ハイスクールD×D〜転生したら騎士(笑)になってました〜   作:ガスキン

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明けましておめでとうございます!(もう二月になりますけど)

本年もどうぞよろしくお願いします!

とりあえず、年始のガチャで武蔵ちゃんと師匠に六万ぶっこんで爆死した私に励ましのお言葉をお願いします……。


幕間その八 冥界に蒼いローブが舞い踊る

 都市に迫る『超獣鬼』は、復活した赤龍帝と魔神により討滅された。しかし、小型・中型魔獣によってもたらされた混乱は未だ収束していない。そしてその混乱の中でとある集団が密かに活動していた。

 

 都市の東、貴族等の富裕層が暮らすエリアの一角に立つ豪邸。主のみが通る事を許されているはずのその豪奢な作りの門を今、蒼いローブを纏った集団が潜り抜けていく。

 

 「……この様子では、ここも既にもぬけのからの様ね……」

 

 侵入者達の背を見送る女性。不満そうに溜息を吐く彼女もまた蒼いローブに全身を包んでいた。しばらくして、邸宅の中から侵入者の一人が姿を見せる。その手に書類の束を持ち、そのまま女性に近づいて来た。

 

 「イライザ様」

 

 「セドリック、中の様子はどう?」

 

 「残念ですが、あの男は既に逃げ出した後の様です。金目の物もごっそり持ち出されていましたが……代わりにこんな物を残して行きましたよ」

 

 セドリックと呼ばれた男がイライザと呼ばれた女性に紙の束を渡す。内容に目を通したイライザは興味深そうな表情を見せた。

 

 「元々、ここの主……ライウス・シーゲルは反“あのお方”の派閥に属する男です。故に我等もマークしていましたが、このライウスは以前から黒い噂のある男でした」

 

 「確か、ライウスはこの都市の財務課に勤めていたわね」

 

 「ええ、最近になって急に羽振りが良くなったらしいです。それで調べてみましたが、案の定、横領その他不正を行っていた様です。近々この邸宅に忍びこんでその証拠を掴もうと思っていた矢先に今回の魔獣侵攻が起こりました」

 

 「そして、その不正の証拠がコレというわけね。お手柄よセドリック」

 

 「勿体無きお言葉。ですが、全ては“あのお方”の御為。愚かにも“あのお方”の排斥を狙った者達を誅する為に我等は動いているのです」

 

 それが当然だとばかりに言い放つセドリックに、イライザもまた当然とばかりに頷く。

 

 「その通りよ。上層部に潜り込ませていた団員によれば、今回の騒動に乗じて“あのお方”を排斥しようと動いた者はライウスを含め計三十三人」

 

 「その全員がかつて“あのお方”が降臨されたその場に居合わせた者達だと聞いた時は耳を疑いましたよ。“あのお方”のおかげで今も生きていられると言うのに、感謝どころか“あのお方”を害するつもりなどと……呆れを通り越して哀れです」

 

 時代は変わった。にも拘らず、未だ旧き慣習や血に拘る貴族。そして、そんな貴族達のくだらない面子やプライドがまかり通る今の冥界そのものに対し、イライザ達はほとほと愛想が尽きていた。もし、“あのお方”が命じてくれれば、自分達はいつでも反旗を翻すつもりである。

 

 「ターゲット三十三人の内、始末出来たのは六人。身を隠したのが二十人。そして、行方不明となったのが五人……」

 

 「半分以上逃がしてしまいましたが、連中を黙らせる土産は山ほど手に入れられました。これで宝石の一つでも残しておいてくれれば、我等の活動資金に当てられたのですが」

 

 冗談のつもりでそう口にしたセドリック。しかし、それを聞いたイライザは冷たい口調で彼を叱責した。

 

 「セドリック。私達は私腹を肥やす為に教団を作ったわけじゃないわ。まして、下衆が汚れた方法で手にした金を奪い、あまつさえその金で布教活動などすれば、“あのお方”の御威光まで汚す事になる」

 

 その言葉に目を見開くセドリック。続けて、悔いる様に深々と頭を下げた。

 

 「……失言でした。お許しください」

 

 「わかればいいの。……けど、二度目は無いわ」

 

 二人が会話している間に、残りの者達も屋敷から出て来た。その中から一人がイライザの前に歩み出る。

 

 「イライザ様、中の調査完了致しました。今お持ちの資料以外、特にめぼしい物は残されていませんでした」

 

 「ご苦労様。あなたは……確か最近入信した天使のシャルロットだったわね」

 

 シャルロットと呼ばれた少女は驚いた様に目を丸くした。

 

 「わ、私の名前をご存知なのですか?」

 

