「よし、じゃあ、まずは何処に行くかだな」
「そうね……まずは学院長室でしょう」
サラの発言で行先が決まった。目指すは学院長室。幸いにも玄関は閉まっていなかった。そして学院長室に行く途中、保健室を覗いたが、ベアトリクス先生はいなかった。何か情報を得れれば、と思ったのだが、残念だった。教官室からは灯りが漏れ出ていたが、今行くべきは学院長室。後ろ髪を引かれる思いで通り過ぎ、学院長室に辿り着く。サラが先頭に立って、ノックした。
「……学院長、失礼します、バレスタインです」
すると中から声がした。
「おぉ、バレスタイン君か。開いとるぞ。何人か同行者がいるようじゃな。入るといい」
「「「「失礼します」」」」
ガチャ。4人が声を上げて入った。そこにはいつもと何ら変わりなく、椅子に座っている学院長が居た。しかし、いつも立派でつやのある髭は少しばかり輝きを失っているように見える。
「うむ……よく来てくれた。そちらは……トヴァル殿に、シュバルツァー君の妹御かな?」
エリゼが挨拶をする。
「はい。リィン・シュバルツァーが妹、エリゼ・シュバルツァーです」
「確か学院祭の時にいらして下さってましたな? あの時は楽しんで頂けたようでなによりでした」
「はい、あの学院祭は忘れられそうにありません」
「さて、バレスタイン君。君たちが此処に来たと言う事は表の見張りを突破して来たと言う事じゃな?」
「はい。喫茶キルシェのマスターのフレッドさん、トリスタ放送のディレクターのマイケルさんが協力してくれまして。お2人のお蔭で潜入できました」
「そうか……フフ、トリスタの方々にお世話になってしもうたな」
ギィッ。学院長が椅子から腰を上げ、窓際に移動し、自由行動日の時に学院長室を訪れた時と同じような威圧感のある姿で立つ。
「正直言って、サラ君、君が学院を出る時に当初の予定で一度トリスタに戻る可能性も話し合ってはおったが、君らがここに帰って来るとは思わんかった。しかし、君らは無事に戻って来て、此処に立っている」
「はい」
サラがそう言った時、学院長は窓に顔を向けていたが、何かが反射して窓がきらりと光った気がした。涙か、単なる光の反射か。それは誰にも分からなかった。そして学院長は導力器をズボンのポケットから取り出し、会話を始めた。
「儂じゃ。まだ部屋に居るのじゃな? 来ると良い。うむ。それではな」
リィンはそれを不思議に思い、尋ねた。
「あの、学院長、今の相手は?」
「フフ、まぁ待っておれ。直ぐに来る筈じゃ」
その時、学院長室からも見える生徒会室の灯りが消えた。
「ま、まさか……」
「そのまさかじゃろう」
それから3分後位に学院長室の扉がノックされた。
「トワ・ハーシェルです。失礼します」
ガチャ。そう言うと入って来た。その人物はこちらを見ると予想できない、という顔をしてびっくりした。だが直ぐに表情が変わった。涙が出ている。そしてリィンの傍に駆け寄った。そしてリィンの両手をぎゅっと握って、
「リィン……君っ……! 私っ! 私……本当に心配したんだからね! 君が……あの日、ロボットに乗って行方不明になったって……Ⅶ組の皆に聞いて……!」
トワ会長はそこまで言うともう声を出せないのか、自分の手の甲で涙を拭っている。
「会長……すみませんでした」
「えへへ……いいの。君がこうして無事でいる所を見れたから……」
「えーっと、感動の再会と言う所に悪いんだけど、そろそろいいかな?」
学院長室のドアの方から声がした。目を向けるとそこに立っていたのは技術部長、ジョルジュ・ノームだった。
「はっ、はわっ、ご、ごめんなさい! こんな沢山の人がいる前で!」
そう言うとリィンの傍から離れる生徒会長。そしてリィンの背後では誰も分からなかったが、エリゼが怖いオーラを発していた。
