IS 漆黒の雷龍   作:レインスカイ

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レース開始です。
こちいは暑苦しく書けたらいいな…


征天雷禍 ~ 豪禍 ~

Dan View

 

今回のCBFは俺も見物に来ていた。

爺ちゃんと蘭、そして数馬も一緒に。

そして今回は特等席。

IS学園の一般生徒の席の近くだった。

もしかしたら虚さんと相席できるかも…と思ったけど、隣にはポニーテールの生徒が居た。

もののついでに背後の席には一夏の師匠である厳馬師範が。ウチの爺ちゃんと名前が似てるな…、どうでもいいけど。

仕方ないから諦めてフィールドへと視線を向けた。

 

「お兄、一夏さんがスタートの合図出すみたい」

 

「みたいだな」

 

「一夏は参加しないんだな…あいつが飛んでるところも見てみたかったけど」

 

一夏が最後に飛んでるのを見たのは、夏休みの最終日に行われた千冬さんとの試合、その録画映像だった。

フルフェイスヘルメットみたいだったから、顔はみられなかったけどアイツ、本気の顔をしていたんだろうと俺は思ってる。

左右非対象(アン・シンメトリー)のドラゴンのような機体は本当にカッケェと思ってた。

けど、それが今回見られないのは少し残念だ。

まあ、その代わりと言わんばかりにバイクを乗り回しているのを見たが、心底楽しそうだったな!

羨ましいにも程が在るぜ…。

 

「お前、一夏の知り合いか?」

 

「あん?」

 

隣の席のポニテが俺に声をかけてきた。

 

俺が視線を向けると…視線をそらされた。

おい、声をかけてきたのに目をそらすって何なんだよ!?

 

…胸はいいけど、顔ぐらい見せようぜ、50点だな。

 

…じゃなくてだな!

 

「ああ、中学の頃の親友だよ。

俺は『五反田 弾』だ。

で、こっちの陰気なのが『御手洗 数馬』だよ」

 

「『陰気』は余計だ。

で、初対面の相手を『お前呼ばわり』するアンタは誰だい?」

 

「…小学生時代の友人、篠ノ之 箒だ。

…今は友人ともいえないかもしれないが…」

 

篠ノ之 箒、ね…。

一夏からチョロっと聞いた覚えがあるな。

かつて通っていた剣道の道場師範の娘だとかかどうこうと。

けど、アイツがIS学園に入ってからは…聞いてないな、一夏には幾度か会ってたはずだけど。

いや、鈴に聞いてたっけ…コイツが…!

 

「ほう、アンタかい、一夏に何度も突っかかって行っては害を成していたってのは…」

 

「………ああ、そうだ………そして一度、私は一夏を殺してしまうに至った」

 

殺した、ね。

だがアイツは今もこうやって生きている。

生きて、剣を振るっている。

 

「アンタが一夏を殺した、か。

それは俺たちとしては断じて許せない話だな」

 

「だけど、一夏はそんな私を赦した…わからないんだ、今のアイツが…」

 

どんだけ懐がひろいんだよ、アイツは。

自分を殺した奴を赦すとか。

 

「判らない、か。

理解しようとしてるのか?」

 

「…それすら自信がないのが本音だ…」

 

「だったら、アイツが何を思って生きているのか、何を願って歩んでいるのか見定めてみろ。

アンタはもう一夏が歩んでいる道を一緒に歩けないだろう。

けど、それがどうした?自分の道を見失って停滞してたらそれこそ地平線の彼方にまで距離を離されるぞ?」

 

箒って娘が首をかしげる。

結構な別嬪さんだけど、オレにとっての至上の女は虚さんだけだな、うん。

 

「別の道の中にも答えは見つかるかもしれねぇっつってんの。

人と同じ道ばかりじゃつまんねぇだろ。

一夏と同じ道を歩めるのは簪ちゃんだけでも精一杯なんだからサ」

 

 

 

Houki View

 

同じ道、か…。

私は一夏と同じ道を歩んでいるつもりだった。

その隣にいたと思っていたんだ。

でも、いつの間にかその道を知らない誰かが歩んでいたのがゆるせなくて、引きずり落としてやろうとも思った。

でも、それはすべて裏目に出た。

そして知った、私が追っていたのは幻でしかなかったのだと。

幻を追い、つかもうとしても何も掴める筈が無かった。

そして、私が最も遠い道を歩んでいることを知ってしまった。

でも、一夏と違う道を歩んでいるのを知っても、それすら否定したかった。

夏休みには私にかろうじて残された刃すら圧し折られた。

認めざるを得なかった…私には…一夏の持つ答えには至れないのだと…。

 

一夏がいうところの『夏休みの課題』はまだ答えが出てこない。

あの日から私は停滞を続けていた。

 

「本当に…答えが見つかるのか自信が無いんだ」

 

「だからどうーしたよ?

