4月23日。真は授業が終わった放課後、今日はどうしようかと考え事をしながら教室を出る。
「うーっす椎宮」
「おう、一条」
「これから部活だろ? 一緒に行こうぜ」
教室を出た真に声をかけてきたのは一条、それに真は少し考える様子を見せた。
(そういえば、朝にバイトの募集があるとか言ってたな……シャドウとの戦いとかで何かとお金も必要になるだろうし……)
真はそう考えるとぺこりと頭を下げる。
「すまん、ちょっと調べときたいことがある。それが終わったら戻ってくるから……多分途中から出られると思う」
「あー、分かった。何を調べるのか知らないけど、まあなるべく早くな」
「ああ」
真の言葉に一条がそう返すと真も頷いて階段を下りていき、学校を出て行く。そしてバイト募集の掲示板がある商店街の北側へとやってくるとその掲示板に近づく。
「封筒貼り、翻訳、折鶴、学童保育、か……」
掲示板に出ているバイトを一通り眺めてそう呟く。しかし結構自由なバイトらしく、大方出来る時にやるだの来れる時に来るで構わないような感じだ。
「……ふむ、応募するだけでも構わないのか……」
真はそう呟くと応募先を携帯の写メで撮っておく。とりあえず今から部活に参加しなければならない。詳しい応募や参加は部活が終わってから考えよう、そう思って彼は携帯を閉じるとその場を去り、再度八十神高校に走っていった。
それから数日過ぎて4月25日、月曜日。真はいつも通り学校に向かって通学路を歩きながら、前の方で女子生徒が二人話しているのを聞いてしまう。
(ああ、今日から文化部に入れるのか……)
真は相手の会話内容からそんな情報を手に入れ、この学校の文化部なら何に入るかと考えを巡らせる。
「準備、準備……」
すると彼の横を一人の小柄な女子生徒が慌てて走りすぎていくのを真は見る、が彼女は慌てて戻ってきた。
「鞄、鞄……」
慌てた様子でそう呟き、元来た道を戻っていく女子生徒。それを真や前の方を歩いている女子二人も不思議そうな目で眺めていた。
それから時間は過ぎて放課後、真は後ろの席でへばっている――恐らく今日の体育の授業のマラソンのせいだろう――陽介をチラリと見た後席を立った。
「椎宮~、お前マラソン平気だったのかよ~」
「まあ平気というわけじゃないが、スポーツは大体足腰が基本だからな。それより俺は文化部の入部方法を職員室に行って聞いてくる」
「ほんっと元気だなお前……」
席を立った真を見た陽介がへばりながら尋ねると真はそう返し、その言葉を聞いた陽介ははぁ~と息を吐いてそう返した。それに真は苦笑を漏らしながらじゃあなと言って教室を出て行き、職員室へとやってくる。
「諸岡教諭、いらっしゃいますか?」
「あぁん? なんだ?」
ドアを開けながらの真の言葉に諸岡は気だるそうにそう言って席を立ち、職員室に入ってきた真の前に立つ。
「はい、以前言っていた文化部の入部について聞きたいんですが……」
「文化部ぅ? 貴様のことは出会い系と認識したぞ!」
真の言葉に諸岡は彼の入部理由が下心からと考えたのかそう言い、ふむと考える。
「今募集があるのはたしか、演劇部と……そうだ、吹奏楽部だな」
「吹奏楽部! 演奏ですか!?」
「う、うおっ……」
諸岡の言葉を聞いた真は瞬間的に目を輝かせて問いかけ、それに諸岡は押されたように声を漏らす。職員室の教師も彼の方に注目した。
「あ、失礼しました。俺前の学校で管弦楽部だったもんで」
「そ、そうか。あ~、両方とも実習棟の一階に部室があるから勝手に行け! ちなみに活動日は月・火・木だ!」
「はい、分かりました! 失礼します!!」
落ち着きを取り戻した真の言葉に諸岡はそう漏らした後部活の説明、それに真は頷いた後元気に頭を下げて職員室を出て行こうとする。
