IS 漆黒の雷龍   作:レインスカイ

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こんな通学、絶対嫌です。

Q.直径1600m、射程距離ほぼ無制限。
黒翼天の本気のキレっぷりを見せた超長距離砲撃…怖いにも程がありますってば

A.3機のサポートユニットドッキング状態ですら破壊力満点でしたが、リミッター解除&4機ドッキングになるとその違いが歴然過ぎました。
市街地で繰り出そうものなら地平線が見えるくらいは簡単にやってのけていたかもしれません。
今回は真上に向けてぶっ放したから被害が少なかったものの…


煌翼冥天 ~ 厄朝 ~

Ichika View

 

まったく、朝からツイてない。

朝っぱらからこんな事になるなんてな…。

時間はまだ7時30分相当。

ホテルにて朝食を摂ってから、皆はバスでIS学園に向かっていった。

とは言っても、モノレールの駅に向かって行って、今頃はそのモノレールも大橋の真ん中あたりだろう。

そして俺は束さんから受け取ったバイクで通学することになった。

それと、マドカの誕生日でもあるので、一度自宅に戻ってからの通学になる。

千冬姉から「ホテルに置き去りにするのも迷惑だろう、お前も持って行きたいところだろうし、明日はバイクでの通学を許可する」とのお達しで朝っぱらからこのじゃじゃ馬バイクを乗り回している。

あいにく、俺の背中には今日は簪は居ない。

今回はまだバイクに慣れていないだろうってことで千冬姉から「一週間は二人乗り禁止だ」とまで言われている始末だ。

俺もその言葉に納得したから今朝に限っては俺はこのバイクに一人跨っているわけだが…千冬姉もこの事態は予想していなかっただろうな…。

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

 

ドガァァンッ!

ガシャァァァァァンッッ!!

 

「…こんな物騒な夜明け、映画の中だけだと思っていたんだがな…」

 

原因は今朝のニュースも噛んでいるだろう。

 

 

それはホテルの食堂にて全員が食事をしている最中だった。

 

 

 

 

 

料理の味は…うん、80点ってところだな。

焼いたトーストを食べている途中、暇潰しの為だろう、ラウラがテレビの電源を入れ、ニュースを確認を始めていた。

そこのチャンネルでは、昨日のCBFのことが 放送されていた。

だが、内容が妙だ。

 

『では、今回の事件をどのように思いますか?』

 

『今回の事件、それもテロリストが関わっているのは明白です。

フィールドに出ていた選手を狙っているのも確かですが、こちらの映像をご覧ください』

 

そこから流れた映像は奇妙な現場だった。

俺が剣やら大剣を振り回し、次々と無人機を屠り去っている瞬間だ。

俺、あんな事したっけ?

 

『俺がやった』

 

脳裏に聞こえる黒翼天の声が聞こえる。

俺の体を借りて暴れたってのかよ。

 

『この映像では、世間を騒がせた少年、織斑一夏君が、生身でISを両断しています。

私達としては、テロリストよりも危険視すべきだと思います。

男でありながらISを稼働できることも同様に、生身でISを圧倒しているというのは、その行動ひとつで世界のバランスを崩しかねません。

その為、彼には行動制限を与える必要があると思います』

 

『行動の制限ですか?

簡単に言いますと、どのように?』

 

男性アナウンサーが首を傾げながら訊くと、隣のアナウンサーは至極身勝手なことを言い出し始めた。

 

 

『必要最低限度ですが、ISへの搭乗を禁止させます。

生身でISを圧倒するほどですから、わざわざ搭乗する必要も無いでしょう。

なお、搭乗する必要も無いですから、現在在学しているIS学園を退学させ、国家代表ライセンスの剥奪、並びに所有している機体の没収。

その上で、何故ISを稼働できるのか詳しく調査をします。

無論、国外へ出られないようにパスポートも没収しておく必要があると思います。

そして、これも当然なのですが、篠ノ之博士指揮下のテストパイロットも辞めてもらい、別の女性パイロットを専属させておこうと思います。

ああ、もちろんですが彼に護衛は必要ないでしょう、生身でISを圧倒できるほどの実力者ですから』

 

凄ぇ剣幕だな。

それにあのアナウンサー、顔を真っ赤にしてるよ。

余程自分自身に酔っているようだ。

あれは女尊男卑の風潮に駆られた女性によく見受けられる兆候だ。

 

「兄上、あんな風に言われているが、どう思う?」

 

カフオレをちびちびと飲んでいるラウラが俺に視線を投げる。

それにつられて全員が俺へ興味を向けてきた。

 

「そうだな…、さして興味は無いな」

 

「あ、あんな風に言われてるのに!?」

 

今度は簪が目を白黒させている。

驚くのは無理も無いかもしれないが、味噌汁を零しそうになるのは見ていられない。

 

