ダイの大冒険でよろず屋を営んでいます   作:トッシー

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なんか思った以上に好評なので。
それに本編行き詰まってるし。
後3話くらい投稿します。


本日の目玉商品『ビキニアーマー2』

流浪の戦士レイナ。

本名はレイナ・ヴァンス。

ヴァンス領を支配するヴァンス伯爵家の次女である。

彼女は貴族として何不自由のない生活を送っていた。

だが、そんな与えられるだけの人形のような退屈な生活に嫌気がさし継承権を捨てて旅に出たのである。

 

しかし現実は残酷だ。

屋敷で学んだ剣術は道場剣法の域を出ておらず、初の実戦では無様な敗北。

その後も盗賊に襲われたり実家に連れ戻されたりと不幸の連続だった。

それでも負けずに再び旅立つ。

 

剣の腕を磨きながら、各地で山賊退治や魔物退治の依頼を受ける。

運が良かったのだろう。

相手は自分の実力でも充分に対応できる程度で、レイナに少なからず自信を取り戻させた。

少しずつ実力を身につけていくレイナ。

しかし、現実はやはり非情だった。

旅を続けて暫く、レイナは運悪く『魔女の沼地』に迷い込んでしまった。

世界征服を目論む悪名高き魔女が支配する危険な領域だ。

未熟なレイナが長く生きられる場所ではない。

そして最悪の相手と再再会を果たす。

 

初の実戦で自分に苦い記憶を植えつけた魔物。

沼地の魔女の下僕メローナだった。

『シェイプシフター』。

身体を自由自在に変化させる事が出来る恐ろしい魔物だった。

当然、駆け出しの剣士が敵う魔物ではない。

ほんの少しの実戦経験を経ただけのレイナ(ヒヨッコ)に勝ち目はなかった。

 

当然のごとくレイナは弄ばれ、あっさりと敗北してしまう。

そして止めを刺される。

その瞬間だった。メローナの刃がレイナの喉を貫くすんでの所で閃光が奔った。

レイナの拘束は解かれ、メローナの身体は、次々と閃光に貫かれていく。

そして凄まじい轟音と爆発。

その光景を、レイナは生涯忘れないだろう。

 

「大丈夫か」

 

優しく手を差し出す少年をレイナは唯、呆然と見つめていた。

 

 

 

それからレイナとタケルは王都を目指して旅立つ。

 

「村があるわ。これで久しぶりにまともな食事と宿にありつけるわね」

 

「そうだな」

 

早いものでレイナと出会って既に半月。

俺達は随分と打ち解けていた。

それで分かったことは、レイナがとても良い子という事である。

しかも凄まじく無防備だ。お陰でこの半月間、大変眼福でした。

なにせ平気で水浴びを始めるし…。

確かに覗かないでね的な事を言うが、いくら何でも…。

レイナに女の一人旅はさせちゃダメだな。

なんか簡単に悪い人間に騙されて、ホイホイ着いて行きそうだ。

そして新たな出会いもあった。

おっとりした大和撫子。

赤い鬣の様な髪を持つ義賊の女性。

なんかやたらとハイテンションな天使。

特に最後のハイテンション天使は最悪だった。少なくとも俺の印象は。

出会う度にクイーンズブレイドなる決闘を強制的に始めようとするし…。

そんなこんなで密度の濃い半月だったと言えよう。

 

「見てタケル、村が見えるわ」

 

草原の先に村の入口が見えた。

レイナは嬉しそうに足取りを早くする。

俺はレイナの感情に連動するように揺れる尻を追いかけた。

 

 

「ようやく一息つけるな」

 

村に到着した俺達は直ぐに宿をとった。

幸い部屋は一部屋だけ空いており、俺はレイナと同室になった。

レイナも特に不満は無いようで、オレはこの娘の将来がますます不安になった。

いや嬉しいけどさ…。

 

しかし、ここで問題が発生する。

 

「路銀が尽きそうだわ」

 

レイナは真剣な様子で所持金を確認している。

所持金、銀貨が3枚、銅貨が1枚だ。

もう一泊する余裕はない。どうにかして稼ぐ必要がある。

因みに俺はまだこの世界で本格的な商売は初めていない。

日々の生活費なら冒険者としての仕事で充分だからだ。

それにこの半月程で分かったことだが、俺の持つ道具は色々と不味い。

この世界では絶対に有り得なような物ばかりなのだ。

確実に目をつけられるだろう。

 

「タケル、少し出かけてくるわ」

 

「冒険者の仕事?良かったら手伝おうか?」

 

「ありがとう。でもこれは修行でもあるから。大丈夫、自分の身の丈にあった仕事を探すから心配しないで」

 

レイナはそう言うと、身支度を整えて出て行った。

オレは一人部屋に取り残される。

退屈なので不貞寝を決め込んだ。

 

 

 

「やっぱり心配だな」

 

空が茜色に染まり、日も沈み始めた。

レイナはまだ戻ってこなかった。

オレは意を決すると、道具袋に手をかけた。

取り出したのは、嘗て魔界最高の名工が生み出した傑作『ガンブレード』だ。

装備を整えて廊下に出た。

一階は酒場も兼任しており、冒険者の仕事の斡旋なども行っている。

部屋を取る際に、壁に複数の依頼書や手配書が並んでいるのを見た。

階段を降りてカウンターに向かうと、宿屋の主人が神妙な顔で中年の男と話をしていた。

 