「おい」
しかしその前に諸岡が呼びとめ、真もつい振り向く。
「あー、お前の前の高校の先輩、たしか命とか言ったか?」
「はい」
「奴は変わった奴だな。わしを食事に誘いおったぞ」
「あぁ~……まあ先輩はそういう人ですからね」
諸岡の言葉に真はそう言ってから「じゃあ失礼します」と言い残して職員室を出て行った。そしてそのままノンストップで実習棟に行き、吹奏楽部が活動していそうな音楽室へとやってくるとその扉を開けた。
「すいません、入部希望なんですが……」
真はそう言いながら音楽室に入るが流石に練習中ゆえに演奏の音があるため聞こえていないらしい。
「あとさー、先生んとこ行って鍵もらってきてー」
「あ、はーい。分かりました!」
活動中の男子生徒の一人が女子生徒にそう言っており、それに女子生徒は頷くと歩き出す。マネージャーなのだろうかと真は考えており、少女は真の方に歩いてきているが彼女は全く気づいていなかった。
「きゃっ!?」
ぶつかってようやく気づいたように下がり、真を見るとぺこりと頭を下げる。
「あっ、ごめんなさい……えっと?」
「入部希望なんだが……」
女子生徒は部員ではないはずの真の存在に首を傾げており、真は入部希望だと伝える。と女子生徒はにこりと微笑んだ。
「あっ、はい、分かりました。えっと、ちょっと待ってくださいね。部長! ぶーちょー!」
彼女はそう言うと部屋の奥の方を向いて部長を呼ぶ。そして部長がやってくると演奏が一旦止んだ。
「椎宮真君、二年生だ。みんな、よろしくなー」
『はーい』
部長の言葉に全員が返し、それから部長は真の方を向いた。
「椎宮、楽器の経験は?」
「転校前の学校、管弦楽部でトランペットを担当してました」
「お、ホントかよ。じゃあ皆を積極的に指導してくれよな?」
「いえ、指導を行えるほどの腕では……」
真が楽器経験者であることを知った部長はそう言うが真は首を横に振って返し、部長はまたふふっと微笑む。
「じゃ、今日は見学してって。活動日は月・火・木だから。あと……あ、松永!」
部長は真に今日は見学するよう伝え、活動日も伝えてから思い出したように松永と呼び、それに真がマネージャーなのかと思っていた少女が前に出る。
「は、はい!」
「細かいことは、こいつに聞いてくれ」
少女の方を見ながら部長はそう言い、真は少女の方を見る。
「あ、えと、松永綾音です。一年です」
少女――松永はそう言いながら、少し頬を紅潮させていく。
「が、楽器はトロンボーンです。それから、えっと……」
「じゃ、後よろしく」
松永は慌てたようにそう声を漏らしており、部長は後は任せたというと部員の方を向いた。
「休憩終わりー。さっきんとこから、もう一回合わせるぞー」
部長がそう言い、指揮棒を取るとまた演奏が始まり、真はそれを見学。時間が過ぎて部活が終了すると部員達は帰っていき、部室には真と松永だけが残された。
「……」
「あ、先輩も帰ってくださって大丈夫ですよ!……って、ごめんなさい! 部のこと、お話しないといけませんよね」
無言でたたずんでいる真に松永がそう言うが直後思い出したようにそう言い、えっとと考えるような声を漏らす。
「えっと、活動日は月・火・木……って、これは部長が言ってましたっけ。出欠は取りませんので、割と自由です。ですけど、出席した方が上手になりますし……表現力とかも磨けると思いますよ!……って、下手っぴな私が言うことじゃないですけどね」
「そうか」
松永は最後に笑いながらそう言い、それに真はふっと声を漏らす。
「じゃあ先輩、何か質問はありますか?」
