紅き眼の系譜   作:ヒレツ

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いろいろ考えましたが、騒乱編上巻分は原作とほとんどおなじになってしまうために、掻い摘む程度にしました。


横浜騒乱編
Episode 3-1


「様子は?」

 

「今は落ち着いている。だが、移植は断られた。考える時間が欲しいそうだ」

 

 光を失った左目を眼帯で隠している裏葉幻冬は、四葉真夜の問に対して仕方がないと言わんばかりに答えた。本来ならば移植をして欲しかったのだが、何もかもが思い通りに行くとは思っていない。むしろ、左眼一つで押さえ込めただけだいぶマシだ。

 

「無理もないわね。あの子の力が四葉の物になっただけで、満足よ」

 

 同年代の十師族を退けるだけの力。あらゆる魔法を看破、模倣する事が出来るだけの力を備えた最強の眼。常人よりも優れたポテンシャルを備えた、発展途上の若い肉体。それが今、四葉の手中に収まった。

 

「他はどう動いている?」

 

「さあ、どうかしら。でも、どう動こうと何も変わらない。そうでしょう」

 

 真夜は妖艶な笑みを浮かべた。艶かしい唇は、ほのかに湯気を立てる紅茶に触れる。

 

「そうだな。他家が徒党を組んだとしても、我らに敵はいない」

 

 四葉と裏葉。二家が手を組んだ以上、肩を並べられるだけの力を持っている家はいない。ただでさえ、四葉家当主である真夜は「極東の魔王」や「夜の女王」として恐れられてきた。公にされてはいないが、六道と同じく「破壊神」と呼ばれるだけの力も所有している。そこに六道直系の裏葉の力が加わる。例え他の家が協力したとしても、超えられないほどの絶対的な隔たりがあった。

 

 真夜は何が可笑しいのか、笑みが隠しきれていない。口の両端が上がり、綺麗な三日月を今にも描きそうだ。

 

「何がそんなに嬉しい?」

 

「達也さんが壊れるのを待つ必要はもうない。秋水さんの瞳力は、姉さんの精神構造干渉力を上回るわ。そして達也さんに効くことも、既にわかっている」

 

 雄弁に語りだした真夜の言葉を遮ること無く、幻冬はただただ黙っていた。

 

「世界を滅ぼす力と、それを御する力。双方を得た私は、やっと復讐できる。私から過去と未来を、女としてのささやかな幸せを奪った残酷で理不尽な世界に。いつでも、私の好きなときに、ね」

 

 狂気に満ちた声だった。

 

 ようやく語られた本心は、ある程度予想はできていた。

 

「……あまり、あいつを信用しすぎるなよ」

 

 復讐などやめろ。そんなありきたりな言葉は出てこなかった。

 

「今すぐにしようだなんて思っていないわ。秋水さんが協力してくれるならば嬉しいけれど、してくれなくともあの子の眼さえあればいいもの」

 

 協力すれば生かすが、しなければ殺す。欲しているのは秋水の写輪眼であって、秋水そのものではない。写輪眼は裏葉特有の血継限界であっても、裏葉のみしか使えない眼ではない。発動状態を解除できなくなる欠点はあるが、眼軸ごと移植すれば裏葉の血が無くとも能力を扱うことができる。だからこそ、眼をつけ狙う輩が数多くいた。

 

 幻冬の目つきが、わずかに鋭くなった。

 

「気に触ったかしら? でも、貴方に私を断ずることができて? 出来ないわよね。貴方は優しい人ですもの。私への罪悪感を三十年以上抱き続けている貴方に、私を止めることは出来ない」

 

 真夜を狂わせた一端は幻冬にある。あの時、あの場で十分な力があれば、真夜がこのような考えに至ることは無かったはずだからだ。

 

 嗜虐心が満たされたのか、声色が変わる。

 

「ごめんさない。冗談よ。そんな物騒なことはしないわ。それにね、秋水さんとは仲良くなれそうだと思うの。同じく敬愛していた姉を失った者として、私はあの子の痛みを理解してあげることができる」

 

 再度繋げた鎖の主導権を握る。大事な鍵は自分の手で持っておきたいと考えるのは、当然といえば当然だろう。クスクスと笑う真夜に対し、幻冬は思惑を理解しながらも胸中で毒を吐いていた。

 

 ――女狐め

 

 

◇◇◇

 

 

 四葉と裏葉の同盟は公表当時話題となった。反魔法師派の動きが活発になり、デモ活動も行われもしたが、石に灸でしかなかった。数あるニュースのうちの一つでしか無かったのだ。他と比べると少しは続いたものの、ガス抜きができたことで騒いでいた彼らもおとなしくなり、二ヶ月ほど時間が経てば別のニュースとともに埋もれていった。

 

 十月。残暑も陰りを見せ、本格的に葉が紅く色付く季節。

 

