IS 漆黒の雷龍   作:レインスカイ

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Q.簪ちゃん、楯無さんの両親のプロフィールを見てみたいです。
P.N.『青空』さんより

A.ご要望にお応えし登場人物のところに書き加えました



Q.一夏がバイトを二日間で辞めたのって、そういう理由ですかい。
そりゃ仕方ないっすわ。
一夏君がバイトするよりも以前に、その店でバイトする物好きは居たりしたんでしょうか?
P.N.『激辛外道はお帰りください』さんより

A.
一夏「それらしい人は居たよ。
俺がバイトに入る数分前、蒼髪の男性と、金髪の少年が、簀巻きにされて店から引き摺りだされて何処かに連れ去られてたよ」

Q.一夏君がバイトを二日間で辞めた店って、今でも残ってる?
P.N.『奉山のマネージャー』さんより

A.
一夏「いや、突然のガサ入れが入って潰れたらしい。
それ以降は女性がその跡地を買い取って、改装して住んでる。
あの人、見覚えが有ったけど…。
あ、簀巻きにした二人を連行していった女性だったな」


夢想蓮華 ~ 夢荒 ~

Tabane View

 

ちーちゃんが学園内部の戦場に出て行って数分。

私はくーちゃんやナーちゃんと一緒にシステム復旧を目指し、相変わらずハッキングに抗争していた。

 

「サイバーダイブ完了を確認!」

 

あとはダイブした皆に縋るしかない。

その為にも、私たちはシステムを取り戻さないと…!

 

「ダイブシステムに異常を感知!」

 

「嘘でしょ…!?

どこから!?それも気づかれずにどうやって!?

マヤヤン!シャットダウンを!」

 

「ダメです!

シャットダウンコマンド、応答ありません!」

 

「なーちゃん!

ダイブシステムのケーブルパージ!」

 

ありえない。

このハッキングの速さはいったいどうやって…!?

亡国企業がここまで手を回してきたのだとしたら…ここまで技術力を持つものを抱えている…!?

 

「ケーブル・パージ!」

 

「ダメです、間に合いません!」

 

…やられた…!

 

「緊急セキュリティシステム機動!

全格納庫のISを地下収納スペースに待機!

そこのシステムだけは独立系統にさせてあるから!

早く!」

 

「了解!」

 

あまりにも手際が良すぎる。

狙いがISコアだというのは容易に想像がつく。

でも、ここまでシステムをダウンさせてしまえば、格納庫に近づくことすら難しくなる。

政府に連絡だってできないこの状況でほかに狙いがあるとすれば…一般生徒…?

その可能性もなきにしもあらず。

だけど、武装している集団が入り込んでいる状態で、専用機所有者が戦えない状況になった現在では…

 

「また戦力低下が狙いか!」

 

サイバーダイブした皆とは連絡がつかない状況、これなら障害なんてあってもないのと同じだった。

悉く私たちの裏を掻いてくる。

あの忌々しい輩共…!

 

 

 

 

Kanzashi View

 

「此処が、学園のシステム内部?」

 

見渡す限り真っ暗な場所だった。

コアネットワークにダイブした時とはまた違う空間だった。

 

「それにしても見渡す限り真っ暗だわ。

ハイパーセンサー使ってようやく見えるレベルね。

皆も機体を展開しておいた方がいいんじゃない?」

 

鈴の一声に私も天羅を展開する。

一応警戒して兵装も両手に握っておく。

 

「で、ここからどこへ進めば良いんでしょうか?

真っ暗な空間が続いてるだけみたいですし、私達が今いるこの場所も、上っているのか降りているのかもわからないですよ?」

 

「各自バラバラに進んでみません?

システム中枢と思われる場所にたどり着けたら通信で場所を教えあうということでいかがかしら?」

 

「この状況であればセシリアの提案が妥当だな、各自散開を」

 

『必要無いとも』

 

この場に居ない筈の、それも聞き覚えのある声が私たちの耳に届いた。

 

「誰!?」

 

声が下方向に視線を向け、一斉に武器を構えた。

 

「あ、貴方は…!」

 

あの日、悪夢を見た。

悪夢を見せられた。

愛した人が血にまみれ、命を失った。

けれど、死すら生温い経験をその身に受け、死を許されなかった。

彼は再び目覚めた。

自らの心と記憶を抉りとってまで。

もしも…もしも…それを平然と作り出すような者が居たとしたら…。

 

『ふむ、まあ今回の戯れで集められた人数はこれだけか。

すこし足りない気もするが、まあ良かろう』

 

そこに現れたのは、あの悪夢の中に現れた白衣の女性だった。

顔は見えなかった。

だけど、あの日見た悪夢から察することはできた。

だから…!

 

「消えて…!」

 

黎明を大剣形態に切り替え、横なぎに振るう。

手応えは…無い!