「あー、そうだな……活動内容は演奏だろ? んじゃ人間関係とかは?」
松永の言葉に真は少し考えるように虚空を見上げた後、そう尋ねる。それに今度は松永がんっと、と言って考える様子を見せた。
「えーっと、特に悪くはないと思いますよ。人数が少ないのでポジションもほぼ固定ですし……あっ、それで思い出しました」
「なんだ?」
「私達、病院とか福祉施設なんかで発表会を時々やってるんですよ。部員が少ないので、大会とかは出られないんですけど……発表会はとっても喜ばれてます。私達も気合、入れてますよ」
松永は発表会のことを嬉しそうに語っており、しかし最後には恥ずかしそうにうつむいた。
「……私は裏方ですけどね」
そしてそう呟いた後、頬を紅潮させて顔を上げる。
「じゃ、じゃあ、私、後片付けがありますから。先輩、お先にどうぞ」
松永の言葉に真は部室内を見回す。
(一人で片付けるには骨がいりそうだな……)
真はそう考えると松永の方を見る。
「手伝おう」
「えっ、あ、あの……」
真の申し出に松永は困ったような顔を見せ、真は頭の後ろに手をやる。
「ああ、松永が男と二人っきりでいたくないとかなら無理強いはしないが……」
「あ、いえ、そんなことは……でも、い、いいです! 私の仕事ですから! だからあの、気にしないでください!……けど、お気遣い、ありがとうございます」
「そうか。ならいい……でも大変になったらいつでも言ってくれ」
真の言葉に松永は首を横に振って返した後明るく笑ってそう言い、それを聞いた真はふっと笑ってそう返す。真は彼女との間にほのかな絆の芽生えを感じた。
我は汝……、汝は我……
汝、新たなる絆を見出したり……
絆は即ち、まことを知る一歩なり
汝、“太陽”のペルソナを生み出せし時
我ら、更なる力の祝福を与えん……
頭の中に響いてくる声。それに真はまた僅かに笑みを浮かべた。すると松永は外を見てあっと声を漏らす。
「あ、もう暗くなってきましたね。気をつけてくださいね、先輩」
「松永もな。夜道の一人歩きは危ない」
「はい。じゃあさようなら」
松永の言葉に真もそう返し、松永が頷いてさようならと言うと真も軽く手を振って返してから部室を出て行き、家に帰っていった。
それから数日過ぎて4月26日。その昼休みに腹ごなしの散歩に一階にやってきていた真は一条に話しかけられた。
「椎宮、近藤先生が今日部員に話したいことがあるから出来るだけ出席するようにって連絡!」
「おう、分かった」
一条の言葉に真は頷き、それから時間が過ぎて放課後。その連絡通り真は一条と共にバスケ部の活動場所である体育館へとやってきていた。しかし部活終了後ほとんどの部員は帰ってしまい、真と一条込みでも四人しか残っていなかった。そして顧問の教師である近藤は真には見覚えのない女生徒を伴って体育館にやってくると体育館内を見回した。
「なんだ、他の奴らはもう帰ったのか? だからバスケ部は……」
そしてそう呟くがすぐに首を横に振る。
「まあいい。喜べ、マネージャーが入部したぞ」
「ほんとですか!?」
「これで今まで交代制だった面倒な仕事から解放される!」
「はっはっは。俺に感謝しろよ!」
近藤の言葉に部員の二人が嬉しそうな声を出し、近藤は嬉しそうに笑いながらそう言う。
「じゃ、自己紹介だ」
その言葉に女生徒は嫌そうな顔を近藤に見せた後さっと部員達を一瞥する。
「……海老原あい」
そして短く名前のみを名乗る。しかし外見としては美人の部類に入り、実際部員二人は嬉しそうにというか表情をだらしなく緩ませていた。
「じゃあ後は任せたぞ。先生は先に帰る!」
そしてそう言うと近藤は体育館を去っていき、部員二人は顧問の目がなくなったためか海老原に見とれ始めた。
