ゲーマー兄妹はVRMMORPGを始めたそうです。   作:EDFストーム1

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最後からやっとSAOスタート(β版だけど...)

さすがにこのペースで行くとあっという間に原作に追いついて
更新が止まりそうな気がしたのでちょっと割り込みました。
原作に追いつく前に少し挿んでいってなるべく追いつく速度を落としてきます。
読者側からすれば更新とまるのって嫌じゃない?私は嫌ですね〜

更新をなるべく止めなくするのが目標なんでシリカとかは当分先かもww


それでは第六話ですどうぞ!


ゲーマー兄妹と唯一神はβ版をはじめるそうです。
唯一神様の力は凄かった。


 

 〈ソードアート・オンライン〉『Sword Art Online』

 

 

大手メーカー「アーガス」アーガス開発部総指揮・茅場晶彦が完成させた

次世代のVRMMORPGという新しいジャンルのゲームだ。

 

 

VRMMORPGとは

Virtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Gameの略

バーチャルリアリティーマッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム

つまり多人数同時参加型オンラインRPGを自分でキャラクターとなり

ゲームをするのである。

 

 

 

 

 

 

そんな中このゲームを死にものぐるいで調べている男がいた。

 

 

男の名前は空。

 

ある時謎のURLがついたメールのゲームに勝利し

神様の手で異世界に呼び出されその世界すら完全に制覇した

 

嘗て「 」の名でどんな不条理だろうが覆してきた男だ。

 

 

そんな空が今、この世界の神に初めて祈っていた。

 

 

 

 

それは何故か?

 

 

 

 

 

 

実は空が目をつけていたこの、ソードアート・オンライン。

βテスト版が配信されるのだがその当選確率が極めて低い。

それほど世界中がこのゲームに期待の目を向けているのであろう。

 

 

 

 

だが空がそこまで幸運なわけでなくβテスト版には当選できなかった...

 

だが”空は”である。

当然、事前に白やテトにも話し三人で応募したのである。

だが人生そう上手く行く訳なく三人とも惨敗だったのである。

前にも語った通り俺達は少年漫画の主人公の用な主人公補正は無いのだ。

 

「あーくそ!βテストさえ受かってりゃ内容も理解した上に全員に製作版が貰えるのにやっぱこっちの神様なんかに祈ってもなっっっんも意味なかった!」

 

空はこの世界の神に怒りをぶつけている。

 

「にぃ・・・あきらめる」

白は少し残念そうに空を慰める。

 

「だからどこの神様も基本は傍観主義だって前に僕は言ってたよ♪」

テトは笑いながら言う。

 

「でもな〜テト。このゲームにイマニティ国民がいるのは間違いないんだぞ。

 しかもβテスト版でこの人気っぷりだ、製品版なんて一体いつから列べば買えるんだ...」

 

空はため息しながらどうにかして並ばないで手に入る方法を考えていた。

そう「 」こと空と白は言うまでもなくゲーマーである。

ゲーマーなら別にいい、だがニートでかつコミュ症ときたものだ。

当然何日も外にいるなど精神的に二人のHPが尽きてしまう。

 

 

 

 

「何言ってるんだい?早くβテスト版やらないの?」

テトが不思議そうに聞いてくる。

 

「だから、抽選で外れたやつはβテスト版には出来ないんだよ!」

 

 

「だから当たってるよ僕達、ほら」

そう言いながら画面に指を指す。

 

 

 

 

 

「「え?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどまでは抽選に外れなにもなかったはずの画面に

当選おめでとうという画像が書かれていたのである。

 

「おい、もう抽選発表から10分くらいすぎてるぞ?なんで今頃...」

空は頭に?を浮かべつつ本物かを確認していた。

 

「テト・・・何か・・・・した?」

 

「そこは僕、神様だし?さすがにこっちの世界では力が全然でないけどゲームとなれば話は別さ、ゲームのことでならマスターアカウントクラスの力は持ってるよ♪」

 

あっちの世界の遊びの神様は随分手を貸してくださった。

 

「テト、お前傍観主義じゃなかったのか?まぁ、スゲー嬉しいけど」

「この世界では僕、神様じゃなくプレイヤーの1人だから大丈夫だよ♪」

 

さすがは遊戯の神、こっちの世界の神にも見習わせたいぜ。

 

 

「そんなことより早く始めよ〜よ、楽しみだね〜」

 

もうテトはナーブギアもかぶって準備万端である。

 

 

「それもそうだな、早速始めるとするか!」

 

そう言って空も白もナーブギアをかぶる。

 

「で?どうやって起動するんだっけこのゲーム?」

 

 

電源入れてかぶったのはいいがどうするんだこれ?

 

 

「確か、リンクスタートって言えばいいんだっけ?」

 

テトが解説していた。

 

 

 

「中二・・・っぽくて・・・嫌」

 

白は結構ためらっている様子だ

 

 

 

 

「白、仕方ないだろ諦めろ」

 

「ぅう〜・・・わかった・・・ステフ達の為・・・だもんね」

 

 

そう、この一週間でディスボードに住んでいたほぼ全ての住人を見つけ出したが

ステフやジブリール、いずなやクラミー、巫女さんなど

他種族の全権代理者や空達との付き合いが長い者達とは誰も会ってないのだ。

 

テトはたまたま空達の家の回線に流されて来て本当に運が良かったらしい。

 

 

このソードアート・オンラインに皆がいればいいが....

 

いまは空と白ではなく「 」として楽しむとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       「「「リンクスタート!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉を発した瞬間、画面は起動しアカウント設定に入る。

勿論アカウントは決まってる。

どんな理不尽、どんな不都合でも破る俺達のアカウント「 」。

 

 

 

 

設定が終わり画面には虹色の光が輝く。

 

 

 

まぶしくて目を閉じ光がおさまって目を開くと

 

 

 

そこには広大な大地が広がり目の前にはこう書かれている。

 

 

 

 

              Welcome to Sword Art Online!

 

 

 

 

 

 

「さぁ、ゲームを始めよう!」

 

 

 

 

ついに伝説のゲーマーがSAOの大地に君臨した瞬間である。

 

 

 

 

 




やっと入るぞSAO!

β版の回を入れたせいで今回キリト君には会えなかったけど
キリト君もβテスターなのでそこで一戦してもらおうと思います。

本当は今回で一戦して貰う予定でしたが案外長くなってしまったので次回に延長...

それではまた次回で会いましょう!

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