簡単に答えが見つかってソレがまちがっていたらどうする?

そもそも答えが何処に有るのか判らないんだ、だったら手さぐりで試行錯誤を繰り返しながらがむしゃらにでも前に進まなきゃ始まらないぜ?」

 

我武者羅に、か…私に出来るだろうか…?

 

「『驕るな、研鑽を積み続けろ』、それが一夏の信条だ。

お前にもあるだろう?お前だけの信条って奴が」

 

「…ああ、きっと有るだろうな…まずは、それを探すところから始めなければいけないようだが…」

 

…一夏…私はもう一度考え直してみるよ。

追いつけなくてもいい、方向が違っていても構わない。

ただ、私の進むべき道を…。

その中で…私なりの、答えを探してみよう、自分の手で、手さぐりで…

 

 

 

 

Dan View

 

一夏もお人よしだけど、オレも似たようなもんだよな…。

わざわざ答えに至れるような道を与えたようなもんだし…。

 

「弾、本当に今ので良かったのか?」

 

「良し悪しなんて今すぐに答えを出せるかよ。

こういうのは時間をかけて考えるっきゃねーよ」

 

そうだろう、一夏?

 

お、レースが始まったな。

二年生と三年生の合同レース。

ってか楯無さんエゲツネェ…。

 

まあ、本番は此処からだな。

 

一年生の部。

オレとしてはこっちが見ものだ。

見知った顔も見知らぬ顔も並んでいる。

セシリア・オルコットも居るなぁ。

あの人、春先に髪を切って今では肩甲骨辺りに届く位の長さになってる。

あの人のサイン、結局貰えなかったなぁ…それが悔やまれる。

 

選手の入場には篠ノ之 束博士が開発した無人機を使ってるらしいけど、凄いな。

あの人は技術を半ば独占しているから無人機開発はいまだに世界中の誰にも出来ない。

なのに、こういう所でご披露とか、何を考えてるんだか…。

いや、一夏も答えが出せねぇだろうなぁ…。

 

ドン!

 

太鼓が打ち鳴らされ、レースが始まった。

ヤッベ!誰を応援しようか!?

 

 

 

Melk View

 

ドン!

 

お兄さんが太鼓を打ち鳴らすと同時に私はミーティオの最大速度にまで一気に加速した。

そのスピードに至るまで僅か0.63秒。

スピードも、最高速度に達するまでの速さも、すべて私の得意分野。

お兄さんと一緒に訓練を積み重ね、研鑽を積み重ねた。

あいにく、お兄さんには未だに一度も追いつけていない。

それでも私は諦めない、あの速さが今の私の目標であり至高の高み。

 

「誰にも…追いつかせない!『舞星』!」

 

ブーメランを一斉射出。

続けてライフルを展開し、連結。

そのまま無確認状態で後方へと砲撃。

反動でミーティオが前に押し出される。

舞星による攪乱と射撃による牽制、これが私なりの策。

そして

 

「飛んで!ミーティオ!」

 

 

スラッシュフェザーに内蔵されたスラスターも展開させ、さらなる加速。

そしてそこからの連装瞬時加速(リボルバー・イグニッション・ブースト)

これで…一気に引き離す!

絶対に勝ちは譲らない!

届いて見せる…!お兄さんの領域にまで!

 

「いっけえええぇぇ!!!!!!」

 

 

 

Laura View

 

やはり…速い!

メルクの機体はテンペスタシリーズでも最新鋭機。

それ故にその速度は化け物じみている。

更にはブーメランと砲撃による攪乱と牽制。

それによって後続とは一気に引き離している。

だが、このまま行かせはしない!

 

「『流星』!」

 

スラスターシールドを両腕に展開させる。

そしてそのまま一気に速度を加速させる。

それでもまだ足りない…ならば。

 

「私の切り札を見せてやる!」

 

流星の外側にあるものが更に展開される。

円筒型のソレには後部には、そんじょそこらのスラスターよりも強力な推進機能が携えられている。

速い話が『ミサイル』だ。

 

流星を掴んでいるからこそ、ソレを直に掴む事が出来ない。

だが、リヒトーに進化した今ならば…AICによる『空間接続』。

普段の使い方は『慣性停止』による束縛だった。

今回はの使い方は、AICで『掴む』。

私がAICを使い始めたばかりの頃のイメージ。

『第二の腕で相手を掴む』。

そしてミサイルを掴み取り、補助スラスターとして使う。

 

「ぐ…!こんの…!」

 

あまりのスピードに体が引き裂かれそうになる。

だが、この速度ならば…メルクに追いつける!

 

「後…少し…!」

 

 

ガクン

 

機体が傾いた…!?

だが、ミサイルによる超加速は続いている。

何故…!?