「……言っとくけどアタシ、やる気ないから。汗臭いアンタらの世話なんか死んでも嫌」
「えぇ? だったらなんで……」
すると海老原は突然そう言い、それに一条が驚いたように声を漏らした。
「出席日数足りないから。マネージャーすれば、進級できるの。基本、来ないからアタシに色々頼んだりしないでよ」
海老原はあっさりとそう言い、踵を返す。
「それじゃね」
そしてそう言うと出入り口の方に歩いていき、彼女が見えなくなると一条ははぁとため息をつく。
「……まあ、海老原の顔が見えた時点で、ないなと思ったけどさ」
「そうなのか?」
「まーな」
一条の言葉に真が聞き返すと一条はやれやれというように首を横に振って返した。
「うっし、メシ食って帰ろうぜー」
そして一条はそう言うと更衣室に向かっていき、真も未だに未練がましい表情で海老原が歩いていった方を見ている部員二人を一瞥した後更衣室に向かっていった。
それから彼らは長瀬も誘って愛屋へとやってくる。
「こないだココ来れなかったからさー、もー夢に見たっつの」
「……どうだった?」
明るく笑う一条に対しどこか心配そうに尋ねる長瀬、それに一条はイタズラっぽく笑った。
「夢の内容?」
「違うんだろ?」
「ああ、ウチのこと?……つーか長瀬、椎宮にも話したのかよ……ま、いーけど」
一条の言葉に真が聞き返すと一条はそう言った後、真もウチの事情を知っていることに軽くため息をついた後まあいいけどと軽く流す。
「なんつーか、まー……複雑?」
一条は笑ってそう言った後、真に話しかけた。
「で、聞いたんだろ? すげーんだよウチ、こう見えて。政略結婚とかアリアリだからねー。こないだは社交場で挨拶回り。この俺が、だぜー?」
一条の言葉に真は少し想像し、僅かに噴出した。
「ありえないな」
「マジ、自分で時々笑いそうだよ」
真の言葉に一条はそう返して苦笑いを漏らす。その後彼は注文した丼を見る。
「だから、俺がこんなとこで食って、こんな喋りしてんのって家の人には内緒。家じゃ、勉強か茶道か習い事。真面目でデキのいい“康様”ですからね」
「康様ぁ?」
一条の言葉に長瀬が呆けた声を漏らす、と一条は彼の方を向いて肩をすくめた。
「……だってそう呼ばれてるもんよ」
一条はそうとだけ言い、少し考える様子を見せる。
「まー、苦労もあるけど、食わせてもらってるし、小遣いももらってるしさ。給料分は働かないとな」
「そういう言い方はないと思うんだが」
一条の言葉に真はそう返し、長瀬も頷く。と一条は浮かない顔を見せた。
「……けどそれも、もう終わりかも」
「どうした?」
「ウチって旧家だから、代々継がなきゃいけないわけ。で、今の当主……って父親だけどさ、子供いなくて」
「子供がいない? お前は?」
「それを今から話すんだっつの」
一条の言葉の矛盾点に真が聞き返す、と一条はそう返して話を続ける。
「ま、それで一条家が潰れたら困るから、孤児院から俺を引き取ったんだけど……なんつーかまあ、生まれたんだよね。女の子……一応、俺の妹になるわけだけど。幸子っつって、もうすぐ二歳。すげー可愛いの」
「ああ、そりゃおめでとう。良かったな」
一条の微笑みながらの言葉に真は新たな命の誕生に祝辞の言葉を述べておく。
「だろ?」
それに一条は嬉しそうに返す、と長瀬が考え込む様子を見せるが一条の方を向いている真は気づいていなかった。
「良かったよ、これで。家を継ぐなんて面倒くせーし……ちゃんと、血が繫がった子が継ぐべきだろ」
「「……」」
一条の言葉に二人はつい黙り込んでしまう、と一条は慌てたように二人の方を見た。
「なんか、変な空気? ほら、食おうって、な?」
「……だな」