 「当然よ。私達は“あの方”に身を捧げた同志ですもの。それにしても、天使。それも貴方の様な若い娘が入信してくれるなんてね。あなた達の大事な“主”の事はいいの?」

 

 「はい! あんな役立たずに祈りを捧げるなんてまっぴらごめんです! 私が身を捧げるのは“あのお方”だけです!」

 

 大天使が聞いたら卒倒しそうなセリフを胸を張りながら口にするシャルロットにイライザは嬉しそうに笑みを浮かべる。

 

 「役立たず……ふふ、“聖書の神”を役立たず……。気に入ったわシャルロット。あなたは『試練』を受けるに相応しい子よ」

 

 その言葉を聞いたセドリック達にどよめきが広がる。ただ一人、意味を理解出来ていないシャルロットが首を傾げる。

 

 「『試練』……ですか?」

 

 「入信したてのあなたは『メギロート』の位を与えられている。もしあなたが『試練』を乗り越える事が出来たら一つ上の『ゼカリア』。結果次第ではさらに上の位を得る事も可能よ」

 

 「位が上がると何かあるんですか?」

 

 「『ゼカリア』になれば、こういった有事の際、部隊に参加するだけじゃなく独自に動く事が出来る様になるわ。必要とあれば『メギロート』を三人まで率いる事が許可されるの。……ただし、それが“あのお方”の為になると判断された場合のみだけれど。少しでも“あのお方”の名に傷をつけたり、御威光を汚す可能性があると判断されれば、たとえそれが世間一般的な善行であろうとも一切許されない」

 

 そして……とイライザは興味を引きつける様にたっぷりと間をとって再度口を開く。

 

 「『アンティノラ』以上の者のみ、本部地下に設けられた『Fの間』へ立ち入る事が許されるの」

 

 「『Fの間』……そこには何があるんですか? “あのお方”に関するものである事は間違いないと思うんですけど」

 

 「察しがいいわね。『Fの間』……そこには未だ世に出ていない“あのお方”の激レアグッズが多数保管されているの」

 

 「げ、激レアグッズ!?」

 

 その言葉に目の色を変えるシャルロット。既に身の周りの物のほとんどを“あの方”のグッズで固めている彼女にとっては寝耳に水であった。

 

 「ポストカード、キーホルダー、ぬいぐるみ、フィギュア……今日現在で冥界では“あの方”のグッズが千二百十一個作られているわ」

 

 ちなみに、イライザはグッズの総数だけではく、それら全ての名前を憶えていたりする。

 

 「はい、その全部をレヴィアたんP、そしてカテレア終身名誉顧問によって企画、製造されています」

 

 “入信”時のテストにも出ていたのでシャルロットはよく憶えていた。

 

 「その企画段階でボツになった物。製造はいいけどイメージと違った物。そういった事情で発売される事の無かった“あのお方”のグッズが『Fの間』に納められているわ。例えば……シャルロット、あなた目覚まし時計は持っているかしら?」

 

 「時間になると“あのお方”のお声が流れるヤツですね? はい、三ヶ月待ちでしたけど無事に手に入れられました」

 

 「あの目覚まし時計の声は、実際に“あのお方”の声を録音し、それを組み合わせて作られているの。その元々のボイスデータが入った端末……私達は「至高の箱」と呼んでいる物が『Fの間』の最奥に厳重に保管されているの」

 

 「?」

 

 よくわからないと首を傾げるシャルロットだったが、そのデータを使えば自分の望むままに“あのお方”の声が聞けると説明されて目を見開く。

 

 「で、では、私の名前を呼んでもらう事も……!」

 

 「お望みなら愛称でも何でも」

 

 「あ、愛の告白とかも……!」

 

 「プロポーズまで思いのままよ」

 

 「ちょ、ちょっときわどいセリフとかも……」

 

 「きわどい? ……ああ、「お前の○○○○を○○してやる」とか「さっさと○○○○になれ」とかそういうヤツ?」

 

 きわどいどころか完全にアウトなセリフを涼しい顔で言ってのけるイライザ。シャルロットには刺激が強すぎたのか「きゅう……」と目を回して倒れかけた所を別の仲間に支えられていた。

 

 「他には……そうね、イロモノだけど、最新技術で女体化した“あのお方”がプリントされた抱き枕とか」

 

 「ゴクッ……」

 

 それを聞いたセドリックが大きく喉を鳴らしていたりするが、追及すると色々不味そうなので彼の事はスルーする。

 

 「他にも色々あるけれど、これ以上言うと楽しみが減っちゃうわね。どう、シャルロット? 『試練』を受けてみ……」

 

 「受けます!」

 

 数瞬前まで仲間に支えられていたはずのシャルロットがイライザの眼前で叫ぶように答えた。後ろで彼女を支えていた仲間が「あれ、いつの間に!?」と驚く。

 

