FLEET COLLECTION ~艦CORE~ 作:ARK-39
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叢雲「注意、今回はこの世界の企業や組織を一通りまとめてみただけよ。
もしこれらの企業が本編で登場しなくてもその時は文句は言えないわ。
そこをよく考えておきなさい。
この資料を見なくても本編の進行に支障はないわ。
だけどこの資料を見たことによるデメリットもないはずよ。」
企業・組織について
国家解体戦争時、幾つもの企業がグループ関係を築き、最終的には2つの複合企業連合体制が誕生した。さらに、「レイヤード・ボルト」間のネットワーク機構の確立等で力をつけた「研究機関」が存在し、複数の企業を従えている。
この世界は現在、この三つの勢力が主となって「深海棲艦」に対抗できる存在「艦娘」及び彼女達を伴う「提督」を統括する組織「カラード」を立ち上げ、武装等を提供している。
しかしながら、当然ともいうべきか必ずしもその三つの勢力内で留まるような企業ばかりではなく、独自の力をつけて勢力からの脱出を図る企業も存在する。
また、提督の中には特定の企業との繋がりがある者もいる。その場合、提督は高性能な試作製品を試験的に先行供給してもらう等の優遇がなされ、企業はその提督の活躍で他提督へ製品の売り込みができる、という形が形成されている。
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~各企業紹介~
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「FORMULA APEX CONGLOMERATE」読み:フォーミュラ アペックス コングロマリット
交通機関における輸送機器の整備や提供で力をつけていた「ミラージュ社」が、国家解体戦争以前に国家によって粛清を受けて低迷していた「レイレナード社」を支援したことで、ミラージュとレイレナード双方の関係企業がグループ関係を築いて出来上がった複合企業連合体制。しかし最近では所属企業との間で関係に亀裂が入っているという噂もある。
製品には先進性を追求した高水準で比較的高価な製品が多い。
~所属企業~
「アスピナ機関」
その体系は研究機関に近い。
主に艦娘の機動力増強系の装備(追加ブースタ)等が主力製品である。
初期の段階では「提督」の研究も行っていた。
その時のこともあり、「Septem peccata mortalia」とも少なからず繋がりがある。
「プログテック」
独自の発想と、それを実際に完成させる技術力が売りの比較的新興の企業。
特に独自の機構によって圧倒的な攻撃力を連射可能にした常識破りの武器「KARASAWA」は同社の主力製品である。最近ではインテリヲル・ユニオンと技術的連携をとっている。
「インテリヲル・ユニオン」
「レオーネメカニカ」「メリエス」「アルブレヒト・ドライス」の3社が合併して誕生した新生企業だが、名前自体は3社の連合時代から通っている。
レーザー兵器に一定の評価がある。
女性の比率が高く、艦娘達の装備にも細かい配慮がなされている。
「オーメル・サイエンス・テクノロジー」
技術力はもとより、その政治力は明らかに一企業の域を逸脱している。
「カラード」にも、フォーミュラ所属ではなくオーメルは単体で参加している。
噂では、いずれフォーミュラから離脱して新たな勢力を作るのでは、とも言われている。
何故か寝具に異常なこだわりがある企業でもある。
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「BLITZ LEAGUE ENTERPRISE」読み:ブリッツ リーグ エンタープライズ
「クレスト.ind社」と「Global Armaments」が本格的に連合関係に移った事により双方の下部企業が集結して発足した複合企業連合体制。
共通して堅実な信頼性の高い製品を多く輩出しているが、堅実すぎて凡庸一歩手前になりかねない時もある。
その為、フォーミュラより全体的に商品価格が低い。
~所属企業~
「クーガー」
元GAグループの推進機の分野では他の追随を許さない企業。
しかし艦娘用の装備としては技術的遅れがあった。
それも昔の話であり、再びリーディングカンパニーたる地位を獲得している。
最近ではアスピナ機関とも技術的連携をとっている。
「MSAC」
同じく元GAグループの電子関係とミサイルに強い企業。
かつてはGAの完全子会社であったが、その功績によって独立してグループに所属している。
