ハイスクールD×D 混沌の息子   作:みやま

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肉汁ぶしゃー!

「貴様・・・本当に人間か?私の四本のエクスカリバーを合成させて・・・オリジナルに近づけたエクスカリバーを受けて無傷だと・・・?」

 

 

「ハッ、残り3本追加してから・・・殺りに来いよ?三下堕天使サンよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっす、俺・・・ヒョウドウ・ニセイだ!

 

え、何で分身の方が最初に出てきて・・・コカビエルとバトってんだ?って・・・それはな・・・とりあえず・・・聞いてくれよ・・・。

 

 

 

 

side out

 

 

 

「いっせー!今日は焼肉パーリィーよー!!って事でいつもの所で霜降り肉とか買ってきてー?」

 

「ハァァァァァァァァイ!!」

 

今日は我が家では焼肉パーリィーだ。

しかも色々と本格的で・・・屋上でやるんだよな・・・焼肉・・・もといBBQ。

 

焼肉と聞いて喜ばない・・・男子は居ない・・・だろ?ってもビール飲めないのが痛いわ・・・いや、まじで。

 

後、霜降りって単語は可笑しいと思うかもしれないが・・・俺の家・・・俺の黄金率とか・・・関係無く・・・裕福なんだよな・・・なんでかな?両親の仕事聞いてもリーマンです・・・って言われるけど・・・嘘だよな?家の車とか基本左ハンドルだし・・・後仕事用とプライベート用で5台有って・・・それぞれ父2台、母2台、黒歌1台だぜ・・・?可笑しいよな?

 

まぁ良いや、焼肉楽しみです。

 

って事で黒歌か白音連れて肉取りに行きますか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おばちゃーん!いつもの下さいなー!」

 

俺はいつもの肉屋でおばちゃんに肉を出してもらう様に頼んだ。

 

「お?いっせー君に黒歌ちゃんに白音ちゃんじゃない、連絡貰ってるよって事ではいよ。所で・・・黒歌ちゃんか白音ちゃん・・・ウチの子と引っ付いてくれないかねぇ~?」

 

いや・・・絶対無理だと思うけど・・・。

 

「「ごめんなさい、いっせー/お兄様以外は眼中に無いです。」」

 

ほらね?

 

「冗談よ、冗談。所で結婚式はいつあげるの?」

 

「おばちゃん・・・俺まだ高校生ですy━━━━

 

「「今すぐあげて、子供は2人位欲しいにゃ/です!!」」

 

ファッ!?

 

 

何というか・・・商店街のお肉屋で俺の結婚日が決まってしまったわ・・・。

 

「いやいや、大学卒業してからね?って俺いっつも言ってるでしょ?」

 

「「ア、ハイ」」

 

こいつら・・・分かってんのか?

そんな俺達の様子を見て・・・おばちゃんは俺にだけ耳打ちをし・・・

 

「後・・・これおまけで付けるから・・・頑張ってね?」

 

え?ナニを・・・俺は肉とおまけを受け取り・・・中身を見ると・・・マムシを漬けた酒だった・・・。

 

俺はお猫様達に見られないように隠し・・・帰路に着いた。

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

「いっせーに白音?・・・いっせーを監視しようと・・・駒王学園に使い魔放ってて・・・今それで駒王学園の様子見てるんだけど・・・面白い事になってるにゃ。」

 

え?俺・・・監視されてたの?知らんかったんですけど・・・。

 

とりあえず俺は黒猫様の言葉に戦慄しつつ震え声で

 

「な、何が有ったのかな?」

 

「はい」

 

ん?iPhoneを渡されて・・・白音と共にそれを見ると・・・

 

 

「ぶーwwwwwwwGと愉快な仲間と残念エクソシスト娘達全滅してんじゃん!?」

 

俺は吹き出した。

あれ?何で白音は吹き出してないの?思わず俺は・・・

 

「おお、ぐれもりーたちよ!しんでしまうとはなにごとだ!」

 

「「ぶーwwwwww(AA略)」」

 

黒歌と白音も吹いて爆笑し始めた・・・。

 

「っうかこれまじでどういう事?ちょっと前の出来事とか見れんの?」

 

「観れるにゃ・・・って事でぽちっとにゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何というかアレだった・・・途中までは良かったよな・・・イケメンが魔剣創造?とかいう禁手化で

フリードと何か眼鏡をかけた人間・・・いや、人間に眼鏡をかけられた眼鏡?とりあえず眼鏡と地獄の番犬のケルベロスを倒せたのは良いんだけど・・・その後がボロボロだったわ。

