せているね。あまり皺を寄せていると、皺が顔に固定するデ~ス。Oh…鳳翔の子分の空母達も勢ぞろいしているネ。」

 

「金剛さん、こんばんは。今日は一体何事ですか?スパゲッティの件はもう少し待ってくださいね。」

 

まさかこの時間にやって来て、以前渡されたパスタマシンを使ってスパゲッティを作れ!とは言ってこないとは思いますが、それでも一応牽制しておいた方が良さそうです。

 

「鳳翔もつれないネ。今日は鳳翔の店で食事もtea timeもしないネ。Hey! 入ってくるデ~ス。」

 

あらっ?あの娘はたしか…。金剛さんに招かれて、一人の艦娘が入ってきましたが…ついに彼女もこの鎮守府に着任する事になったのですね。あの人からは特に何も聞いていませんでしたが、ひょっとして私を驚かせるつもりだったのでしょうか。丁度今は、全ての正規空母娘が私のお店に居ますし、これは皆驚く事になりそうですね。

 

「鳳翔さん。正規空母大鳳、本日付けで呉鎮守府に着任しました。今後ともよろしくお願いします!」

 

「そういうことネ。提督からのsurpriseなプレゼントね。という事で、私はあまりwelcomeされていないから、今日はこれで帰るデ~ス。」

 

「金剛さん…わざわざありがとうございます。あの人には『とても驚いた』と伝えて置いてください。それと大鳳さん、よく来ましたね。歓迎しますよ。そちらに正規空母娘達が全員揃っていますので…。」

 

今回は良い知らせを届けてくれた金剛さんに感謝しなくてはいけませんね。金剛さんは直に帰っていきましたが、一人残された大鳳さんに、正規空母娘達の視線が集中しています。

 

「大鳳さん、久しぶりです。やっとこの鎮守府に来てくれたのですね。私も瑞鶴と共に、大鳳さんが赴任してくる時をずっと待っていました。また一緒に頑張りましょうね。」

 

「翔鶴さん、久しぶりね。今度は、先の大戦のような事にはならないように頑張るから、これからよろしくお願いします。」

 

やはり翔鶴さんにとっては、かつて一緒に艦を並べてマリアナ沖海戦を戦った仲ですから、大鳳さんの着任が嬉しいようですね。そして翔鶴さんが大鳳さんを正規空母娘達の輪の中に連れて行き、加賀さんや飛龍さん達に紹介しています。加賀さんも先の大戦で自分達が沈んだ後に一航戦を引き継いだ大鳳さんには興味があるようで、色々話しかけていますね。

 

「瑞鶴さん?後は私がやりますから、あちらに行ってもいいですよ。今日は折角ですから皆で楽しみなさい。赤城さんも今日のお手伝いはもういいですよ。」

 

「サ~ンキュ!鳳翔さん。大鳳?お腹空いてない?今日は折角だから私の奢りでいいから、鳳翔さんの料理食べていきなよ。」

 

「五航戦…それには及ばないわ。正規空母の後輩が来た以上、その歓迎の料理は私と赤城さんが奢ります。…と言っても、実質は私が全て出すことになるのだけど。」

 

「あ…ありがとうございます、加賀さん。それと瑞鶴もありがとう。それなら、ちょっと今日は移動でお腹空いているから、何か揚げ物を食べたいわ。鳳翔さん、大丈夫ですか?」

 

揚げ物ですか…。今日はもうだいぶ注文が出てしまっていますから、今から作れる揚げ物となると…そういえば豚肉のロース肉が残っていましたから、豚カツなら問題なさそうですね。この時間には少し重い料理かもしれませんが、正規空母でもある大鳳さんならば、特に問題にはならないでしょう。そうと決まれば、直ぐに料理しましょうか。

 

豚カツを作る事自体は、ロース肉に衣をつけて揚げるだけですから簡単に作る事が出来ますが、なるべく食べやすい柔らかい豚カツを作るとなると、少し手間をかける事になります。まずは豚のロース肉を、肉叩きを使ってスジを切り、よく伸ばしてあげなくてはいけません。この作業を丁寧に行う事で、歯で簡単に噛み切る事が出来る、とても食べやすく柔らかい豚カツを料理する事が出来ます。そして一端叩いて伸ばしたロース肉を元の大きさに寄せる事で、ペラペラの豚カツではなく、厚みのある豚カツにする事が出来ます。

 

それでは、叩いたロース肉に塩と胡椒を振ってから、表面に小麦粉をまぶしましょうか。そして余分な小麦粉を落としたら、パン粉が簡単にロース肉から剥がれないように、溶き卵をサラダ油で少し伸ばした物にくぐらせて、パン粉を裏表に万遍なくまぶします。これで準備は完了ですね。後は揚げるだけです。

