第39層の迷宮区マッピングがほぼ終わり、攻略会議のため今日はオフになった。明日はボス部屋の偵察部隊が送り込まれることになるだろう。
僕とジークはこのオフを利用して第39層フィールドでレベル上げをした。そして、僕もジークも60の大台にレベルを乗せると、ギルドハウスに戻った。
ヴィクトリアをギルドハウス前でステイさせて、ドアを開け中に入るとそこは広いブリーフィングルームだ。けれども、アスナのカスタマイズによって作戦会議室というより大家族のリビングという趣がある。僕たちの姿を見てここに住んでいると噂される酒樽のような体の男が立ち上がった。
「おかえりなさい」
ダイゼンがにこやかに挨拶してきた。
「ただいま」
「ちょうどいいところへ、コートニーはん。副団長の部屋にいきまへんか?」
「え? なんで?」
「明日の装備部との打ち合わせ資料を渡さにゃならへんのやけど、2階に上がるのが億劫でぇ」
ダイゼンは頭をかきながらたっぷりと肉がついた体を揺らした。
「まあ、いいけど。ダイゼンさん、ちょっとは体動かした方がいいんじゃない?」
「せやけど、運動してもこの世界やと痩せまへんで」
かっかっかと笑いながらダイゼンは僕に書類を託した。
「それもそうか」
僕はクスリと笑って、ジークに視線を移した。「ジークはどうする?」
「じゃ、私はちょっと団長とお話ししてくるよ」
「え? 一人で?」
「うん。ちょっと聞きたいことがあるから」
ジークは真剣な表情で言った。
「なに?」
僕はなぜかちょっと心配になった。
「答えを聞いたら、コーに話すよ」
ジークは僕の不安な気持ちを感じたのか、優しい笑顔で僕の頭を撫でた。「ちゃんと話すよ。心配しないで」
「うん」
僕は頷いた。「じゃあ、2階まで一緒にいこ」
「うん」
団長室と副団長室は2階で隣り合った部屋にある。
僕たちは階段を上るとそれぞれの部屋の前に立った。
「じゃあ、先に終わったら下で待ってて」
ジークは僕の方を見ながら言った。
「そんなにかかるの?」
「うーん」
ジークは首を傾げた。「場合によっては」
「わかった。じゃあ、下で待ってる」
僕は笑顔で返事をして、ドアをノックした。
「どうぞ」
アスナの声が中から聞こえた。
「じゃあね」
僕はジークに小さく手を振ってからドアを開けた。
「アスナ。ダイゼンさんが書類渡してっていうから持ってきた」
僕は書類をひらひらさせながら部屋に入った。部屋ではアスナとリズがソファーにすわっていたので僕はぱっと笑顔をむけた。「あ、リズ。来てたんだ」
「こんちゃー」
いつもの作業着を身にまとっているリズが明るく手を振りながら挨拶してきた。
「どう? コーもお茶しない?」
アスナは僕の差し出した書類を受け取りながら魅力的な提案をしてきた。ジークとヒースクリフの話がどれくらいかかるか分からないが、お茶する時間ぐらいはあるだろう。僕はアスナの好意を受けることにした。
「するする!」
「じゃ、ここに座ってて」
アスナは書類をリズに渡すと笑顔で立ち上がって、ティーセットが置いてある場所まで優雅に歩いて行った。
僕はアスナが視線で示した、アスナの隣のソファーに腰かけた。
「リズ。このあいだのパーティー、ありがとね」
僕は先日の結婚披露パーティーのお礼を言った。「ギルドメンバーじゃないのに働いてもらっちゃって」
「いいの、いいの。気にしないで」
リズはアスナから渡されていた書類に目を通していたがそれを机の上に置いて照れくさそうに笑った。「あたしもコーから幸せを分けてもらったからさ」
「リズのメイド服、似合ってたわよ」
アスナが微笑みながらお茶とアスナの手作りケーキを僕の前に置いた。「どうぞ」
「「ありがとう」」
僕とリズの声が重なって、思わず3人で顔を見合わせて笑った。
「明日の装備部の打ち合わせってリズも絡んでたんだ」
僕はアスナの入れてくれたお茶でのどを潤すと言った。
「うん。ギブアンドテイクだよね。アスナ」
「PKが増えてきたせいで装備類が値上がりしてるのよ。わたしたちが材料集めのお手伝いをして安く装備をそろえないとね」
アスナが真剣な表情で僕に視線を向けた。「この前、コーが言ってたように職人クラスの人たちに護衛をつけてあげないと……このままだと攻略にも影響するわ」
