ゲーマー兄妹はVRMMORPGを始めたそうです。 作:EDFストーム1
若干無双状態な「 」たち…もりすぎ?
後半はテト起床です!
それでは第3話どうぞ!
俺、桐ヶ谷和人は今、ネット中で噂されている記事を読んでいる。
その記事には数年前勝つことが不可能とさえ言われた「 」というプレイヤーのことが書いてある。
正直に言うと始めて知った訳では無い。
俺も直葉との関係でかなり部屋に引きこもりゲーム漬けだ。
オンラインゲームもそれなりに強い中に入ると自負していた。
だが自分より強いプレイヤーはいる。
たがその中でも選りすぐりの廃人のようなプレイヤー達は回りに強いと言われてもまったく嬉しがらなかった。
何故か?と、以前に聞いてみたことがあった。
そして長年ネトゲをやっているプレイヤーや廃人達は口を揃えてこう言う。
「お前はこんな都市伝説を信じるか?」と...
色々なプレイヤーから噂は聞いたが信じられなかった。
・1200対4で完封勝利。
・チート、不正、どんな不条理でも不敗。
・ただ一度も黒星は許したことはない。
・将棋やチェスの達人達に先手後手入れ替え20連勝した。
・参加すればどのようなジャンルのゲームであろうと頂点を取る。
など数え切れない噂を聞いてきた。
たがここ数年間姿を表さない事からまた噂が広がり
・何者かの恨みを買って殺された。
・実は最新式のAIで故障して使えなくなった。
・何処かの会社と裏取引をしてテロに力を貸している。
など消えたら消えたでこれまた噂が広がる。
だが先日、かの最強プレイヤー「 」がとあるオンラインゲームで復活し僅か3日でそのゲームの1位の座が奪われたそうだ。
元1位のプレイヤーはこちらの攻撃は一切当たらず「 」の攻撃はまるで追尾してくるような光景だったそうだ。
数々の自称最強プレイヤーは「 」の前に敗れ去りそのオンラインゲームは完全に「 」によって制圧された。
試合動画を上げているプレイヤーがいたのでみて見たが正直、格が違かった。一騎当千という言葉がふさわしい。
計算し尽くされた攻撃。
まるで未来予知の様な回避。
数多のプレイヤーが最強というが本当に強かった。
だからこそ憧れたのかもしれない。
どうすればここまで強くなれるのかと考えながら俺はとあるオンラインゲームのβ版ゲームを起動するのであった。
そのころ「 」こと空と白はというと。
「なんだか昔と比べて手応えあるやつ減ってないか妹よ」
そんなことを言いながら妹に尋ねる。
「うん・・・負けたから・・・回線切るとか・・・何がしたいの?」
そう、この回線切断が多発しているのである。
ただでさえ強い「 」である。
自称最強プレイヤー達が挑んでくるがあっさり返り討ち。
しかも無言故にただひたすらボコられる光景が続く。
そして耐えれなくなったプレイヤー達が次々と回線を切断しているのである。
「相変わらず君達は手加減と言う言葉を知らないね〜
まぁ、僕はそっちの方が面白くていいけどね〜♪」
右手には大量のレトルト品を持ちながらテトが帰って来た。
「おぉテト、買い出しお疲れ〜」
「テト、買い出し乙」
そして買って来たレトルト品で食事にするのであった。
さて時間は戻って数日、こちらの世界に帰ってきて始めて購入したゲームを制覇した時にまでさかのぼる。
「ふぅ〜、あっと言う間に終わったな」
空が一息ついた時だった。
「うぅん……」と誰かが起きる声がした。
「「!!」」
すぐさま部屋の隅を確認すると、
「やぁ、また合ったね♪」
相変わらずな声で挨拶をしてきた。
「やっと目が覚めたか、体の具合は大丈夫か?」
「あ、うん大丈夫だよ。これでも神様だしね♪」
「さて、テトも起きたことだ、なんで俺達をこの世界に戻させたのか聞かせてもらうぞ。」
真剣な眼差しで空はテトに言った。
「うん、わかってるよ。そりゃいきなり目が覚めたら違う場所にいたら驚くよね。」
「まず、なんで君達がこの世界に帰って来たかと言うと…」
テトの目が真剣になり空と白は息を飲む。
「僕にもよくわからないんだ♪」
「「えぇ!?」」
驚きを隠せず大声で叫ぶ二人だった。
テトの口調どう書きゃいいんだー!?と叫びつつ
3話目終了〜(^_^;)
多分1500文字〜3000文字位でやってくと思います。
細かい区切ってなるべく更新を遅らせなくする作戦?
今日中にあと何話かいけるかな?
次回はテトに細かい解説をして貰う予定。
それではまた次回〜