ハイスクールD×D〜転生したら騎士(笑)になってました〜   作:ガスキン

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オリ主が覚醒します。


第二十話 おや?騎士(笑)の様子が・・・

 ちーっす! 騎士(笑)がお祝いに来ましたー! …なんてノリで行こうとした俺はすぐに己の置かれた状況を理解した。

 

 冗談のように広い部屋で、スーツやドレスを纏ったたくさんの人達がみんな揃って俺の方を見つめている。ええっと…もしかしなくても、もう始まってました? しかも、割と大事な場面で乱入しちゃいました?

 

 や、やっべえ、どうしよう。と、とりあえず、知り合いを探してササッと合流しよう。視線を動かすと、真正面に赤いドレスを纏ったグレモリーさんの姿が確認出来た。綺麗だなー。今日の主役だもんなー。・・・やっぱりその前に主役に謝った方がいいよな。

 

「すまない、グレモリーさん。少々遅れてしまったようだ」

 

「神…ざ…」

 

 おい、泣いちゃったよあの子!? え、もしかして、俺がお祝いに来たのがそんなに嬉しかったの? だとしたら俺も嬉しいんですけど。

 

 内心喜んでいた俺の周りが突如騒がしくなる。

 

「人間だと!? 何故そんな者がこの場所に!?」

 

「招待状を持っているという事は、正式な参加者なのか?」

 

「馬鹿な! 人間などがこの席に呼ばれるはずが無かろう!」

 

 なんか、あまり歓迎されてない? まあそりゃそうか。遅刻したしな。でも悪いのは俺だけじゃないと思うんですけどね。

 

「何をしている! さっさとつまみ出せ!」

 

 うわーい、フェニックスさんがカム着火インフェルノォォォオウ状態だ。いや、うわーいじゃねえよ。あの、一応俺、招待された身分なんですけど。

 

「で、ですが、招待状を持って…」

 

「知るか! 人間ごときにこのめでたい場を汚されてたまるか! 早くしろ!」

 

 なんか槍を持った兵士みたいな人達が俺を取り囲んで来た。ステイステイステイ! 悪魔のパーティーって遅刻しただけで槍向けられんの!? 

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 かと思ったら、聞き覚えのある雄叫びと共にその内の一人が勢いよく飛んで行く。声の主の正体と兵士の人をぶっ飛ばした主の正体は同一人物・・・即ち兵藤君だった。彼は『赤龍帝の籠手』を装備した状態で、俺に向かって笑顔を向けて来た。

 

「先輩! 待ってましたよ!」

 

 いや、何ぶっ飛ばしちゃってんの!? キミそんなキャラだったっけ!? ああほら、兵士の皆さんの視線がめっちゃ厳しくなっちゃったぞ!

 

「貴様! 邪魔をするか!」

 

 別の兵士が兵藤君に跳びかかる。けど、その槍は横から現れた木場君の剣によって防がれる。

 

「ふふ、ずいぶんと遅いご到着ですね、先輩」

 

「けど…!」

 

「ええ。信じてましたよ、神崎君。あなたなら、きっとリアスを助けに来ると!」

 

 塔城さんと姫島さんまでもが俺の前に立つ。え、何この状況? それと姫島さん、グレモリーさんを助けにってどういう事? 何か困った事でも起きたの?

 

「おらあ! 道をあけやがれ! 先輩の邪魔をするヤツは、俺が相手してやる! 『赤龍帝の籠手』にぶん殴られたいヤツはかかって来やがれぇ!」

 

「ついでに、僕の剣と!」

 

「私の拳…!」

 

「さらに、私の雷もセットでお付けしますわよ!」

 

 おいぃぃぃぃぃぃ! マジでどうなってんのぉ!? 四人とも殺る気満々で戦闘態勢に入ってるんですけどぉ!? しかも何か俺が指示してるみたいになってるし!! 違うよ、グレモリーさん! 俺はこんな事命令してないよ!?

