全てを否定せし少年の軌跡(半凍結)   作:龍賀

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はい、遅くなってすいません。
他のところで別の作品書いてたりしてるので時間かかりそうです(汗)
でも頑張ります!


第3話 準備と託された力

決闘を申し込まれて数日。

今目の前には箒ちゃんがいる。

なぜかって?

理由は説明するなら、

 

決闘があるがISを理解していない一夏

 

 

箒「なら2人とも私が教えてやる」

 

 

何故か剣道場へ

そして軽く一夏が打ち合う。

 

 

一夏が弱くなりすぎていてIS以前の問題らしい。

という訳で鍛えなおす!←今ここ

 

 

うん。僕は巻き込まれただけなんだ。

なんでだろうね・・・ハァ。

僕?一応箒ちゃんには勝ったよ。

身体能力を底上げしてだけど。

やっぱり強かった。

で、今は一夏が鍛えられて、僕はISについて本を読んでる。

読んでる本はISについて束姉さんが「ここを覚えたらいいよ~」って言ってたのを読んでる。

さすが束姉さん。

この本間違いなく普通の人には理解できないよ。

 

僕?何とか理解できるけど・・・時間が少しかかるかな。

いい暇つぶしにはなるだろけどね。

 

「今日はここまでだ」

「・・・」(チーン)

 

あ、終わったみたいだね。

二つの意味で。

 

「一夏・・・大丈夫?」

「・・・」

 

返事が無い、ただの屍のようだ。

おお一夏よ、ここで死んでしまうとは情けない。

 

「勝手に・・・殺すな」

「おお、生きてた」

 

ていうかさりげなく心読まれた?

一夏に読まれるとは・・・不覚。

 

「いや・・・いっていたぞ?」

「本当?」

「あ、あぁ」

 

次からは気をつけよう。

そういえば部屋は何故か僕が箒ちゃんと、一夏が一人部屋だった。

何故?って千冬姉さんに聞いたら、

 

「他のやつだとお前があぶない(貞操的な意味で)からな」

「は?」

「あいつも不安ではあるが・・・まだ抑えになるだろからな」

 

何故だろう・・・別の心配された気がしたんだよね。

だから箒ちゃんと同じ部屋でした。

箒ちゃんは凄く喜んでたね。

 

「そういえば、静は専用機あるのか?」

「ん?あるよ、コレ」

 

そう言いながら僕は自分の髪留めを指差す。

黒い羽根がついたこの髪留め。

実際は僕の専用機、「鎮魂歌(レクイエム)」なんだ。

この鎮魂歌、実は束姉さんが1週間で作ったそうな。

 

「しーちゃんのためなら全力だすよ~」

 

っていってたしね。

というより・・・これ確実に第3世代なんて簡単に超えてるんだろなぁ(遠い目

何故か僕の専用機を束姉さんが作るって言って聞かなかったんだってさ。

何でだろうね?

 

「初期化と最適化はすんでるのか?」

「まだ」

「大丈夫なのか?」

「千冬姉さんが「戦闘中に終わらせろ」って」

「・・・無茶を言うなぁ千冬姉」

「今の武装は?」

「近接ブレードと実弾銃かな」

 

確認はしたけど・・・ふつうだよね?

結構近接は何とかなるけど銃は少し練習が必要かな?

そも一夏のせいだからな~初期化と最適化がまだなのは・・・まぁ初期化は一瞬で終わるんだけどね。

 

「なら近接は大丈夫だな、銃は大丈夫なのか?」

 

確かに訓練なしだと普通は厳しいかもね。

でも僕は普通じゃないからね。

まぁ・・・普通ってすばらしい事だと思うんだけどね。

 

「うん、銃も大丈夫」

「ならいいが・・・問題は一夏か」

「そうだね、とことん鍛えてあげて」

「あぁ、任せろ」

 

あれだけやる気があるって事はどうやら一夏は箒ちゃんに好かれてるみたいだね。

よかったね一夏。キミにも春が来たよ。

 

「よし!一夏!まだまだいくぞ!(静に頼りにされている!)」

「あ、あぁ・・・(静は鈍感だな)」

 

何故だろう・・・急に一夏の特訓に参加したくなってきたよ。

何でだろうね?(ニッコリ

 

「という訳で参加していいかな?大丈夫、一夏をいじ・・鍛えるから」

「苛めるって言おうとしただろ!?」

「・・・気のせいだよ」

「気のせいだな」

「2人して!?」

「そもそも答えは聞いてない!」

「理不尽!?」

 