 

豚カツは牛カツとは違い豚肉を使っていますから、しっかりと火を通さなくてはいけません。ですから比較的低温である160度程の温度でじっくり揚げましょうか。まずは衣が全体的にきつね色になるまで5-6分程かけてしっかり揚げます。しばらくすると豚カツが浮いてきますが、まだ油から上げてはいけません。最後に、表面がパリッとなり食感が良くなるようにしなくてはいけませんので、火を強火にして温度を180度程度まで上げてから、30秒程揚げてようやく完成です。

 

油から上げると、豚カツの表面でチリチリチリという音がしていますので、後は油を豚カツからよく切ったら完成です。付け合せで準備した千切りキャベツと一緒に、揚げたての豚カツをお皿の上に載せて…後は豚カツのソースが必要でしたね。ソースにケチャップ、マヨネーズを混ぜて…さらに粒マスタードを入れてオリーブオイルを少し垂らせば、豚カツソースも完成です。大鳳さんには、熱い内に食べてもらいましょうか。

 

「大鳳さん、豚カツが出来上がりました。熱い内に召し上がってください。」

 

 

 

正規空母 大鳳

 

 

私大鳳は、先の大戦で帝国海軍機動部隊の切り札として誕生し、翔鶴さんや瑞鶴と共に栄光の第一航空戦隊の名を引き継ぎました。しかし初戦のマリアナ沖海戦で、成す術もなく沈んでしまうことに…。でも今度はそうはいかないわ。こうやって再び翔鶴さん達と組んで戦える機会が与えられた以上、今度こそ機動部隊の主力として活躍してみせるから。…なのですが、ここには先代の一航戦である赤城さんや加賀さんも居るので少し様子を見ながら、今は艦載機の錬度をしっかり上げないと。

 

今回は急な配属命令だったから、ほとんど連絡もせずにこの鎮守府に着任する事になったのだけれど、ちゃんと歓迎してもらえて良かった…。まさか、いきなり加賀さんから奢ってもらえるとは思ってもいなかったけれど、こうやってご馳走までしてもらえたし、なんとか私もこの鎮守府でやっていけそうね。

 

私の目の前には、私が希望した豚カツが中央に鎮座したお皿…鳳翔さんが私に作ってくれた料理だけれど…本当に美味しそう。まだ表面の衣がパチパチいっているから、冷めない内に早速いただかないと!周りの他の正規空母の皆さんは、既に食事が終わっているようだから、私の豚カツを見ているのだけど、こうやって注目されて食べるのは…ちょっと。…とは言っても、私も今日は移動でお腹が空いているから、早速食べるわ。

 

衣に包まれたきつね色の大きな塊…ナイフを使って縦に切ろうとしたら、ナイフがスーッと衣の部分から入っていくわ…凄く柔らかそうなお肉。…そうね、今日はこういうお肉が食べたかったのよ。まずは一口食べてみようかしら。一緒についていた濃い暗褐色のソースに、今切り分けた豚カツの一片をつけて…。衣の一部分にソースの色がついて、きつね色と暗褐色のコントラストがいいわね。…しかも少し甘そうなソースの香りが…もう我慢出来ないわ、一口でいきましょう。

 

ウン!想像どおり…いいえ、想像以上の味だわ。衣を噛んだ瞬間のサクッとした固めの食感、そして…予想はしていたけど厚みがあるお肉の部分の柔らかさ。さっき鳳翔さんが料理していた所を横目で少しだけ見ていたけど、豚カツを作る際にお肉を叩いていたから、あの作業でここまでお肉が柔らかくなっていたのね。それに豚カツを一気に噛み切った時も、きちんと衣とお肉が一体化していて、お肉と衣の部分が口の中で分かれないから、最後までこの食感の違いを一緒に楽しめるなんて…。

 

味の方も素晴らしいわ。衣の部分から広がる香ばしさと、お肉の部分の豚肉の旨味…それに僅かに入っている脂身の部分も少し甘くて、どんどん食べられるわ。それに、このソースがまた絶品。香り高いソースの中に入った、ちょっとした酸味とまろやかさはマヨネーズね。それにケチャップから来る独特の甘味に、所々に感じられる僅かに刺激のある粒マスタード。これが豚カツの…そう豚肉の味を更に引き立てていく…こういう料理が食べたかったの。

 