 「それで『試練』の内容は!? 何か必要な物はありますか!?」

 

 「“あのお方”の写真の前に立って何分耐えられるか……それが『試練』よ」

 

 「……はい?」

 

 ついに明かされた『試練』の内容。しかしシャルロットの反応は鈍い。拍子抜けした様子だ。

 

 「あなた、今「そんな事でいいのか?」と思ったでしょ?」

 

 「あ、い、いえ、その……」

 

 「確かに、あなたが懐に忍ばせている程度の写真ならば問題は無いでしょうね」

 

 「ッ!? な、何でそれを……!?」

 

 「わからないと思って?」

 

 周囲から「おお、流石イライザ様!」と彼女を称賛する声があがる。……そろそろツッコむべきであろうが、もう少し見守ってみよう。

 

 「けど、それが普通じゃない写真だったらどう?」

 

 「普通じゃ……ない?」

 

 「……モードF」

 

 「ッ!?」

 

 ディオドラ・アスタロトとの戦いで見せた大いなる怒りの体現。その姿を収めた写真を直視してもらう。イライザはそう続けた。

 

 「ま、待ってください! あのお姿はあの時一度だけしか……! どうやって写真を!?」

 

 「忘れたの? あの戦場には“彼女”がいたのよ?」

 

「……ッ! カテレア終身名誉顧問!」

 

「正解。彼女があんな好機を逃すわけないもの」

 

 世間一般ではそれを盗撮というのだが、それを指摘する者はいなかった。

 

 「そんな……普段のお姿ならまだしも、モードFなんて……そんなの直視したら……」

 

 「堕天してしまう……かしら?」

 

 「え!?」

 

 “堕天”というワードに表情を固くするシャルロットに、イライザは笑みで以って問いかける。

 

 「ねえ、シャルロット。あなた、祈りを捧げるのは“あのお方”だけって言っていたけど、本当はそれだけじゃないんでしょ?」

 

 「ち、違います! 私は、そんな……」

 

 「いいのよシャルロット。自分の気持ちを隠す必要は無いわ。純粋な崇拝であろうと、邪な欲であろうと、大切なのは“あの方”を思うその心なのだから」

 

 と、邪な気持ち百パーセントの本人が言ってのけたりする。しかし、言われた側は感動した面持ちなのでこれはこれでいいのだろう。

 

 「イライザ様……」

 

「現に、同志となった天使達の四割はこの『試練』で堕天しているわ。けれど、みんな堕天する前より活き活きしているわよ。これで自分の本心を隠さずに済むってね」

 

なお、この堕天した四割をさらに男女に分けると九割が女性である。もう一度言おう、九割が女性である。

 

「だから、あなたも恐れる必要は無いわ。たとえ堕天しようとも、あなたは私達の同志である事は変わらないのだから」

 

「……はい!」

 

決意した様に頷くシャルロットに、イライザも満足そうに頷いた。

 

「一分間耐えられれば、『メギロート』から『ゼカリア』に昇格よ。頑張りなさい」

 

「はい! ……ところで、イライザ様も『試練』は受けられたりしたんですか?」

 

「もちろん。この教団を起ちあげたメンバーも例外無く受けたわ。私は第三位の『ヘルモーズ』よ」

 

「三位? え、イライザ様でも三位なのですか?」

 

「ええ。それも、以前とあるイベントで“あのお方”と至近距離で御尊顔を拝し、直接お言葉を頂たおかげで耐性が出来ていたおかげでね。ああ、今も目を瞑れば思い出せるわ。“あのお方”の麗しきお顔、蕩けるように甘いお声。あ……ああ……んあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「「「「「イ、イライザ様!?」」」」」

 

「はあ……はあ……ごめんなさい。大丈夫よ」

 

 息を整えるイライザ。……その足下にさっきまで存在しなかった水たまりが出来ていたが、誰もそれに触れる事はなかった。

 

 「今現在、二位である『ジュデッカ』、一位の『ズフィルード』、そして天位『ゲベル』に位置する者は存在しないわ。いえ、正確には『ズフィルード』の資格を得た者が一人いたわ。けど、彼女……カテレアはそれを辞退したの。自分は教団の外から“あのお方”の為に動きたいからと」

 

 先程からシャルロット達がカテレアの名を呼ぶ際、「終身名誉顧問」と付けていたのはそれが理由だった。

 

 「―――年季が違うのよ、彼女は」

 

 その一言に全てが集約されていた。ナニがとはとても言えないが、とにかく説得力だけはあった。

 

 「……ずいぶん話し込んでしまったわね。そろそろリコ達が合流する時間だけれど」

 

 「イライザ様!」

 

 その時、新たな蒼ローブの集団がイライザ達の前に姿を現した。

 