――うふふ、兄様……ご学友の方々のみならず、年上の方まで……おっと、いけませんわ
シュンッ。オーラが鳴りを潜めた。それに気付けたものはいなかった。帝国広しとはいえ、今のオーラを感知できるのは片手で数えられる程しかいないだろう。
「やぁ、リィン君。元気なようで良かったよ」
「ジョルジュ先輩も……無事なようで……」
「うん。それで……良いかな? 聴きたい事があるんだけれども」
「……はい。」
その言葉を聞いた時から分かっていた。ジョルジュ先輩が何を言いたいのか。
「彼と刃を交えた君の口から聴きたい。……《C》は……本当にクロウだったのかい?」
答えるのに少し時間が掛かった。
「……はい。間違いなく、クロウでした」
「……そうか」「……うん、そっかぁ……」
ジョルジュ先輩とトワ会長の言葉が完璧に重なった。
「でも、俺はクロウを絶対に連れ戻すと決めました。いつになるか分かりませんが、待って居て下さい」
「リィン君……」
トワが言った。その言葉には希望が込められていた。
「うん、君ならそう言うと思っていたよ。さて……学院長、これをその机に一旦置かせてもらっても構いませんか?」
「おお? 構わんよ」
ジョルジュはそう言うと手に持っていたケースを机に置いた。そしてケースを開くと、中はスポンジに覆われていた。精密機械を持ち運びする際に用いられるケースだ。そこから真ん中に置かれていた何かを取り出した。周りに幾つか同じものが置かれていたと思われるスペースがあった。
「……ラインフォルト社が今までの君たちの特別実習、そして戦闘経験を元に新たに開発したアークスの後継機、アークスⅡだ。役立ててくれ」
そのオーブメントはライン数、クォーツ数は変わらなかった。だが、見慣れないボタンなどが追加されている。
「見た目的に変わった所は少ししかないだろう? だが、色んな機能が追加されている。その内の1つが……これだ」
ジョルジュはアークスの右脇に新しく追加されたボタンを押した。1秒くらい押し続けた。
「さて、何か喋ってみてくれるかい」
「じゃあ、俺は特科クラスⅦ組、リィン・シュバルツァーっと」
「よし、OK」
ジョルジュはまたボタンを1秒くらい押した。
「よし、じゃあ再生するよ」
同じボタンを今度は長押しせず、普通にボタンを押した。すると音声が再生された。
『さて、何か喋ってみてくれるかい』
『じゃあ、俺は特科クラスⅦ組、リィン・シュバルツァーっと』
『よし、OK』
それを見ていたトヴァルが溜息をついた。
「地味な様だがこりゃまた凄い機能だな」
「そうね。ラインフォルト社、良い仕事をするわね」
アークスⅡは遊撃士のお墨付きをもらえたようだ。
「長押しすると録音を開始する。もう一度長押しすれば録音停止。そして普通に押せば再生さ。便利だろう? ただし、難点があってね。それは録音したものは1つしか保存できない、ということだ。つまり、録音がある状態で長押しをすれば消去されて新しいものが入るのさ。上手く使ってくれ。このアークスⅡは君とミリアム君とクロウを除くⅦ組の皆には渡してある。勿論説明書もね」
「はい、これがアークスⅡの機能説明を追加した学生手帳だよ」
トワから手帳を渡される。そこまでページ数が変わったようには思えないが、アークスⅡ説明の欄を開くと、確かに新機能の説明がある。しかも出来る限り簡潔に、分かり易くなっている。さすがトワ会長。有能過ぎる。
帝国政府の各省庁から卒業後の就職先として勧誘されているのも頷ける。更には教官がすべき仕事も頼まれればやり、学院の各種イベントのまとめ、また多種多様な雑務もこなす。その上で自由行動日の自分への依頼も寝る前の僅かな時間で纏めている。
トワ会長と一緒に仕事をする生徒会役員の話によると、「会長はいつ寝ているのか分からない程働いています。常に会長室、寮の会長の部屋の灯りは途切れたと言うような話はあまり聞かないです」と言うトワ会長伝説には枚挙に暇がない。