 第一高校ではすでに二学期が開始していた。三年生は受験のために引退したことで、生徒会も例に漏れず一、二年生へと代替わりしていた。風紀委員長は渡辺摩利から千代田花音へ。生徒会長は七草真由美から中条あずさへ。部活連会頭は十文字克人から服部形部へ。三巨頭と呼ばれていた彼らと比較すると見劣りはしてしまうものの、特に問題が起こることも起こすこともなく職務を全うしていた。

 

 司波達也もそんな一人だった。風紀委員として活動し、論文コンペに出場する代表の一人として活動している。学生の本分である学業も疎かにはできない。学生という立場だけでも他よりも忙しい身であったが、性格故かどれも手を抜くことはしなかった。

 

 そんな達也は、休日を利用してある場所へと訪れていた。都内にある高層マンション、管理人の後ろを歩きながら、とある一室を目指していた。

 

 管理人はカードキーを差し込み、扉の施錠を解除した。重厚そうな扉が彼の手によって開けられる。

 

「では、お帰りの際は一声お掛けください」

 

「ありがとうございます」

 

 見本のようなお辞儀。達也は頭を下げながら、遠のいていく管理人を見送った。

 

 他人の部屋を警察でもない人間が訪れる。普通の管理人ならば、当然のごとく拒否しただろう。けれど彼が許可したのにはいくつか理由があった。

 

 主たる理由としては、達也とともに来た深雪の存在だろう。非の打ち所のない美少女が、それも九校戦で飛行魔法を披露した少女が、学校の友人が心配で様子を見に来る。それも、礼節をしっかりとわきまえた上で。それだけで大抵の男の抵抗は下がる。加えて、部屋を借りている住人が数ヶ月も帰っていないことも深雪の言葉を信用にたるものだと裏付ける要因となっていた。家賃は払われているが、事件や事故にでも巻き込まれていたのではマンションのイメージダウンに繋がってしまう。放置しておくよりは、と判断したのだろう。

 

「行きましょう、お兄様」

 

 深雪としては、達也の役に立てることはそのまま喜びへと直結している。声が普段よりも少しばかり高まっていたが、常に側にいる達也くらいか気づかない程度に抑えられてはいた。

 

 扉は達也が開けた。妹とはいえ、女性に開けさせるようなことはしない。もっとも、部屋の主を考えれば何が仕掛けられていてもおかしくはないため、達也が率先して開けることは必然とも言えた。

 

 達也の足が一歩部屋の中に入ると、センサーが感知して電気が付く。一昔前では手動でつけたり消したりしていたいが、近年ではそういった手間は完全に排除されていた。

 

 部屋は片付いていた。

 

「モデルルームのようですね」

 

「ああ。片付いているというよりは、何もないといった感じだな」

 

 つぶやいた深雪の言葉に、達也は訂正をしなかった。

 

 きっちりと整頓されているというよりは、余計なものが一切ないと言うべきだろう。備え付けの家具以外は何もなかった。

 

 達也は部屋を軽く見渡し、収納スペースを見つけた。足が自然とそちらに向かう。

 

 開けると、数は少ないが住人の私物があった。ここで何も出てこなければ、早々に部屋を立ち去っていたところだ。黒光りする物騒な私物が多い中、達也は書物を探していた。昔ながらの紙媒体のものを見つけると、パラパラと捲っては中身を確認していく。一つ目はハズレ。二つ目は古式魔法について書かれていたため興味深かったが、今回の目的とは違ったために次へと移った。

 

 達也がこの部屋を訪れたのは、明確な目的があった。

 

 先日、義母である司波小百合によって、達也の手に聖遺物(レリック)の一つである八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が届けられた。解析と複製を命じられたが、達也としては解析にこそ興味はあったが、複製にはさほど興味を示すことはできなかった。

 

 八尺瓊勾玉には、魔法式を保存する機能があるとされている。口伝のため信頼度はそれほど高くないが、本当だとすれば達也が目標としている事への距離を縮めることができる。調べてみる価値は大いにあった。

 

 赤い色。勾玉の形状。魔法式を保存するという機能(のうりょく)。達也が実物を目にした時に真っ先に思い浮かんだのが、この部屋の住人のことだった。正確に言えば、住人が持つ特異な眼。裏葉秋水が持つ、写輪眼のこと。三つの勾玉を宿した赤い瞳。魔法式を看破し、模倣することができる能力。知っていれば、誰もが関連性を疑うだろう。

 

 達也としても、本来ならば面倒なことはせずに直接本人に聞き出したいところだったが、あいにく同盟の宣言がされてから一切の連絡がとれなくなってしまった。どこで何をしているのかは、予想をつけることもできない。

 

 三冊目も外れたことで、達也は四冊目へと手を伸ばした。

 

