IS 漆黒の雷龍   作:レインスカイ

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ここから第二期のスタート、かな?
前回、多くの疑問コメントが来たので、それに合わせて文を調整してます。
これにてご容赦下さい。


またまた質問が来たので紹介。
敢えて匿名にさせてもらいますが。

Q.ブラコン娘は増えますか?

A.増えます。
どこかのタイミングで増やす予定です。

Q.派手な台風でしたが大丈夫でしたか?

A.何故にプライベートな質問…。

大丈夫じゃないです。
風が喧しくて一睡も出来ずに仕事に出ました。残業もキッチリ片付けました。
そして昨晩も風が五月蝿くて一睡もしてません。
今回の更新まで一睡もしてない為、起床から合計50時間フル稼動。

お願いです、お天道様、寝させてください。


狂勇災典 ~ 秋始 ~

Ichika View

 

夏休み最終日も終わり、今日から二学期に入る。

俺は早々に冬服に切り替え、夏服はクリーニングに出したうえでクローゼットにしまっておいた。

千冬姉との決闘で傷が増えてしまい、これはこれで少々目立ってしまう。

なので広い範囲を覆い隠せる冬服は都合がいい。

ロングコートのような仕様なので下半身も充分に隠せる。

 

「よし、コレでいいな」

 

部屋の鏡で見てみるが、制服には違和感を感じさせる場所とかは無い。

背中のほうも念のために確認してみるが、こちらも良さそうだ。

腰のベルトに刀とナイフを差し込み、これにて準備は完了だ。

 

 

「一夏、準備は出来た?」

 

「ああ、今いくよ」

 

部屋の前に簪が来訪していたらしく、俺は用意しておいた鞄を手に掴み、部屋の扉を開いた。

部屋の前にはいつもの面々が並んでいた。

一番前には簪、その後ろには鈴、メルク、ラウラ、マドカだ。

 

「じゃあ、食堂に行くか」

 

「うん!」

 

そしていつもの通りに右手には簪、左手にはマドカ。

そして今回は肩の上にはメルクだ。

いつも鈴やラウラを肩車していたからか、メルクも肩車をしてほしくなったらしい。

まあ、体重はそんなにないようだから軽いものだが。

相も変わらずの面々の行動に、食堂に入っても反応はいつもと同じように無反応の筈だったのだが…

 

「あ~!織斑君だ!」

 

「来た~!あらたな世界最強!」

 

「来たよ来たよニュースにも出ていた今朝の顔!」

 

「相っ変わらずの面々も一緒だぁっ!」

 

「婚約者も妹も妹分達も今日もベッタリだ!」

 

…なんか後半は酷ぇ言われようだな。

 

「織斑君!サイン頂戴!」

 

「俺は芸能人じゃないっての…サインなんぞ書けるか…」

 

「私は制服の背中にお願い!」

 

「その制服を着て授業を受けるつもりかよ…」

どいつもコイツもいい加減にしてくれ。

朝から疲れるのとか俺はゴメンだぞ…。

それと、昨日の試合だが、後に束さんから詳細なデータをもらってからは、達成感も勝利の余韻もまとめて吹っ飛んだ。

千冬姉が使った『零落白夜・識天』は周囲からエネルギーを雪片に収束させるものだと聞いた。

しかも継続的に発動させ続けている間、エネルギーを奪い続け、攻撃力も増大。

そして更にエネルギーを吸収するペースも加速するとか。

にも関わらず、俺は真正面から斬りかかった。

しかもエネルギーを回復させながら。

だから暮桜にとっては『零落白夜・識天』を発動させ続ける為に、そして攻撃力を上昇させ続ける為のエネルギーをたらふく奪える絶好の獲物になったという事だ。

束さん曰く「鍔ぜり合いが1、5秒長く続いてたら、いっくんの負けだったね」とまで言われた。

実質、エネルギーの消費ペースが回復ペースを遥かに上回っていた為、輝夜の残存SEは5%を下回ってた…。

最後の最後で手加減されたようなものだったし、世界ランキングには俺の名前は掲載しないでもらった。

それにこれ以上、名が売れるのは勘弁願いたい所だったりする。

 

なお、楯無さんも最後の最後で簪に華を持たせたらしい。

初耳ではあったが、あの人も単一仕様能力(ワン・オフ・アビリティ)が使えるとか。

二人が最後に手を抜いたわけだが、俺達からすれば、『越えるべき高さがまだ在る』と言われたも同然だ。

まったく…何処までも越え甲斐がある…。

『手を抜かれたくなければ強くなれ』って事だな…。

俺達はまだまだ、か…。

 

 

 

「ともかく道をあけてくれ…こっちは朝食を食べに来たんだ。

食いっぱぐれるのはお断りなんだよ」

 

