今回はなんと!!桃井さつきちゃんがお相手です!
え~とですね・・・これは、作者が初めて書くことになります。『百合』です。
ちゃんと百合になるかわからないですけど、ある人からリクエストいただきました。
百合が苦手な人は回れ右!!おkだよってかたはどうぞ!!
桐皇学園 【桃井さつき】
私とさつきちゃんは、中学校のころからのお友達です。
いつも明るいさつきちゃんは私の憧れで、太陽のような存在でした。
そんな彼女はある日、私に声をかけてくれました。
「美咲ちゃん、だよね?私と、お友達になってください!」
彼女が私に話しかけてくれた事さえとても嬉しい事なのに、彼女は私にもっと嬉しい言葉をかけてくれたのです。
私は学校に来てから初めて心から笑顔になりました。
「こんな私でよければ・・・お願いします!」
こうして、私とさつきちゃんはお友達になりました。
そして、現在。
高校生になった今、私はさつきちゃんと同じ高校、桐皇学園に入学しました。
そして、部活もさつきちゃんに誘われてバスケ部のマネージャーになりました。
中学の時よりももっと親密になれた気がして、私はそれだけで幸せでした。
クラスも同じというキセキ。
もうこれ以上何も望むことはないです。幸せ絶頂期です。
「きゃ~美咲ちゃんエプロン似合ってる~!かわい~❤」
「そ、そんなことないよ!さつきちゃんの方が可愛いよ!」
今日は、調理実習です。さつきちゃんは髪を一つに束ねているのでいつもと違うように見えます。
・・・やっぱり、可愛いです。自慢のお友達です!
・・・でも、さつきちゃんの唯一の弱点。それは・・・料理。
中学時代は青峰くんか黄瀬くんが被害に遭っていました。・・・殺人的です。
なんとか、私がフォローしなければ!!
「さ!美咲ちゃんはじめよー」
「うん、そうだね。・・・まずは、えーと」
フォローとはいっても、今日はケーキ作りです。特に気を付ける事とかはないかもしれないですね。材料も学校で用意したものだけだし・・・うん。これなら大丈夫そうです!
「卵と砂糖を入れて混ぜる・・・。次に、ホットケーキミックスを入れて再び混ぜる・・・と」
私達はテキパキと動き、あっという間にケーキのスポンジ部分が完成しました。初めて作ったにしてはなかなかの出来だと思います。うん、いい感じ!
「じゃああとはクリームをつけて、苺をのせるだけだね。私、苺切るからさつきちゃんクリーム乗せてもらってもいい?」
「うん、任せといて!」
私達は各々の作業に取り掛かる。
ある程度の時間が過ぎ、最後の苺を切ろうとしたところで、私に痛みが襲った。
「いたっ・・・!」
最後だからと油断したのでしょうか。指を切ってしまいました・・・。
「美咲ちゃん!?」
私の声にすぐに反応してくれたのは・・・さつきちゃんでした。
「血が出ちゃってる・・・美咲ちゃん、動かないでね」
「え?う・・・うん」
どうして動いちゃいけないんだろう?安静にしてろって意味なのかな・・・?
ぺろっ
なんと、さつきちゃんは私の指を舐めたのです。
「さ、さつきちゃん・・・!?」
あ、あれ・・・?指を切ってしまった時って、こういう対処が良いんでしたっけ・・・?水道水で流すとかじゃなかったんでしたっけ・・・?わわわ、頭が混乱してますぅ・・・///
「・・・はあ。これで、一応止まったかな。美咲ちゃん、本当に大丈夫?ごめんね・・・私がクリームのほうやっちゃったから・・・!」
「ち、違うよ!これは、私の不注意だから!さつきちゃんは何にも悪くないんだよ?だから、自分を責めたりしないで・・・!」
「・・・美咲ちゃんは、優しいね」
「ううん、そんなことないよ・・・。さつきちゃんは、すぐに私のを介抱してくれたもん。さつきちゃんの方が、優しいよ」
私は、笑顔でそう言いました。初めて話した、あの時のように・・・。
実習が終わり、試食タイムです。どの班も失敗なく終われたようです。
「美咲ちゃん、はい。あ~ん」
「へっ!?な、何?急に・・・///」
「だって、美咲ちゃん指怪我させちゃったから・・・お世話係?」
「い、いいよ~。大丈夫だよ?」
「ダーメ!私がやなの!はいっ、あ~ん!!」
もお・・・強制的です・・・。でも、そんな彼女だから、私は大好きなのです。
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・いただきます!」
「お味はいかがですか~?」
彼女は、微笑んで言う。
それにつられるように、私も微笑んだ。
「ふふ、とってもおいしいです!」
その二人の笑顔は、今までで一番きれいで、一番輝いていたのです。
うわわわ・・・!途中で何書いてるのかさっぱり分からなくなってきた・・・!!!
これ、百合(?)は皆様の反応次第で投稿するかしないかを決めていきたいと思っています。
ではではこの辺で失礼いたします。
p,s
次回は宮地先輩でいきます!!