俺は呼び出したアスカロンを・・・・。
「アスカロン・・・大!車!輪!」
邪神に向けて投げた。
ゼンガー・ゾンボルトが駆るダイゼンガーの如く。
邪神は怪光線を出して剣が飛んで来るのを防ごうとしたのだが・・・。
無理だった。
何せ聖剣だ。
妙に神々しい輝きを放ちつつ、怪光線を切り裂き・・・触手までも切り裂いていた。
「ヒャッハー!!聖剣を携える赤龍帝様のお通りだぁー!愚者は斬首だぁー!首置いてけ!なぁ!首置いていけぇー!!」
い・・・言っている事は邪神とか・・・モヒカンと変わらんけど・・・凄い勢いで邪神の体の一部を引き裂いて・・・何処かへと飛んでいった・・・。
あれ?
「がぁぁぁぁぁぁぁ!おのれ!人間が・・・おのれ!おのれ!おのれ!」
触手とか体を聖剣()で斬られた邪神がのたうち周り・・・辺りに怪光線を撒き散らせていた。
・・・・
これってチャンスだよな?
んー・・・・んじゃ!・・・行きますか?相棒(ドライグ)?
(応!)
「はぁぁぁぁぁぁ・・・・・・はぁッ!!」
俺は全身に闘気を巡らせた。
すると・・・地面が裂けた・・・というか地割れが起きた。
そんな俺の人間離れしたニンジツ(笑)を見た・・・悪魔及び魔王は「ヒェッ」や「ファッ!?」や失禁をする者達が居たとか何とか。
そんな俺の闘気を感じた邪神が此方に振り向こうとしたが・・・
遅い!!
「おりゃァァ!!」
俺は邪神の元へと一足で飛んでいき、左手で殴った。
左斜め上から邪神に拳を振り下ろしただからだろうか・・・邪神の体は地面に少し埋まり・・・再び地割れが起きた!
タツジン!
否、ただの振り下ろした拳だった・・・。
しかし、この光景を見た者達はこう思うだろう・・・「倍加」の力を以てするとこれ程の事が出来るのか?と。
「おおおおおおおおおおおォォォォォ!!」
俺は次に右手で腹パンを行い、続けて、左足で蹴り上げ、更に右のアッパーで邪神の体を浮かせた。
俺は邪神の身体が浮かび上がるのを確認し、左手で殴った。
其処からは凄い勢いで邪神を殴った。
闘気を纏った拳により邪神の身体がやばい感じに変形していたが構わず殴り続けた。
後・・・ついでに・・・本当についでに言うと・・・俺が殴る度に・・・地割れが起きて俺の周りの地形が変化していっていた・・・。
何か地面が割れて・・・それが空中に浮いている様な気がするけど・・・気のせいではないだろうなー・・・とか思ってると邪神が一際上に飛んでいったので・・・。
右手に更に力を込めて邪神が落ちてくるのを待ち━━━━━━━━落ちてきたので・・・俺は力を込めた右手で邪神を殴った。
「真覇!剛掌閃!」
俺は山の方へと吹っ飛んで・・・山を破壊して更に何処かへとブッ飛んで行くのを確認し、白音達の方へと向いた。
邪神は爆発四散した!
side out
「やった・・・お兄様の勝ちですね・・・・流石です!お兄様!」
「流石イッセー君ですわ。」
「流石イッセーにゃ!悪魔達に出来ない事を平然とやってのける!其処に痺れる!憧れるニャ!・・・・というか抱いて!!」
女達は自分の男の勝利に歓喜していた。
「イッセー・・・全国というか・・・全世界で放映されているんだけど・・・これからどうするのかな・・・?なぁヘラ。」
「いや、貴方が何とかしてあげなさいよ。坊やのお陰で・・・私達の命・・・いや、地球全土が救われたのよ?」
神々はこれからの混沌の子の扱いについて話し合っていた。
「リアス・・・いや、全悪魔達はこれからは彼には余計な事をしないように・・・イイネ?」
「「「ア、ハイ。」」」
悪魔達は兵藤一誠という人間に対して畏怖していた。
三者三様の反応ではあるが、全員が彼のお陰で闇を退ける事が出来━━━━━━━━━━━━
「マダダ・・・マダ・・・オワリデハナイ・・・!」
再び闇が復活した。
side out
「ああ?」
俺は辺りを見回すと先ほど倒した筈の邪神の眷属の三闘神とサマエルの姿がないのに気がついた。
そうして何か・・・巨大な何かがこの場に現れようとしているのを感じた。
「人間如きにこの姿を晒すとは・・・」
怨嗟を込めて現れたのは・・・言葉にするのも憚る・・・ドラゴンだった。
「てめぇ・・・もしかして食ったのか?」
俺はドラゴンに問うた。
「食った・・・それは違うな、サマエルは私の細胞を用いて作ったドラゴンだ・・・再び一つになったのが正しい。この姿になったからには・・・もう貴様等は死ね。」
俺はもう一つ気になった事があったので・・・もう一度問うた。
「なぁ・・・あんたのその姿が奥の手・・・その状態をぶっ殺せば万事解決って事で良いのか?」
そんな俺の言葉を聴いた邪神は
「フハハハハハハハハハハハハハハハ!!私を殺す?貴様が?先ほどまでの力とは比べ物にならないと感じないのか?確かにもう一度殺せればもう御終いだ・・・しかし、貴様に出来るのか?先ほどの攻撃程度は私は死なんぞ!やはり人間は愚かだ!」
邪神の口に魔力が溜まってくるのを感じた・・・。
しかし、俺は構わずこう続けた・・・。
「おめでたいな・・・お前?なぁ、ドライグ。」
(全くだ。)
邪神は俺達の会話を遮る様に・・・更に口に魔力を・・・・
(「俺達はまだ倍加の力を使っていない。」)
「「「「「「」」」」」」」」
この場に居た全員がぽかーんとなった瞬間である。
え?何で俺の身内ですらアホ面晒してんだ?正気か?いや、だいぶSAN値が下がる敵だけどさ・・・。
まぁ、良いや!