さぁ、まだ豚カツの残りはあるし、キャベツを一回食べて油気を舌から消したら、次もどんどん行くわ。…あらっ?豚カツの残りが…さっきまで確かに目の前にあったのに…どうして?まさか…豚カツが誘爆?油漏れ?ガスの発生?…いけない…落ち着かないと!。豚カツが勝手に爆発するなんてありえないわ。

 

「ふぅ~、やっぱり鳳翔さんの作った豚カツは美味しいですね~。加賀さん?」

 

「そうね…赤城さん。流石にこの豚カツは素晴らしい物でした。まだ食べられそうな気がしてきたので、追加注文しましょう。」

 

えっ?この豚カツは、大鳳の物だった筈…。それに、まだ私は数切れしか食べていなかったのに…。でも、流石に先代の一航戦の先輩達に文句は…。翔鶴さんと瑞鶴は気の毒そうな顔をして私を見ているし、他の正規空母の子達も…。どうすればいいの?

 

 

 

鳳翔

 

 

やはりこうなりましたか。豚カツのような肉料理が目の前に一人分だけあり、その料理が美味しそうであれば、こうなる事は目に見えていました。一体…私はどこでこの子達の教育を間違えてしまったのでしょうか。大鳳さんの目の前にあった豚カツですが、大鳳さんが味を楽しむために少し目を瞑った瞬間に、赤城さんと加賀さんの箸がお皿に伸びて…その結果がご覧の有様です。

 

大鳳さんは一瞬焦ったような表情を浮かべましたが、事情が掴めたのか今は困惑の表情が顔に浮かんでいます。見れば赤城さん達以外の他の正規空母娘達も、豚カツを食べたそうな表情をしていますし…この子達は既に今日はかなり食べている筈ですが、一体どれだけ食べるつもりなのでしょうか。急いで追加を作ってあげたほうが良さそうですね。それに…これではあまりにも大鳳さんが気の毒すぎます。ちょっと赤城さんと加賀さんを叱った方が良さそうですね。

 

「赤城さん、加賀さん?後輩の食事を勝手に食べたら駄目ですよ。貴方達はこの中では最先任なのです。後輩の面倒を見なくてはいけない貴方達が、一体どういう事ですか!」

 

「あ…あの…鳳翔さん?赤城はまだお腹が空いていましたし…こんなに美味しそうな豚カツが目の前にあったら、食べたくなるのがこの世の理という物ではありませんか。」

 

…論外です。いくらお腹が空いているとはいえ、人の物、まして後輩の物を勝手に食べるというのはいけません。加賀さんは流石に少し自覚があるのか、大鳳さんに謝罪していますね。そして赤城さんを私に代わって窘めるようです

 

「赤城さん?流石に今回は我々のミスです。貴方も謝っておいた方がいいわ。それに…(ここで謝っておかないと、お母さんの店に入店禁止になる恐れが…)」

 

途中から、加賀さんは赤城さんに耳打ちするように小声になりましたから、何を言っているのかは私には聞こえませんでしたが、赤城さんが驚愕の表情を浮かべましたから、かなりキツイお説教をしたようですね。加賀さんの耳打ちの後すぐに、赤城さんも大鳳さんに謝罪しました。

 

「大鳳さん…その…本当にごめんなさい。あまりにも美味しそうだったので…つい魔がさして…。許してくださいね。」

 

「あっ、はい。赤城先輩も加賀先輩も…私はあまり気にしていないので、大丈夫です。それに…この豚カツは絶品でしたから、先輩達の気持ちも良く分かります。その…もう一度注文しませんか?今度は全員分を」

 

大鳳さんも赤城さん達を直に許したようで、再び和気藹々とした雰囲気になりました。どうやら大鳳さんの提案は、他の正規空母娘達にとっても渡りに船だったようで、全員の表情が一気に明るくなりましたね。そうと決まれば、私の方も急いで全員分の豚カツを作ってしまいましょう。今日も鎮守府は平和…

 

「そういえば…大鳳は、一航戦所属だよね?となると、私や翔鶴姉も一航戦になる訳だし…葛城達も一航戦か…。まぁ、葛城達は『新生一航戦』を名乗っているから問題ないのかもしれないけど…結構ややこしい事になったよね?『旧』一航戦の加賀先輩?」

 

「旧?…なんだか馬鹿にされているようで頭にきました。五航戦は何時まで経っても五航戦よ。第一、未熟な貴方に一航戦の看板を渡す程、この鎮守府の戦力は疲弊していないわ。とはいえ…大鳳は、先の大戦で最初から最後まで一航戦所属だった以上、一航戦を名乗る事を許してあげてもいいけど。」

 

「ぶぅ~!なんで、大鳳よりも先輩の私が五航戦で、大鳳だけ一航戦なのよ!」

 

