『更新停止』 東方加速録   作:sinononns

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はいどうもー‼︎sinononnsです。
やっと投稿です。何ヶ月振りでしたっけ?4ヶ月ですね。
誠に申し訳ありやせっしたー‼︎

とりあえず本編をどうぞ


第11話 幻想との遭遇

ハルユキと黒雪姫、そして咲夜は奇妙な空間にいた。景色は薄暗い空間に目がたくさん浮かんでいる。

 

咲「さぁ、こちらです。」

 

咲夜は奇妙な空間の中を普通に歩いていく。二人は互いにどこかわからないままついていくしかなかった。

やがて咲夜が止まると、目の前にスキマが開き、咲夜はためらいもなくその中に入っていく。

 

ハ「どうします?」

 

黒「……………行くしかないのだろうな。」

 

そういう黒雪姫の声には、若干の諦めのような何かが含まれいるような気がした。

互いに頷きあいスキマの中に足を踏み入れる。スキマを抜けると同時に何かの破裂音と同時に何かが二人に降りかかってくる。それはもう大量に。

手で触って確かめるとそれは色とりどり紙吹雪や細長い紙だった。視界を遮る紙をどかすと、目の前には使用済みのどでかいクラッカーを持った女の子二人、オロオロしている女の子の一人に、こたつに入りながらテレビを見ていて、こちらには全く興味を示さない女の子と、ハルユキたちを見ながらニヤニヤする女の子にクラッカーを見ながらため息をついている女の子と、様々な表情とリアクションを取っていた。そのカオスな光景を見て、ハルユキと黒雪姫は呆然とし、隣で咲夜は苦笑いしていた。

 

?「文々。新聞現世支部へようこそ〜。」

 

?「いい加減その名前やめないかしら?」

 

咲「あはははは。」

 

ハルユキたちはその光景に、やはり呆然とするしかなかった。

 

 

 

 

 

 

紫「では改めて自己紹介しましょうか。私は彼女たちの保護者の八雲紫と申します。以後お見知り置きを。」

 

霊「なによ、その気持ち悪い喋り方。私は博麗霊夢。そこにいるハルユキと同じクラスね。」

 

魔「私は霧雨魔理沙だぜ‼︎霊夢と同じく、同じクラスだぜ‼︎」

 

妖「は、初めまして。魂魄妖夢と申します。ふ、ふつつか者ですが、よろしくお願いします〜(ぺこり)」

 

鈴「落ち着きなさい妖夢。えーと、私は鈴仙。因幡鈴仙よ。私だけ違うクラスだけど、よろしくね。」

 

文「私は射命丸文と申します。新聞記者をしていまして、情報収集を主な仕事としています」

 

咲「ちなみに、全音本名ですよ。その証拠に、こちらが我々のネームタグです」

 

ネームタグとは、政府から作成を義務付けられていて、タグの右下にある認証マークはどんなハッカーでもほぼ偽装は不可能なため、タグに記された名前はそれぞれの本名ということになる。ハルユキたちの視界に表示された名前と、目の前にいる少女たちの名前は完全に一致した。つまり本名ということだ。

 

ハ「知っているとは思いますが、有田春雪です」

 

ハルユキも全員に自らのネームタグを送る。それを確認した全員は、揃って何も言わずに紅茶を飲む黒雪姫に目線を送る。

 

黒「ん?あぁ、私か。私は黒雪姫だ」

 

霊「あんた、それ本名じゃないでしょ!」

 

黒雪姫は何も言わずにここにいるハルユキも含める全員にネームタグを送った。そこにはっきりと黒雪姫の文字が書いてあり、認証マークも本物だった。

 

もう一度言う。認証マークのハッキングは普通は不可能だ。

 

ハ(この人は本当にわからない………)

 

紫「まぁいいわ。では、本題に入りましょう。私たちイレギュラーズはあなた達、新生ネガ・ネビュラスと同盟を結びたいのだけどーーー」

 

黒「その前に、ひとつ確認したい。まず一つ。お前たちのアバターの名前だ」

 

紫「それなら、霊夢がハクレイ・メイデン、魔理沙がスターウィッチ、妖夢がミョン、優曇華ーーじゃなくて、鈴仙がバレット・ラビット。そして咲夜がナイトナイフ。以上がイレギュラーズのメンバーよ」

 

黒「ん?お前と射命丸はイレギュラーズ所属ではないのか?」

 

紫「ええ。というか私たちはブレインバーストはインストールしていないもの」

 

黒「なに?なら何故わざわざBBに関わる。自分で言うのもなんだが、所詮はゲームの話だぞ」

 

紫「これはゲームであって遊びではない。私達の種族には関わらなければならない理由があるのよ。まぁその辺の話は後で話すとして、同盟の話に戻すわよ。私達の目的は『心意システム』の情報よ」

 

その言葉に、黒雪姫は目を見開いた。

 

ハ「先輩?」

 

黒「心意だと。何故その言葉を知っている」

 

文「我々の情報収集能力をなめないでくださいね」

 

黒「新聞記者だとしても、秘匿されているBBのこと。その中のトップシークレットである心意の情報を、リアルの人間が知れるとは思えんが」

 

文「それは私がすごいからです‼︎」

 

文のバカっぽいが有無を言わせない雰囲気に黒雪姫は言及を諦めたのか、ため息をつきながら肩をすくませた。

それを見ていたハルユキは、ずっと感じていた疑問を黒雪姫に聞いてみることにした。

 

ハ「あの、心意システムって何ですか」

 

その質問に黒雪姫はすぐに返事をしなかった。しばらくした後暗い顔をしながら口を開いた。

 

黒「すまない。今は知らない方がいいだろう。心意の力はBBの中でもトップシークレットであり、危険な物だからな。できれば知らない方がいいんだ。だから、今は言えない」

 

ハ「そう……ですか。わかりました。もう聞きません。あなたが知らなくていいと言うのなら、それでいいです」

 

黒雪姫はハルユキの言い方に若干の不快感を抱くが、今言ったところで意味はないと判断し、紫に向き直った。

 

黒「同盟の話だが、拒否する理由はないし、拒否してリアル情報を広められたら困るからな。ただし、心意の力の話はハルユキ君のいないところで頼む」

 

紫「分かっているわ。同盟の話は了解していただけだと考えていいのね」

 

黒「うむ。これからよろしく頼む」

 

そう言って黒雪姫と紫は互いに手を出し、握手を交わす。

 

互いに座り直した後、話は同盟の話から、目下の問題に移る。目下の問題とは、もちろんのことシアンパイルについてだ。

黒雪姫は詳しい状況について説明し、協力を頼み込む。

 

その説明を聞いた後、今までの自己紹介以外何も喋らなかった霊夢が唐突に口を開いた。

 

霊「ねえ。あなたたちは本当に犯人わかってないの?」

 

黒「今のところは倉島君が最も確率が高いが、だとしたらバックドアの件が説明できん」

 

それを聞いた霊夢は深々とため息をつく。黒雪姫とハルユキ以外の全員が犯人に予想がついているような顔をしている。

 

霊「倉島が犯人じゃなければ、自ずと犯人は絞られるじゃない」

 

ハ「じゃあ、シアンパイルは誰なんですか⁈教えてください‼︎」

 

霊「慌てなくても教えるわよ。犯人はーーーー」

 

END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。いつも通りの駄文ですね。すいません。

次回の投稿は、

未定です‼︎

ではまた次回。

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