 

「相乗りさせてもらうよ、ラウラ」

 

「マドカ、お前かぁっ!」

 

 

 

 

Madoka View

 

誰もが超加速の領域に踏み込む。

それは私にも予想が出来ていた。

だから私はオーストラリアに連絡を取り、イギリスからある兵装を取り寄せた。

世代で言えば第三世代初期のものだった。

BTシリーズ二号機、『サイレント・ゼフィルス』用の試作兵装だった。

現在のBTシリーズが無線兵装だとするのなら、私が使っているのは『一定範囲限定のビット兵装』だ。

ゼフィルス本体から発信される信号によって届く範囲が限定されている。

それ以上の距離は飛ばせない。

だが、機体本体を引き寄せる事ができる。

言わば、そのビットを相手に貫通させたまま、内部を射撃で焼き尽くす事も出来れば、ラウラの操るワイヤーブレードのように引き寄せる事も出来る。

簡単に言えば、ビットとワイヤーブレードの中間に立つ兵装だろう。

それをラウラの非固定浮遊部位に貫通させるのには苦労したけど、後は、この速度に乗せてもらうとしよう。

 

「まさかこんなものを用意していたとはな!」

 

「考えたでしょ、兄さんにも秘密にしてたんだから。

言っとくけど、AICをミサイルの座標固定に使うのが限界でしょ?

このスピードを維持しながらだから、兄さん程じゃないと単一仕様能力も使ってる暇はないんじないかな?

もし有っても…」

 

私は両腕に祈星をトンファー形態で展開し

 

「ヘッドショットだから」

 

「策士め…!」

 

褒め言葉ありがとう♡

相乗りできる限界まで来ても撃ち落としてから加速するつもりだけどね。

 

「うん?」

 

後続からは今度は鈴が飛び出してきているのが見えた。

へえ、鈴も結構速いじゃん。

 

「でも、追いつかせないけどね!」

 

ビット兵装をさらに追加展開。

一気にレーザー弾の雨霰、これで撃ち落とす!

 

 

 

Lingyin View

 

「ちょっと待てぇぇい!」

 

マドカがラウラを足場に一気にこっちに向けて射撃砲撃の乱舞。

アタシは両腕に『双極月牙』を展開し、連結状態のまま空中で猛回転させ、楯の代わりにする。

 

ガガガガガガガガガガガガガガガン!!

 

レーザーがぶつかる度に火花が散る。

とんでもない連続射撃に火花が飛び散る。

 

「ナメんな!」

 

背部と両腕の衝撃砲を連続で発射する。

ちっ!使おうと思っていた方法とは正反対になった。

双極月牙と衝撃砲の同時使用で思う程の速度が出せない。

これが狙いかアンタは!

 

「だったらやってやろうじゃないのよ!」

 

回避も防御も不要!

つまりはゴリ押し!

攻撃能力に特化したこの機体を舐めんじゃないわよ!

 

「『叫天慟地』発動!」

 

衝撃が右の拳に収束される。

その右腕を突出し連装瞬時加速に入る。

 

「む…!?」

 

「その驚いた顔、見たかったわよマドカ!」

 

実弾が全て衝撃によって粉砕される。

今ならシャルロットのシールドピアースにだって真正面から打ち砕ける自信が有る。

レーザーだとわずかにそらせるだけみたいだけど、今はそれでも充分!

 

「ブチ抜け、神龍(ジェロン)!」

 

さあ、道を譲ってもらうわよ!

優勝するのはアタシだ!

 

 

 

Charlotte

 

「皆、凄い速いねぇ」

 

自分も競技に参加してるのに、僕はまるで他人事のように呟いていた。

僕のラファールにはフランスから送られてきた追加スラスターを搭載しているから普段よりも格段に速くなっていた。

けど、一夏になついている皆の速度は僕の予想をはるかに超えた速度に至っていた。

ことメルクに至ってはそれよりも飛びぬけて速い。

 

僕が学園に転入してきたばかりの頃、一度だけ訓練を一緒にしたけど、あの頃よりも格段に成長している。

一番予想外なのはラウラだ。

あの鈍重な機体に搭乗していたラウラが現在3位だ。

その反面、僕は最下位だ。

 

みんな成長している。

僕も相応に成長してきたつもりだったけど、皆にはまだ届いていない。

悔しいな。

 

「でも、負けないよ。

僕一人だけ第二世代機だとしても、そんなの言い訳にしかならないんだから!」

 

両手に愛銃『レイン・オブ・サタディ』を展開し、狙いをつける。

 

ドガガガガガガガガガガガガ!

 

前方を飛翔しているセシリアに向けて発砲。

背面のビットの内、一機を撃ち抜いた。

それに反応したらしく、つけさせないように高機動制御に入った。

 

「ッ!