その言葉に長瀬は頷いてそう言い、一条もそうそうと頷く。そして部活の話などをしながらの食事が終わり、真は彼らと別れて家に帰っていった。
それからまた数日が経ち、4月29日。昭和の日で学校は休み、真は外で降り続ける雨を見ていた。
「これで三日か……」
真は一人そう呟くと作業テーブルに向かい、最近アルバイトとして始めた封筒貼りを始める。振り続ける雨の音をBGMに黙々と単調な作業を続けていく。そして夜になるまでそれを休み休み続けていき、夜になると真は一階に下りる。菜々子と遼太郎がテレビを見ており、真もそれに参加した。ちょうど今は天気予報をやっている。
[終日降り続いた雨の影響により、各地とも気持ちのいい晴れ間とはいかないようです。特に稲羽市方面では、今夜半から明日にかけて、濃い霧の発生が予想されています。お出かけの際には充分ご注意ください。では、時間帯ごとの天気を見てみましょう……]
「霧か……多いな、最近。これ以上面倒が起きなきゃいいが……」
「……」
天気予報を聞いた遼太郎はしかめ面をしながら呟き、それを聞いた菜々子はリモコンに手を伸ばしてチャンネルを変える。
「あ、こら。黙ってチャンネルを変えるのダメだろ」
すると遼太郎がそれを注意し、菜々子は浮かない表情を見せる。
[ジュネスは、今年もゴールデンウィークは休まず営業! 来て、見て、触れてください。エヴリディ・ヤングライフ! ジュネス!」
「エヴリディ・ヤングライフ! ジュネス!」
しかしその時ジュネスのCMが流れると途端に明るい笑顔を見せ、CMの歌を真似た後遼太郎の方を向く。
「ゴールデンウィーク、エイギョウしてるって!」
「ハハ、分かった分かった。連休、どっか行きたいのか?」
菜々子の言葉に遼太郎は笑いながらそう尋ねる。それに菜々子が驚いたような目を見せた。
「どこか行けるの!?」
「お前どうだ? 予定空いてるか?」
「あぁ、空いてると思います」
「だったら、みんなでどっか行きたい!」
菜々子の驚いている言葉の次に遼太郎は真に尋ね、それに真は僅かに考えた後そう返す。それに菜々子は嬉しそうに微笑んでそう言った。
「菜々子ね、ジュネスがいい!」
「ほんとにジュネスでいいのか? そんなのいつでも行けるだろ? ほら、もう遅いから寝なさい」
「はーい……」
菜々子の出した候補に遼太郎はどこか呆れたように漏らした後寝るように促し、それに菜々子は嬉しそうにジュネスのCMソングを繰り返し口ずさみながら寝室へと歩いていく。そして遼太郎は真の方を見た。
「まあ、お前も予定がないなら考えといてくれ」
「はい。じゃあ俺も部屋に戻ります」
「おう。お休み」
遼太郎の言葉に真は頷いた後立ち上がってそう言い、遼太郎もお休みと挨拶を返すと真は軽く会釈で返して自室に戻っていった。
そして十二時前に時間が進み、真は外が霧に覆われているのを確認するとカーテンを閉め、テレビの前に立つ。それと同時にマヨナカテレビが映り始める。しかしそれは砂嵐を映すのみで他には何も映らなかった。
(……よかった)
真は安堵の息を吐いてマヨナカテレビが消えていくまで何も映らないことを確認し、それから安堵と同時に疲れが出てきたのかふわぁと欠伸をすると寝巻きに着替えて布団に入り眠りについた。
さて今回はもう一気に文化部入部やアルバイト、運動部マネージャーとのコミュフラグを立てていきます。あ、ちなみに今回は運動部マネージャーとのフラグのためちゃんとイベントを書きましたが、僕大方コミュイベントは大雑把に飛ばし飛ばしで書いていくと思います。まあMAXイベントは書いときたいと思ってますけど。
とりあえず次回から雪子加入といきますね。それでは。