 

漆黒の片翼じゃない・・・堕天使が現れてフリードが使ってた魔剣を手に取り「イヤー!!」されて・・・全員お陀仏だった・・・まぁそもそもイケメンは禁手化になれたけど、数分前に至っただけで自分の物に出来てないしどう考えてもガス欠になるのは仕方ないとして・・・他の奴等本当になんなの?エクソシストに至っては・・・ツインテは番犬にワンパンでのされて・・・残念青は神は既に死んでいるという知ってる人は知っている情報を告げられて撃沈とか・・・神の不在如きで撃沈ってメンタル弱すぎぃー!?

 

髪の不在なら分からんでもないんだが・・・。

 

まぁ、良いか。

 

問題はGだった・・・こいつ何も・・・してなくね?朱乃は何か雷出して千鳥とかやってたけど・・・これでキング・・・?仮面ライダーブレイド見て出直して来いや!って思ったわ。

 

っうかこれ・・・あれじゃね?俺が出張らないとイケナイ系じゃね?何か堕天使のコカビエルが諸君・・・私は戦争が好きだ!とか言って演説始めてるし・・・。

 

「で、いっせーどうするにゃ?このままだと・・・この辺やばいんじゃないのかにゃ?」

 

「私もそう思いますけど・・・お兄様?」

 

いや、期待された目で見られても・・・Gとかの尻拭いとかイヤだし・・・今から焼肉だぜ?って事で・・・

 

「V3を攻撃表示で召喚!!って事で駒学に行ってアイツ倒して来てね!!」

 

投げやりであった。

しかし、V3は

「え?本当に・・・良いの?俺が戦っても良いの?ネタ的な事しなくても良いの?」

 

何というか・・・俺とお猫様達は分身のジツで呼びたしたV3に同情をしてしまった・・・。

 

「ええんやで・・・力の限り・・・頑張ったらええんやで。」

 

俺はやはりバファリンで出来ていたんじゃないだろうか・・・。

 

「サンキュー、オリジナルニキー。って事で行ってきます( 0w0)ノ ウェーイ」

 

そうして俺たちはV3を送り出し、屋上で焼肉を食べ始めた・・・

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「聖魔剣か・・・相反する力を一つに纏めるとは中々に興味深かったが・・・こいつらには開戦の狼煙として死んでもらおうか・・・」

 

コカビエルがその場に居る虫の息であるグレモリー達に止めを刺そうとすると・・・

 

第三者の声が・・・っうか俺の声だった。

 

「よぉ」

 

気軽に・・・そう、気軽に話しかけた。

 

「・・・?」

 

コカビエルの動きは止まり、声をかけた奴を探すと・・・其処には・・・ビレフォールを纏うヒョウドウ・ニセイを見つけた・・・。

 

「━━━━ああ、その何だ・・・お楽しみの所悪いんだけど・・・そいつら殺すのは構わないんだけど・・・どっか他所でやってくんねぇか?ぶっちゃけ・・・この付近で戦争起こされると・・・ウザイんだわ。」

 

 

「━━━は?貴様は何者だ?」

 

「てめぇの頭で考えろよ・・・それとも何かぁ・・・質問をすれば答えが帰ってくると思ってんのか?戦争狂(ジャンキー)さんよ。」

 

そんな俺のセリフを聞いてコカビエルは・・・

 

「━━━━ハハハハハ、アハハハハハハハハハ!!そうだな、確かにそうだ!貴様が何者であろうと・・・此処でこいつらと共に殺せば良いだけだな?」

 

ふふ・・・あはははは、こっちが笑いたくなるわ。ようやっと・・・ネタ扱いされずにガチでやれんだもんなぁ~・・・あれ?俺の方が戦争狂っうか戦闘狂か?まぁ、良いや。

 

「っくは!戦争狂だからか・・・そういうやり方嫌いじゃねーぜ?寧ろ、上出来だわ!」

 

 

だから━━━━俺は━━━━早く、早く、早く━━━━殺りたくて━━━━もう限界だと━━━━コカビエルに歩み始めた・・・。

 

 

「━━━━へぇ。」

 

俺の殺気を感じてか・・・コカビエルのスイッチが入った。

元よりコイツは戦闘という行為が好きな奴だ・・・殺気位は簡単に読めるだろう・・・。

 

「貴様・・・中々良い殺気放つじゃないか・・・名は?」

 

ああ、そういえば・・・名前はまだ言ってなかったなぁ━━━━

 

