ゼロの忠実な使い魔達   作:鉄 分

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第十九話 アルビオンへ

「ルイズ、あなたにしか頼めない重要な依頼があります、」

「今から話す事は決して誰にも話してはいけません、」

 

 

 

 使い魔品評会が開催された日。太陽が完全に沈みハルケギニアが夜に包まれる時間帯。

 トリステイン魔法学院寮塔。アンリエッタ姫殿下が為に用意された部屋。

 それは僅か一日の逗留とはいえそれなりに設えられた広い部屋だった。

 

 その部屋にはルイズを含め四つの人影があった。

 アンリエッタ・ド・トリステイン。トリステインを統治するトリステイン王家の王位継承者。

 マザリーニ枢機卿、事実上のトリステイン宰相でありアンリエッタを補佐するトリステインの重臣。

 その二人に、学院長であるオールドオスマンとルイズを加えた総勢四人が揃っていた。

 

 

 何時かの日のようにディティクトマジックが施された部屋は重々しい緊張感に包まれている。硬い表情を浮かべるアンリエッタ。ルイズがアンリエッタ姫殿下より話された内容もその硬い表情に違わないものだった。

 

 アルビオンの貴族が王家に対し反乱を起こし、王室側が倒れるのも時間の問題であること。勝利した反乱軍はその矛先を止めることなくトリステインへと向けるかもしれない。トリステイン側は対策協議の結果ゲルマニア側との同盟を考えている。

 

 だが、トリステインとゲルマニアとの同盟を妨げるためにアルビオンの貴族は血道をあげている。トリステインはどうしても同盟を成功させたいが、その同盟を妨げるだろう材料となるものがある。アンリエッタ直筆の手紙がそれだ。同盟を妨げる恐れがあるその手紙は反乱軍と戦う王室側のウェールズ皇太子が持っている。遅かれ早かれ反乱軍は勝利する。そのため何時その手紙の存在が露見してしまうか分からないのだという。

 

 手紙の存在がゲルマニア側に伝わり同盟が破棄されればトリステインは孤立する。単独で反乱軍が支配するアルビオンと対峙することは何としても避けなければならない。ならば反乱軍へとその手紙が渡る前に何とかしなければ。

 そしてアンリエッタはルイズにその手紙の奪還を依頼した。

 

 

 

「貴族派と王党派が争いを繰り広げているアルビオンに赴くなんて危険な事を、大切な友人である貴女に依頼するのは心が痛みますわ、」

「姫殿下……、」

「ですがゲルマニアとの同盟を成功させるためにはどうしても、あの手紙が必要なのです、」

 

 

 

 アンリエッタの表情は依然硬いままだった。

 トリステインは小国であり大国であるゲルマニアへ同盟をお願いする立場。それを見越してゲルマニア側はアンリエッタの輿入れを同盟の条件として提示してきたという。王族である義務としてアンリエッタはそれを受け入れなければならないが、その婚礼がアンリエッタの望むものでないことは明白だった。王族という立場と義務。それ以前に一人の人間である自分の感情との板挟みにあっている。アンリエッタの苦悩を思ってやりきれない表情を浮かべるルイズだった。

 

 王族であるアンリエッタは自身よりも国家を念頭に置いて行動しなければならない。同盟を成功させトリステイン国家と国民を守るために、王族としての宿命を背負い結婚を受け入れるという判断もまた当然だった。

 

 

 

 だが、理解と感情は別である。

 王族としてゲルマニア皇帝との婚礼を受け入れなければならないということは理解できても、一人の人間として納得するのは難しい。ルイズはその手紙の内容を伺うことは出来なかったが、アンリエッタとウェールズの友好は明白だ。ウェールズ皇太子への恋文であることは容易に想像できた。募らせた恋慕を蔑ろにしてでも手紙の奪還を依頼する、互いに思いを寄せあう関係を壊してでも同盟を成功させる。

 国民を思うその心。断片でもその覚悟を感じたルイズは杖に誓った。

 

 

 

「例え戦火渦巻くアルビオンであろうと、姫殿下の御為とあらば何処なりとも向かいますわ、その一件はこの私めにお任せください、ウェールズ皇太子殿下より必ず手紙を受け賜ってまいります、」

「アルビオンの貴族派から気取られることを防ぐために、自由に動ける其処元に依頼することに相成った。 未だ学院生であるとはいえ彼の土くれを捉えたというその手腕を期待している。猶予は残されていない可能な限り速やかに任務へと取り組むように、」

「ははっ、」

「教員への説明は儂が仲介しておこう、後陣の憂いは考えずともよい、」

「感謝します、オールドオスマン、」

 

 

 

 アンリエッタの脇に控えるマザリーニから指示が飛ぶ。大勢の学院生達の中からルイズを選出したのも彼だろう。アンリエッタと幼少の砌より付き合いのあるルイズであれば身元ははっきりしているしフーケ追補という功績もある。アンリエッタとの交友も加味してその判断を下したはずだ。

