決闘が明日に迫った日の夜十一時を過ぎたころ、渡は一足先に決戦の地に足を踏み入れていた。
決戦の場所となったのはカステッリ・ロマーニ地方。ローマの南東約30km行ったところにあるアルバーニ丘陵一帯の総称であり、ローマからの日帰り観光地として知られるこの地は森と青い湖、ブドウやオリーブ畑が広がる場所である。
そんなのどかな土地を渡が歩き始めて数分後、一つの人影に気がついた。
深夜といっていい時間帯なのに一つの影があるのだ。闇だけではなく、一筋の月明かりに照らされた場所に一つの影があるのだ。前方にある影は渡がこの時間に来るのが分かっているかのように、戦意をむき出しにしながら仁王立ちして待ちかまえている。
そして、渡もその人物がこの場所にいるのが当たり前だというかのように驚きもせずに足を進めていく。その影と相対するかのように真正面にたどり着くと、声をかけた。
「よう。二日ぶりだな」
「そうだね、渡」
そこにいたのはサルバトーレ・ドニ。
二日前とは違い、顔に張り付いているのは笑みではなく、彼には不釣合いというべき
「………」
ただじっと見続けているのだ。その態度に苦笑しながらも続ける。
「早いじゃないか。約束の日は明日だぞ」
「そういう渡だって来たじゃないか。君も同じなんだろう」
そう、同じだ。
俺の、いや俺たちの心は熱く荒ぶっているのだ。目の前にいるのは紛れもない強敵であり、そいつとの決闘が用意されていたのだから心が昂ぶるのが俺たちにとっては普通なのだ。
そして、そんな状態で三日など待てるはずも無かった。だからこそ、明日の決闘を待ちきれず決戦の地に来たのだ。
「それじゃあ、始めようか」
その言葉が開戦の合図として、ドニは円筒のケースから両刃の剣を抜き出した。その剣は使用者であるドニの背丈ほどの長さがある幅広の剣だが、遠くから見てもところどころ欠けているが分かる。端的に言えば使い物にならない剣である。
同時に彼の右腕が銀色に輝く。彼の権能は『剣』を極限まで強化するもの、どのような剣でも問題は無いのだろう。弘法筆を選ばずと言うように、彼にとっては『剣』そのものより『剣の腕』のほうが重要なのだ。
そして、その剣を右手に持ったままだらりと下ろし、構えともいえない体勢をとった。
刹那―――頭の奥で火花が散った。理屈でなく、野性の本能と神々と闘ってきた経験が反応し、警鐘を鳴らす。
まるで緊張感のカケラもない格好ではあるが、右腕に剣を持っているドニを見た瞬間、背筋がゾッとしたのだ。
そして、ただ立っているだけだというのに全く隙が見当たらない。ただ単に剣を握って棒立ちになっているだけに感じられるが、その剣士から発散される闘気によって肌が粟立つプレッシャーを感じ続けている。
カチッ
そんなサルバトーレ・ドニを見た瞬間、頭の奥でスイッチが切り替わる音がし、渡は戦闘体勢に入る。咄嗟に半身に構え、籠手を顕現させることで備えた。
渡の権能は確かに強力ではあるが、どのような攻撃か知られている以上ただ行使するだけでは意味を成さないだろう。何よりも渡が近接戦闘を主としている点を鑑みると、自分が巻き込まれる確率が非常に大きいのだ。
ドニは渡の変化を感じ取ったとき笑みの種類を変えた―――今までの翳がある笑みではなく、歓喜に満ち溢れた狂気の笑みであった。彼は未だに構えないが、これが彼の戦闘スタイルなのだと意識が告げてきた。
二人は戦闘状態に入ったのだ。
そして血に飢えた猛獣といえるカンピオーネである二人が、その状態のまま長くもつはずが無かった。
だからこそ、
「我は稲妻を従えし王、我が身に集いて戦場を駆け抜ける雷となれ!」
「ただ一振りであらゆる敵を斬り裂く剣よ。すべての命を刈り取るための輝きを我が右腕に!」
渡は弾丸のように一直線に相手へと向かっていき、ドニが迎え撃とうとした。