「ああ、興味が無い。

言論を宣うのは個人の自由だろう。

だが発言には責任が伴う。

無責任な発言は後で自分の首を締め上げるだけだ」

 

「それは…そうですけれど…」

 

セシリアは、言葉の重さやそれに伴う責任を誰より理解しているようだ。

かつては自分が正にソレだったのだから。

 

「でも、聞いてて気分悪いよね、あの人」

 

シャルロットは再び視線を画面に向ける。

その中では件のアナウンサーが『必要最低限度』の名目で『織斑一夏の身柄の拘束』を未だに訴えかけ、正当性を主張している。

 

「言うだけならタダだが、実行に移そうとしたら問題が幾つも在るだろ。

倫理的に反対されるのは明らかだ」

 

「そうだ、兄さんが悪い事をしたわけじゃないんだ。

身柄拘束なんて私は反対だ!」

 

「わ、私も反対です!」

 

っつー訳で俺の周囲に居る皆は、俺の味方をしてくれているらしい。

 

「言うだけなら放置しておいても問題無いだろ、ただ小煩いだけだ。

実害が出るようになれば、対処すべきだと思うけど」

 

「例えば?」

 

「そうだな…もう動いている人が居るだろうからな」

 

怒りの沸点が異様に低く、過保護かつ破天荒な御仁が。

 

 

 

『それは人権侵害にあたりませんか?

いくらなんでも、それは『制限』じゃない。

『身柄の拘束』や『不当な逮捕』にも等しい!

それにそれのどこが『必要最低限度』だ!?

過剰にも程がある!

彼はまだ16歳の少年なんですぞ!?』

 

『何を仰っているんですか!?

織斑一夏という少年のせいで世界のバランスすら崩れているんですよ!?

そのバランスを取り戻すためにもこれらの行動制限はまだまだ少ない程です!

これから先あんなガキなんかに社会をひっくり返されるなんて――――』

 

どがぁんっ!

 

その女性アナウンサーが殴り倒された。

殴ったのは大柄な体の男だった。

あ、見たことあるぞ、あのテレビ局の局長じゃねぇか。

そしてその局長に引きずられて女性アナウンサーが画面の外へと引きずられていき、フェードアウトした。

更にはあまりにも不自然なタイミングでコマーシャルが入り込む。

知~らねっと。

 

後に聞いたが、キレた束さんが手を回したらしい。

何が行われたのかは…まあ、俺が気にすることじゃないだろう。

 

そんなニュースを見てから、俺はいったん忘れ物を取りに自宅に寄ってから学園を目指していた筈なのだが…

 

 

 

俺の背後では鉛弾が飛び交い、ビルや住居の窓ガラスが吹き飛び、道路に弾痕が刻まれ、車やバスが吹き飛んでいる。

更には消火栓が吹っ飛ばされ街中が水浸しになり、電話ボックスが爆発し、バスから漏れたガソリンから二次爆発が起き、ロケットランチャーやらグレネードランチャが撃ち込まれて倒壊したビルは既に5棟を超え、街中は混沌になりつつある。

…原因は俺ではない、断じて。

 

「ああもう!面倒クセぇなッ!」

 

後方に視線を一瞬向ける。

視界に入ったのはフランス製第二世代量産期『ラファール・リヴァイブ』が5機。

更には日本製第二世代機である『打鉄』が5機。

それぞれアサルトライフルだとか、高火力のパッケージを搭載している。

そんな連中、しかも顔も名前も知らない女から狙われ続けている。

 

ご丁寧にも、それらの機体に共通しているのは、脚部装甲やら胸部装甲にプリントされたエンブレムだ。

IS学園の校章は守護天使と称されることが多いが、この連中が掲げているエンブレムは大きく違う。

右手に剣、左手に銃を携え、その周囲には楯が8枚囲っている撃滅天使。

『女は男よりも強く、そして何よりも守護されるべき存在だ』と主張しているエンブレムだ。

そしてそういったエンブレムを刻み込んでいる連中が現在町の中で好き勝手に暴れながら、俺を追ってきているというわけだ。

早い話が…現在の俺、久々に女尊男卑派閥だとか女性利権団体とか言われる、怪しく危険な連中に狙われている。

しかも市街地でアイツらドンパチやらかしてやがる。

いやだねぇ、頭の螺子が吹き飛んでる連中ってさ。

何を巻き込もうが、何人病院送りにしようがお構いなしだもんな…。

 

そして、朝っぱらから俺を追撃してきている理由だが、昨日の束さんの発表によるものらしい。

俺が束さんの専属テストパイロットをやるようになったからと言って、それを嫉妬しているらしい。

束さんの視線は、もう地上に向いていない。

いや、元々空の向こうを見据えていたのだろう。

それを俺が登場したことで、その視線を変えてしまったのだと誤認識しているようだ。

俺を殺してしまえば、この問題が解決するものだと思っているようだ。

 