 

『無駄よ、ここにいる私は実体が無い。

ホログラムを投影しているにすぎないわ。

貴方達小娘が攻撃したところで意味は無いわ』

 

「意味が無いのか!」

 

「試してやる!」

 

ラウラと鈴がブレードで襲い掛かる。

セシリア、マドカ、シャルロットは即座に援護射撃に入る。

私も剣を引き、万雷を起動、砲撃に移る。

 

『だから、実体もないものに攻撃したところで何の意味もないでしょう?』

 

認めたくなかった。

あの日見せられた悪夢の中、響いたあの女の声は千冬さんに似ていた。

ただ、声が似ているだけであればと思っていたでも、現実は残酷だった。

声だけじゃない、顔すら瓜二つだった。

 

そして彼女の素顔を見てそれは当てはまる。

 

この白衣の女と千冬さんは…!

 

『それじゃあ、全員そろって…悪夢に堕ちなさい』

 

体に襲い掛かる急激な疲労。

目を…開いていられなかった。

 

 

 

 

Tatenashi View

 

気配を消している。

足音もない、それどころか熱源すら感じさせない。

でも、気流までは誤魔化せないようだった。

だから、アクアクリスタルから大量の水を噴出、霧と変え、広範囲に霧散させる。

 

「ごめんなさいね~、ここから先には女の子たちばかりだから、入れてあげるわけにはいかないのよ♡」

 

霧散させた水が人の形をかたどる。

見たところ人数は25人。

一個中隊での襲撃らしい。

 

「魅せるわよ、『霧纏いの淑女(ミステリアス・レイディ)』」

 

扇子を開くと同時に蒼い閃光。

愛機、ミステリアス・レイディが展開される。

 

「撃て!撃て!」

 

水の障壁を展開。

薄さ数ミリ、けれど水圧は数千メートルもの深海と同様のその障壁の前に、鉛弾なんて何の意味もなさない。

 

「人数で圧倒しようとしているんだもの。

こっちはコレくらいやったところで卑怯にはならないでしょう?

まあ、手加減くらいはしてあげるから、せいぜい生き残って見せなさいな」

 

そう言うや否や、蒼流旋と禊星を連結、大三叉槍『ポセイドン』を形成する。

 

「ごめんあそばせ♪」

 

海神(ポセイドン)の大槍発動♪

テロリストには手加減してあげないわよ、お家柄の事も含めて、ね♪

 

「クロエちゃん、侵入者はあらかた片付けたわ。

別動隊が居たらその方角を教えて」

 

「今からデータを送信します!

それと、緊急事態です!」

 

今でも緊急事態なのに、まだ上があるっていうの!?

 

 

 

Chifuyu View

 

8振りもの刀を携え、暗くなった通路を駆け抜ける。

いつの間にか束がブーツに仕込んだ細工で普段以上の脚力が発揮される。

 

「敵影を確認した。

アメリカ製第三世代機『ファング・クウェイク』。

交戦を開始する」

 

『ちーちゃん、気を付けてね!』

 

私を誰だと思っている!

地下、それも密閉に近いこの空間、対IS戦闘を繰り広げるのにここまで適した空間はほかには無いだろう!

 

『まあ、今は私も居るけどね』

 

あいにくだが今回はお前の出番は無いぞ、暮桜

 

「…参る!」

 

 

 

Ichika View

 

「あ、バイク置きっぱなしにしちまってた」

 

学園に飛んで戻ってきたまではよかったんだが…重要な事を思い出していた。

大丈夫だろうか、何処の誰とも判らんような輩に、ゴキ天使の軍勢を押し付けて戻ってくることになっちまったんだが、戦闘の余波で爆散なんてことになったら目も当てられないんだが…。

 

『アホか、テメェがそれを気にしている場合か』

 

「まあ、そうだよな。

それと…」

 

視線を感じた。

それも、殺気と憎悪を込めたかのような粘つく視線を。

 

「そこに隠れてる奴、出て来いよ」

 

ドガガガガガガガガガン!

 

大剣『大百足』を楯にして襲ってくる鉛弾から身を防ぐ。

 

「はっ!不意打ち上等!」

 

鉛弾が襲ってきた方向を見てみる。

 

ご丁寧にも出てきてくれたらしい。

そこに居たのは白髪の男が一人だけだった。

素顔は見えない。

顔の下半分は覆面によって隠され、目元はバイザーに覆われている。

 

「よう、待ってたぜぇ…織斑一夏ぁ…」

 

粘つく視線の主はこの男らしい。

両手に持っているのはアサルトライフル。

物騒な…。

 

「アンタがどこの誰なのかは興味も無いんだがな、とっととこの学園から出て行ってくれねぇか」

 

「出ていくわけが無ぇだろう…。

テメェを殺す為に此処に来たんだからなぁっ!」

 

両手にアサルトライフル。

照準は、俺の額か!

