え~,また男性視点にはなりますが、いいよね?
テスト終わったんでやっと投稿します!
ああ・・・地獄だった。でも、まだ受験があるから・・・そんなに頻繁にはできないけど、読んで下さると嬉しいです!
陽泉高校 【氷室辰也】
同じクラスになれば、休み時間に喋ったり、移動教室を共にしたり、一緒にお昼ご飯を食べたり、一緒に部活にいったりするとは思う。
だけど、それは、異性でも通用することなのか?
付き合っているなら自然だとは思うけれど。
なのに
「なんで敦と美咲がいつも一緒にいるんだ・・・」
廊下でたまたま会う時も、昼食を食べる時も、部活に来る時も、あの二人はいつも一緒だ。
「美咲は、俺と付き合ってるのに・・・」
今日だって、二人でご飯食べようって言ったのに・・・何故か敦が来てたし・・・。美咲にストレッチ頼もうとしたら、敦が先に頼んでるし・・・。
「少しは二人きりにないたいんだけどな・・・」
呟いて、一人になった更衣室のドアを静かに閉めた。
「先輩、一緒に帰りましょう!」
体育館を出ると、満開に咲いた桜のような笑顔で彼女はそこに立っていた。俺も、笑って手を振りかえす。
「うん、一緒に帰ろうか」
・・・とは言っても、今日も敦と一緒三人で帰るんだろう。別に、敦が嫌いなわけじゃない。むしろ可愛い後輩だと思ってる。ただ・・・二人きりになりたいだけなんだ。
「あ、あの・・・先輩・・・。今日は、二人・・・ですから///」
「え?」
美咲は顔を真っ赤にしながら呟くように言った。
「むっくんは、新商品のお菓子を買うって先に帰りました。なので、今日は・・・二人きり、です///」
言い終わると、彼女は俺の手にそっと触れてきた。敦がいる時ではできないこと。俺は、その手を強く、優しく、愛おしく握った。
「久しぶりに、二人きりだね」
俺達は微笑みながら、いつもと違う雰囲気の帰路についた。
「俺さ、ずっと敦に嫉妬してたんだ」
「え、ええ・・・!?」
彼女は顔をリンゴのように真っ赤に染めて驚きの声を上げる。
そんな彼女の姿が愛おしくて、可愛らしくて、つい微笑む。
「ふふ、美咲は可愛い反応をするね?」
「も、もう!からかわないでくださいよお・・・。不意打ちとか、反則です・・・」
そんな可愛い顔するほうがよっぽど反則だと思うけれど・・・まあ、これも彼女の可愛いところだよね。・・・でも、天然すぎるのもこまりものだよ?
「・・・でも、意外でした。先輩が嫉妬してたなんて」
「そんなに意外だった?」
「はい。先輩って、慌てたりとか、あせったりとか、そういうの全然ないから。嫉妬とかしないのかなって思ってました」
彼女はふにゃりと柔らかい笑みを浮かべる。
「俺だって、嫉妬くらいするさ。敦だけじゃない。他の男にだって、触れさせたくないからね」
俺は、そっと彼女を抱きしめた。彼女は「せ、先輩!?///」と焦っているようだ。
そんなところも、愛らしい。
「美咲・・・」
抱きしめる力をそっと強くすると、彼女は緊張しているのか少し震えているようだった。彼女の胸の鼓動が俺に、俺の胸の鼓動が彼女に伝わった。二人とも緊張しているんだと分かった瞬間だった。
「・・・先輩って、意外と独占欲強いんですね」
「そうだよ。キミに関しては特に・・・ね?」
キミを、心から愛している。
だから、こういう事が言えるんだ。
独占欲なんて、キミにしかない。
キミだから、キミじゃないと、愛せない。
世界で一番大好きな、俺の愛するキミ。
「___大好きだよ、美咲」
・・・いかがでしたでしょうか。
久々に書いたからわけわからんくなった・・・。
読みづらいかもですけどごめんなさい!!
あ、百合の方は少々お待ちを。あのね、ネタがね?解んないの。ちょっと待っとって。
でもでも、リクエストなどお待ちしています!!既に書いたキャラでも全然おkですよ~。
では!今回はこの辺で!!