さもないと…

 

「貴様等ぁっ!食堂で騒ぐとはどういう了見だっ!」

 

噂をすれば影。千冬姉が登場した早々に怒鳴り声をあげた。

一喝され、ほとんどの女子が蜘蛛の子散らすように散り散りになった。

 

「織斑、また名が売れたようだが、こういう場では騒ぐのは辞めろ」

「…不可抗力だ…」

 

 

 

 

 

それから券売機にて朝食となる和膳定食の券を購入し、窓際の席で食事を始めるのだった。

 

鈴、マドカ、簪も和膳定食を購入している。

ラウラはトーストにオレンジジュース、サラダにヨーグルト。

これはシャルロットの影響だろうか。

メルクも似たりよったりだ。

 

「それにしても、あっという間でしたね。

お兄さんが代表にまで上り詰めるまで」

 

「代表候補に就任したのが6月のタッグマッチトーナメントの時だったな。

あの時には私も兄上の剣術に圧倒された」

 

「それで昨日には国家代表に就任、姉さんが代表に就任したのよりも早いんじゃないかな?」

 

「どうだっただろうな、千冬姉が国家代表に就任したのも随分と早かったと思うが…また調べてみるかな」

 

千冬姉は国家代表に就任し、その数年後には世界最強(ブリュンヒルデ)だった。

あれには俺も驚かされたが、それと同時に誇らしかった。

だからだろう、超えるべき目標を早期に見つけられたのは。

 

「千冬さんも努力しただろうけど、一夏の努力はそれを上回ってると思うよ。

普段から…それこそ毎日毎日、剣の特訓に、ISの特訓と頑張ってるんだから」

 

「それは簪だって同じでしょ。

あの楯無さんにまで勝利したんだから、今は簪が生徒会長なんじゃないの?」

 

「生徒会長は辞退したよ。

私は目標に追い付きたかっただけだったから」

 

「つまり、楯無さんが相変わらず生徒会長として君臨しているわけか」

 

今もどこかでで仰ぎながら微笑を浮かべているのだろう。

とは言え、入学後から無敗を誇っていた彼女の戦績には、初めての黒星が刻まれたわけだ。

今頃ロシア政府もビックリしている頃かもしれない。

自分達が開発した機体を、更にカスタマイズされてしまっただけでなく、無敗を誇ってきた圧倒的防御力に対し、天敵が現れたというのだから。

 

「簪さんは生徒会長になろうとは思わなかったんですか?」

 

「私は…多くの人をまとめるには向いてないから」

 

「兄上は?」

 

「俺はクラス代表だけで手が一杯だ。

その上、『全校生徒をまとめろ』なんて任、頼まれたところでお断りだよ」

 

「だから私がクラス内でサポートをしてるんだ」

 

「お兄さんが生徒会長なら私はついていきますよ」

 

「じゃあアタシも悪ノリしちゃおうかしら」

 

だから止めろ。

 

 

 

 

 

そして別のクラスである簪と鈴とメルクを送り、俺とラウラとマドカは1組に入るのだが

 

「あ~!織斑君だ!」

 

「来た~!あらたな世界最強!」

 

「来たよ来たよニュースにも出ていた今朝の顔!」

 

…酷いデジャ・ヴュだった。

数十分前の食堂での光景を思い出させてくる。

しかも台詞すら模倣(トレース)していると来た。

お前らな…もう少しばかりボキャブラリーを増やしてこい。

もう呆れる以外の選択肢すら無いぞ。

 

「…この反応、どうにかならないかねぇ…」

 

そんな風にボヤきながら着席し、鞄の中の荷物を机の中へと移す。

今日は始業式が予定されている筈なのだが…昨日の一件にてその予定がご破算になったらしく、丸一日が自習に宛がわれる。

そしてSHRが始まる。

んで、現れたのは織斑先生と…申し訳なさそうな表情をした山田先生だった。

 

「諸君、今日から二学期だ。

今後も訓練等に力を入れていくように。

無論、授業に関してだが、今まで以上に力を入れていくので、覚悟しておくように」

 

こればかりには、他の皆は顔を青ざめさせていた。

千冬姉の授業は結構なスパルタだ、それが更に過酷になるのだから各々言いたい事も有るだろう。

だが、それを許す千冬姉である筈が無い。

『不平があっても、不満を言わせない』のが1-1の担任の矜持だ。

そして人はそれを暴君と呼ぶ

 

バシン!

 

そんなアホな事を考えたからだろう。

出席簿で派手にブッ叩かれるのだった。

 

「教育的指導だ」

 

「…ご苦労様です」

 

以前よりも痛いのだが…?

アレか?

昨日の夕方、学園内を散々走り回る事なったから、その鬱憤を晴らしているって事なのか?