そのようにして魔王同士の開戦の狼煙は上がった。
初手は渡のほうだった。
雷を纏った渡は初手から速度全開で動くのではなく、ドニの手前数メートルで迂回するように足を動かしたとき全力で解放した。そのためドニにとっては渡が消えたように見えたはずだ。
そのままサルバトーレの背後に出現して解除と同時に殴りつけ、雷を流し込む。
「ぐっ」
全身に呪力を張り巡らせることで雷を防ぎ、殴られた瞬間に予備動作もなく反撃してくる。しかし、渡が動いた方向とは別のところであった。
この反応から察するに、ドニは神速の権能を持つ敵と戦ったことがなく、また神速を捉える『心眼』も体得していないようだ。
剣の振り、鋭さから彼の技量は凄まじさは理解したが、どんな斬撃も当たらなければ意味はない。聖ラファエロの口ぶりから未完の剣であることは推測していたが落胆するのは止められなかった。
「ふーん、なるほどね………」
ブツブツと独り言を呟きながら振り返ると、
「ん、どうしたんだい渡。そんな顔をして」
「いや、別になんでもない………」
表情には出していないのに、ほんの少しの雰囲気の違いを敏感に感じ取ったらしい。やはりサルバトーレ・ドニもカンピオーネだ。戦闘を楽しみ、勝利を欲し、悦楽や勝利のために異様なほどの勘が働く神殺しだ。
「んー、渡が言うならいいけど………君も楽しみなよ。きっと僕は君を満足させられるはずだ!」
そう確信しているかのように楽しそうに笑った。その顔は「今度はコッチの番だよ」というかのように、渡の目をまっすぐと見つめている。次に動くのは敵のほうだと渡は気を引き締め―――目の前の状況が理解できなかった。
「―――――ッ!」
ドニが不意に足を動かしたと思ったら、数十メートル離れていた間合いが数十センチ手前にまで縮まっていた。そこはもう剣の間合いである。
気がつけば上半身が後方に仰け反っていた。
その瞬間、ヒュッと剣風とともに鼻先を剣が通っていく。意識するよりも早く、己の勘が反射的に肉体を動かしていたのだ。
渡が認識できたのは、相手の右腕がかすかに揺れて振り抜かれたということ。その光景に思わず目を剥いた。目を離していないことは断言できる、なのに気がつかなかった。
続けざまに襲い来る剣閃の鋭さに驚きつつも足を止めるわけではない。
銀色の剣が視界を覆い尽くすなか、雷を纏った状態でサイドステップする。渡を追尾するかのようにサルバトーレは腕を横に動かすが、結果は同じであった。渡が動いた方向と剣先を動かした方向は偶然にも同じだが、両者の動く早さには決定的な違いがあるのだ。
「………ああ。こうじゃないのか」
離れた場所に立つ渡を見て、納得したかのように声を発する。
結果的に捉えることはできなかったが、ただ一度の攻防で雷速をほんの少しでも反応したのは恐ろしいことだろう。気落ちしていた気持ちを奮い立たせ、気を引き締めるだけでは足りなかったようだ。
カンピオーネとは猛獣であり、戦士だ。勝利を得るために一分前、一秒前の自分する凌駕し続ける、進化の果てが見えない存在なのだ。例え現時点で捉えられなくとも、この決闘でサルバトーレは一段階上に上るかもしれないのだ。
そんな未知なる脅威である。恐ろしくも、闘いがいがある敵である。
相手への認識が甘かった………、サルバトーレ・ドニを強敵だと認めた瞬間、相手を打ち破るべく全力を尽くすと決めた。
呼吸が細く、鋭く、引き絞られていく。まるで細胞全てが作り変えられていくかのように、戦うことを生きがいとした生き物へと化ける。肌がチリつくような緊張感と高揚感が全身を駆け巡る。
その瞬間、目の前から動く気配を察した渡は先を制するために全開で接近する。ある程度は見えているのだろう、正確性には欠けるものの迎撃は渡のほうを向いている。