「そうだね。ラフコフのメンバーってまだ増えてるの?」
「そのようね。今、20人ぐらいになってるんじゃないかしら」
「そっか……」
僕はため息をついた。今でこそ≪ラフィンコフィン≫はそれほど大きな脅威とはなっていないが、このまま大きな組織になれば攻略の障害となるだろう。
「暗い話はやめよ。お茶が渋くなっちゃうよ。ねっ」
リズが明るい笑顔を振りまいた。
「そうね」
アスナが柔らかい笑顔をリズに向けた。
僕たち3人はカップを口にしてのどを潤した。
「アスナって百人一首って詳しい?」
僕はカップとソーサーを机に戻しながらアスナに尋ねた。
「ずいぶん、唐突ね。何かあったの?」
「前ね。ジークに今の気持ちを和歌でどうぞ。って言ったんだけど、意味が分からなくて」
「どんな歌?」
「えーっと……。『君がため 惜しむらべき 命さへ』……違うな……」
1回しか聞かなかったからよく思い出せない。
「ああ、『君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな』……かな?」
「それそれ」
「アスナさすがねぇ」
リズが目を丸くした。「どんだけお嬢様なのよ」
「そんなんじゃないったら」
アスナが照れるように笑った。そして、その笑いが僕に視線が移った時、からかいに変わった。「コー。これは恋歌よ」
恋歌と聞いて、ヒューヒューとリズがはやし立てた。
「恋歌……」
僕は頬が熱くなるのを感じた。「これってどういう意味なの?」
「意味ねぇ……。和歌っていろんな意味にとれるのよ。だから奥深いのよ」
アスナは小さく伸びをして天井を見上げた。「直訳しちゃうと、『あなたのためなら捨てても惜しくないと思っていた命だけど、あなたと一緒にいる今ではできるだけ長く生きていたいと思う』ってなっちゃうけど、多分、ジークリードさんの想いはちょっと違うと思うわ」
「そうだね」
ジークが解説するのを嫌がった理由が少し理解できた。人はなぜ言葉を重ねるほど心の想いから離れてしまうのだろう。結局、和歌のままの方がジークの想いに近いような気がする。
「深いなあ」
リズが腕を組んで頷いた。
「まさか、ゲームの中でこんな話をするなんて思わなかったわ」
アスナはクスリと小さく笑った。
「そう言えばさー。コー」
「なに?」
「なんで、あなたとジークリードさんはハラスメントコードが出ないの?」
ニヤニヤした笑いを浮かべてリズが尋ねてきた。
そういえば、僕とジークはパーティーの最後に異様な盛り上がりでキスをさせられたっけ。普通、安全圏内でそのような行為をすればハラスメントコードの赤い表示が衆目を集めることになるだろう。
「表示を出さない方法は三つある」
僕はヒースクリフの口調とゆっくりと手を前に組む彼の行動を真似して言った。
「団長の真似? 似てる似てる」
アスナが僕を見てクスクス笑った。「って団長に教えられたんだ」
「三つも方法があるの? 知りたーい!」
元気よくリズが手を上げた。
「ハラスメントコード適用除外っていうのがあってね」
僕は口で説明するのが大変そうなので、かつてヒースクリフが送ってきたメッセージを二人に転送した。
『ハラスメントコードの適用除外について』
『結婚システムについて』
さすがに倫理コード解除設定は送るのははばかられたので送るのをやめた。
「三つ目は?」
そんな僕の気持ちなどお構いなしにリズが流し目で僕を見た。
しまった。『二つある』って言えばよかった。なんと言ってごまかそうかと思いを巡らすがなかなかいいアイディアが浮かばなかった。
「えっと、言い間違えた。二つだけ」
僕はあわてて訂正したが、焦りのために声が上ずり、さらに倫理コード解除した時のジークとのシーンが頭に再生されてしまい顔中が熱くなってしまった。
「顔が真っ赤だよ。コー。何を隠してるの?」
リズはそう言って僕の顔を覗き込んだ後、鋭い視線をアスナに向けた。「アスナ! 副団長としてちゃんと情報開示させなさい!」
「そこでわたしに振るの?」
アスナが驚いてリズを見返した。
「アスナだって知りたいでしょ!」
「別にわたしは……」
もう、どうにでもなれ!