こっちも最後は碌でもない目に遭ったんだが…。

釈然としねぇ…完全に八つ当たり

 

バシィンッ!

 

だから痛いっての…。

そして出席簿を振るう本人と言えば…目を閉じ眉間に皺を寄せている。

…まだ痛むらしい。力加減くらいしろよな…

 

 

 

 

「えっと…此処で皆さんにお知らせがあります」

 

二度目の出席簿アタックの後に、山田先生が申し訳なさそうに口を開いた。

 

「二学期からは、1-1のクラス代表を変えるように、との事です」

 

「「「「ええええぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!!????」」」」

 

クラスの皆は今日も朝から元気が良いな。

叫び声が揃ってるよ、そして相変わらずの衝撃波だ。

よくよく見れば窓ガラスにヒビが入っているぞ。

完全に音波兵器になりつつあるようだ。

…近いうちに窓ガラスが割れてしまうだろうな。

「なんでですか!?」

 

「一年間クラス代表は変更無しじゃなかったんですか!?」

 

まあ、そう言いたいのは判るが無理も無いだろう。

『輝夜』の戦闘力は周囲の機体、それも専用機をも遥かに飛び越えている。

本気出したらアリーナとか耐えられるか判ったものじゃない。

ただでさえ『エクサフレア』も学園内では使用禁止を言い渡されている。

出力調整は今後の課題だ。

束さんにも相談しよう。

白式は燃費が悪くて悩む事が多かったが、輝夜はその反対だ。

出力が大きい癖に燃費云々の次元を越えている。

 

それに昨日の件もある。

 

 

「横暴だぁっ!?」

 

「暴君だぁっ!」

 

…言っちゃならねぇ事を…

みんな、『勇気』と『無謀』は別物なんだぜ?

それが判ってくれていたらいいんだが…まあ、もう手遅れだけどさ

 

 

 

(間)

 

 

 

 

織斑先生による出席簿アタックが30発程炸裂し、生き残りは僅かに6名。

俺、ラウラ、マドカ、シャルロット、セシリア、山田先生だけだが。

そしてそれ以外は…

 

「…ご愁傷様」

 

死屍累々である。

 

「これは学園長からの指示だ。

一週間後にクラス対抗戦が予定されているが、機体性能、及び、実力などを考慮した結果、このまま対戦へ持ち込んだとしても結果は明白。

よって急ぎクラス代表を変更しろとの事だ。

不満は無いな?」

 

有っても言えないだろ、この状況…

 

などと思っても口に出さないでおくのが長生きのコツだろう。

シャルロットとセシリアは巻き添えに近いのだが。

 

「なら、繰り上げでマドカが良いだろう」

 

「え?私?」

 

「兄上がそう言うのなら私はそれでも構わない」

 

 

「…他に意見も無く、反論も無いようだな」

 

言いたくても言えないっての、この状況は…。

 

「では決定だ、織斑妹がクラス代表、織斑兄がクラス代表補佐。

以上で、今日のSHRを終わる、各自自習をしておくように」

だから誰も聞いてないって…。

…まあ、いいか

 

「マドカ、今度のクラス代表戦は頑張れよ」

 

「うん、優勝してくる!

そして食堂のデザート無料パスゲット!」

 

「そっちが目的か、お前は」

 

俺もラウラも呆れてしまっていたりする。

 

「しかし…兄上もなかなかに意地が悪いな。

クラス対抗戦ともなれば、マドカと同等に渡り合えるのは姉上だけだろう」

 

「まあ、そうなるかもな」

 

クラス対抗戦、とは名ばかりの授業の一環だ。

夏休みが明け、どれだけ訓練をしていたのかを見せる為に、クラス代表同士を対戦させ、学年全体を鼓舞させようというものだ。

一学期はうやむやになってしまったデザート無料パスは、一ヶ月間有効なものとして渡すらしい。

女子からすれば歓喜物なのかもしれない。

 

 

話を戻そう。

 

2組の代表は変わらず鈴だろう。

アイツもアイツで実力は折り紙つきではあるが、甲龍はそこまでスピードが優れているわけでもない。止まってしまえばマドカからすれば絶好の的だ。

3組の代表はメルク。

テンペスタシリーズの最新鋭機の乗り手であるメルクの実力とは拮抗している。

この夏休みでどんな訓練をしていたのか見せてもらおう。

4組代表は簪だ。

大気を支配する能力は脅威になるだろう。

5組は…あれ?だれだっけ?…もういいや、忘れた…っていうか知らないな。

っつーか顔も見た覚えがないような気がする。

覚えていないってことは、そこまでの脅威でもないのだろう。

 

で、その日の夜。

 

「ふ~ん、クラス代表交代したんだ」

 