 

 痩せこけ頭髪も髭も真っ白なその外見は年齢よりも遥かに年老いて見えた。私心のない人間で王家への忠誠心も高いマザリーニ。相対する現状に対して一際心労を貯めているだろうとルイズは思った。

 

 だがその表情は妙に落ち着いてる。

 

 国家存亡の危機だというのにオスマンも同様、その雰囲気は随分と寛いでいた。長年トリステインを支えてきた忠臣がこの事態に慌てないはずがない、それがこの落着きである。一体どうしたのだろう、と思考するルイズだった。しかし、アンリエッタが手渡したものを見てルイズの思考は途切れた。

 羊皮紙にしたためられた手紙。そしてトリステインに古来より伝わる秘宝。水のルビーだった、

 封蝋の施された手紙と指輪を持ってアンリエッタは言う。

 

 

 

「ウェールズ皇太子にこの手紙を渡してください、すぐ件の手紙を返してくれるでしょう、」

「そしてこれは母君より授かった水のルビーです。大切な友人を死地に送り出す罪が贖われるとは思っていません。ですがせめてものお守りと思って受け取って欲しいのです、。」

「姫殿下、これは……こんな大切なものとても受け取れませんわ。」

 

 

 首を振りながらアンリエッタはルイズの手を握った。

 そしてルイズが返上しようとした指輪をゆっくりと押しとどめる。

 

 

「この任務にはトリステイン国家の、そして人民の未来がかかっています。母君の指輪が、………そして鋼鉄の使い魔たちがアルビオンに吹く猛き風から、あなたを守りますように。」

 

 

 アンリエッタとルイズは二人の間にある繋がりを確かめるように手を取り合う。アンリエッタの瞳に宿る不安、後悔、諦め、傲慢それら様々な感情が入り混じり渾然一体となっている様を見てルイズは思った。幼少の頃毎日玩具を取り合ったり取っ組み合いの喧嘩をした腕白でお転婆だが純真だったアンリエッタはもういない。

 

 

 今自分の目の前にいるのは国の象徴的存在として昇華したアンリエッタだった。

 統治者たる統治者へ。人を、国を、治めるべく魑魅魍魎の貴族や王族と渡り合い、そしてアンリエッタも一つの魍魎として戦えるようになっていた。杖を捧げた部下としてはこの移り変わりを喜ぶべきなのだろう。純真なだけである女王など神輿にするには不適格だ。この変化は正しかった。

 

 けれども一人のルイズとして見た時の一抹の寂しさは拭えない。踵を返し、寮塔の自分の部屋を目指すルイズ。またあのお転婆なアンリエッタと出遭うことは出来るだろうか。ルイズには分らない。幼いころ無邪気に遊びまわった日々がただ懐かしかった。

 

 

 

 ▲

 

 

 

「認めざるを得ないだろう。あんなものを見せられてしまっては非常に嘆かわしいが断ることは出来ない。皇帝への上申書は何としてでも通さなければならないな。既に手は及んでいるだろうが。」

「ふん、随分と手際がいいことだ。我々が尽力するまでもないということか。」

「ああ、恐らくは、あそこまで手際のいい連中だ。その反応まで織り込み済みだろう。でなければ態々我々を招待はしないはずだ、」

「部下に欲しいくらいだな、」

「ははッ全くだ、」

 

 髭面の男はそういって天を仰いだ。

 逗留地へと向かう馬車の中で彼らは話し続ける。

 色濃い懸念が表情から伺える。品評会に参加したゲルマニア側の有力者。その中でも最も権力と広大な領地を持っている者二人が紙束を片手に話し合う。

 笑い声をあげた髭面の男は紙束に目を通しながら横目で窓を見る。ハルケギニアの双月が煌々と灯る様を見て溜息を吐いた。伝統を重んじるトリステインとは異なる成り立ちを持つゲルマニア。貴族としての格よりも経済力や財力などの実力がより重視されている。

 その実力本位な世界をその卓越した手腕でもって生き抜いてきた髭面の男。自身が何者かの掌で踊らされている姿など夢にも思っていなかった。

 

 

 

「どうせ踊らされるのであれば精一杯踊らなければ損か、」

 

 

 

 髭面の男の呟きは轍が刻まれる音に紛れていった。馬車が休みなく逗留地へと向かっている。

 二人の男が持っている紙束には共通の文字列が並んでいた。

 基本から実践まで詳細に記載された目的の骨子。

 今までに見たことがないほどに練られ充実している計画書及びその概要。

 契約者履行者共に利益のある魅力ある提案。

 表題となっている一際大きく記載されたそのタイトル名は、

 

 

【ゲルマニア特別経済区設立案草稿】

 