だが、渡が狙っていたのは相手が持つ剣であった。
斬撃を横にずらることで紙一重でかわし、右手の甲を剣の腹に叩きつける。同時に雷を召喚させたことでドニは剣を持ったまま体勢を崩しそうになるが、衝撃を殺さず左足を軸に一回転することで攻撃へと転ずる。
それに対して渡は相手が一回転するよりも早く懐に入り込んで地面に叩きつけようと右手首をつかみ―――即座に離脱した。
その直前にドニが力を抜くと同時に右足を下ろす。
渡は神を殺めし拳士、普段ならばバランスを崩すことはない。だがサルバトーレが踏み込んだ先は、渡が足を下ろそうとした場所と同じであった。一瞬早く相手の足が着地すると、その足を潰そうと勢いよく踏み下ろすが………その対応を読んでいたかのように、下ろした足を斜めに持ち上げることで軌道をずらされ、たたらを踏むことになった。
その隙をまさしく突いてきた。渡を貫かんと鋭い剣先が迫り来るが、体勢を崩しながらも背後に跳ぶことで避ける。その動きに当然の如くサルバトーレの体は反応する。
達人の域を超え神々に匹敵する剣を身につけた彼の動きは全てが簡略化されている。動きには無駄が無い。例えば、膝を曲げて足を地面から離して再び下ろすといった行程を踏むことで歩行するのが普通であるが、彼は地を滑るかのように、なめらかに動くのだ。自分の戦闘スタイルに合った最適化された動きである。
無駄がない動きは予想しやすいが、それは意識がむいている場合の話であり、敵がいつの間にか懐に入ってきている時点で無意味となる。
そう、彼の動きには他にも異質さがある。こちらに違和感を抱かせずに、簡単に懐に入られる理屈が分からないのだ。
(ッ!)
剣の腹に手を添え、必要最小限の力を加えて剣撃を逸らし続ける。それでも避けられないと判断するや否や、
ドッ!
空気の波を発生させることで、窮地を脱することはできた。両者は後方に吹き飛び、転がることによって距離を開いた。
ドニが体勢を立て直していないことを確認すると、隙だらけとなった側面や背面に移動すると拳を打ち込み続ける。剣士が一方的に殴られる不利な結果となったが、渡のほうにも余裕があったわけではない。ドニの反射速度が徐々に上がっていき、際どい場面も何度かあった。
果たしてドニは気付いているのだろうか―――渡の動きの仕組みに。
籠手から得られる加護の一つに雷がある。自然現象に限りなく近い雷は使用者の速度を圧倒的に強化し、数十メートル進んでは止まり、そこから枝分かれして再び進むを繰り返す。その移動方法が雷速打撃と回避を両立させているのだが、その加護は雷速であって神速ではない。
神速というのは移動時間を短縮するものであり、その間は使用者自身も様々な動きができる。一方、雷速は移動速度を驚異的に速めるものであり、全体的にみて秒速200kmの速度に使用者の視聴覚が完全には追いつかない。
そのためカンピオーネになりたての頃は『拳を突き出す』という攻撃動作を雷速に組み込むことで闘っていたのだが、神相手では絶妙なタイミングで反撃を食らうので、最終的に雷速は移動のみで攻撃時には解除することが基本的な方針になった。それでも
そして、ドニは渡の動きについてき始めている。心眼を体得してはいないが、目覚めつつはあるのだろう。自分のアドバンテージが揺らいでいく状況でありながら、笑みを収めることができなかった。
数度の打拳で雷を十分流し込んだことを確認したとき、ドニの口から意図不明な言葉が出てきた。
「雷を相手にするのは未知の体験だよ。君を相手に選んで正解だったよ。ほんと楽しくてしょうがない。………でも、まだ………まだまだ、あの隕石や赤い雷、君の権能はそんなものではないだろ。君の全総力で僕を楽しませてよ。これだけ言っても、もし君が本気でやらないというのなら―――僕はすぐにでも君を捉え、剣を突き立てて終わらせてみせるよっ」
