『神速』の男   作:星月

7 / 9
折れた翼

「さすがだよ要。……実に良い目をしている。黄瀬に敗れた後、準決勝でも姿を見せなかったので少し心配していたのだが、どうやら杞憂だったようだな」

「あまり俺を甘く見るなよ。対戦相手に心配されるほど、弱くなった覚えはない」

「対戦相手、か。そうだな、たしかに今の僕たちはそういう関係だ。

 ……お前は変わらないな。相も変わらずただバスケに純粋な選手。お前だけは、あの日のままだ」

 

 白瀧を見ながら、しかしそれでいて昔を思い出すように赤司は呟いた。

 ただ純粋にバスケに打ち込む選手の姿。帝光に入ってから三年の間、『キセキの世代』や黒子でさえバスケに対する考え方は大きく変わったというのにも関わらず、ただ一人だけレギュラーに近い存在でありながら自分の意志を貫き通した彼の姿が、赤司の脳裏に蘇ってくる。

 

 

――――

 

「――頼む! 緑間、赤司! 今日このあともう一回だけ教えてくれ!」

 

 ある日の帝光中学の体育館。

 その日の練習を終えて選手達はそれぞれの帰路につくなり自主練に移ろうとしている中、一人の選手がクラスメートでありチームメイトでもある仲間に頭を下げている姿がそこにはあった。

 力強く言葉を発しその内容が本気であるということを示し、頭を下げている者こそが当時レギュラーでった白瀧要である。

 

「またか! お前は一体何度付き合わせたら気が済むのだよ!?」

「……僕は別に構わないさ。お前に気が済むまで見てやろう」

 

 ほとんど毎日のように自分に指導を頼み込む彼のことが嫌になったのか、声を荒げたのは緑間。逆に彼の提案を特に嫌な顔せず二つ返事で了承したのは赤司だ。

 

 白瀧は自分で新しい技を身につけ、その威力を磨くべく様々な挑戦を続けるのだが、自分一人では限界を感じると緑間や赤司といった仲間やコーチに指導を仰ぐことが多かった。

 現に今までも苦手であったアウトサイドシュートを何度も緑間によるシュートフォーム改造を行ったり、赤司にドリブルの技術を教わったりと今までも何度も仲間の力を借りていた。

 

「そうは言っても、ドリブルやシュートのことはお前らが一番上手いし、何よりも説明が上手だからだよ。

 青峰や紫原は感覚で動くタイプだし、説明には向いていない。だけどお前達は的確にアドバイスをくるえるし、その結果今までも上手くいっていたんだ。だから頼む!」

「……ふん。さっさと終わらせろよ。それで今日は一体何の用件だ?」

 

 もう一度頭を下げると緑間も渋々ながら了承してくれた。自尊心が高い緑間を褒め、無意識に彼を煽ったのは一種の話術か、それとも慣れか。何にせよ白瀧は今日も天才二人による個人授業を実施してもらうことに成功したのである。

 

 後に『キセキの世代』と呼ばれるだけあって彼らのバスケセンスは並外れたものではあるのだが、白瀧のように彼らに指導を仰ぐものは他に一人もいなかった。先輩からしてみれば年上だという意地や対抗意識がそれを邪魔し、他の同級生達にとっては彼らはあまりにもかけ離れすぎていたのだ。同じ歳でありながらも強豪・帝光バスケ部で早々に1軍入りを果たし結果を残している彼らは遠い存在であった。

 ゆえに彼らにこうして頭を下げるのは白瀧だけであった。別に彼とて誇りがないわけではない。こうして誰かに頼るということに対して思うことはあるものの、強くなるためならばそのささいな誇りは捨てていた。

 

「――仕上げだ。要、コレで決めてみせろ」

 

 何度と繰り返された二人の指導、その最終テスト。赤司の声が静かに体育館に響く。

 白瀧がダンダンッとボールをバウンドさせる。その目の前にはマークについている緑間がいた。

 ボールを左右に行き来させ、徐々にそのテンポを変えていく。

 何度もそれを繰り返してタイミングを計った。

 

 ――――来る!