 一方、深雪は深雪で別の場所を探していた。本心では傍にいたいが、達也と違ってその手の知識が豊富というわけではない。手伝うつもりがむしろ邪魔になってしまうだろうと考えていた。

 

 深雪の目がある一点で止まる。ほとんど物がない中で、一つだけ明らかに浮いているものがあった。吸い寄せられるように、手を伸ばした。危険はない。一定時間ごとに画像が切り替わる、ありふれたデジタルフォトフレームだ。現在表示されているのは、小さい男の子と女の子、大人の女性の三人。仲睦まじい家族の写真に、自然と笑みがこぼれてしまう。しばらく見ていた後、写真が切り替わる。同じ人物が写っているが、年齢はより若くなっている。更に次の写真に移ると、ほんの少しだけ成長しているように見えた。もしかしたら、初めに見た写真が最後の物なのかもしれない。かつて聞いた経歴を思い出しながら、深雪の頭にはそんな考えが浮かんでいた。

 

 もし、大切な兄がいなくなってしまったら。

 それが来ることは無いが、きっと耐えられないだろう。

 

 もし、誰かの手によって兄が殺められたら。

 それもあり得ぬことではあるが、絶対に許すことはない。自らの手で、犯した罪の重さを実感させることも辞さないだろう。

 

 秋水もまた、同じように考えていたのかもしれない。深雪は自問自答をしながら、彼がどんな気持ちだったのかを考えてしまった。彼はどんなことをしても、母にも姉にも決して会うことができない。同情心が芽生えてしまう。

 

 はっとして、深雪は思考をかき乱した。以前までならば秋水はクラスメイトの一人。同じ生徒会の一人程度の存在でしか無かった。達也を二科生だという理由で見下していた他の男子生徒よりはだいぶマシではあるが、学校内における友人でしか無い。けれど、今は違う。付け入る隙は、少しといえども与えたくはなかった。

 

 深雪が危惧しているのは、同盟を結んだ先にあるもの。魔法師ならば比較的早期に訪れ、ある種の義務とも呼べるもの。

 

 結婚。

 

 次代を担う、子孫を残すこと。

 

 兄妹で子をなすことはもとい、性行為をすることは現在の法律では禁じられている。しかし、秋水にはそういった枷はない。血のつながりもないただの他人。達也こそ最強だと信じて疑わないが、近しい力を持っている彼の家と和を結んだということは、つまりはそういうことだろう。

 

 深雪は秋水のことは嫌いではないが、好きでもない。そんな相手との結婚などできるはずもなかった。

 

 では、誰ならば良いのか。

 

 誰が良いのか。

 

「深雪」

 

 思考に没頭していたために、いつの間にかだいぶ時間が経っていた。達也はすでに探しものは終えたようだった。直前に考えていたこともあり、深雪は自分でもわかるほどに顔の温度が上昇していた。

 

「お、お兄様……探しものはお見つけになられたのですか?」

 

「いや、詳しいことは何も。だけど、あながち予想は間違ってもなさそうだ」

 

 上ずった声だったが、達也はそこを追求することはなかった。

 

「と、おっしゃいますと?」

 

八咫鏡(やたのかがみ)十拳剣(とつかのつるぎ)八坂ノ勾玉(やさかのまがたま)、そして須佐能乎(スサノオ)。裏葉と関係があるような記述があった。深雪、モノリス・コードでの一条と秋水の一戦を覚えているかい?」

 

 深雪は達也の言わんとすることがすぐに分かった。試合が終わる直前、秋水の周りを包んでいた見たこともない魔法。理由は分からないが、恐ろしさを感じたことは鮮明に覚えていた。

 

「これをご覧。秋水があの時使った魔法は、須佐能乎で間違いないと思っている」

 

 達也は端末を操作すると、一枚の写真を表示させた。先ほど撮ったばかりの、古ぼけた絵の写真。周囲に勾玉を浮かべ、剣と盾を持った大きな人の中に、小さな人が立っていた。試合では腕などは無かったが、確かに似ていた。

 

「では……」

 

 達也が情報を得られたことは嬉しかったが、深雪の表情は対照的に陰りを見せた。

 

「叔母上と話す必要があるかもしれないな」

 

 秋水の行方はわからない。唯一の情報源は、ただで簡単に教えてくれるほど優しいものではない。

 

「心配しなくても、別に今すぐ連絡を取るわけじゃないさ」

 

 大きな手が深雪の頭に置かれ、優しく撫でた。

 

 気恥ずかしさから目を一旦瞑るも、深雪は上目遣いで達也を見た。

 

「都合よく向こうから来たならばその時に聞くが、しばらくは裏葉のルーツについて自分なりに探ってみるつもりだ。そこに答えがあるかもしれないからね」

 

 達也の心遣いに感謝しながら、深雪は頭を愛撫されていることに幸せを感じていた。

 