「ああ、出来レースになるよりかは遥かにマシだろうって事でな。

んで、今後のクラス代表はマドカだ」

 

「兄さんから交代されたんだ、しっかりやるからな」

 

待て、その言い方では俺では不十分だったかのように思えるぞ。

マドカからしたら悪気はないのかもしれないが、俺の胸の内には刃物が突き刺さったかのように感じられた。

 

「お兄さんが相手だったら正直、勝てる要素が見当たらなかったですから、私としては大歓迎のような、クラス代表から外されて少し残念なような…」

メルクは俺特製の料理を食べ終え、口元をナプキンで拭きながら苦笑気味だ。

なお、今日の料理はすこしばかり気合いを入れている。

本日は『牛ホホ肉の赤ワイン煮込み』にしてみた。

トロミが出るまで時間をかけてコトコト煮込むのがコツだ。付け合わせには、ボイルにしたジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー、そしてカリカリになるまで焼いたベーコンだ。

 

部屋に招いたのは、簪、マドカ、鈴、ラウラ、メルクといつもの面々だ。

なお、皿に盛られたこの料理を見た途端にメルクと鈴は凄まじい表情をしていた。

何故かは知らん。

 

「むぐ…だが、今の…ムグムグ…一年の中で兄上に拮抗できる者など…ムグムグ…」

 

「食べながら喋るなラウラ」

 

「うむ…」

 

 

直後にラウラは食事に没頭する。

牛ホホ肉の赤ワイン煮込みがよほど気に入ったと見える。

…一か月に一回くらいはごちそうしてやるのも悪くはなさそうだ。

 

「まあ、一夏は二代目世界最強になったわけだから無理のない話だよね」

 

「そういう事だな。

けどまあ、クラス対抗戦ではお互いに手加減抜きでやれよ」

 

そこからはナイフとフォークがカチャカチャと音を起て続けていた。

しっかし…鈴とメルクの先ほどの表情は何だったのやら…?

 

 

 

Melk View

 

「ごちそうさまでした」

 

新学期早々のお食事会も終わり、私たちはお兄さんの部屋から出る。

今日の夕飯はお兄さんにごちそうになり、大変満足です。

でも…牛ホホ肉の赤ワイン煮込み…すごい豪華でした、そして大変美味しかったです。

それはいいんですけど…

 

「鈴さん、あの料理って」

 

「十中八九、ドイツで教わったんでしょうね。

ISの搭乗訓練や、剣の特訓だけじゃなくて料理修行までしてくるなんてね…。

しかもなんなの、あの味といい、コクといい…」

 

「私もお料理には自信があったんですけど…」

 

「女心粉砕してくるわよね、兄貴の料理って…」

 

「ですよね…」

 

剣術といい、スピードといい、そして今回の料理といい…私、お兄さんに勝てる要素が見当たらないんですけど…。

いろいろと自信があったものが片っ端から粉砕されていくような気分です。

 

「ラウラさん、今回のお兄さんの料理って…」

 

「うむ、ドイツで伝授されたものらしい。

我が軍の駐屯地で働いているシェフを唸らせたそうだ」

 

…もうプロ顔負けですよね…。

 

「なお、アルコールにすこぶる弱い姉上でも安心して食べられるように改良も施したと聞いている」

 

「簪さんのためだけにですか…」

 

「栄養調理師顔負け…」

 

「他にも色々レパートリーが増えたそうだ。

私としては今後の兄上の料理が楽しみで仕方ない」

 

涎が垂れてますよ、ラウラさん。

…楽しみなのは私も同じなので反論も出来ませんけど。

私、食いしん坊じゃないですよね!?

 

 

 

Limgyin View

 

いや、本当にもう…兄貴の料理、夏休みを超えてからまた一段と実力が上昇してるわね。

この前はお蕎麦で手抜きだとか言ってたけど、今回の牛ホホ肉の赤ワイン煮込みって…高級料理店顔まけの料理になってるわよ…。

ISが動かせなかったとしても、この実力なら、本当に高級料理店の料理長だとかになっていても不思議じゃないわね。

 

「あれ?マドカちゃんと簪さんは?」

 

「どうせ兄貴の部屋に泊まるつもりでしょ?

いつもの事よ、ほっときなさいな」

 

「うむ、そうだな、これ以上は野暮というものだ。

ボヤボヤ(・・・・)せずに歩け」

 

ドヤ顔で下手なシャレを言ってんじゃないわよ…。

なんか最後の最後で気が抜けたわ…

 




二学期がはじまってのクラス対抗戦

一学期につけられなかった決着は持ち越しに

鋭風

風神

流星

甲龍

その4人が激突する果ての勝利者とは


次回
IS 漆黒の雷龍
『狂勇災典 ~ 旋戦 ~』

最速で…参ります!

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