「うん、これで大丈夫かな。リィン君、今までのアークスには使えたクォーツは使えなくなるから注意してほしい。ただ、これからの戦闘で困るだろうからこれは渡しておくよ」
そう言うとジョルジュはリィンにHP1、攻撃1、回避1、行動力1のクォーツを渡してくれた。
「既存のクォーツ生成器で少し手順が違うだけで作れるからセピスを集めてどんどん作って欲しい。それから……トワ、あれは?」
「あっ、そうだ、はい、リィン君これっ」
そう言うとトワ会長はリィンにマスタークォーツを渡した。
「うん、それがないと困るもんね。今まで使えたマスタークォーツも使えなくなっちゃうからこれ使って。そのマスタークォーツの名前はバーストっていう火属性のものだよ。大事に使ってね」
リィンはその場で手渡されたクォーツ類を手早くアークスⅡにセットして行く。するとアークスⅡのラインが煌めき、駆動を開始した。
「会長、ジョルジュ先輩、有難うございます。大事に使います」
ジョルジュと会長は笑顔で頷いてくれた。リィンは右手に握ったアークスⅡの駆動の熱なのか、それとも導力がもたらしてくれるエネルギーなのか分からないが、アークスⅡが自分を鼓舞してくれるように感じた。
「そうそう、新しいアーツも使えるようになっているらしい。そしてこれはまだあまり知られていないんだけど、ある条件を満たすと、今ではもう失われた強力なアーツが使えるようになっているらしい。発動条件もまだはっきりしているわけではないから、なんとも言えないんだけどね」
「……失われたアーツ……ロスト・アーツですか」
「うん。それから、もう一つ、面白い理論が出てね、今までのアーツは火属性は火属性、水属性は水属性のアーツしか使えなかっただろう?だが、その理論のお蔭で、1種類だけではなく、2種類のアーツを同時に扱う事も可能になったらしいんだ。今の研究の段階では2種類が限界だが、もしかしたら3種類も出来るのでは、と言われている」
「……2種類のアーツを同時に……ジョルジュ先輩、その理論の名は?」
「ああ、確か『オーバルアーツ融合の為の導力力場形成理論』……だったかな。まぁ、今はここまでにしておくよ」
その言葉にトヴァルが反応した。そして小声で話した。
「アーツ融合……導力魔法の融合か」
ジョルジュによるアークスⅡの説明が終わったタイミングで学院長が今後の事について話し始めた。
「さて、バレスタイン君、トヴァル君、シュバルツァー君。これからどうするつもりかね?」
その質問にサラが答えた。
「まだ決めてはいません。ですが、先程第3学生寮に潜入し、各々の行方について情報を入手しましたので、それを手かがりにメンバーを集めて行こうかと思っています」
そう言うと第3学生寮で入手した情報を話す。
「そうか、うむ……メンバーは各地に散らばっておる、か。それで、どう行くのじゃ?」
リィンがそこでジョルジュに言った。
「ジョルジュ先輩、バイクはどうなっていますか?」
「ああ、今は技術棟でブルーシートをかけて保管しているけど……アンの置き土産、活かせるようだね?」
「はい。確かサイドカーもありましたよね?」
「うん、それも完璧さ。この前の依頼でデータも集まって、完成させれたよ。」
「……サラ教官、学院長、俺は導力バイクでケルディックに行きます。そこにマキアスとエリオットがいるようです。ヴァリマールでは目立ちすぎますし、そこまで遠くはありません。鉄道でも1時間でしたし、問題ないと思います」
「その導力バイクってのは良く分からないが、速いのか?」
導力バイクを知らなければ最もな意見である。その意見にジョルジュが対応する。