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン!!!!

 

即座に新たな刃を精製。

巨斧『石動配』をコールし、それを新たな楯に鉛弾を防ぐ。

 

「知ってんだぜ、テメェは銃を視認すれば戦えないんだってなぁっ!」

 

「『使用不可』ってのも付け加えときな。

俺は近接戦闘特化でな」

 

腰に携えるバルムンクを抜刀。

構える、にまでは至らない。

 

「出てきやがれクソガキがぁっ!」

 

足元に何かが転がる…グレネードか!

 

「チィッ!」

 

巨斧の影から飛び出す。

だが…!

 

「逝っちまいなぁっ!」

 

奴は6連装ロケットランチャーを構えていた。

どうやら間抜けにもアイツが整えたフィールドに入ってしまったらしい。

そうでもないとそこらの茂みからロケットランチャー何か取り出せるわけないよな。

 

ドドドドドドン!!

 

「やらせるかよ!」

 

回避は容易い、だがこのまま躱そうものなら校舎が吹っ飛ばされる。

避けるわけにもいかないのなら…!

 

「もう使わないと誓った代物だが、こういう使い方なら本懐だろうよ!」

 

バルムンクを上空に投げ、新たな刃を精製。

大鎌『首削』を掴み、一閃。

まだ足りない、左手に新たな大鎌『観音掌』を繰り出し、それをも一閃。

 

ドドドン!

 ドドドン!

 

腕がへし折れそうな衝撃が襲ってくるが、何とか抑え込む。

 

「そんな状態じゃよける事も出来ねぇだろうがぁっ!」

 

新たな銃、散弾銃(ショットガン)の銃身に備えられたポンプのスライド音が聞こえる。

このまま引き金を引かれようものなら俺の体はひき肉だ。

 

「死ね、クソガキ」

 

この時代、このセリフを何度聞いたことだろう。

 

ドゴォンッ!

散弾銃の銃声が響く。

だがそれとほぼ同時にいくつもの剣が展開され、直撃するはずの銃弾を全て弾き飛ばす。

 

男だから。

 

ただそれだけの理由でそのセリフを言ってのけるような奴が何人も居た。

挙句、俺は二度も死んだわけだ。

そして、二度も死にながらも息を吹き返した。

 

「死ねねぇんだよ」

 

「あぁ?」

 

自分の為に生きろ?

そんな言葉はエゴに過ぎない。

一つの価値観かもしれないが、俺は違う。

俺に出来る事があるのなら、可能性でもいいから試したい。

例えそれが自分の為で無かったとしても。

 

俺自身ではなく、皆の新たな可能性を作り出す未来を。

 

生かされた命だからこそ、この命は皆のために使うと決めた。

 

それに…

 

「あいにく、俺の周りに居る奴らはな、俺が死ぬ事を許してくれねぇんだよ!」

 

0.1秒後。

 

ドスン!

 

そんな重い音と同時に散弾銃が握られていた奴の右手が斬り落とされた。

 

「んな…!?」

 

音の正体は、俺が先ほど上空に投げた刀、バルムンクだ。

…助かったぜ相棒、読み通りのタイミングだ。

 

「テメェ、また右腕を(・・・)…!」

 

何の話だ…?

いや、気にしている暇はない!

両手に新たな刃を精製。

鍔も柄も無い漆黒に染まった異形の巨刀と、同じように鍔も柄も無い白に染まった異形の刀、二振りで1セットになった双刀『斬月』。

右腕に握る巨刀を大上段に、背に触れる程に振りかぶる。

左腕に握る太刀を横薙ぎに、背にした巨刀に触れるまで振りかぶる。

その構えから、双刀を同時に振るう。

 

「絶影流中伝『深月(みつき)重刃宵(じゅうじしょう)』!!」

 

両手に握った刀で繰り出す『飛来する斬撃』を同時に繰り出す発展技術。

その双閃で、目の前の乱射狂の四肢を一瞬にして斬り落とす。

更に返す双刀でアーミージャケットの胸ポケットにバックパックも斬って捨てる。

これ以上グレネードやらを使われたら厄介だ。

 

バルムンクを地面から引き抜き、一気に間合いを詰める。

そして跳躍し、体を捩じる。

 

「『円月(えんげつ)』」

 

横薙ぎに振るう踵を、男の右目に突き刺す。

グシャリと嫌な感覚が靴越しに伝わってくる。

 

着地、だが今の一撃で終わらせはしない。

さらに一歩大きく踏み込みながら前方へ跳躍。

 

「『薙月』」

 

足を全力で振るい、弧を描く。

刹那、横薙ぎの蹴撃を鼻っ柱にブチ込む。

その蹴撃で白髪の男は吹き飛び、転がる。

反撃の隙は与えない。

茂みやら木陰に武器をセットしておくような手練れだ。

 

影踊(かげろう)流歩法…」

 

斬り落とした右腕の断面が向けられる。

あれは…仕込み銃か…!