瑞鶴さん…たしかに言いたい事は分かりますが、あまりこの手の話題は踏み込まない方が良いと思いますよ…。どのような所属だとしても、戦場に赴くことは変わりません。それに…このままこの話題を進めていくと、私の予想どおりであれば貴方に加賀さんから手痛いしっぺ返しが…。

 

「そう…そこまで言うのなら、あなたも一航戦でいいのだけれど…。ただ一航戦を名乗る以上、全ての正規空母のトップとして君臨する…すなわち、全ての正規空母の面倒を見てもらわないといけないわね。とりあえず…今日の豚カツの代金は、全部あなたが払うのね…一航戦の瑞鶴。」

 

「まぁ、今日は瑞鶴の奢りですか?そうとなれば赤城…まだまだ食べられますよ。鳳翔さん、追加の注文お願いします!」

 

「瑞鶴…大丈夫?放心しているようだけど…。鳳翔さんが赤城先輩の注文を受け付ける前に、早く加賀先輩に謝っておいた方が…お姉ちゃんどうなっても知らないわよ。」

 

やはりといいますか…、私が想像していた通りに事態が推移したようです。瑞鶴さんも慌てて加賀さんに謝っていますが、加賀さんはツンとした表情でソッポを向いていますね。そしてそんな姿を、新加入の大鳳さんを始め、瑞鶴さんの後輩でもある葛城さん達も笑顔で見ています。大鳳さんが赴任して色々と空母達の間に変化があるかもしれない…とも思いましたが、結局赤城さんと加賀さんが中心に動いていく事になりそうですね。

 

「五航戦…自分で五航戦と認めたのだから、これからもしっかり私の指示に従うのよ…。とりあえず、追加のお酒と料理を運んできなさい。」

 

「ぶぅ~。結局、瑞鶴がこき使われる事になるんじゃない!ほら、葛城手伝ってよ!。あぁ、大鳳は今日は主役だからいいって。そこで小うるさい先輩の相手しておいて!」

 

今日も鎮守府は平和ですね。




月一の大型艦建造祭り。駄目元で大鳳レシピを回したのですが、まさかの一発ツモ!という事で、急遽大鳳を主役とした物語を書いてみました。料理の方なのですが、ここまで正規空母娘が主役になった回では、翔鶴の磯辺揚げ、赤城の牛肉コロッケ、飛龍の焼き鳥と、肉を使った料理にしていましたので、それを踏襲して大鳳も肉系の料理…豚カツにしてみました。

大鳳さん…現在戦力化のために旗艦に据えてレベリングに勤しんでいますが、台詞も勇ましい物が多いですし、なかなか良い子ですね。問題は…改になると加賀さん以上に大喰らいに…なのですが、大和育成時と同様に湯水の如く資源を大鳳に貢ぐ所存ですw

さて豚カツです。これ…最近でこそ油物に弱くなってしまったため、余り食べる機会がないのですが、若い頃の定番料理。牛カツとはまた違った豚肉独特の香りと味が、揚げ物の衣と非常に合う美味しい料理ですよね。またこの豚カツにつけるソース。これも悩むところです。個人的には名古屋人のため、味噌ソースなる物も好きですし、単純にソースだけも好きです。ただ…家で家内に作ってもらう時は、今回紹介したソース+ケチャップ+マヨネーズ+粒マスタードの一択になっている気がします。

このソース。大体の肉系料理に凄く合いますので、機会があったら是非試してもらえると…。そして豚カツもちょっと叩くだけで驚くほど食べやすくなりますし、玉子に少しだけ油を入れるだけで衣があまり剥がれなくなりますから(たしか昔、何かの料理本で読んだ記憶が…)、是非やってみてください。

これで私の鎮守府も、大鳳+翔鶴+瑞鶴と赤城+加賀+飛龍+蒼龍、そして雲龍+天城+葛城のグループが出来た訳ですが、たぶん瑞鶴は加賀が健在な以上、どこまで行っても五航戦の瑞鶴なんだろうな…と思い、今回のような話にしてみました。たぶん瑞鶴的には、一航戦や三航戦と呼ばれるよりは、五航戦と呼ばれていた方が幸せなんだろうな…と思いましたので、結局今回も五航戦の瑞鶴という形で落ち着いた訳でして…w。

今回も読んでいただきありがとうございました。




豚カツ 
豚ロース肉:1枚

塩 :適量
胡椒:適量
小麦粉:適量
卵 :1個
サラダ油:6g
パン粉 :適量


ソース
ウスターソース :50 g
ケチャップ   :15 g
マヨネーズ   :10 g
粒マスタード  :10 g
オリーブオイル :2-3 g

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。