流石はBTシリーズの高機動パック、か」

 

フランスは未だに第三世代兵装の開発が出来ていない。

オマケにデュノア社は未だに営業停止状態だから、更識先輩を通じて別の企業の追加スラスターを使うことになった。

この短い期間で扱いには慣れたけど、デュノア社のスラスターとは勝手が違う。

ついつい以前のような操縦をしてしまう…。

 

「気合を入れなおそう。

もとより精密狙撃はセシリアの十八番。

僕の十八番といえば…やっぱりコレだよねぇ!」

 

弾数で勝負!

拡張領域から呼び出したのは連射型のロケットランチャーだった。

 

「いっけえええええぇぇぇぇぇっっ!!!!」

 

精密狙撃ではなく、絨毯爆撃。

これにはセシリアも驚いたらしく、ビット3機を飛ばして迎撃態勢に入る。

 

「お先に!」

 

「んなっ!?」

 

セシリアが精密狙撃に入ろうとした隙を見逃さず、瞬時加速(イグニッションブースト)で追い越す。

 

「あ、これプレゼント」

 

もののついでにグレネードを放り投げた。

それも10個。

 

ドッカアアアアァァァァァァァァンッッッ!!!!

 

「よくもやってくれましたわね!」

 

仕留めた、そう思った直後、セシリアが爆炎の中から飛び出してきた。

…間違いなく怒ってる。

その証拠に僕だけを付け狙うかの如く射撃を繰り返す。

あっちゃぁ…余計な火をつけちゃったかも…。

こういう場合は…逃げ切る!

 

 

 

Ichika View

 

全員がレースに白熱している。

現在のトップはメルクだ。

障害物エリアに突入してもその速度に衰えはない。

それどころかどんどん加速していき、後続を置き去りにしていく。

流石は速度がウリのテンペスタ、その最新鋭機ともなれば殊更にその速度が目立つ。

その搭乗者であるメルクはその速度の中でも真剣な表情を浮かべていた。

 

「皆、楽しそうだねぇ」

 

「そうですねぇ」

 

だが、最下位の辺りは白熱しすぎている。

さっきから砲撃の乱舞だ、物騒な連中だな。

なかでもセシリアは怒りの形相だ。

まあ、仕方ないか。

 

そしてマドカは想定以上の策士だ。

普段は圧倒的な火力で勝負するところを、今日に限ってはそれを絞ってきた。

更には無線兵装ではなく、試作のランサービット兵装。

なにもかも裏をかいている。

 

「お、簪が迫ってきたな」

 

先ほどまでラウラと並んでいた簪が速度を上げてきた。

これは見物だな。

 

 

 

 

 

Kanzashi View

 

「『万有天羅』発動!」

 

機体が金色の光を放ち始める。

普段からつかうこの単一仕様能力の真骨頂は広範囲に渡る効果範囲を持っている。

今日はその逆、自分を中心とした周囲数メートルだけに絞る。

 

「行くよ、天羅!」

 

周囲の空気がその総量が減っていく。

それと同時に空気抵抗(・・・・)が減少していく。

機体を押しとどめようとする空気抵抗が少なくなれば、加速に支障は無かった。

絶対防御の領域を最低限度にしながら空気抵抗を減らす。

かなり乱暴だけど、これは天羅だからこそ出来る加速方法だった。

 

後続のラウラとマドカは、さらなる後続の鈴に集中しているのか、私の加速に気づいていなかったようだ。

…多分、ラッキー…?

 

「メルク!必ず追いつくから!」

 

「負けませんよ、簪さん!」

 

メルクとはまだまだ距離がある。

でも関係無い!絶対に優勝は譲らないから!

 

 

 

 

Tabane View

 

レースはまだまだヒートアップしていく。

実況をしている娘も、くーちゃんも熱中している。

 

『楽しそうですね、会長』

 

「うん、楽しんでるよ。

そっちはどう、なーちゃん?」

 

『どうやら来たようです、福音(この子)が教えてくれました』

 

「わかった、じゃあ準備を始めようか」

 

通信機を懐に戻し、視線を空に向けた。

一点の影が見える、あれは上空から周囲への監視をしてくれている麗銀の福音(なーちゃん)だった。

彼女がブレードを向けた方角は…

 

「西、ですか」

 

「…いっくん、気づいてたの?」

 

「ええ、『黒翼天(相棒)』が教えてくれましたから…だから…」

 

いっくんの双眸が変色していく。

黒い瞳が、禍々しい深紅へと。

 

「俺が()る、誰にも手出しはさせねぇ…!」




天使が指差した先

そこに集っているのは異形だった

その目的は異質

その姿は異形

その力は異様

そして向かい合う…二人の復讐者

次回
IS 漆黒の雷龍
『征天雷禍 ~ 復讐 ~』

殺す…その為だけに生きてきた…

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