 

「先輩! ここは俺達に任せてください! 部長が待ってますよ!」

 

 そ、そうか、直々に言い訳させてくれるってわけだな。…って、あれ? そもそも原因って兵藤君じゃ…。

 

「…わかった」

 

 え、ええい。気にしても仕方無い。逝く…じゃない。行くぞ! 頭の中で必死に言い訳を考えながらグレモリーさんに向かって歩き出す。なんか周りからの視線を凄い感じるけど、ここは我慢しないと。あ、真剣さをアピールする為に真面目な顔をしておこうか。

 

 グレモリーさんの前まであと少しという所で、俺の前にフェニックスさんが立ちはだかった。

 

「貴様ぁ! 何者だ! 貴様のような男が何故ここに…!」

 

「言う必要があるのか?」

 

 友人の婚約パーティーに来る理由なんて、お祝いする以外の目的なんて無いでしょ? そう言うと、フェニックスさんが顔を青ざめた。ははーん、自分の質問が当たり前過ぎる事に気付いて恥ずかしくなったんですね? けど、恥ずかしさで顔を赤じゃなくて青にするなんて珍しい人だな。

 

 それはさておき、グレモリーさんと同じでこの人も今日の主役だ、きちんと謝罪しないとな。そう思って俺が頭を下げようとした時…その人が現れた。

 

「待っていたよ、神崎君」

 

 ッ!? こ、このイケボイスはまさか…!? 恐る恐る声のした方へ振り向くと、そこには、あの赤ドラゴンとの戦いで見かけた紅い髪のイケメンが立っていた。

 

 何故千年前の人がここに!? …なんてな。グレモリーさんから聞いてるぞ。悪魔って特定の年齢を越えたら容姿を自由に変えられるってな。…あれ、という事はこのイケメン実はお爺さ…いや、止めとくか。口にしたら色々まずそうだし。

 

「キミの事はリーアから聞いているよ。人間の身でありながら、かなりの実力を秘めているとね」

 

 リーア? 誰ですかそれ? 俺の周りにそんな名前の人いないんですけど。首を傾げる俺の前でフェニックスさんが目を見開く。

 

「サ、サーゼクス様!? あなたがこの人間を呼んだのですか!?」

 

 あ、そうだそうだ。サーゼクスだこの人の名前。ゲームの時から妙にひっかかっていたものがようやく取れたよ。

 

「そうだよ。リーアから彼の事を聞いて興味が湧いてね。そこでだ、ライザー君。どうだろう、この子…神崎君と手合わせしてみないかい?」

 

「なっ!? 何故私が人間などと!?」

 

「リーアの夫となる者の力を、集まったみんなに見せてあげたくてね。…で、どうだろう?」

 

「…それがご命令なのでしたら」

 

「ならば早速準備をしよう。…そうそう、ライザー君。キミの眷属も全員参加させてくれ」

 

「全員ですと!? サーゼクス様! この私が人間ごときに後れを取るとでも思っておられるのですか!?」

 

「いや、そんなつもりでは無いよ。けれど、もし、僕のこの予想が現実となるのなら、あるいは…。とにかく、これも命令だ」

 

「ぐっ…!」

 

「神崎君もそれでいいかな?」

 

 …え? すみません、リーアさんの事考えてて聞いてませんでした。ま、いいか、とりあえずうんって言っとこう。

 

「…はい」

 

 もしこの時に戻れたのなら、俺は軽はずみな返事をした過去の自分に飛び蹴りを食らわせていただろう。

 

 大勢の人が慌ただしく動き始める。俺とフェニックスさん。そして、フェニックスさんの眷属の子達が同じ場所に並べられた。

 

「では、これからキミ達をバトルフィールドへ送る。まずはライザー君達だ」

 

 フェニックスさん達の姿が光に包まれる。そうして、イケメン…いいかげん名前で呼ぶか。サーゼクスさんが俺の方を向く。

 

「神崎君。これは魔王では無く、私個人としての願いだ。…どうか、キミの全力を見せてくれ」

 

 へー、この人が魔王だったんだー。魔王…魔王…ファッ!?

