魔法使いと魔法少女が紡ぐ物語   作:文鳥丸

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新たな世界に足を踏み入れた魔法使い。
そこは自分の常識が全く通じない場であった。


第二話 魔法仕掛けの街

 呼び出された魔法使いは、この世界に呼び出された理由を魔法少女と名乗る暁美ほむらから一語一句丁寧に聞かされた。

 魔女の存在、一月後に現れる超大型の魔女『ワルプルギスの夜』の存在、何度も挑戦し続けたことを語ると変わらない冷淡な瞳で青年を見つめた。

 

「だからあなたはこの世界に呼び出されたというわけよ。力を貸してちょうだい」

「それだけならそちらの世界の魔法使いだけで何とかしてくれという話だろ。この世界には組織は存在しないのか?」

「無いわ。私自身も孤独よ」

 

 もっともな青年の言い分に対して、ほむらは淡々と答えた。

 それだけ言うと両者の間には不気味な静寂を包んだが、まだまだ聞きたいことがある青年は唯一の情報源であるほむらから得られる情報を全て得ようと質問を繰り返す。

 

「力を貸すことは構わない。これまで色々なパートナーと共に様々な魔物討伐の依頼をこなしてきたからな。だがその前に聞きたいことがある」

「何かしら?」

「君は何回目の君だ?」

 

 リブロムの時もそうだがあっさりと自分が時間逆行者だということを分かったことに、ほむらは驚愕の表情を浮かべざるを得なかった。

 ためらいながらも、ほむらは語ろうかどうか迷ったが、青年の力強い視線に負け、ほむらはこれまで自分が何度もワルプルギスの夜に挑んでは失敗しの繰り返しを語った。

 初めはとても弱く、自分も仲間たちに協力を求めようとした。

 だが時間を逆行して未来から来たという荒唐無稽な話は誰にも信じてもらえず、冷ややかな視線と罵声だけを浴びせ続けられる日々に自分の心は荒んでいき、最後の手段として偶然出会ったリブロムの力を借りて、これを最後にしようということを青年に告げる。

 全ての話を聞き終えると青年は厳しい表情を崩さないまま、次の質問をぶつける。

 

「なぜそこまでしてワルプルギスの夜とやらにこだわる?」

「どうしても助けたい友達が居るのよ……」

 

 そこからほむらは自分の最終目的である鹿目まどかの存在について語り出した。

 病弱でクラスで浮いていた自分と一番最初に友達になってくれた、何よりも大切な存在、鹿目まどか。

 三回目の時間軸で彼女と交わした約束を守るため、何度も何度も魔法少女になる前のまどかを魔法少女にせず、ワルプルギスの夜へと挑んでいったのだが、ことごとく失敗に終わったことを話した。

 話を聞き終えると、ほむらがまどかに対して強い愛情を持って行動していることが分かり、青年は次の話に持っていく。

 

「魔法少女になる前と言ったが、どういうことだ? セルト人の末裔は皆魔法使いになるものだろ?」

「セルト人? どういうことなの?」

 

 青年の言っている意味が分からず、ほむらは逆に青年へと質問をぶつけた。

 自分たちの世界ではロムルス人とセルト人の二種類の人種がいて、魔法という特別な力を使えるセルト人と魔法を使えない代わりに近代技術で戦うロムルス人が居た。

 魔法少女という存在である以上、生まれながらに魔法は使えるものではないかと青年は思い、その旨をほむらに尋ねる。

 

「そう。それがあなたの世界の常識なのね。でも私たちの世界では魔法を使えるようになるのは生まれつきのそれではないわ。ある一匹の忌々しい存在と契約して、私たちは人間から魔法少女に変わるのよ」

「分かった。今度はそれについてだ」

 

 話していなかったことを思い出し、ほむらは次にキュゥべえについて語り出した。

 甘い言葉で第二次成長期、いわゆる思春期と呼ばれる少女の元へ現れ、願い事を一つ叶える代わりに少女を魔法少女へと作り変え、魔女と呼ばれる異形の存在と戦う使命を与えられる。

 なのでまどかをキュゥべえと契約させずに、ワルプルギスの夜を倒すことが自分の目的だということを改めて伝えた。

 話を聞けば聞くほど、鹿目まどかという存在がほむらの中で絶対的な存在であることが分かり、何としても自分の使命をなそうという気持ちが青年に伝わる。

 大体の話は分かった。

 青年はこれから戦いに赴こうという決意の呼吸を一つすると、少女の肩に力強く手を置き自分の方に顔を向けさせて語り出す。

 

「よく一人で頑張ったな。大丈夫、俺はお前の味方だ」

「それじゃあ……」

「ああよろしく頼むぜほむら」

 