 長年の勘。緑間のそれが警告を鳴らした。

 突如ドライブで切り込んでくる白瀧。当然のことながらそのコースをふさぐべくその姿を追う。

 しかし白瀧は自分の体の前でもう一度ボールを逆側へとはじくと、ロールで緑間の体を滑らかに交わした。

 以前よりも動きのキレをましたその技は緑間を振り切り、そのままレイアップシュートを放つ。ボールは確実にリングを潜り抜けた。

 

「上出来だ。クロスオーバーからのバックロールターン、これだけ動ければ問題ない。あとはまた地道に練習を重ねていけ」

「よっしゃ! ……ありがとう二人とも、今度何かおごるぜ!」

「ふんっ。……せいぜい頑張るのだよ」

 

 赤司に認められ、白瀧はその場で小さくガッツポーズした。二人への感謝も忘れない律儀な面も相変わらず。

 その姿は、まるで子供のようだった。初めて何かを達成し、その結果に満足し嬉しそうに笑う姿。自分にはとてもできないような姿だからか、眩しい姿に目をそらすように緑間は早々に去っていった。

 

 それからも白瀧は忘れることがないよう、ひたすら練習に励んだ。

 毎日欠かすことなく何度も何度も同じ事を繰り返し、心身ともに疲れ果てるまで練習してその体に覚えこませる。それが『技』だ。

 恵まれた体でない凡才が力をつけるためには、地道な努力しかない。

 そう信じて疑わなかったからこそ、白瀧はただひたすら努力をし続けていた。この時間だけは誰にも否定はできないと。

 

 ――その日から約三ヶ月後。

 

「――ッ!」

「うおおおっ!?」

「ナイッシュ、白瀧!」

 

 練習の一環として行われている1on1。

 いつもよりも調子がいいのか、キレがましたその動きにディフェンスは目で追うことしかできない。体は反応することがなかった。

 赤司と緑間に教わったあの技はすっかり白瀧の得意技となっていた。動きのつながりにも無駄がなくなり、シュートへの動作もスムーズだ。技のボリュームがさらに増えたことにより、白瀧は確実に強さを増していたはずだった。

 

「――へえ。なるほど、あれは中々面白そうっすね」

 

 そんな白瀧の姿を興味深そうに見ている一人の男がいた。

 今年からバスケ部に入部した二年生、黄瀬涼太。恵まれた運動神経と脅威の成長率で瞬く間に一軍入りを果たした天才である。

 

「それでは次! ――オフェンス、黄瀬!」

「はいっス!」

 

 先輩に名を呼ばれ、コートに入る黄瀬。相手と対峙しながらドリブルを始めた。

 その実力を一目見ようとみなの注目が一気に集まった。今変わったばかりの白瀧も噂の天才の力を見ようとコートへと目を向けた。

 ――そして、その目を疑った。

 

「――――え?」

 

 自分で出したとは思えない、間抜けな声がしかしたしかに出ていた。目の前の現実を認められないのだと言う様に。

 黄瀬が鋭いドライブで切り込む。ディフェンスがすぐさまつめるが、しかし黄瀬はそのまま勢いを殺す事無くロールで逆側へと切り込んだ。

 

「……あれは、まさか白瀧が先ほどやった――!!」

 

 ギャラリーの誰かが驚愕の声を上げる。しかし白瀧にはそのようなこと言われずともわかっていた。

 なぜならあれは何度も自分が挑んでいたことなのだから。今先ほど実戦したばかりの技であるのだから。

 クロスオーバーからのバックロールターン。それが、今まで練習さえしたことがないはずの黄瀬によって放たれた。

 ディフェンスも驚愕して黄瀬を負えない。そのまま彼のシュートを許した。

 

「お、うおおおお! すげえぞ黄瀬!」

「こいつは本物だ! さすが天才!」

 

 とたんに周囲の声が騒がしくなる。しかしそれに反するように白瀧の心は冷め切っていった。

 『本物』、『天才』。そのどれもが今一番彼が聞きたくなかった言葉であった。

 

 ――なんだ、この騒ぎようは?