僕はメッセージを転送した。
『倫理コード解除設定について』
「倫理コード?」
リズはそのメッセージを読み始めた。確か、メッセージの最初に倫理コード解除によってできる行動と効果が記されていたはずだ。すなわち、あの行為の事が……。
メッセージを読んでいた、リズの顔がたちまち真っ赤に染まった。
「コー……。あなたたち……」
リズが上目づかいに尋ねてきた。
僕は目を伏せて机の上に置かれたお茶を見つめた。多分、僕の頬どころか顔全体が真っ赤になっているだろう。ああ、やっぱり送らなければよかった。というより、『三つある』って言った時点で大失敗だった。
「どうなの? できちゃうの?」
さらにリズが興味津々の瞳で追い打ちをかけてきた。「っていうか、その顔じゃ本当にできるって事ね」
僕は助けを求めて隣に座っているアスナに視線を投げかけた。
アスナもメッセージを読んだためか、頬がほんのり朱色に染まっていた。
「えっと……」
アスナも困ったように首を傾げて、お茶を一口ふくんでゆっくりと飲み込んだ。「倫理コードの事はおいといて、わたしたち三人、お互いにハラスメントコードの適用除外をしない?」
「おお」
リズが我が意を得たりという感じで表情を輝かせた。「それいいね!」
リズはルンルン気分で操作を始めた。どうやら、矛先がそれたらしい。僕はほっと一息ついた。
「アスナは分かるけど、コートニーってどんなつづりだっけ?」
「Courtneyだよ」
僕はアルファベットを一つ一つ区切りながら答えた。「リズはどうだっけ?」
「あたしはLizbethだよ。アスナは簡単でいいよね」
「ありがちな名前ですみません!」
アスナがぷいっと横を向いた。
「まあまあ」
リズはニヤリと笑って立ち上がってアスナに抱きついた。
「ちょっと、リズ!」
アスナが小さく叫んだ後、目の前にハラスメントコードが表示されない事に気づいて呟いた。「ほんとに出ないのね」
「次はコー」
リズがニッと笑って近づいてきた。
その表情を見ているとなんか、とても嫌な予感がした。
「とりゃ!」
リズが僕に抱きついてきた。
「コンコン」
リズが抱きついてきたと同時にドアがノックされた。すると、いきなりリズが僕の胸をもみ始めたので僕は身体をのけぞらせて大声で叫んだ。
「嫌! やめて!」
ノックされると部屋の中の声は外に漏れるのがソードアート・オンラインの仕様だ。
「コー!」
僕の叫び声を聴いて慌ててジークが飛び込んできた。
「あーん。コー。あたしも抱きしめてよぉ!」
悪ノリしたリズが僕の胸の中で舌をぺろりと出しながら言った。
僕は恐る恐るジークの方を見ると視線がぶつかった。彼の呆然とした視線が僕の心に突き刺さった。ハラスメント適用除外をしてなかったらすぐにリズをバンできたのに。この状況を見て、ジークはどう思っただろうか?