 

 

 ▲

 

 

 

「ハァ~イルイズ、遅かったじゃない待ちくたびれたわ、」

「キュルケ!? タバサまで!?っていうかまた? 何でここにいるのよ!」

 

 

 アンリエッタからの依頼を受けたルイズ。彼女が灯りの少ない廊下を通ってトリステイン魔法学院寮塔にある自室に辿り着いたとき、既に部屋には万端の準備を整えたキュルケとタバサが待っていた。身軽な旅装に服装が整えられいつ何時でも出発出来るように見える。

 しかも、

 

 

「御姫様の手紙をアルビオンまで取り戻しに行くんでしょう? 私たちもついていくからよろしくね、」

「何で手紙のことを知ってるのよ。私だってついさっき聞いたばかりだったのに。」

 

 

 

 事も無げに言うキュルケ。最早頭の中はアルビオンへ思いを巡らせているのだろうか、ルイズは訝しむがその疑惑を払ったのはタバサだった。そしてその極めつけはメガトロン。部屋の窓枠の外からはハルケギニアの双月ではなく修羅の様な貌が覗いている。ルイズを急かすようにして手を差し出している。任務への協力を申し出る前にもう既に準備は整えられているようだった。

 

 

 

「依頼された。報酬ももらっている。協力は惜しまない、」

 

 

 

 そういって貨幣が詰まった小袋をタバサは捧げている。どことなく顔つきも満足そうだった。この分ではキュルケも同様なのだろう。何という手際のよさだろうか、話がとんとん拍子で進んでいくさまに思わず頭を抱えそうになってしまう。だが必死でルイズは堪えた。膝をついてしまいそうになる身体を奮い立たせて思考を巡らせる。

 

 

 タバサが依頼を受けた相手も矢張りメガトロンなのだろう。その金貨の出所が何処なのかルイズは分からなかったが、キュルケが何故手紙のことを知っているのかも含めて、メガトロンを絡めて考えればある程度まで筋道の通った結論を見出せるのだ。

 

 

 キュルケやタバサの眼も気にせず服を脱ぎ始めるルイズ。クローゼットにマントを仕舞い込み適切な旅装を見繕う。

 超特急で着替えを済ませ、杖と荷物があることをしっかりと確認してメガトロンに飛び乗った。窓枠にはメガトロンの巨大な掌が差し出されている。キュルケとタバサもルイズに倣って窓から飛び移る。ラヴィッジは少女が乗り込む前から既に乗っていた。蜷局を巻いてルイズを待っている。三人の少女がコックピットに乗り移る様子を認めたメガトロンはエイリアンタンクへとすぐさまトランスフォームし離陸した。

 

 コックピットには巨大な獣と荷物を背負った三人の少女が乗り込んでいた。荷物とラヴィッジがスペースを占有しているため、詰め込まれるようにして座っている。互いの肌が触れ合う距離。ゆとりの少ないその様子は少々窮屈そうだった。

 

 

 

 

「キュルケちょっとあんた変なところ触んないで、もっと奥に詰めなさいよ」

「荷物が当たっただけで別に触ってないわよ、少し窮屈だからしょうがないわね我慢しましょう。でもこのペースで向かえばすぐにでも着いちゃいそうよ。アルビオンまで。」

「それにしても綺麗ね~、空からの眺めがこんなに美しいだなんて思わなかったわ。タバサのシルフィードには何度か乗せてもらったことがあったけれどそれとはまた違うわね。空から見る夜のハルケギニアは初めて見たけれど趣があって本当に綺麗。」

 

 

 

 感嘆するキュルケ。そのキュルケに同意するようにしてタバサも首肯した。太陽が沈み彩りを失ったハルケギニアの景観。黒で塗りつぶされたその景観が二色の月光によってぼんやりと浮かび上がっている。普段から風竜であるシルフィードを足としているタバサ。そのタバサも見慣れていない新しいハルケギニアの一面は少女たちに強い印象を残すものだった。

 

 ルイズの部屋を離れたエイリアンタンクは浮遊大陸アルビオンへの道を一路直走る。現存の最大戦力を搭載するエイリアンタンクが飛行する様子は驚くほど静黙としていた。その快適な空の旅を特等席でルイズたちは堪能する。夜の姿を浮かび上がらせるハルケギニアの景観を横目にルイズは考える。

 

 キュルケやタバサはアルビオンへの任務内容を知っていた、メガトロンが二人に報酬を払って雇い入れる際にでも聞かされたのだろう。それはまだ理解できる。雇用されたキュルケやタバサが何に協力すればよいのかを予め知っておきたいと思うのは当然だろう。

 

 

 

 問題は何故メガトロンがこの秘密任務を既に知っていたのかだ。

 

 

 