 悔しくないのかと、白瀧は心の中で他の者達へと問いかけた。相手はまだバスケを始めたばかりの相手であるというのに、そのような男にこれほど好き勝手やられて悔しくないのかと。

 

「白瀧っち~!」

「っ……!」

 

 そんな白瀧の心境を知ってか知らずか。……おそらくは何も感じられないのだろう。

 当事者である黄瀬のやけに明るい声が突如聞こえてきた。どうやら決まったことを確認するや否や、白瀧に向かってきたようだ。

 

「……なんだよ、黄瀬」

「いや、礼を言いに来たんっスよ。白瀧っちがあんな良いもの見せてくれたおかげで、俺も上手くいったんで」

「お前、まさか俺の動きを見ただけで……たったそれだけで、マスターしたっていうのか?」

 

 できれば否定してほしかった。

 拳の震えを悟られないように、何とか声を吐き出す。

 

「そっすよ。俺って大抵のことは一度見ればすぐに出来るんっス。それでさっきの動きを見て、ためしにやってみたんっすけど、上手くいって安心したっス」

「……」

 

 ……しかしその願いは届かなかった。

 その暢気なところが、嫌に感じた。白瀧は何も答えることができず、何もわからなくなってしまった。

 

 ――そしてこのとき、白瀧は悟ってしまった。

 

「それで、白瀧っちに一つお願いがあるんスよ」

「……なんだよ?」

 

 『これ以上何も聞くな』と心が警告を出している。これ以上は聞いてはいけないと悲鳴を上げている。

 なんとか口を開き、黄瀬に先を促すように声を出した。

 

 ――何年もの努力の結果、身に付いた直感。できれば知りたくなかった現実を、それが現実だと示している。

 

「これからも色々技を見せてほしいんっス。俺も今すぐに強くなりたいんっスよ!」

「……」

「あ、別に練習に付き合ってくれってわけじゃなくて。白瀧っちがプレイしている姿をもっと見せてほしいってことっス。そうすれば俺は見て勝手に覚えていくんで」

「……」

 

 何も言葉を返せなかった。それから先のことを白瀧はよく覚えていない。

 

 ――白瀧要は、黄瀬涼太には……敵わない……。

 

 

――――

 

 

 その日の部活終了後。

 練習が終わってからも体育館には多くの選手が残っている。いつも以上に自主練が激しく見えるのは、もうすぐ地区予選の時期を迎えるということ、それに比例してメンバー選出の時期が近くなっているということが関連しているのかもしれない。

 ボールが弾む音が、バッシュが床を蹴る音が聞こえる。

 見慣れた光景ではあるのだが、しかしその中にいつもいるはずの男がいなかった。

 

「おい、さつき。白瀧を見なかったか?」

「え? 白瀧君? ……今日、残っていないの?」

 

 青峰の疑問に不思議そうに聞き返す桃井。練習を欠かすことを知らない男がいないという。

 それだけ白瀧の熱心さは伝わっていたのだ。レギュラーに選ばれても驕る事無く、ただひたすら純粋に努力を積み重ねていたその姿。模範生のようなものであった。

 

「ああ。せっかく久しぶりにあいつと1on1をやろうと思ったのによ。……ちっ、仕方ねえ。今日は普通に自主練していくか」

「うん。私ももし白瀧君を見かけたら言っておくね」

「頼むぜ。俺もまだしばらくは残ってやってくからよ」

 