 少女の魂に神聖な決意を感じ取った青年は彼女と共に戦う決意をした。

 ほむらは心強い仲間ができたことに軽く安堵を覚え、少しだけ無表情な顔に笑みが浮かび、小さな声で「ありがとう……」というと魔法少女の姿から元に戻り、リブロムを抱えて廃ビルから出ようとする。

 それについで青年も出ようとするが、ほむらは思い出したように青年の方を向いて話し出す。

 

「そういえばまだ名前を聞いていなかったわね」

 

 これから先、共に戦っていくのだから名前ぐらいは知っておこうとほむらは青年に名前を尋ねるが、青年はフードを被ると黙ってほむらの後についていく。

 

「ちょっと聞こえなかったの? 名前は……」

「それは捨てた。好きなように呼べ」

 

 予想していなかった答えに、ほむらは言葉を失う。

 魔法使いという数奇な人生を歩んでいる以上、青年にも人に言えない事情があるのだろうが、それでは話は進まない。

 ほむらは再び冷淡な顔つきに戻すと、今度は問い詰めるように話す。

 

「くだらないことを言ってないで言いなさい。偽名でも構わないから」

「そうだな……ジェフリーとでも呼べ」

 

 ジェフリーはそれだけ言うと押し黙って、ほむらが歩き出すのを待つ。

 これ以上追及しても何も出ないだろうと踏んだほむらは、腰まで伸びた長い黒髪をなびかせるとそのまま歩き出して、ジェフリーに付いてくるように背中を向けて無言のアピールを送った。

 何も言わずにジェフリーは付いていく。二つの足音が小気味よく響く中。ほむらは確かに感じていた。

 自分への信頼という物を。

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 街に出た瞬間ジェフリーは絶句した。

 目に映る景色全てが、自分の常識とはかけ離れた物ばかりだからだ。

 夜だというのに街は蛍の明かりで照らされたように明るく。

 かつてはお伽話だと誰もが鼻で笑い、それが原因で『ウロボロス』と言う魔物が生まれた夢の中の存在でしかなかった。電気で走る車輪が当たり前のように道を走っていることにジェフリーは平静を保つのに精一杯であり、足はガクガクと震え続け、過呼吸気味になっている呼吸を落ち着かようと何度も深呼吸を繰り返していた。

 

「早くしなさい。ジェフリー、こんなところでもたついている暇は無いわよ」

 

 相変わらずの冷淡な表情のまま、振り向いてほむらは早く自分の後についてくるようジェフリーに促す。

 口調こそ今までのと変わりはないが、僅かに変化した声色から苛立ちをジェフリーは感じ取っていた。

 だが苛立っているのは自分も同じこと。先程の言葉と食い違う部分があることをジェフリーは問い詰めようとする。

 

「そうは言うがな……この町全体が魔法使いの巣窟なのか? 異常だぞ、この状況は? ロムルス人でもこんな近代兵器は作れなかったぞ!」

「魔法? 何がどう奇妙に映っているというの?」

 

 困惑し続けるジェフリーを見て、その表情に少し困惑の色が見えたほむらは彼の疑問を解決しようとする。

 ほむらに促されて、ジェフリーはこの街の異常さを語り出す。

 真夜中だというのに昼間のように明るい街、電気で走る車輪、大勢いる人間。

 これらは全て自分の世界では考えられない事態であり、この状況にもかかわらず魔法使いがこの街にいるのは目の前にいる少女だけという事実がジェフリーには信じられなかった。

 疑問を全て知るとほむらは軽くため息をついて、諭すように話しかける。

 

「これがこちらの世界の常識なのよ。あなたの言うところのロムルス人の近代技術がさらに発展した結果がこれよ」

「信じられない……魔法使いでもないのに雷を操れるなんて……」

 

 技術の違いに圧倒されるばかりのジェフリーを見て、まるで発展途上国の外国人に自国の案内でもしているような気分になったほむらは気苦労を感じながらも、引き続き歩を進めた。

 これ以上は何を聞いても話してくれないだろうと踏んだジェフリーも後から付いていくが、その足取りが妙に急いでいることが気になった。

 

「とにかく急いで、私の家に行くわよ」

「お前が言っている魔女とやらが出るから準備をするためか?」

 

 言っている本人は至って大真面目だが、自覚のないジェフリーに呆れながらも、ほむらはなぜそこまで急いでいるのかを語る。

 

「一応念のために聞くけど、あなたは変身でその格好になったわけではないわよね?」

「は?」

「そのやたらに目立つ法衣のことよ……」

 

 思っていた通り自覚のなかったジェフリーに対して、弱弱しくほむらは言う。

 魔法使いの法衣はジェフリーがいた世界では一般人との境界線をハッキリと引くために、着用を義務付けられている物だが、魔法使いであることを隠さなくてはいけない、この世界では目立つだけの存在。