剣先を突きつけて、挑発するように宣告する。
「それに、単発じゃ意味を成さないよ。速いだけの単純な攻撃、それも形あるものなら僕は全てを斬ってみせるし、君だって例外じゃない! 何か仕掛けているみたいだけど、それでも僕の命には届かない―――僕にはその確信がある! さあ、君の全力で僕を満足させてくれ! 僕はその上で全てを切り裂いてみせる!」
戦場における神殺しの確信、論理や確率などを飛び越えて実現へといたる感覚ほど恐いものはないだろう。
再びドニの姿が、いや右腕が陽炎のように揺らぐ。振るわれるは銀の腕と、その手に握られた剣。右腕によって与えられた『魔刃』が渡を斬り裂かんとばかりに目前まで迫るが、それを背後に跳ぶことで避ける。だが、それは予測の範囲内。ドニは止まることを知らず、更に一歩踏み込んで勢いそのままに剣を振り上げ、切り返す刃が刺突へ変化していく。
服を切り裂いていく一閃をみながら、渡は前にでることで相手の間合いを潰す。
数回の攻防により近接戦闘では相手に分があるが、相手には『剣』しかないとも理解した。捉えられる可能性があるとはいえ速度に、力に差がある事実が覆ったわけではない。それに動きが理解できないというのなら、動きを制限させた状態で全てを決めればいい。
相手が何かするよりも早く、相手の上半身に肩からぶつかっていく。それは力と速度に任せたただの突撃。突如として出現した渡に驚愕の表情を浮かべながら後方へと飛んでいく。
地面と水平となって吹き飛ぶドニを見て、雷速の領域へと踏み込む。奴の進路方向に出現し、上空へと蹴り上げる。
「がっ!」
それよりも速く、そして高く動き、上空からドニに向かって蹴り下ろしを敢行した。
○ ○ ○ ○ ○
サルバトーレ・ドニは空中を泳いでいる状態でありながらも、自分めがけて落ちてくる存在を認識していた。
まず最初にしたことは迎撃だった。
しかし、それは死に対する生存本能が体を動かしたのではない。サルバトーレ・ドニは死ぬかもしれないとは思っているが、死ぬとは微塵も思っていない。そうであることを自分のなかにある
不安定な体勢になりながらも剣を向けることで直撃は避けられたが、渡の一撃は大地を揺るがし、岩盤がめくりあがって土埃が視界を遮る。地面に激突した衝撃によって一瞬呼吸が止まるが、痛みを感じさせない動作で素早く立ち上がる。
そして、再び剣をだらりと下げる。
構えるでも、攻めるでも、防ぐでもない―――何も念じず何も思わず、ただ心の赴くままに剣を動す。ただただ愚直に剣を繰り出す、それだけでいいのだ。
それがヌアダとの立会いで摑んだ剣の極意。
斬
右側から揺らぎを感じた瞬間、その空間を両断した。土埃が縦に分かれ、その場に渡がいるのを確認した。同時に真横から新たな渡が現れ、突撃してくる。
斬
手首を回転させての切り返しで両断する。
二人の渡を見ながら、不思議な感覚に首を傾げる。人体を斬る確かな手ごたえがあったが、その姿は霞の如く掻き消えていく。ドヴェルグ戦でみせた幻術と考えられるが、ただの幻術ではないと確信を持っていえる。ただの幻術にしては感触がリアルすぎるのだ。
そして考えることを放棄して、弾丸のように迫ってくる虚像を斬り伏せていく。たとえ視界が塞がれていようとも、相手が何をしてこようとも、やるべき事は変わらない。自らの敵を、剣でもって葬ればいいのだ。
面白い、心の底から感嘆した。
近接戦闘が主だったジークフリート、使者と群狼を従えしヴォバン侯爵は遠距離と近距離の両方を駆使していた。
そして、渡はこちらが予想もしていない搦め手でもって自分に拳を振るってくる。彼が見せる多彩な戦闘方法は見事としか言いようがない。
(ははっ、そうくるんだ………さあ、次は何処から来るんだい!)