「ご、ごゆっくり」
ジークは呆然とした表情のまま扉をゆっくりと閉じていった。
「待って! ジーク! これ、違うから!」
僕はジークに手を伸ばして叫んだが、扉は無情にもしっかりと閉じられた。「もう! リズのバカバカ!」
僕はリズの背中を叩きながら抗議した。
隣ではアスナが僕たちのやり取りとジークの表情を見て大爆笑していた。
「いいじゃん、いいじゃん。二人の絆はこれぐらいじゃ壊れないでしょ?」
リズは僕から離れて元の席に座った。
「リズ。悪ふざけがすぎるわよ」
アスナが笑いすぎてあふれてきた涙を指ではらいながら微笑んだ。
「ほんとだよー」
僕は両手で頭を掻き乱した。これぐらいでジークが怒る事はないと思うがしばらく口をきいてくれないかも知れない。「あーどうしよう」
「もし、もめたらわたしがちゃんと説明するわ。安心して、コー」
アスナが優しく僕の乱れた髪を優しく撫でてなおしてくれた。
「うん。その時は本当にお願い」
アスナの言う事ならジークも聞いてくれるかも知れない。そう考えると少しほっとできた。
「んー」
アスナの向こうでリズが自分の腕を撫でながら首をかしげていた。
「どうしたの? リズ」
アスナが僕から視線をリズに移した。
「倫理コード解除しても皮膚感覚が全然変わらないじゃん」
リズは今度は自分の頬や首筋を撫でていた。
「何やってるのよ」
アスナがあきれてため息をついた。
「自分で触ったぐらいじゃ分からないかもだけど、倫理コード解除してお風呂入るとすごい気持ちいいよ」
「そうなんだ」
お風呂と聞いてアスナがピクリと反応して、僕をじっと見つめた。そう言えば、お金に余裕ができてから毎日入浴してるなんていう話を聞いた事がある。アスナはお風呂に関しては妥協しないこだわり派のようだ。
「うん。今日にでも試してみてよ。すっごいリアルっぽいから。気持ちよくて『生きててよかった~』ってなるよ」
一方、僕は家の購入資金をためるために風呂付の宿を取ることは滅多になかった。この世界では何カ月お風呂に入らなくても体が汚れないし臭くもならない。もっとも、潔癖症のジークは蟲風呂の後は必ずお風呂に入っていたが……。
もっとも、今では家があるので二人とも毎日入浴している。もちろん別々に交代で入っているわけだが。
「ねえ、アスナ!」
「駄目よ」
リズの呼びかけに対してアスナは即時に拒否した。
「何も言ってないじゃん!」
リズが不満たっぷりに訴えた。
「だいたい、予想つくもの。『お風呂に一緒に入ろう!』とかでしょ?」
アスナはびしっと人差し指をリズに突きつけた。
「じゃあ、今日の宿、お風呂付のやつを一緒に取らない? お風呂は交代でいいからさぁ」
(おいおい。本当に一緒に入るつもりだったんかい!)
僕は口に出さずにツッコミを入れた。
「はいはい。そうしてあげるから、ちゃんとその書類を読んでおいてよ」
アスナは机の上に放置された書類を指差した。「明日、わたしが多少フォローするけど、職人代表としてちゃんと意見を言わないと駄目だからね」
「うー。あたし、大勢の前で発言するのは苦手だなあ」
リズは頭をガシガシかきながら書類を手にした。
「そう? 乾杯とか、掛け声よかったよ」
僕は首をかしげて言った。
「ああいう、お祭りみたいなのはいいのよ。学級会とか嫌だったわあ」
そんなリズの言葉に僕とアスナは顔を見合わせて笑った。
僕はお茶の飲み干すと立ち上がった。
「ごちそうさま」
「もう行っちゃうの?」
リズが名残惜しそうに言った。
「誰かさんが変なことしたから、早めにジークにちゃんと説明しておかないと」
「わたしはしばらくリズといるから、ジークリードさんが納得しなかったら連れて来なさい」
アスナは優しく僕に微笑みかけた。
「じゃ、またね。コー」
リズが笑顔で手を振った。
「うん。じゃあね」
僕は二人に小さく手を振って副団長室を出た。
階段を降りて、ブリーフィングルームに入るとジークが椅子に座って待っていてくれた。