 そういうと青峰はボールを指の先で回しながら去っていった。数少ない自分と対等に戦える対戦相手の不在は、バスケ馬鹿の不満度を大いに高めてしまったようだ。もしも白瀧が帰ってきたならば今日はまた一段と激しい戦いが繰り広げられるのであろうな、と桃井は冷静に分析していた。

 

「あ、ねーねー桃ちん。聞きたいことがあるんだけど~。……赤ちんを見なかった?」

「……赤司君もいないの?」

 

 見慣れた巨漢・紫原が入れ替わるように桃井に声をかけた。

 今度は白瀧に続いて赤司までこの場にいないという。チームの司令塔でもある彼は仲間の様子見もかねていつも残って皆に指示を出すこともあるというのに、その彼もまた不在だという。

 

「うん。全然見当たらないんだよね~。……はあ、探すとするか。ありがとね~」

「わかった。見かけたらすぐ連絡するから」

「よろしく~」

 

 手を振って紫原も去っていった。何の用件かは知らないが、赤司には従順な彼だ。何か言われていることでもあるのかもしれない。

 ……しかし、白瀧に赤司。あまりにも珍しい組み合わせである二人の不在。一体どうしてこうも重なっているのだろうかと桃井は思考をめぐらせた。

 

 

――――

 

 

 同時刻、帝光中学校から少し離れたところにある土手。

 対岸側とこちら側をつなぐ橋が作りあげた影となっている場所に白瀧はいた。何もせず、帰り支度もせずにただ膝を抱えている。顔は隠れていて、その表情は伺えない。

 

「……ここにいたのか、要」

「……赤司か?」

「ああ、そうだ」

 

 突如白瀧の頭上より声がかかる。

 声から予想したその声の持ち主は、予想通りチームメイトの赤司であった。白瀧が苦悩しているとき、困難に陥ったとき、なぜかいつも現れる頼れる司令塔だ。

 

「……どうしてここがわかったんだ?」

「お前の行動などいくらでも予想できるさ。……と言いたいところではあるが。

 今日の練習、後半ほどからお前の様子がおかしかったからな。お前の姿を追っていたら、練習が終わるや否や体育館を飛び出していったからな。それで追いかけてきた」

「……そうか。バレバレだったのか」

 

 これでも白瀧は回りに悟られないように練習に打ち込んでいた。――そうすることで感情を紛らわすように。

 しかし鋭い赤司にはまるわかりだったという。青峰など単純な男は気づかなかったようだが、これでは赤司の他にも一緒に練習した者の中には他にも気づいている者はいそうだ。

 

「一体何があったんだ要? お前みたいな男がこのようなところで立ち止まるなど」

「……なあ赤司。俺さ、知っていたんだよ」

「うん? 知っていたとは、何のことだ?」

 

 言葉をこぼすように、白瀧は話し出した。よく耳を澄まさなければ聞こえないような小さな声。

 しかし当然のことながら聞いている赤司にはぬけている言葉のことがわからなかった。すかさず彼に聞き返す。

 

「この世界には、絶対的な『才能』があるってことをだよ」

「……」

 

 出てきたのは、それは重いものであった。

 赤司は何も口を挟まずに、その先を促した。

 

「皆、色々な才能を持っていて、自分だけのバスケを持っている」

「……」

「だけど、俺には自分だけのバスケがない。

 お前のような求心力も指導力も、何かを見抜くような目もない。

 青峰のように型のない動きもできない。

 緑間のような並外れたシュート能力もない。

 紫原のように常人離れした体格でもない。

 黒子のようなミスディレクションもできない。

 桃井のように仲間をサポートすることもできない。

 ……だからこそ、少しでも強くなろうとしているというのに!!」

 

 顔を上げ、白瀧は喉を振り絞って叫んだ。今まで溜め込んだものを全て吐き出すように。

 ……その顔は涙で滲んでいた。滅多に泣き言さえ漏らさないというのに、その白瀧が初めて涙を見せた。

 