 

ドォンッ!

 

 

Tatenashi View

 

ミステリアス・レイディのエネルギーはまだ半分以上残っているのを確認。

これで合計50人を相手にしてきたけれど正直、キリが無い。

 

「コイツら、いったいどこから来た軍隊なのよ…?

この動きはテロリストのソレじゃない、訓練を受けた正規の軍隊だわ」

 

戦いの中で装備をいくつも見てきたけれど、世界中に流通している代物ばかり。

顔はといえば、素顔がバレないようにするためか顔の皮が剥がされている。

見て嘔吐しそうになったけど。

 

身分を証明するようなものは何一つ無い。

けど、武器以外の装備、ミリタリー服や防弾ベストなどは明らかにどこかの軍隊で使われていそうなものだった。

 

「どこかの国が自ら進んで軍隊を送り込んできた…?

倉持には凜天使が襲撃を仕掛けているらしいけど、一夏くんなら何とかなるはず。

まさか、亡国企業…可能性としてはありえないことでもないけれど…」

 

あの組織は米国と繋がっているどころか裏の顔。

 

「気持ち悪いわね…わからないことが続くというのは…!」

 

 

 

Ichika View

 

「影踊流歩法『奧裏陽(おくりび)』!」

 

一歩、ただそれだけ踏み込むために今まで以上に力を籠める。

瞬間、爆発を起こしたかのように地面が砕ける。

その爆風を火種に今まで以上のスピードで踏み込む。

次の一歩、左膝が地面を擦るほどの前傾姿勢のまま踏み込む。

再び爆発を起こしたかのように地面が砕ける。

その速度のまま右側面に回り込む。

奴の右目はすでに踏み砕き、見えはしない筈だった。

 

右手に握るバルムンクを一閃。

腕に仕込まれた銃を叩き斬る。

それだけでも不安要素は尽きない。

返す刀で右腕を肩から斬り落とす。

 

「グッ…ガアァァァァァッッッ!!??」

 

腕に銃を仕込んではいたが、痛覚が存在しないわけではないらしい。

バルムンクとナイフを鞘に戻す。

 

ズザァッ!!

 

連撃の間、空中に浮くしかなかった男の体がとうとう地面に落ちる。

 

「さて、と」

 

輝夜の拡張領域から六刀『景秀』を展開。

右手に三刀、左手に三刀ずつ抜刀する。

 

「このクソ餓鬼がぁっ!」

 

「…生憎だな、その言葉は聞き飽きたんだ。

この学園でも、外の世界でも、そして世界でもな」

 

両手の刀をすべて振り下ろす。

両肩、大腿部、脇腹を貫き、地面に縫い付ける。

 

さらに腰の刀を抜刀し、バイザーと覆面を斬って捨てる。

その下の素顔を見るが…見覚えもない男だった。

 

「ほかにも動いている連中が居るはずだ、情報を吐いてもらおうか」

 

「はっ!誰がテメェみてぇな小僧に口を開くかよ!」

 

右腕は肩から斬り落とし、左手は二の腕の半ばから。

両足は大腿の半ばから斬り落とし、刀で地面に縫い付けているのだから動けるはずもない。

 

「散らば諸共…!」

 

視界の端に動くものが見えた。

あれは…自走式の砲台か!

 

「チィッ!」

 

武器展開よりも先に輝夜の展開を選ぶ。

黒白の装甲が展開されるのと砲台から鉛弾が吐き出されるのはほぼ同時だった。

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドン!

ドガァッ!

 

双剣『芥骨』を投擲。

自走式砲台を破壊する。

だが、それから吐き出された銃弾は、俺だけを襲ったものではなかった。

 

「………」

 

襲撃者の男の体をもハチの巣にしていた。

 

「後悔しろ…オレは…何度死んでも…テメェを殺しに…舞い戻って、や……る…」

 

それが襲撃者の最期の言葉だった。

 

「で、結局お前は何者なんだよ…」

 

それに…殺しに舞い戻るだと…?

コイツ…なにを考えてやがる…?

誰であろうと命は一つしかない。

死んでも尚生かされ続けた俺は例外中の例外かもしれないが、

 

「命は大切にしろよ」

 

俺が言っても説得力のかけらもないがな。




蘇る悪夢

これを何度繰り返してみただろうか

目が覚めてもこびりつく悪夢

ただ、失いたくなかった

隣に感じられるぬくもりを

次回
IS 漆黒の雷龍
『夢想蓮華 ~ 業魔 ~』

救いを求める叫びにも聞こえた

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