 不審がられるのを避けたいほむらは早く彼を自宅へと連れていきたいと思っていて、意図を察したジェフリーは彼女の後を付いていく。

 二人の間には再び静寂が包んだが、ジェフリーの心は落ち着かないままだった。

 この街は自分がいた世界と違って、騒がしすぎたから。

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 ほむらの住んでいる木造アパートに到着すると、ジェフリーは再び言葉を失う。

 全くの別人同士が同じ住居の中で暮らしているという発想が、自分たちの世界にはなかったからだ。

 呆然となって立ち尽くすジェフリーを手招きして、ほむらは彼を自宅へと招いて中へと入れると鍵を閉めた。

 いまだに玄関先でどうしていいかわからないジェフリーを見ると、ほむらはまずは靴を脱いで上がるようにジェスチャーで促すと、ジェフリーは靴を脱いで部屋へと上がる。

 

「しかし凄い発想だな。見知らぬ者同士が一つの家屋で暮らすなんて」

「蜂の巣みたいとでも言いたいわけ?」

「いや、それが一般的なのに驚いただけだ。俺も似たようなところを住処にしていたから、このやり方に違和感はないよ」

「どういうことなの?」

「牢屋に捕えられていた」

 

 軽い気持ちで聞いたのだが、予想以上に重い答えが返ってきたことにほむらは絶句してしまったが、すぐに使命感が彼女の心を動かした。

 見滝原の地図をちゃぶ台の上に広げると、これから現れる魔女と傾向と対策について語っていくが、それよりもジェフリーには気になっていることがあった。

 

「魔女とやらの討伐に関しては実戦で覚えていくよ。それよりも気になることがある」

「何かしら?」

「お前の他にも、この街には魔法少女とやらがいるんだろ? そいつらとの共闘は本当に不可能なのか?」

 

 先程触り程度でほむらが話した話題について、しっかりと覚えていたジェフリーはもっともな言い分をほむらにぶつける。

 確かに他の魔法少女の協力が得られれば、それはプラスになることだとはこれまでの時間軸でも分かっていることなので、ほむらはため息交じりにこの街にいる魔法少女について語り出した。

 現在、この見滝原を縄張りとしている魔法少女は巴マミと言うベテラン。

 今日もコンタクトを取ったが、相手にされず敵対視されたことを語ると、次に未来へついて語り出す。

 

「それから高確率で美樹さやかと言う少女も魔法少女になるわ。それと今は隣町の風見野にいるけど佐倉杏子と言う魔法少女も居るわ」

「そいつらはサンクチュアリか? それともグリムか?」

「は?」

 

 思わず間抜けな声が漏れる。

 先程の話からジェフリーがいる世界は、魔法使いたちが組織を作って構成されている物だということは分かったが、その組織が複数あることまでは教えてもらっていなかった。

 だが今はジェフリーの事情を聞いている暇などない、ほむらは彼の疑問を一蹴して話を進めていく。

 

「どちらでもないわよ……とにかく、彼女たちの説得に関しては、ほぼ諦めているわ。唯一共闘の可能性があるのは、佐倉杏子ぐらいだから、あなたも覚えておいて……」

 

 それだけ言うとこれ以上話し合っても進展はないと思って、地図をしまおうとするが、突然ジェフリーは古びた紙を懐から取り出すと、ほむらに向かって差し出す。

 

「何?」

「俺はお前の知人たちの顔もろくに知らないからな。どんなのか絵で描いて教えてくれないか。そうじゃなきゃどうすることもできない」

 

 ジェフリーの言うことは至極正論である。

 先走りすぎてダメになるのは、いつものパターンになっているので、ほむらもその辺りがいい加減になっていたが、ほむらは彼に向かって手を差し出すと紙を元に戻すように促す。

 

「悪いけど、絵は得意じゃないのよ。まどかと残りの三人に関しては明日教えるからそれでお願い」

「分かったよ……」

 

 自分でも乱暴な言い回しであることは分かっているが、妙に苛立ってほむらはジェフリーの問答に答えようとしなかった。

 ジェフリーもまた長旅で疲れていたのか、そのまま横になって寝ようとした瞬間に、ほむらはあることに気づく。

 先程から鼻をつんざく異臭に苛立ちを覚えていて、その正体が分かるとおもむろにジェフリーの近くに鼻を寄せて匂いを嗅ぐ。

 その瞬間、鼻から臭ってきたのは人の皮脂が浮かび上がったような垢の臭い。

 凝縮されたような不潔な臭いを感じ取ると、それは全身に広がって行き、ヘドロが体を覆うような感覚に悶絶しながらも、ほむらはジェフリーの体を軽く蹴って、彼を起こすと不快感を露わにした顔で話し出す。

 

「ジェフリー……失礼だけど、あなたいつからお風呂に入ってないのかしら?」

「風呂?」

「あなたの世界にはお風呂も無いの?」

 