「平均で、80アージュ/時は出せると思います。その気になれば120アージュ/時も。理論上、最高で180アージュ/時は出せる設計です。ただ、危険すぎるので、150までが限度でしょう。小回りも効きますし、確かに移動手段としては良いでしょう。ただ、導力を使い切ったらチャージに時間が掛かりますが」
その説明を聞いたトヴァルは溜息をついた。
「とんでもないな。導力車並みのスピードか。それでいて小回りが利く……軍が飛びつきそうなもんだな。それで、リィン? 誰と行く気だ?」
「俺1人で行こうと思います。もしもエリオット達を乗せる事を考えると、サイドカーに1人、運転者の後ろに1人の計3人ですから」
「うーん、そうか……じゃあ仕方がないな」
「はい。それから出発は明日の早朝にします。出来るだけ人目につかないように」
「じゃあアタシ達はどうしようかしら」
「そうだな……俺は帝都に行こうかと思う。実は内乱が起こってからオリヴァルト殿下やヴィクターさんと連絡が取れなくてな。なんとかして連絡を取りたい」
「うーん、あの人たちに関しては全く心配はないけれどもね。実力のある人達だし、殿下にはミュラーさんが付いてるし。行方が分からないのは連携を取る上で少し不安があるけれども」
「うむ……ミュラー君、オリヴァルト君はこの学校で学び、優秀な成績を修めておる。もちろん武術においてもな。心配は要らんじゃろう。さて……もう疲れているだろう。今日はこのトリスタで夜を明かすつもりじゃろう?」
「そのつもりですが、体を休められるところはありますか?」
「ふむ……保健室にベッドが簡易ベッドの分も含めて6つはあるはずじゃ。そこで寝ればいいじゃろう」
「学院長、感謝します」
エリゼが何か言いたそうな表情をしていたのをサラが見つけた。
「すみません、ギムナジウムのシャワーって使えますか?」
「おお? 当然使える。遠慮なく使ってくれ」
その言葉にエリゼの顔が明るくなった。サラはエリゼにコソッと耳打ちした。
「ふふ、女にとって1日の終わりにシャワーを浴びないなんて有り得ないものね。使い方を教える為にアタシも一緒に行くわ」
「! あ、有難うございます!」
サラとエリゼがシャワーを浴びる為に出て行った。トワはもう既に浴びていたそうで、辞退した。ジョルジュは技術棟に戻り、トワも学生会室に戻った。2人共学院に寝泊まりしているそうだ。トワはもう業務は無いはずだが、学院を離れる気にならないのだろう。ジョルジュも似たような思いだそうだ。トヴァルは少し夜風に当たりたい、と言ってグラウンドの方に行った。学院長室にはヴァンダイクとリィンだけが残された。ヴァンダイクは窓の前に立ち、何か考えているらしい。そろそろリィンもお邪魔しようとした時、ヴァンダイクがリィンに声を掛けた。
「シュバルツァー君、すまんのだが少し話を聞いてくれんか。何、年寄りの独り言と思ってもらってくれて良い」
「は、はぁ」
そこからは少しと言うには長いヴァンダイクの話が続いた。話し始める前は顔を伏して床に向けていたが、考えがまとまったのか、面を上げた。窓ガラスに映るヴァンダイクの表情は真剣そのものである。
「……儂が軍に入ったのは今から52年前。まだ導力革命も起こっておらず、今では考えられぬほど生活もそこまで豊かな物ではなかった。そして、この国は貴族が支配しておった。今ほど帝国の版図も広くなかった。入隊した時は19の若造じゃった。儂は此処とは違うが、士官学校を卒業しておった。じゃが、色々と交流があっての、此処の旧校舎が現役じゃった頃も知っとる。もう使われないようになって久しいが、今でもあの頃は鮮明に思い出せる。今は亡き戦友の学生の時の顔もな……。