 

「修羅神が一人━━━━ビレフォール。さぁ・・・堕天使よ━━━━絶望しろ━━━━!!」

 

 

今此処に、戦闘狂共の演舞(ワルツ)の始まりを告げた。

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・既に、一方的な展開が行われていた。

 

「ぐ・・・ぐがぁ━━━━貴様・・・本当に人間か?私の四本のエクスカリバーを合成させて・・・オリジナルに近づけたエクスカリバーを受けて無傷だと・・・?」

 

満身創痍のコカビエルが。

 

それに対し無傷の俺は

 

「ハッ、残り3本追加してから・・・殺りに来いよ?三下堕天使サンよ。後・・・お前、弱いわ・・・その剣もお前も見かけ倒しだわ・・・もう死んどけや?」

 

「何?」

 

俺はそう言うや否や真覇機神轟撃拳を行い、コカビエルを倒した━━━━!!

 

俺はコカビエルを校舎にまでぶっ飛ばし、何者かの気配を感じ上を見上げた・・・すると其処には白い鎧を纏った誰かが居た。

 

するとその白い鎧を纏った奴は

 

「・・・やれやれ、コカビエルを捕縛しに来たら思わぬサプライズがあったな。」

 

「ああ?っうかお前誰だよ?」

 

「それは失礼をした、俺の名前はヴァーリだ・・・白龍皇でもある。そして君は・・・赤龍帝・・・か?」

 

喜々として俺の質問に答えてくれたのは良いんだけど・・・何で、最後は自信無さ気なんだよ!?ああ、そういや俺分身のジツで作られた奴だもんな!仕方ないね!

 

俺はどう答えようかと迷ったが・・・俺の脳内にオリジナルから

 

(適当に誤魔化せ、OK?)

 

とオーダーが来たので・・・

 

「名前はフレデリック・マーキュリーで、この神器は・・・ドラゴンインストール。文字通りドラゴンの力を与えてくれる神器だ・・・赤龍帝ではないんだな・・・これがな。」

 

俺の言葉を聞いたヴァーリは

 

「ふむ、そうか・・・今日はコカビエルを捕らえに来たから、彼が死んだ以上は帰らせてもらう。・・・今度君とやってみたいな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え!?ナニすんの?こいつ!?

 

 

┌(┌^o^)┐かよぉ!?

 

俺は失禁した・・・。

 

気がついたらヴァーリはコカビエルの死体を持って消えて居た・・・。

そうして俺もオリジナルからお疲れ様と言われて・・・消えた・・・。

 

校庭で倒れていたGとかはソーナとかいう人が介抱したとか・・・なんとか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っという事で今回の後日談というか・・・本物の俺は何をしていたかと言うと・・・分身を解除してさぁ・・・焼肉食うぞーと思っていたら・・・マムシ酒が親に見つかって・・・其処からが大変だった・・・両親に飲まされて・・・肉を・・・いや、ニンニクを食わされて・・・気がついたらマッパで・・・マッパの黒歌と白音と共にベッドの上でした・・・本当に事後でした、ありがとうございます。

 

後、何か次の日学校に行ったら・・・アーシアから・・・会社の会議があるんですけど・・・いっせーさんならどうしますか?と質問されて・・・正直訳が分からなかったから・・・ちゃんと説明してねって言ったら・・・今度この学校で魑魅魍魎共が会談を行うとの事・・・怪談じゃね?堕天使、悪魔、天使の三勢力でするんだぜ?

 

俺は速攻でゼウスと天照大神に電話した、すると両名ともそんな事は聞いていない・・・との事・・・アーシアは良い子だから・・・オリュンポスからはアーシア以外出させたくないんだろうなー・・・だって、俺とか出たら絶対滅茶苦茶にされるんだもんな?んで、アーシアに他の上司の人たちは来ないの?と聞いてみると・・・アーシアさんだけで来て下さいよ、会議と言っても・・・ここ最近起きたこの辺の事件についての発表会のようなものなんで・・・とGに言われたらしい・・・流石G、汚いでゴザル・・・。

 

俺はその事をゼウス、ハーデスの爺ちゃん、天照大神に伝えると・・・俺も私も儂も行くわ・・・との事・・・これ・・・何か絶対なんか・・・あるよな?と・・・wktkしながら・・・その日が来るまで過ごしましたとさ・・・・。

 




はいって事で聖剣編は終わりです、次回からは・・・ちょっと何か挟んでから・・・会談に行こうと思います。

であー

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