 必死になって平静を保とうとしながらほむらは話すが、ジェフリーは思い切りあくびをしながら髪の毛をかきむしって、最後に入浴をしたのがいつなのかを思い出す。

 だが思い出せなかった。自分の世界は一面が荒野になっていて、人が住んでいる地域自体が少ない状態。

 自分もまた人里離れた場所で魔物を狩る日々が続いていたので、最後に風呂に入ったのがいつなのか分からなかったが、記憶をたどってほむらに伝える。

 

「確か濡れ布巾で体を拭いたのが、二か月ぐらい前かな……」

「その間、その法衣を洗濯は?」

「これしか着る物がないしな。それに水は貴重だ。そう簡単に使うわけには……」

 

 全てを言い終える前に、ジェフリーはほむらに首根っこを掴まれると、そのまま風呂場へと放り込まれる。

 何が何だか分かっていない、ジェフリーだがドア越しからほむらの怒鳴り声が響き渡る。

 

「いくら何でも不潔すぎるわよ! そこで体を洗ってなさい、あと法衣も洗濯しておくから脱いで、こっちに渡して!」

 

 凄みのある言葉にジェフリーはパンツを残して法衣をドアの向こう側に置くが、奇妙な見慣れない物体に困惑するばかりであり、ドアの向こうにいると思われるほむらに向かって話しかける。

 

「井戸がないが、どこから水は出るんだ?」

「出っ張っている器具を右回転に捻れば水は出るから、止める時は左回転に回しなさい……うぉ!」

 

 呻き声にも似た叫びを聞くと、これ以上の詮索は止めてジェフリーは言われたとおりに器具の突起部分を回し、水を出そうとする。

 突然シャワーから出てきた冷水にジェフリーは驚く。

 水の冷たさもそうだが、ここまで豊富に水があることに驚かされた。

 干ばつ地帯が多く、飲み水を確保することさえ苦戦を強いられる自分たちの世界とは違うことに驚かされるばかりだが、近くにあったタオルを持って体を洗いながらもジェフリーは考えていた。

 

(これだけ発展していても、この世界にも魔女とやらは生まれるのか?)

 

 まだ魔女に関して詳しいことは教えてもらっていないが、自分の世界の常識で考えるなら、それは魔に落ちた元人間。

 食うに困るわけでもないのに、なぜこの世界でも魔女が生まれるのか分からず、ジェフリーは困惑するばかりだが、ここでかつての仲間の言葉が思い浮かぶ。

 

「すべての人間が金持ちになれば、魔物は生まれない」

 

 それは自分たちの世界をよくするために、仲間の一人の信念。

 この世界はそれを地で言っているのだが、決して闇は晴れているわけではない。

 この世界の魔女についての成り立ちについて今度は話してもらおうと考えながら、ジェフリーは体を洗い続けていた。

 その間洗面台にいる。ほむらからは嗚咽する声が響き渡っていた。

 ジェフリーの法衣から溜まりに溜まった汚れは洗面台をどす黒く変色させ、マスクとゴム手袋で完全防備しても、ほむらの心にダメージを与えていた。

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 体を洗い終えて、ほむらが用意してくれた着替えにジェフリーは袖を通す。

 それは彼女の父親の服であり、白のYシャツと紺のスラックスを着ると、ほむらが待つリビングへと現れる。

 ほむらを見るとちゃぶ台の上に湯呑が置かれていて、ほうじ茶を飲んで心を落ち着かせようとしていたが、その顔は明らかに疲れ切っていた。

 

「次からはちゃんと自分で洗濯をしなさい……この世界は水の心配はいらないから……」

 

 恨みがこもったような声を聞くと、ジェフリーは黙って頷く。

 干された法衣の隣には何重にも縛られたごみ袋があり、中には先程までほむらが付けていたマスクとゴム手袋があった。

 

「あなたの服に関しては明日買うわ。だからもう今日は休みなさい。私も疲れたから、聞きたいことは明日全て話すわ」

 

 ジェフリーとしては魔女の成り立ちを教えてもらいたかったが、ほむらは何も言わずにスイッチを切ると自分の部屋に戻って就寝についた。

 これ以上は何を聞いても無駄だと思い、暗闇に包まれたリビングでジェフリーは横になって眠りにつこうとする。

 暗い中でジェフリーはこれからについて考えていた。

 自分が何をすべきかを、そしてこれからどうなるのかを。

 突然のことで頭の中はパニックを起こしそうになるが、何度も勇気づけられた言葉を心の中で言うと眠りに落ちようと目を閉じた。

 

 ――ここからはお前の物語だ




こうして文明の利器に驚かされるばかりのジェフリー。
新たな自分だけの物語を作るため、彼は歩き出します。
パートナーと共に。

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