「ごめんね。お待たせ」
と、僕は声をかけてジークの反応をうかがった。
「うん。大丈夫だよ」
ジークはいつもの優しい笑顔を僕に返してくれた。
怒ってない。どうやら大丈夫そうだ。
「帰ろっか」
僕はジークの表情に胸をなでおろしながらジークの隣に立った。
「うん」
ジークは頷いて出口の扉を開けた。
「さっきの事だけどさ……あれはリズの悪ふざけだから」
僕はジークに続いて外に出た。
「うん。いいよ。私はコーがどんなでも受け止めるよ」
ジークはヴィクトリアに騎乗して、僕に手を伸ばした。
「いやいや、僕はそういう趣味ないから」
僕はジークの手を取ってヴィクトリアに騎乗すると、ジークの背中を抱いた。
そういえば、リズに抱きつかれた時、ぜんぜん異性として意識しなかった。リズだって女の子なのに……。もう、僕は心まで女の子になってしまったのだろうか。でも、かといって血盟騎士団の他の男性陣に性的魅力を感じるかというとそんな事もない。一緒にいてこんなに胸が高鳴るのはジークだけだ。
「そういう趣味があってもいいよ。むしろあった方が……」
「ちょっと!」
僕はジークの背中を叩いた。「ジークはそういうのが好きなわけ?」
僕は自分の事を棚に上げて、ちょっとショックを受けた。
このゲームに囚われる前、確かに僕はそういうマンガやケータイ小説なんかを読み漁って楽しんだことがある。確かに百合は萌え要素ではあるけれど、紳士だと思っていたジークがそういう事を言いだすとは思わなかった。
「ごめん! 今のなし!」
あわてた声でジークが前言撤回した。
「まあ、いいけどさ」
(むしろジークが同性OKと言ったら、僕がリアルに戻ってから……)
と、そこまで考えて僕は頭を振ってその考えを打ち消した。
この事を考えすぎちゃいけない。今の僕はコートニー。女性としての自覚が芽生え始めているし、この世界から抜け出すまでまだ2年近くの時間がかかるのだ。それにゲームクリアの瞬間まで自分が生き残っているかなんてわからない。僕はこの幸せをこの世界にいる間味わいたいと願ったのだ。その事に後悔はまったくない。
できればリアル世界に戻ってからもこうしてジークと一緒にいたいとは思う。でも、おそらくそれは叶わないだろう。そうであるなら、できるだけ多くの思い出をジークと作って行きたかった。
僕はジークの背中に自分の身体を預けた。
とても暖かい。この温もりが今の僕にとっての現実だ。二度と手放したくない。たくさん、たくさん楽しい思い出を二人で積み上げていきたい。
ジークを抱く腕に力が入り、さらに強く彼を抱きしめた。
「コー。どうしたの?」
「今日は一緒にお風呂に入ろうか?」
「ええええええ!」
ジークの驚きの声に僕はクスリと笑った。ほら、また一つ楽しい思い出ができた。
僕はジークの背中に頬ずりしながら、この新しく楽しい思い出を心に刻みつけた。
原作第1巻。キリトとアスナのベッドイン直前のこのシーン。
キリト「け、経験がおありなんです……?」
アスナ「な、ないわよバカッ! ギルドの子に聞いたの!」
ギルドの子……コートニー。お前が犯人かっ!
これをやりたかったために書いた閑話です(汗)
アスナとそういう話ができるギルドメンバーってどんな奴だよ。って原作読んだ時に思いましたがこれでやっと謎が解けました(自己解決)
アスナとリズのお風呂でキマシとか(同人とかでありそうですね)、コーとジークのお風呂でアーッとか、妄想ひろがりんぐ(壊)
ジークとヒースクリフ会談内容は「SAOでは妊娠出産イベントはあるんですか?」とジークが尋ねていました。もちろん、「ネーヨ」って団長に言われたわけですが。でもこの時点で、アリシゼーションの技術に到達してたらイベント発生してたでしょうねw
次はクリスマスものを考えてますが……。初夜の方が先か? 体は一つしかないし、シングルタスクな私には両方同時にかけないし。どうしようかなあ。現在、悩み中です。