前置きが長くなってしもうたの。さて、あ奴……オズボーンは儂が36の時に軍に入って来た。今でも覚えておる……新入隊員の中で一際他の者とは違う、という雰囲気を纏っておった。その通りあ奴は如何なく才能を発揮させていった。奴の同期の中では一番出世が早かったじゃろう。じゃが、奴は何を思ったか入隊して10年が立とうと言う頃、軍を辞めた。そして軍部時代に培った人脈を生かし、政治家として帝国政界に進出して行った。そして今から12年前、遂に奴は宰相の座まで上り詰めた。丁度儂は元帥になったばかりじゃった。宰相になった時、奴は儂の所に来た。そしてこれから自分がどうするのかを語ってくれた。それを聞いた時、既に危うい、と思った。じゃが、儂は結局止めれなんだ……。
そして、奴は自分の味方を増やし、遂にそれまで強大な力を持っていた貴族派と渡り合えるまでの勢力を作り上げおった。それが革新派じゃな。奴はこう言っとった。『古い体制を打破し、この国を真の強国とする』、と。じゃが、儂にはそれが奴の真の目的とは思えなかった。そして奴は自分が撃たれることで今、この状況を作り上げた。この内戦がどう終ろうと、この国は前と同じにはならんじゃろう。それも織り込み済みなのじゃろうな。
……奴はもう撃たれた。もう止める意味は無い。ならば、この状況をどう収め、この国の行く末をどうするか。本来ならば儂のような老兵は変えようとする者達の支援をするべきなのじゃろうが、それも出来んかもしれん……誰とは言わんが、真に今の状況を憂い、収めようとする者はいる。今はその者に希望を託すことしか出来ん……どうか、あの馬鹿の作り出したこの状況…を打ち破り……この国に再び平穏を取り戻してくれんか……」
ヴァンダイクの話はそこで終わった。しばしの間続いた沈黙の後、リィンは学院長に頭を下げ、学院長室から出て行った。学院長室を出て屋上に向かおうと思った時、中庭に面したドアからベアトリクス先生が入って来た。軽く礼をしてすれ違った。その様子をベアトリクスは不思議に思ったが、引き留めず、向かうべき所に向かった。
コンコン
「失礼します。ベアトリクスです」
「おお、貴女か。入って下され」
ベアトリクスは学院長室に入った。
「何かおありになりましたか?」
「フフ……貴女には敵わない。今しがた出て行ったシュバルツァー君にの……オズボーンの馬鹿の事を話し、希望を託してしもうたんじゃ。……のう、儂に出来る事は……まだあるかのう……」
「うふふ……ヴァンダイク名誉元帥ともあろう人がそんな弱気でどうしますか。無いわけないでしょう。まだ出来る事はありますよ。きっと。それにこの学院の理念……『若者よ、世の礎たれ』……その礎を支える事が私達の責務でしょう」
「そうだな……そうじゃったな。いやはや、貴女には頭の下がる思いじゃな」
「そこまで持ち上げられても困りますよ。……学院長、次が最後の戦場になるでしょうか」
「……ふむ、そうじゃな。儂等にとっては最後になるやもしれんのぅ……」
窓の外で月と星がこの国が今内乱にあると言う事を忘れさせる程美しく輝いていた。
やっとユミルからトリスタまでの移動、そして学院潜入までの話が終わりそうです。アーツ融合の話にトヴァルが滅茶苦茶興味を示していました。夜風に当たるだけなら屋上や中庭でもいいのに、グラウンドに向かったのには訳があります。
さて、次回からは場所がやっと変わりそうです。この時点で11月4日。未だに話が大きく動くのは11月下旬以降からです。理由はクロスベル側の事件が収束するのがその時期と推測されるからです。クロチルダ、マクバーン、デュバリィ、ブルブラン以外の結社サイドはそれまでは大きく動かないでしょう。彼らとどこで出会い、仲間をどのペースで集めて行くのか。それが大きな鍵になって来ると思われます。パッパと集めて話を大きく盛り上げて行ける様、努力します。
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