 

◇◇◇

 

 

 秋水の家を訪れてからも、問題ごとが尽きることはなかった。同日にホームサーバーがアタックされ、二日後には監視されていることに気がついた。さほど脅威は無いと判断して対処を後にし、翌日に提出しなければならない論文の仕上げに取り掛かった。論文テーマは「重力制御魔法式熱核融合炉の技術的可能性」。達也の目指す常駐型とは少し異なるが、概ね同じ。自然と力が入ってしまった。

 

 論文コンペは全国高校生魔法学論文コンペティションの略語であり、八月に行われた九校戦と対をなす行事。九校戦を武の対抗戦と呼ぶならば、論文コンペは文の対抗戦とも呼べる。毎年十月の最終日曜日に開催され、魔法学、魔法工学の研究成果を大学や企業、研究機関に向けて発表する場である。横浜と京都の二箇所で交互に行われ、今年の会場は横浜だった。

 

 研究に時間を費やせる大学生、大学院生ならばいざしらず、たかが高校生の論文コンペと馬鹿にすることはできない。偉大なる発明は、ふとしたところからこぼれ落ちたりするものだからだ。産学スパイ染みた事をする輩も少なからずいる。実際、方向性の違いで市原鈴音と衝突していた同校の関本勲が実行しようとし、現行犯で捉えられた。その際に被害に合った達也ではあったが、その点に付いてはさほど興味が無かった。わざわざ自ら動かずとも、他の者が動けば事足りる。一時の出来事を後々まで引っ張るほど粘着質ではない。気がかりなのは呂剛虎(リュウカンフゥ)の存在。海を渡った先、大陸の魔法師である彼が今の時期に日本にいることは、論文コンペとは無関係だと楽観視ができるはずもなかった。

 

 呂剛虎とは、関本が交流されている八王子特殊鑑別所で初めて顔を合わせた。当然友好的な空気ではなく、出会って即戦闘となった。その時は一緒にいた渡辺摩利と七草真由美が奮闘して捕縛が出来たが、彼が負傷していたからこそ。万全の状態だったならば、いくら摩利と真由美が優秀であってもそうは行かなかっただろう。近接戦闘において超一流と言われている以上に、彼女らと彼の戦闘経験には雲泥の差がある。無傷で済んだのは、本当に幸運だったと言わざるを得なかった。

 

 達也は上体の力を抜き、座っていたソファに体を預けた。

 

 明日には論文コンペは開催されてしまう。懸念要素全てに具体的な対策など準備しようとしたところで、今からでは時間的余裕があるはずもない。仮に出来ても、上手く機能するとも限らない。できるとすれば、注意しておくことぐらいだろう。達也は瞼を下ろし、過度に稼働していた脳を休めた。

 

 

◇◇◇

 

 

『マスター』

 

 遠くの地から呼ばれる声に反応し、男は目を開けた。髪の長い若い男が、頭を垂れ跪いている。傍受不能な、男だけが扱える特別な魔法を用いた通信だった。

 

「首尾はどうだ?」

 

『まずまずといったところです。ですが、一つ問題が生じまして』

 

 前半とは一転して、後半は不安だと言わんばかりの声色。

 

「なんだ?」

 

『不運が重なりまして、呂先生が囚えられてしまいました』

 

「その言い方では、まだ死んでいないのだな」

 

 本来ならば安堵するはずではあるが、どこか残念そうだった。まるで、いっその事死ねばよいのにと言わんばかりだ。

 

『はい。明日、横須賀の外人刑務所へと移送されることになっております』

 

 言葉は続かなかったが、対処をどうするのかと尋ねていている。

 

(ちん)上校に指示を仰げ。それと、既にサンプルは採ってあるな?」

 

『かしこまりました。はい、お望みのものは既に』

 

 手際の良さに感心してしまう。

 

「早急にこちらに送ってくれ。後は、もう一つの物も頼むぞ」

 

『仰せのままに。マスターヘイグ』

 

 必要な事を聞き終えたヘイグと呼ばれた男は、通信を閉ざす。声の聞こえなくなった部屋で、男は卑しい笑みを浮かべる。明日起こる出来事は、後世に残るほどのものになるだろう。日本と大亜連合の戦争。両国の名のある魔法師が手傷を負い、死することになる。一時的な国力の低下を招くだろうが、それはすぐに回復する。否、むしろ増幅できると言っても良い。戦場を飾るためにも、特注品も拵えてあった。確かめるために、目線を横に向ける。

 

 部屋に不釣り合いな木棺(もっかん)が直立している。蓋には「雷」とだけ記されており、他に一切の情報は無い。おもむろに、木製特有の音を立てながら蓋が倒れた。中が顕になる。青年のだろうか、生気のない肉体がそこにはあった。

 


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