ミサイルの分野ではリーディングカンパニーと言える程のシェアを誇っている。
尚、この世界で電子レンジとはこの企業が作るものである。
「ローゼンタール」
雰囲気には貴族的な趣が漂うが、その製品にはかなり汎用的なものが揃う。
アリーナ演習には他の企業より力を入れており、本社の掲げる精神「noblesse oblige(高貴なる者の義務)」もあって世俗的人気度が高い。
高級陶磁器から家庭用食器まで幅広く扱う食器メーカーでもある。
「Bernard and Felix Foundation」
色々な意味で精密な製品を輩出する企業で、略称は「BFF」。
艦娘用の装備としては精度の高い狙撃用の武器が主力製品である。
また、提督用の拠点艦も本社が建造している。
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「Septem peccata mortalia」別称「Seven deadly sins」読み:セヴン デアドリー シンス
世間の一般認識では鎮守府間ネットワーク「ナーヴス・コンコード」の開発・管理・運営を行っている会社。というだけであるがその実態は「総合研究後援機関」という研究者を全面的にサポートする機関。
「艦娘」自体の建造・提供・アフターサービスを行っている。また、「提督」の育成にも関わっているためカラードにおいて筆頭の組織でもある。略称は「S.d.s」。
~所属企業~
「KISARAGI」
最近では「S.d.s」からほぼ独立している技術力の高い企業。
なのだが明らかにその方向性を間違えているために「変態」企業と呼ばれることもある。
生物系に強く、艦娘を建造するにあたって外見の辻褄が合う様ににリデザインを行っている。
艦娘用の装備としては、MSACが作らないようなミサイルと、特殊な武装が主力製品である。
「アルゼブラ・イクバール」
どちらかというとキサラギの配下企業。建築関係で一定の地位を持つ。
ボーリング掘削の技術を応用した"射突型ブレード"(通称「とっつき」)が目立ちがちだが、銃火器類も充実している。
「トーラス」
「F.R.O.M」技術分野のパイオニアであり、リンクス戦争時に壊滅した「アクアビット」の遺志を継ぐ「変態」企業。GAの旧欧州法人「GAヨーロッパ」もこちらに合流している。
艦娘には、「F.R.O.M」をフルに活用した癖の強い武器を提供している。
「TEAM R-TYPER」
主に空母系の艦載機を扱う謎多き企業。どうやら企業でもないらしい。
艦娘の建造にも関わっている、ともいわれている。
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「有澤重工」読み:(´神`)
かつてはGA所属であったが、現在は独立している。地上に本部を持つ唯一の企業である。
数少ない単一企業としては最大級の規模を誇り、当分倒産とは無縁である。
大型実弾火砲に絶対の自信があり、人類側勢力の総火力を全面的に底上げしている。
艦娘用には高威力グレネードランチャーを提供している。というよりそれしか作っていない。
戦車がいまだに戦場で活躍できるのもこの企業あってこそである。社長自身が戦車乗りであり、時に自らが「会社の危機の為に」前線に立つその姿は正しく漢である。
温泉に並々ならぬこだわりがあり、民家の風呂場にも有澤の文字が輝く。
この世界の民家が爆撃されたときに最後に残るのは浴槽である。
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「FROM SOFTWARE」読み:(´鍋`)
「S.d.s」所属ではあるが、形式上は独立している。
プログラミング分野において優秀で、艦娘の艤装における企業装備の制御プログラムを担当している。それ以外ではゲームソフトの開発も行っているが、難易度が高く設定されている物が多い。
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「Revolution Energy 間宮」略称:RE間宮
「S.d.s」に所属する「鎮守府」に生きる生物なら必ず世話になる総合食品会社。
国家解体戦争時に複数の食品会社が統合して誕生した。
艦娘においても例外ではなく、彼女達からの評価も高い。
叢雲「こんなところね、少しは参考になったかしら。」
叢雲「筆者より
私の作品を読み続けてくださるのであれば応援、アドバイス等いただけますと有難い限りです。
だそうよ。」