 

 驚愕する俺の体を光が包む。次の瞬間、俺は広大なフィールドの中心でフェニックスさんと向き合っていた。

 

「くそ、何故俺があんな人間の相手など…!」

 

 フェニックスさんが睨んで来るが、今の俺はそれどころじゃなかった。やべえよ。俺、魔王様をイケメン呼ばわりしたり、呪詛向けたり、やりたい放題じゃん! 絶対怒ってるよあの人! さっきも声は優しかったけど顔はマジだったし!

 

『―――どうか、キミの全力を見せてくれ(手ぇ抜いたらわかってんだろうなぁ? あーん?)』

 

 俺にはそんな副音声が聞こえました! 誰か、魔王を怒らせた時に許してもらえる方法を教えてください!

 

「処刑だろ」

 

「拷問ね」

 

「オワタ」

 

 悲惨な未来しか浮かばねえ! しかも、フェニックスさんって不死なんだろ? スパロボで言う無限回復状態なんでしょ? そんなチート相手にどうしろっていうんですか!?

 

「そもそも、貴様は何者だ! 俺のリアスとどういう関係だ!」

 

 フェニックスさんがそう聞いて来る。しかし声でかいなこの人。

 

「彼女は大切な友人だ」

 

 俺の答えにフン! と鼻息を鳴らすフェニックスさん。婚約者に悪い虫がついて無いか気になってるのか? 心配性だな。それだけグレモリーさんの事を想ってるって事でいいのか?

 

「聞かせて欲しい。あなたは何故グレモリーさんとの婚約にそこまでこだわる?」

 

 そんな彼を見てついそんな事を尋ねてしまう。すると、フェニックスさんはドヤ顔で俺の質問に答えてくれた。

 

「ふん、下等な人間などに語った所で理解など出来るはずもないが、いいだろう。いいか、俺とリアスは共に純血悪魔と呼ばれる存在だ。先の大戦で純血悪魔はその数を半数以下に減らした。だからこそ、純血悪魔の血を途絶えさせない為に、俺達が夫婦となるのは必要な事なのだ」

 

 へー。…でも、それなら別にグレモリーさんじゃなくてもよくね? いくらなんでも女性の純血悪魔がグレモリーさんだけってわけじゃないだろうし。

 

「ならば、あなたにとってグレモリーさんは純血としての価値しかないと?」

 

「まさか! あれほどの美貌と肢体だぞ! さぞや俺を楽しませてくれるだろうさ! はは、今から夜が待ちきれないくらいだ!」

 

 いっそ清々しいくらいの答えありがとうございます。でもなぁ…。確かに、グレモリーさんは凄く綺麗な女の子だけど、他にも魅力的な所はたくさんありますよ?

 

 というわけで、俺はグレモリーさんのいい所を、思いつくだけ説明してみた。なんか、途中からフェニックスさんの眷属の子達の顔が赤くなって来たけど…。あまりに熱心に説明したせいでストーカーか何かと勘違いされたかも。今にも「この女の敵!」「誰か通報して!」なんて言われそうな気がしてなりません。

 

「え、ええい! 黙れ黙れ黙れ! 黙って聞いていればくだらない事をグダグダしゃべりやがって! 話は終わりだ! お前達! やってしまえ!」

 

 あるぇっ!? あなたの為に説明したのに何で怒るんですか!? は、ひょっとして、さっきの発言は照れ隠しだったとか? なのに空気読まずに真面目に語り出した俺が許せないって事?

