クロバス+プラス   作:ネッシュ

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第20回目は~・・・じゃん! 誠凛のカントクこと、リコです!!

今回は百合となっておりますので、ご注意を。。。

更新遅くなっちゃってすみませんでした!!
では、読んで下さる方は本文をどうぞ!


クロバス+プラス 相田リコ

 誠凛高校 【相田リコ】

 

 

「ん~・・・どうしようかなあ・・・」

 

私は部誌を書き終えてから、ぽつりと言葉を呟いていた。

 

その声に奥で作業をしていたリコ先輩が私の顔を覗き込むように尋ねてきた。

 

「どーかしたの?」

 

微笑みながら声をかけてくれる先輩。私より一つ年上だけれど、どこか無邪気さが残っていて、その満開の桜のような笑みを見るとこちらまで笑顔になれるほどだ。

 

私は笑みを浮かべながら先輩にとある相談を持ちかけた。

 

「あのですね、今度友達が誕生日なんですよ。それで、何をあげたらいいかなあって悩んでまして・・・」

 

「誕生日プレゼントかあ・・・。じゃあ、明日一緒に行ってみる?」

 

再び微笑んで問いかける先輩。

 

「い、いいんですか?」

 

「もちろんよ!」

 

向日葵のような愛らしい笑顔を浮かべる先輩。それに私も満面の笑みで頷いた。

 

 

 

_____________

 

 

   翌日

 

「あと5分、か・・・」

 

時計の針は約束の5分前をさしていた。先輩、もうちょっとで来るかなあ・・・。

 

何だか、今日の私は浮かれているのかもしれない・・・洋服だって、お姉ちゃんの借りてきちゃったし・・・ああ、もう・・・///

 

まだかな、いつくるかな、とそわそわしだした頃、突然背後から両目を塞がれた。

 

「だ~れだ?」

 

一瞬焦ったけれど、すぐに誰かなんて解った。

 

「え、えっと・・・リコ先輩、ですよね?」

 

「ふふ、当たり!」

 

いたずらっぽく笑う彼女。愛らしいその表情に思わず見とれてしまう。

 

「さ、行きましょうか!」

 

ふと、手を差し出される。その行動に私は喜びを隠せずに、笑顔で手を握り返した。

 

 

 

 

 

「・・・・・・じゃあ、こっちにします!」

 

「うん、いいんじゃないかしら。じゃあ、お会計ゴー!!」

 

手早く会計を済ませ、笑みを浮かべながら先輩の元へと小走りで戻る。

 

「良い買い物が出来ました、ありがとうございます~」

 

「ふふ、いいのよ。__さ、今度は私に付き合ってもらうわよ!」

 

そういうとすかさず私の手を掴んで歩みを進める。

 

その瞬間、心臓がボールのように跳ね上がった。

 

・・・本当に私は先輩のことが____

 

ああ、もう真っ赤だよ・・・!///

 

 

 

「アクセサリーショップ、ですか?」

 

「そうそう、何かないかな~って思って」

 

店内の商品を楽しそうに見ていく先輩。・・・学校の時とはまた違った表情が見れて楽しいなあ。

 

「あ、これなんかかわいくないですか?」

 

私はふと目に入ったハートのネックレスを手に取った。ハートの中に小さなハート型の穴があいている可愛らしいデザインだ。

 

「先輩に似合いそうです!」

 

「そう?じゃあ、ちょっとつけてみるわね」

 

器用にネックレスを付けると「どう?」と、微笑む先輩。

 

「わあ、似合ってますよ!可愛いです!」

 

「ふふ、ありがとう。・・・ん?」

 

先輩は笑みを浮かべ、一つのネックレスを私に差し出した。

 

「美咲ちゃんはこれとか似合うんじゃない?」

 

差し出されたのは先輩のより一回り小さいハートのネックレスだった。上品さの中に可愛らしさがある・・・といった感じだろうか。

 

「じゃあ、つけてみます・・・って、あれ?とまんない・・・」

 

「ふふ、意外と不器用なのね。やってあげるから、ちょっとこっちきて?」

 

そして、先輩の元へと近づく。先輩から、柔軟剤の柔らかな甘い香りが漂ってきた。

さらさらの髪の毛が頬に当たってちょっとくすぐったい。・・・でも、なんだか落ち着くような感じ・・・。

 

「はい、できたわよ。・・・うん!似合ってるわ!!」

 

その言葉をかけてもらえるだけで嬉しくて仕方がない。私は「ありがとうございます!」と笑顔で返した。

 

すると、突然先輩がにやっと笑って私にこう問うた。

 

 

「ねえ、私がつけてるのと美咲ちゃんがつけてるのがペアネックレスだって知ってた?」

 

 

ぺ、ペアネックレスって・・・もしかして・・・

 

「これ、恋人同士がつけるやつね~」

 

「え、あ・・・あの・・・/// 知らなかっただけで、たまたま・・・!///」

 

慌てて弁解しようとするも、くすくすと笑われて終わり。・・・うう、からまわってる・・・。

 

「・・・本当、可愛いわね。美咲ちゃんは」

 

そういうと、先輩は私の首筋にキスを落とした。

 

「ふふ、真っ赤になっちゃったわね?」

 

「もう・・・!誰のせいだと思ってるんですか・・・///」

 

にやっと、不敵に微笑んでこう言った。

 

「さあ・・・誰かしらね?」

 

 

 

貴女の新たな一面と

 

貴女との大切な思い出と

 

貴女へと募る想いが

 

 

___また、私と貴女を繋げていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、みなさんおはこんにちばんわ。ネッシュです。

・・・とりあえず、はい。内容が意味不ですね。書いてて解らなくなりました・・・。
すごく読みづらいかもですが・・・読んでいただけると幸いです・・・。


一か月のブランクって大きいんですね・・・。これからはもうちょっと頑張ります。

ではでは、今回はこの辺りで失礼させていただきます!

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