とりあえず俺は・・・体に闘気と魔力を集め・・・
「真覇極奥義!」
体を少しバンプアップさせた。
そして更に身体に力を込めた。
「うォォォォォォォォォォ!!」
そんな俺の言葉と俺の高鳴るコスモ的なモノを感じ邪神が逃げようとしたが・・・
「行け!双覇竜よ!」
俺は両手から覇竜を呼び出し、邪神の逃走を防いだ・・・。
いや、俺は邪神の処刑場を創った。
覇竜は俺と邪神に邪魔が入らない様に俺達の周りを飛び続けている。
俺はすぐさま邪神の元へと飛んでいき、攻撃を行った。
邪神を殴り飛ばしては先回りし、殴り落とした。
また邪神を蹴り飛ばしては先回りに、蹴り落とした。
それを何千回と繰り返し・・・そろそろ動かなくなってきた邪神に対し、覇竜を向けた。
2頭の覇竜はその顎で邪神の体を食い千切りながら天へと登っていた。
俺はそんな覇竜達と合流すべく大地を蹴り跳躍し・・・・覇竜達と合流した。
俺は覇竜達を纏い・・・邪神の身体を貫こうと邪神の元へと向かった。
explosion!!
「真覇!猛撃烈破!」
俺達は邪神の身体を貫いた。
邪神は爆発四散した・・・。
そうして・・・世界を覆っていた・・・黒い霧が晴れて・・・光が・・・大地を・・・照らし始めた・・・。
で、今回のオチとか・・・を・・・。
特には無かった・・・。
強いてあげるなら、携帯の履歴が俺の両親と朱璃さんから大量にあり・・・何だ?と思い、電話をかけると・・・あの鎧纏ってたのっていっせー?というか今現在空に写ってるわよ?との事。
いっせー祭りだった・・・皆が俺の事を世紀末救世主伝説ばりに俺をもてはやしていたのだが・・・このままだととてもめんどくさい事になると思い・・・倍加のジツを用いたゲンジツを空に・・・人々の体内に送り込んだ。ほら・・・ミスター・サタン=サンが元気を少し分けてくれー!!的な感じで皆にゲンジツをかけた。
まぁ、神化してたし・・・簡単だった。
世界は今日も平和だった。じゃがりこにつまようじを入れるようなバカはいるがな・・・と俺こと兵藤一誠はベッドの上でニュースも見終わって・・・もう寝ようとしていたのだが・・・
「ずるいニャ!次は私と寝るニャ!」
と、黒歌が
しかし
「いえ、私ですわよね?いっせー君?」
と、朱乃が
しーかーしー
「いえ、お兄様は私と一生一緒に寝ますけど?ほら、邪神の時も真っ先に助けて貰いましたし?これって私がメインヒロインですよね?」
メインヒロイン言うな・・・
っうかアレ?
「何でお前・・・それ覚えているの?」
俺の言葉に三人が顔を合わせて・・・何を言っているのかな?という顔をしていたが・・・俺の言葉の意味に気がついた三人は・・・
「「「愛の力ニャ。/ですわ。/です。」」」
今日もウチの家は平和でした・・・・。
って事で邪神編というかガタノゾーア及びデモンゾーアは終わり・・・喋らなさすぎ?
喋る暇すら与えられない・・・素早さ!と思ってください。タツジン!
次は・・・修学旅行だっけ・・・。
それすっ飛ばして・・・サイラオーグ戦やりそうな気も・・・無論サイラオーグも弄りますよ?っうかあんな金色の獅子の鎧してていじらない方が可笑しい。金色になれー!ゆけー風の如く魔界の戦士よー!みたいな?
刻印面白いよね・・・鎧取られたけd(ry
であ、オタッシャで!