 「噂をすれば……ね。ご苦労様、リコ。そちらの首尾は?」

 

 「申し訳ありません。既に逃亡した後の様でした」

 

 「そう……」

 

 「……? あの、カテレア終身名誉顧問の姿が見えないのですが」

 

 実は、シーゲル邸に押し入る数分前まで、イライザのグループにはカテレアの姿もあった。しかし……。

 

 「ああ、彼女ならここに到着する直前になって「感じる! “あのお方”を感じますわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」と叫びながら物理法則を無視した動きで南の方へ飛んで行ったわ」

 

 「“あのお方”……ッ、まさか!?」

 

 「ええ。先程感じた凄まじいプレッシャー……“あのお方”の物で間違いないみたいね。ふふ、やはり“あのお方”を阻めるものなど、この世には存在しないのよ」

 

 “あのお方”の復活。しかし、イライザ達の顔に感動は無い。当然である。彼女達にとって、“あのお方”の復活は約束されていたも同然の事だったのだから。

 

 「流石カテレア終身名誉顧問ですよね。私なんか、意識を保つだけで精一杯だったのに」

 

 「呼び止めようとしたんだけど、あまりの変た……衝撃的な軌道に言葉を失ってしまったのよ」

 

 「そういえば、『鋼の救世主』にも物理法則を無視したヤツが出て来ますよね」

 

 「確かに、あの一号機の動きを映像化したらきっとこんな感じなんだろうな……と思わせる軌道だったわ」

 

 『物理法則? 何それ美味しいの?』を地で行く鋼の救世主達。イライザの言う一号機はそれの筆頭であった。

 

 「イライザ様、カテレア終身名誉顧問は、その……」

 

 「心配しないで。RECの準備はバッチリよ。何でも、少し前に堕天使総督にカメラ型の人工神器を作らせたらしくて、いつでも撮影出来るって言っていたわ」

 

 「ッ! 流石カテレア終身名誉顧問! それを聞いて安心しました!」

 

 「ところで、話を戻すけど、他に何か気になる物は残っていたのかしら?」

 

 「いえ、特に。……ただ、家の地下にこの者達が……」

 

 そう言ってリコが示した先には、粗末な衣服に身を包んだ四人の男女の姿があった。それを見たイライザが目を細める。

 

 「……人間?」

 

 イライザは四人が人間であると見抜いた。しかし、なぜ冥界に人間が? 訝しむイライザにリコが答える。

 

 「どうやら、ターゲットは狩りと称して人間界から人間を拉致しては地下に囲って弄っていたようです。この者達はつい最近連れて来られた様です」

 

 「はぐれならまだしも悪魔が、しかも貴族の身分である者が人間界へ出るにはそれ相応の手続きが必要のはず」

 

 「はい。ですが、ターゲットはそれを行わず、無断で人間界へ向かっていたようです」

 

 「それはそれは……随分面白いネタねぇ……。それで? あなたはどうしてこの四人を連れて来たのかしら?」

 

 「勝手な事をして申し訳ありません。……この四人を見ていると、昔の私を思い出してしまって……」

 

 泣きそうな表情を浮かべるリコに、イライザは合点がいった様子で声をかける。

 

「……そう。そうね。あなたもそうだったのよね」

 

 イライザは顎に手を当て、しばし思案に耽った。

 

 (丁度いいわ。そろそろ人間界への進出も考えていたし、足がかりとしてこの四人を……)

 

 口元をニヤリと歪め、イライザは件の人間達の前に立った。憔悴と恐怖で今にも倒れそうな四人に対し、イライザは優しく語りかけた。

 

 「あなた達、家族は?」

 

 その問いに四人は首を振る。拉致される際、家族は目の前で殺されてしまったらしい。

 

 「望むなら、私達があなた達を保護するわ。衣食住。必要なら人間界で生きていくための新しい身分も用意してあげる」

 

 破格とも言える待遇に、しかし四人は一層警戒を強めた。当然である。目の前に立っているのは、自分達に非道の限りを尽くしたあの男と同じ悪魔なのだから。

 

 「私達も、かつてあなた達と同じだったの。だから、私達は理不尽に虐げられる者達を決して見捨てない。それが、“あのお方”に救われた私達の使命だから。どう? 騙されたと思ってついて来てみない? きっと後悔させないから」

 

 悪魔の誘惑。果たして……四人はその誘いに乗る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 「ようこそ、同志。我々“フューリー教”はあなた達を歓迎します」




おっかしいなぁ。書き始めて数行までは「オリ主の為に暗躍する謎の組織」を書いていたはずなのに、気付いたらもっとヤバい集団になってしまった……。

あ、それと次回、オリ主チームに今回名前だけ出ていた残念美女が合流します。

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