「嫉妬って感情は醜いもんだな…」

 

先程から砲撃に巻き込まれて消防車や救急車に電車も吹っ飛び、パトカーにバスにタクシーが何台も爆発を起こしている。

公共車の弁償って誰に請求書が送られるんだか知らないけどさ…頼むから赤の他人を巻き込むのは辞めてくれないかな、言っても無駄だったが。

 

フロントの展開装甲を開き、ホルダーに収納しているバルムンクを抜刀する。。

バイクを運転しながらの戦闘なんてやったことはないが、この場で輝夜や、黒翼天に頼ればそれこそ市街は火の海に変わる。

それよかこちらのほうがまだ穏やかだろう。

いや、もう面倒だしどこぞに誘き出しながら応援でも頼むか。

 

「…となれば」

 

輝夜のコンソールを呼び出し、通信回線を開く。

開く先はIS学園職員室だ。

専用機所有者は管制室だとか職員室だとかをコールできるようにしておけとか言われていたが…管制室はともかくとして、職員室をコールする羽目になるとはな…。

 

『はい、織斑君おはようございます』

 

応答してくれたのは山田先生だった。

っつーか、この人は相変わらず呑気というかマイペースというか…音声のみの通信でもこの回線を使っているから非常事態なのは把握しているのだろうか…?

 

「挨拶は後回しにしてください、至急応援をよこしてほしいんです。

専用機所有者を可能な限り市街に向けてもらいたいんです」

 

『どうしました?』

 

「テロリストが市街地で暴れています、それもISで」

 

『ええええぇぇっっ!?』

 

「んで、どこの誰とも判らない連中から朝っぱらから狙われてまして」

 

『ええええぇぇっっ!?』

 

「現在は市街地から港湾エリアに誘導しています、連中が増援を出してくるよりも早くIS学園の専用機所有者をこちらに応援としてよこしてください」

 

『わ、判りました!』

 

さて、あとは連中を港湾エリアに誘導するとしようか。

 

ドカァンッ!

 

目の前にロケットランチャーが落下し、地面が爆発する。

爆炎の中を突っ込み、炎熱が肌を焼く。

ってーか、ロングコート仕様の制服の一部が焦げた。

あ~あ~、マドカがデザインしてくれたものなんだがなぁ…。

 

「…新しい制服を注文しとかないとな、請求書はアイツらに送り付けてやるか」

 

こんなバカみたいな事を考えられる辺り、俺にもまだ余裕があるのかもしれない。

事態は最悪レベルなのだが。

前向きなのか後ろ向きなのかもわからない思考は、走行中に不法投棄しておく。

 

「なあ黒翼天、こいつらがお前が言っていた『オルトロス』なのか?」

 

『興味がねぇな、こんな屑ども』

 

「ああ、そうかい!」

 

「死ねぇっ!織斑一夏ぁっ!」

 

ガギィンッ!

 

リヴァイブに搭乗した一人がブレード『ブラッド・スライサー』で切りかかってくる。

俺は左手にバルムンクで受け止め、そのまま受け流す。

さすがはドイツで鍛えられた特級品、今のでも刃毀れがない。

車体がスピンしかけるが姿勢を制御、そのまま振り切ろうとはせず、つかず離れずの距離を維持したまま港湾エリアを目指す。

バイクに乗りながらの戦闘なんてこれが初めてだ、無理無茶をしてでも時間稼ぎをしねぇと…!

 

「ああもう、面倒クセぇな…!」

 

予想外の事態は予想以上に起きるもんだな…!

 

周囲に被害が出ないようにと思っていても、射撃攻撃のせいで高速道へと誘導させられる。

もはや道交法など気にしていられないスピードを出してしまっている。

こんな朝っぱらから120km超過のバイクなんて見たこともないだろう。

『Do Not Entry』なんて記されたプレートが迫っているが、こんな状況ではかまっていられない。

フロントの装甲でぶっ飛ばし、とうとう本当に高速道に入ってしまった。

背後を見れば、相変わらずラファールと打鉄が迫ってきている。

 

「串刺しになれぇっ!」

 

その内、一機がシールド・ピアースを構えて側面から突っ込んでくる。

 

「…アホが!」

 

バイクのフロントの展開装甲を開き、軌道をそらし、そのまま中央分離帯へと叩きつけた。

崩れたバランスを直そうとしていたようだが、運悪く対向車線に放り出された結果…。

 

ドガァァンッッ!!!!