 

 だが、フェニックスさんの命令を受けたはずの眷属の子達は一向に襲い掛かってこなかった。それに戸惑う彼の前に、金髪ドリルヘアーの女の子が出て何やら話していた。かと思えば、俺の方へ顔を向けて柔らかな微笑を浮かべる。

 

「神崎様…でよろしいかしら? お聞きになられていたとは思いますが、この勝負、私達は手出しをしません。ですから私達の事は気にせずに戦ってください」

 

 あら、いつの間にそんな話に? けどまあ、俺としては大歓迎ですよ? 集団リンチとかマジ勘弁だからね。

 

 …そんじゃ、いいかげん覚悟決めますか。どうせ結末はフェニックスさんの勝ちで終わるんだろうし、精々それっぽくやってやるよ。

 

 手を向けて来るフェニックスさん…いや、フェニックスの懐に飛び込む。そして勢いのまま、鳩尾に向かって右拳を突き刺す!

 

「ぐばっ!?」

 

 地面を転がるフェニックスに向かって、俺は自分に言い聞かせるように言い放った。

 

「悪いが…本気で行かせてもらうぞ」

 

 じゃないと、あの魔王様に何されるかわからないからね!!

 

「に、人間が…人間ごときがこの俺をぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 フェニックスが怒りの形相で腕を振るう。瞬間、俺の周りを巨大な炎の壁が取り囲んだ。

 

「ははは! そのまま骨まで燃え尽きろぉ!」

 

 勝ち誇っている所悪いが、アル=ヴァン先生相手にこの程度の炎が通用するなんて思うなよ。俺は迫り来る炎…その先に立つフェニックスに向かってゆっくり歩き始めた。徐々に、徐々にスピードを上げていく。再現するのは、某ドリルアニメの最終局面で見せたダッシュからの全力パンチ!

 

「なにいっ!?」

 

 炎から飛び出て来る俺に驚愕するフェニックス。その顔面に向かって振りかぶった拳を叩きつける! 食らえ! 合宿のおかげで俺の騎士力だってパワーアップしてるんだ! “リョク”じゃなくて“チカラ”って読むのがポイントです!

 

 ゴキィッ! という鈍い音がフィールドの中に響き渡った。うへ、やっぱり人殴るのって気分良くないな。あ? 教会の変態共は遠慮なくぶっ飛ばしてたろって? だってあいつら人間じゃなくて変態じゃん。

 

 しっかし、妙に熱いなぁ。…と思ってたら、制服が燃えてました。しかも結構激しく。こりゃもう駄目だな。そう判断して、俺はボロボロになった上着を脱ぎ捨てた。

 

「きゃっ!?」

 

 さっきのドリルヘアーの子が短い悲鳴を上げる。しまった。勢い良く引っ張った所為で中のシャツまで破いてしまい、上半身裸になってしまった。ゴメンねー、見苦しい物見せちゃって。一応、アル=ヴァン先生の体を三段腹なんてみっともない物にしないように筋トレとかは欠かして無いんだけどな。…そんな問題じゃないか。

 

「お、おのれえ…! 一度ならず二度までも、この俺を殴るなど!」

 

 ホントすみませんね。けど、こっちも魔王様のご期待に応えないとマズイんです。無敵なんですからちょっとくらい勘弁してくださいよ。

 

『あの子、厄介やな』

 

 あ、オカン。もしかして見てたんですか?

 

『当然や。アンタの一世一代の大勝負なんやからな。…で、どうするつもりや?』

 

 んー…ここはいよいよスタイリッシュ指パッチン攻撃を…。

 

『そんな回りくどい事せんでも、あの姿になればええやん』

 

 ラフトクランズの事ですか? 駄目ですよ! たくさんの悪魔の人達が見てるんですよ!? その前であの姿になったら大恥かく…。

 

 ―――いつまで過去を引きずるつもりだ?

 

 俺の頭に、オカンじゃない別の誰かの声が響き渡った。厳しくも優しい声色のそれは、俺にある人物の顔を思い浮かばせる。

 

 ―――それが私の力を受け継いだ者の覚悟なのか?

 

 ッ!? あ、あなたはまさか・・・先生!? アル=ヴァン先生ですか!?

 

 ―――誰であろうと過去は変えられない。ならば、それを受け入れ、己が糧とするしか無い。お前になら出来る。私の力を…私の剣を受け継いだお前ならば。

 

 過去は変えられない…。そうだ、あの赤ドラゴンとの戦いにはもう戻れない。俺の黒歴史はもう消せない。既に終わった事を否定する事に何の意味があるのだろうか?