 ウェールズ皇太子殿下が持っているだろう手紙の奪還。ゲルマニアとの同盟を成功させるためにトリステインはその手紙を取り返す必要がある。国家を揺るがしかねない重大事項。その詳細な内訳を知っているのは限られた人物だけである。

 ルイズを除けばその当事者であるウェールズとアンリエッタ、そしてアンリエッタの側近である重臣のみだ。その限られた人物しか知らない事柄をメガトロンが把握している。

 

 アルビオンにて反乱軍と穂先を削りあっているだろうウェールズはありえない。そして品評会の様子を見てもアンリエッタとメガトロンの間に何らかの交流があったとは考えづらい。残された該当者はアンリエッタの重臣のみ。消去法で考えれば、立場上その重大事項を知らざるを得なかった重臣たちとメガトロンには何らかの交渉があったのだと予想できた。

 

 

 高空からの眺めを見ながらルイズは歯噛みする。その湧き上がる悔しさを止めることが出来なかった。

 何のことはないルイズも、そしてアンリエッタもまた道化だったのだ。

 

 

 既に交渉は終わっていたのだろう。

 マザリーニ枢機卿が浮かべていたあの安堵。それもメガトロンとの交渉を穏便の内に纏められたことが理由のはずだと考えれば自然と納得できる。メガトロンとマザリーニ含めた重臣たちとの間に結ばれた何らかの約束事。ルイズは普段メガトロンがどのようなことをしているか完全には把握していない。その時間を利用すれば何らかの働きかけを行うことも出来たのだろう。メガトロンと重臣達との間には以前から少なくない交流があったはずだ。

 

 あの使い魔品評会もその布石。態々ゲルマニア側の有力者までもを連れてきた理由はそこにあるのかもしれない。誰が裏で働きかけてゲルマニア側の有力者を連れてきたのかは分からない。

 

 だがメガトロンが何故品評会に参加したのか、見世物のような真似を受領したのか、今ではよく分る。

 

 品評会は合法的に利用されたのだ。その場を利用してメガトロンの存在を双方の有力者相手に存分に披露する。圧倒的な力を見せつけられた有力者たちはメガトロンの存在を重視せざるを得なくなるだろう。そしてメガトロンは自らの実力を持ってその交渉を有利に進めていったはずだ。

 

 

 

 これはあくまでも予想の範疇に過ぎないが、マザリーニ側は品評会を利用したゲルマニアへの牽制、そして手紙の奪還をメガトロンへ依頼したのではないかとルイズは思った。メガトロンの高い知能と実力。以前から交流があり互いをよく知っていたとすればマザリーニが安堵するのも当然だろう。メガトロンが手紙の奪還などという任務にしくじるとはとても思えないからだ。

 

 メガトロンがどのような目的を持っているのか、交渉で何を要求し何を獲得したのかは不明だが、手紙の奪還をメガトロンが了承したのであればそれは既に成し遂げられたも同然だろう。トリステインとゲルマニアの同盟を妨げる障害はなくなる。マザリーニの安心も納得できる。

 

 

 アンリエッタとルイズのその全ては茶番だったのだ。

 

 

 使い魔であるメガトロンが優先されるべく優先され、ルイズはそのついで。アンリエッタとルイズを飛び越えたところで既に話は決着していたのだ。既に為された依頼の為にアンリエッタは秘宝を自分に差し出したのか、既に為された依頼の為に自分は意気込み杖を捧げていたのか、と。

 そう考えるルイズの心は本心から燃え滾っていた。

 

 

 何と健気で無様で滑稽な姿だろうかとルイズは自嘲する。

 

 

 だが、このままでは終われない、任務は絶対に成し遂げてみせるがメガトロンの掌の上でただ踊らされるわけにはいかないのだ。マザリーニは正しいのだろうとルイズは思う。国を思う枢機卿としてより確実でより安心できる方法を彼は選択したのだろう。

 

 だが幾ら正しかろうと、ルイズの持つ貴族としての誇りはこれ以上ないほどに蔑ろにされた。ルイズはマザリーニに対する憎しみはこれっぽっちも抱いていない、寧ろ枢機卿として強く尊敬しているくらいだ。

 

 だが、自身の貴族としての誇りの為に、このまま済ませる訳にはいかなかった。ただメガトロンの付属物として終わってしまう。そのことだけは受け入れられなかった。

 

 必ず何かの力になってみせる、アンリエッタ姫殿下の期待に応えて任務達成に寄与してみせる。

 

 

 ルイズはその覚悟を強く心に刻み込む。二度と忘れることがないように強く、強く。

 コックピットの窓辺からハルケギニアの夜景が視界に入る。

 月光に照らされた雄大で荘厳な光景。その美しいハルケギニアの自然もこの時だけは何故か色褪せて見えた。

 

 アルビオンへの旅はまだ半ばを過ぎたところだった。

 

 

 

 

 

 


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