どうも、兵藤一誠・・・5歳です。
今回の話は・・・そう、世にも奇妙な物語だった・・・いや・・・電車の力ってすげー!スゲ━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━!!!!だった・・・。
しかし、この会合が後にあの様な悲劇になるとは・・・俺は・・・嫌、俺達は思わなかった・・・。
side out
俺と目が合った幼女と美人なお姉さんは・・・俺に会釈をしてくれたので・・・会釈し返したのだが・・・正直・・・怖くて・・・顔を上げれなかった・・・。
だって、これ・・・というかこのモヒカンって・・・アレだろ?アレ・・・。
そう・・・。
俺の中では幼女+世紀末モヒカン+神社=ビギンズナイト・・・というか・・・俺が始めてドライグ纏った日の奴だろぉ!?やはり、神は居なかったのか・・・いや、考えようによっては・・・神は居るのか?幼い頃の俺と合流して・・・Wヤルダバオトでモヒカン共を蹂躙出来るもんげ!
と、馬鹿な事を考えていると美人なお姉さんは後ろに居た・・・モヒカン達に気づいて・・・「ひっ!?」と悲鳴を上げた。
何というか・・・久しぶりにマトモな・・・反応を見た気がする・・・なにせ・・・俺はいつもハイスクールの拳じゃねぇーかぁー!?と言っていたからな・・・(遠い目)
するとモヒカン達は一斉に羽を生やし・・・手には光の槍を持ち・・・挨拶を行った。
「「「「ドーモ、堕天使です。貴女達はバラキエル=サンのお嫁さんの姫島朱璃=サンとその娘の姫島朱乃=サンですね?その命貰い受ける。」」」」
「「」」
絶句する親子・・・いや・・・そうなるわな・・・というかあの美人な姉ちゃん・・・母親だったのか?見た目凄い若いし・・・大学生位の人かと思ったわ。
親子からの返答は無く、堕天使達は・・・
「「「汚物は消毒だぁー!」」」
いや、リアルでこんな言葉を聞けるとは・・・俺は若干感動した・・・。
すると堕天使の何人かが俺の方に目を向けて・・・
「レイナーレ様、此方の人間はどうなさいますか?」
と・・・言い始めた・・・。
「」
今度は俺が絶句する番だった・・・。
なんでこいつこんな所にいんの?可笑しくね?って思ったけど・・・そういやコイツ・・・神器取って強くなりたいウーマンになる前は真面目に仕事してたんだっけ?
「中々のイケメンですが・・・ただの人間には興味有りませんわ、ソレの処遇は貴方達に任せますわ。後・・・私はそろそろ戻りますね。此処に居て・・・もしバラキエルと接触したら・・・。」
と、言いこの場から立ち去った・・・。
あ
こいつ10年前から・・・こんな奴だったのか・・・何というか・・・堕天使殺すべし、慈悲は無い、だった・・・。
そんな堕天使の言葉を聞いてか朱璃は
「この子も朱乃も関係ないでしょう!?やるなら私だけにして・・・!!」
と、悲痛な叫びも虚しく・・・それをあざ笑うように堕天使達は・・・
「「「人間殺すべし、慈悲は無い・・・堕天使である、我々に殺される事を誉れと思え!」」」
と、言い・・・俺たちに光の槍を投げつけてきた・・・。
side out
俺は一週間フレンズであった姫島朱乃=サンと遊ぶ約束をしていたので、彼女の家・・・というか・・・神社に向かっていた・・・。
すると、神社の方から何か変な気配を感じた・・・。
(ドライグ、この気配は?)
(無数の堕天使の気配だな・・・後は・・・何だこれは?龍?いや・・・これは・・・━━━━)
最後の方は何を言っているかは聞き取れなかったが・・・俺はドライグの言葉を聞き・・・正直家に帰りたくなった・・・。
だって、これアレでしょ?堕天使による堕天使の為の天誅とかいう奴でしょ?天誅する相手はバラキエルの奥さんだけど・・・。
俺はドライグに
(メンドくさいから・・・帰って良い?)
と、正直な言葉を述べると・・・ドライグからは
(いや、相棒・・・堕天使の相手はしなくても良いから・・・見に行くだけでも行ってくれないか?気になる者が居る・・・。)
?
あのドライグがこんな事言うのは珍しかったので・・・体の半分は優しさで出来ている俺は急いで神社へと向かい・・・。
其処には・・・男子高校生っぽい人がモヒカン相手に無双をしている・・・リアル北斗無双の姿が有った・・・。
そんな光景を見た俺は思わず・・・
「ハイスクールの拳じゃねぇーかぁー!?来る所間違えたぁー!?」
と、叫び・・・その場に居た全員に見つかった・・・。