 

 わかってた。アル=ヴァンモードを発動させる度に悶えていたらいつまで経っても俺は成長出来ないって。二十四にもなって中二病から抜け出せないなんて情けないっていいわけをいつまでもグズグズ言っても何の意味も無いって。

 

 けど、それが俺なんだ! テンション上がればはっちゃけて、この年でも中二病なのが俺なんだ! それこそが俺、神崎亮真なんだ!

 

 ―――ならば答えよ神崎亮真! 貴様は何者だ!

 

 今なら胸を張って言える。俺が…俺こそが、騎士(笑)だ!

 

 ―――上出来だ。ならば騎士、神崎亮真よ! お前の剣で、あの不死鳥をヴォーダの闇へと帰してみせろ!!

 

 その言葉を最後に、アル=ヴァン先生の声は聞こえなくなった。…感謝します、先生。俺はやっと過去を受け入れる事が出来ました。

 

「…フェニックス」

 

「ッ…!」

 

「不死であるあなたを倒す事は叶わないかもしれない。だが、俺を見守っている人の為にも、最後まであがかせてもらう!」

 

 アル=ヴァンモード。そして…ラフトクランズモードを発動させた俺の体を、どこまでも蒼き鋼の鎧が覆い尽くす。

 

「そ、その姿は…!?」

 

 さあ…始めよう、フェニックス。最早…俺の辞書に自重という言葉は無い!

 

SIDE OUT

 

 

サーゼクスSIDE

 

「は、はは、はははははは!!」

 

 笑い声が止まらない。なんという、なんという事だ! まさか、まさか、あの少年が本当に“彼”だったとは!

 

 何故人間が千年の時を越えられたのか、何故リーアの友となっていたのか、今はそんな事はどうでもいい。重要なのは、“彼”が再び僕達の前に現れたという事だ!

 

「う、嘘…。フューリーさん? 本当にフューリーさんなの!?」

 

 セラフォルーが発した、愕然という言葉すら生温いほどの声に、会場内が一気に騒がしくなる。

 

「フューリー? …ッ、フューリーだと!? 二天龍との戦いで三陣営を救ったあの伝説の騎士か!?」

 

「馬鹿な! ありえん! その正体が人間だったなど!」

 

「そ、そうだ! あれはただの真似じゃないのか!?」

 

「ただの人間があの存在を知っているはずが無い! ならば…やはりあの少年がフューリーその者だという事にほかならない!」

 

「うーむ、レヴィアタン様のお作りになられた特撮物の彼とは少し違う所があるようだが…」

 

 誰もが神崎君の姿に目を奪われる。全身を包む蒼き鎧、背中から吹き出す青い炎。そして…腰に下げる剣。その全てがかつての彼・・・フューリーと同じだった。

 

『不死であるあなたを倒す事は叶わないかもしれない。だが、俺を見守っている人の為にも、最後まであがかせてもらう!』

 

 そして、強大な相手を前に、決して諦めないその気高い心も、あの時と変わっていなかった。




ついに己の過去を受け入れた亮真。真の力を解放した騎士の剣は、果たして不死鳥を切り裂き、救いを求める姫に応える事が出来るのか?

次回、ハイスクールD×D~転生したら騎士(笑)になってました~第二十一話『蘇る伝説』

「人それを・・・開き直りという」Byクロノス族のお兄さん

・・・はいすみません。言ってみたかっただけです。

というわけで、ようやく自分の黒歴史を受け入れたオリ主。やっとアル=ヴァンモードのデメリットを克服しました。当初の予定では最初からラフトクランズの姿で乱入させようと思ったんですけど、色々あってこうなりました。

ちなみに、オリ主はフェニックスの弱点を知らないので、本当に無敵だと思っています。何をしても無駄・・・逆を言えば、何をしてもいいと。

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