 

ラファールに大型トラックが正面衝突した。

やりぃ、手間が省けた。

ドライバーには申し訳ないが、この状態では構っていられない。

 

「まずは一機…!」

 

バルムンク一振りでは骨が折れる。

それに生身で使用する刀では、ISの兵装にへし折られる可能性が出てくる。

なら別の剣が必要だ。

選んだのは昨晩も使用した蒼の長剣『クレメンサー』を抜刀する。

…道交法どころか銃刀法にも触れてしまっているかもしれんが、背後の連中にも文句を言ってほしい。

あいつらは『アラスカ条約』違反だろうな。

それどころかISの世界にも文句を言うべきだろうか?

いや、この際気にしないでおくべきだな

 

ドガガガガガガガガガガガ!

 

とうとう高速道に入ってから連中がアサルトライフルをぶっ放してきやがった。

頭痛で意識が飛びそうになるが、歯を食いしばって耐える。

バイクを繰り返し傾け、蛇行してギリギリで回避する。

回避が間に合ったと思えば今度は側面から銃声が響く。

クレメンサーを楯にしてかろうじて防ぐ。

視線を向ければ

 

「…マジかよ…」

 

まさかのヘリコプター。

見覚えのあるマークがご丁寧にもプリントされている。

もうウンザリだ…あれも女性利権団体のエンブレムがプリントされてるじゃねぇか…。

その側面ドアの開いており、そこにはまた別の打鉄の姿。

しかも高火力遠距離砲撃用パッケージである『撃鉄』を装備している。

あの装備にはあまりいい思い出は無いね、うん。

 

「我々の理想の為に…死ねぇっ!」

 

あの顔…どこかで見たことがあるな…。

なんて考えてる場合じゃねぇっ!

 

あろうことかあの女、『撃鉄』のみならず、馬鹿でかい砲撃兵装をこちらに向けてぶっ放してきた。

 

ドガアアアアアァァァァァァァァンッッッ!!!!

 

直撃は免れた。

いや、そもそも俺を狙ったものじゃなかった。

橋脚(・・)だ。

この高速道は鉄筋コンクリートで作られた柱の上に横たわっている。

製造する際の工事は高所に設置する橋と同じように、橋脚を設置している。

それをいくつも設置することで、風雨や地震、走行する車の重量、それに自重によって崩れないように拵えてあるものだ。

さて、それを崩せばどうなるか。

倒壊するのは当たり前だ。

俺の背後から追ってくる連中は…あ、2、3機程巻き込まれてやがる、手間が省けた。

だが俺も気を抜いていられない。

 

「…堕とすか…」

 

クレメンサーをホルダーに収納。

新たに取り出したのは、ヒスイ色の短剣『デファイヨン』。

これ以上あのヘリを放置しておくわけにはいかない。

すでに高速道は落ち、道路は斜めに大きく傾いている。

300m先では高速道の路面は千切れ落ちている。

そしてその先の上空には例のヘリが見えている。

スロットルを最大に回し、バイクの全速力を引き出す。

すなわち…時速340キロ。

落下してくる瓦礫と粉塵なんぞ片っ端から無視して一気に加速し千切れた路面を…

 

「い…けええええぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!!!」

 

カタパルトよろしくバイクごと空中に飛び出した。

 

「っ!?」

 

砲撃兵装を冷却しようとしていたらしい女をISごと轢き飛ばす。

それとほぼ同時に側面へとデファイヨンを投擲した。

そのまま俺は反対側のドアをバイクでブチ抜き、飛び出した。

勢い任せに飛び出した先には高速道の路面が見える。

反対側はどうやら無事だったらしく、高速道は残っていた。

リアタイヤから着地し、ドリフトをしながらバイクを減速、何とか倒れずに済んだが

 

「しつこいな、アイツらは…!」

 

無事な機体が存在していたらしく、打鉄とラファールが追ってきている。

合計…未だ8機、いや、ヘリに乗っていたのをふくめて9機か。

上空のヘリは…どうやら先の射撃は無事に狙い通りに操縦桿を打ち貫いたらしく、

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~!!??」

 

とまあ、奇妙な叫び声をドップラーさせながら、制御不能のまま回転しながらどこぞへと落ちていき…墜落、爆発した。

だが、操縦者とISに搭乗していた奴らは無事だったらしく、逞しくも俺を追ってきている。

このしつこさはまるで…

 

「ゴキブリだな…」

 

俺は再びクレメンサーを肩に担ぎ、バイクのエンジンに火を叩き込んだ。

合流予定はさらに先の港湾エリア。

此処から先もコイツらを可能な限り撃墜し、それができなくても周囲に極力被害が出ないように、つかず離れずの距離で誘導しなくてはならない。

 

「5分は…もう過ぎてるか…!

落ち着け、落ち着いて奴ら誘導するんだ…!」

 

 




平穏はまだ遠い

望んでも

祈っても

願っても

それはまるで蜃気楼のごとく遠ざかる

次回
IS 漆黒の雷龍
『煌翼冥天 ~ 厄走 ~』

バキメキボキベキグシャァッ!

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