 白瀧にはバスケにおける才能はなかった。

 見ての通り彼の体格は決して恵まれているとは言いがたい。それだけで青峰や紫原達に劣っている。

 さらに赤司や緑間、黒子といった独特な力もまた然り。

 白瀧は昔から様々なスポーツに明け暮れ、脚力を鍛え、体力をつけ、そしてさらに技術を身につけた。

 それらは全て、周りの天才達に遅れをとらないように。……ある意味では、焦りからきているものでもあった。

 しかしそれらは全て所詮限界があるものであり、そして彼だけのものではない。

 

「なのに、なのに何なんだよあの男は――黄瀬は!

 『一度見れば出来る』? ……ふざけるなよ! 俺の努力も、思いも、時間も、喜びも苦悩も。あいつにとっては一瞬で終わってしまうような、そんなくだらないものだったというのか!? なんだったんだ! なんだったんだ、俺の今までのバスケは!?

 あいつに技を見せるために技を磨いてきたのか!? ……違う! そんなの違う! そんなこと、認められるか!!」

 

 自分だけ(オンリーワン)の才能など持ち合わせていない。だからこそ努力で周囲の天才達に追いつこうと思っていたのに。……その努力は他でもない新手の天才によって、もろくも崩れ去った。一度見ればできてしまう、白瀧が何度も何度も努力を積み重ねて成した業でさえ、一瞬で彼にモノにされてしまう。

 

 彼は『白瀧要』という一個人としての誇りは捨てても、一バスケ選手としての誇りは捨てていない。

 自分のほうが長年バスケをしてきたという自負があるし、負けられないという意志がある。……しかし『才能』はそれを嘲笑うかのように、黄瀬涼太を祝福し、白瀧を追い詰める。

 

「……ならば、お前は諦めるのか? 今までの全てを投げ捨てられるのか?」

「そんなわけないだろう! 諦めきれないんだよ! 俺だって強くなりたい!」

 

 今さらわかりきっているだろう問いを投げかける赤司に、白瀧は即答し思いを爆発させる。

 今まで彼も言っていたことではある。選手となったならば選ばれなかった者のためにも戦わなければならない、決して自分だけの戦いだけではないと。ゆえに彼には諦めることはできない。自分のためにも、皆のためにも。……その心の強さが、余計に白瀧を苦しめた。もしも彼の心が弱かったならば、こうして悩むこともなかったであろうに。

 だが、彼はここで全てを投げ出すにはあまりにもバスケを愛しすぎた……。

 

「好きなんだよ、バスケが大好きなんだ! 諦められるわけなんか、ない……!

 でも、わかっちゃったんだよ。俺じゃあ、あいつには勝てないって。もう俺はどうしたらいいのか、わからなくなって……」

「……」

「なあ教えろよ。俺のやり方が間違っていたのか? 俺はどうすればよかったんだ!?

 才能を持たずに生まれた男は、どうしたらいいんだ……!!」

「……」

 

 自分の無力さを嘆く白瀧に、しかし今まで何度も彼を導いてきた赤司は何も言葉をかけなかった。

 ここで声をかけてしまえばきっと白瀧はもう一度絶望したときに立ち直れなくなってしまうと、そう感じたから。だから赤司は何も言わず、チームメイトがないている姿をただ見つめていた。

 

 

――――

 

 

 あの日、間違いなく白瀧要という男の心は折れた。そしてその折れた心を無理やりつなぎ合わせて黄瀬と戦い――彼は圧倒的な才能に屈した。

 しかしそれでも……それでもなおバスケに貪欲な彼は、諦めなかった。

 『不屈』という言葉を体現するように、今もこうしてコートに立っている。




原作では描写が少なかったものの、黄瀬や灰崎の能力も精神的に厳しいものがあるかと。
自分の技をあっさりとその場で真似され、しかも自分以上の力で、あるいはその効果で逆に技が使えなくなったりと。思い入れがあればなおさらのことで……。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。