幻像のすぐ後ろから迫ってくれば袈裟切りにし、四方から同時に迫ってくれば切った勢いを殺さず回転して斬った。
どれだけ磨きぬいた『剣』であっても、使用する相手がいなければ錆びるだけ。逆に、見合う相手がいるのであれば『剣』を磨くまたとない機会なのだ。
師匠の言うとおりである。今はまだ一歩を踏み出したばかりだが、同族や神様と戦っていけば無想の境地を極めることができるだろう。
斬、斬、斬斬斬斬斬、ザンッ!
十回ほど幻像を斬ったところで土埃が晴れていくと、右側数メートル先に相手が立っているのが見えた。
そして、そちらに向かって足を向けようとすると、右腕が正面の敵を迎撃しようとした。どのような手品かは分からないが、雷速で接近されたのでもないのに渡が眼前にいて拳を握っている。
剣を横一閃して斬り裂いたのだが―――今度は感触がない。渡の像が無くなることもなかった。かわりに、数メートル先に見えていた像が揺らいでいく。虚像だと思っていた渡が口を開く。
「Slapp!」
同時に発せられるは赤雷を呼び込む言葉。
目にも留まらぬ速さで、二人は交差した。
○ ○ ○ ○ ○
渡たちがいる場所とはアドリア海を挟んだ反対側、暴君と称される魔王が統べる地に一人の乙女がいた。
ほんの一瞬だけ懐かしき呪力を感じ耳を澄ましてみれば、大地を伝い、風に乗り、海を越えて聞こえてきく声がある。
その声に導かれるように足を進めていくと、だんだんと戦音が鮮明になっていく。この海の先に只人ならぬ存在が、我が宿敵がいるのだと理解した。
風ではためく長い銀髪と闇夜を凝縮したかのような瞳。外見は十七、八歳にも見え、現代では見られない白い長衣を身につけている。着ている服にも違和感は覚えるが、一番目を惹くのは細身に宿る力感である。それは彼女のうちに納まりきらずに漏れ出ていて、魔術師でなくとも異質さが理解できるだろう。
それ故か、彼女は神々しいのだ。
その乙女が背中から翼を生やして海上へと飛翔していく。
「あの少年の気配をより近くで感じるな………この地に来ていたとはな。しかし、
苦笑しながらも、思いを馳せるのは一年前に会った一人の少年のこと。
最初はただの人だと思って気にも留めなかったが、実際は仇敵たる存在だった。雷をその身に纏い、他者を惑わせる少年は天から降り注ぐ氷を駆使して追い詰めたきた。
「ほう、あのときよりも荒々しい気配。それほどの強敵と戦っているのだな。相手は妾の同胞か、もしくは………まあいい。誰と戦っていようと、あやつは妾の獲物、譲るわけにはいかないな―――そして、あやつを倒した後に、もう一人との勝負といこうではないか!」
ゆるやかな微笑へと変化させ、高らかに謳う。
「覚悟して待つがいい、若き神殺しよ! 今日という日はあなたの最期となるだろう!」
彼女は西へ進んでいく。
血湧き肉踊る対決を夢見て、歩を進めていく。
なんかこのくらいの文字数がちょうどいい気がする………。
それでも説明が長いよぉ。