うん。からかうのもここまで・・・全力で鍛えますか。

 

「さて・・・限界まで、飛ばすよ」

「岩!?」

「レイジングストームうてるからやってみようか?」

「勘弁してください」

「遠慮しなくても大丈夫だよ?大丈夫、一夏にはスーパーアーマーないでしょ」

「あったら洒落になってないけどな!」

 

今度ISに乗った状態で撃ち込んでやろう。

 

「はぁ・・・さて、箒ちゃん、竹刀貸して」

「ああ」

 

さて、今まで帰宅部だったし、鍛えるかな。

試したい技あったし。

そう思いながら僕は構える。

 

「我が秘剣・・・避けきれるかな?」

「おお・・・」

「・・・燕返しは本気で勘弁してください」

「「ちっ」」

「舌打ち!?しかも箒まで!?」

 

冗談だよ、2割くらい。

寧ろ・・・うん、やりたかっただけなんてことはないよ?

というより箒ちゃんも知ってるんだね・・・燕返し。

テニヌのほうじゃないよ?

 

「8割本気だよな!?」

「ん?言葉に出したっけ?」

「出てたよ!!」

「出てたぞ?」

「・・・失敗失敗~てへ☆」

 

うん、ないわー自分でも吐き気するわー。

もうしない・・・必要にならない限り。

 

「・・・(無表情なのにこの破壊力・・・さすが静だな)」

 

あれ?箒ちゃんが顔を真っ赤にしながらうつむいてる。

何故?

 

「さて、さっきまでの冗談はさておいて、逝くよ一夏」

「逝っちゃうのか!?」

「ずべこべいわず構える」

「は、はい!」

 

その後一夏をひたすら鍛えた。

うん。他人を鍛えるのは楽しいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、今日はここまで」

「あ、ありがとう・・・ござい・・ました」

 

うん。見事に死に体だね。

まぁ僕がこうしたんだけど。

 

「箒ちゃん、先に部屋戻ってシャワーでも浴びてきなよ」

「あ、あぁ、いいのか?」

「うん、僕は別に」

 

基本適当だからね。

 

「僕は一夏を部屋まで送ってくる」

「・・・何かあったら呼んでくれ、一夏・・・静に手を出したら殺す(ボソッ」

「!?い、イエッサー!!」

 

あれ?何で変な心配されてるんだろ?

いや、自分が女顔なのは自覚してるけど。

一夏はそんな変な趣味ないよね?僕信じてるよ?

あれ?何で一夏の顔が真っ赤なのかな?本当に違うよね?

別に女顔だから別にかまわないとか言わないよね?

そうなったら僕容赦なく気羅撃ち込むよ?

 

「じゃあ行くよ」

「ああ」

 

うん。別に変な事はなかったよ。

時々一夏が僕の背中で顔を紅くしながら臭い嗅いでた気がしないでもないけど・・・うん、本当だったら潰しとこう。

箒ちゃんから殺気が飛んでたから案外事実かもしんない・・・はぁ、訓練倍プッシュだね。

そう思いながらも僕は自分と箒ちゃんの部屋に戻ったんだけど、ちょうど箒ちゃんが見えたから確認しないと、

 

「箒ちゃん・・・お風呂上がった?」

「あぁ、静は入るのか?」

「うん、今から入るね」

 

まずはお風呂だけど・・・それが終わったら鎮魂歌の調整しないと。

いくら初期化と最適化が終わって無くても一応できることはあるからね。

まぁ、武器の確認と少しだけ最適化を進めるだけなんだけど。

 

鎮魂歌の武器やスペックを確認する。

・・・一応単一能力はあるみたいだね。

まだ最適化が済んでないから使えないけど。

というより確か単一能力は最初使えないはずなのにね。

まぁどうせ束姉さんが原因だろうけどね。

何々・・・『森羅万象』?

・・・束姉さんは僕をどうしたいのかな?

忌むべき能力とまったく同じ名前にするなんて。

絶対嫌がらせとか名前考えるの面倒だったとかあるよ・・・。

今度思いっきり大嫌いって叫んであげよう。

きっと絶望した顔になるから。

何でかは知らないけど。

 

能力はチート染みてるけど・・・使いこなせるかだねぇ、難しそうだ。




メガネ様、NACHT様、佐天様、感想ありがとうございます!

次もなるべく早く投稿できるよう頑張ります!

後はもう少し文章量を増やせるように頑張っていきたいです。

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