「どうしたんですか?」

 

「あんたは…、確かあの女戦士さんと一緒にいた」

 

「そうですけど?何か有ったんですか?」

 

「実は…」

 

店主と話をしていたのはレイナに仕事を頼んだ依頼人だった。

 

 

レイナが受けた依頼とはスライムの討伐依頼だった。

村の近くの泉でスライムが大量発生したらしい。

泉の水は村の主な水源だ。このままだと死活問題。

報酬も良く人助けにもなるためレイナは二つ返事で引き受けたという。

 

「スライム退治にしては遅いな…」

 

俺の脳裏にはドラクエお馴染みのスライムの姿が浮かんだ。

ハッキリ言って世界最弱の怪物だ。

群れで現れたとしても敵ではないだろう。

しかしこの世界の怪物は以前の世界と異なる。

 

「行ってみるか」

 

泉の場所を教えてもらうと目的地に向かって歩を進めた。

これでも足には自信がある。

それに俺の腕には『星降る腕輪』が装着されている。

その為、本気で走ると常人の眼には捉えられない程の速さで移動が出来るのだ。

すれ違った人の髪や服が揺れ、不思議そうに首を傾げる。

俺は、そんな人達に苦笑しながら更にスピードを上げた。

 

 

 

 

「心配してきてみれば…」

 

泉に到着した俺が見たものはこの世のパラダイスだった。

 

「…っ、あぁんっ!やめっ!……ひぃうっ!…あああぁんっ!」

 

俺の目の前でレイナが艶やかな声を上げて悶えている。

巨大なスライムに捕らえられたレイナは両手両足を拘束され身体中をヌルヌルとした触手で蹂躙されていた。正に伝説の触手プレイ。

それにしてもこの世界のスライムって前のとは違って凶悪だな。

なんかキモいし…。

 

そういえば前の世界には多種多様な怪物がいたが人間の女性相手にエロい狼藉を働く怪物は居なかったな。この世界はもしやエロゲの世界っ!?

 

「ダ、ダメェ…、そ、そんなとこ……あ、あぁ…っ!?」

 

アホなことを考えている場合じゃない。

眼福だがそろそろ助けよう。

ビキニアーマーも半脱げ状態だし、レイナも俺の存在に気づかないほど余裕が無い。

なんか可愛そうになってきた。

しかし攻撃呪文をぶっ放そうにもあの巨体。少なくとも中級以上の呪文をぶつけないと効果は薄そうだ。

かといってそんなことをすればレイナも危険。

俺はガンブレードを抜いて弾丸を込める。

 

「真空呪文(バギ)で吹き飛ばすか」

 

俺は高く跳躍するとレイナを避けるように銃剣を振り下ろした。

ぐにゃりと嫌な感触とともにブレードがスライムに食い込む。

同時に引き金を引く。

 

-ズドン!!!

 

放たれた弾丸に封じられた真空系呪文(バギ)が開放された。

 

ビュオオオオオオオオッ!!!!!

 

「きゃあああああああっ!!!?」

 

逆巻く竜巻がレイナとスライムの身体を吹き飛ばした。

スライムの身体は四散し、レイナの身体が空高くに投げ出される。

俺は飛翔呪文(トベルーラ)で舞い上がると空中でレイナをキャッチした。

 

「-え、あれ?タ、タケル…!?」

 

「無事か?レイナ」

 

「う、うん……っ!それよりもスライムは!?」

 

「あそこ」

 

バラバラになって地面に落ちていくスライムを指さしてやる。

なんにせよこれで依頼達成だ。

 

「だ、駄目っ!アイツ、もともとは群れだったの!あれじゃあ」

 

レイナは俺の腕からすり抜ける様に飛び降りると落ちているロングソードを回収。

次々にスライムに止めを刺していく。

 

「また合体される前にっ!」

 

胸を隠すのも忘れてプルプル揺らしながら無双していく。

余程ムカついたのだろう。

そして暫くして…。

 

「は、はぁ……はぁ…はぁ……っ」

 

随分と時間は掛かったが、レイナは見事にスライムを全滅させる事に成功した。

レイナはその場に座り込むとぐったりと大の字に倒れた。

汗でしっとり濡れた身体が赤みを帯びて色っぽい。

 

「大丈夫か?」

 

「えへへ……どう?なんとかスライムを全滅させたよ…」

 

「そうだな…あとは酒場で報酬を受け取らないとな」

 

俺はレイナを労いながら旅人の服のマントを外し身体に掛けてやる。

 

「……あ」

 

レイナは今になって自分の状態に気付き顔を赤らめた。

何故もっと早くに言ってくれないのか、レイナはジト目で訴えてくる。

俺は顔をそらしながら、誤魔化すように回復呪文(ホイミ)を唱えるのだった。

 

 

レイナが身支度を整えた頃には既に日が沈み辺りはすっかり暗くなっていた。

村の場所は確り覚えている。

俺はレイナの手を握ると瞬間移動呪文(ルーラ)を唱えた。

この世界の行ったことのある場所なら移動可能なのは確認済みだ。

初めて瞬間移動呪文(ルーラ)を経験した時のレイナの驚いた顔は脳内保存。

 

「相変わらず便利ね。タケルの魔法は」

 

レイナは感心しながら周囲を見渡す。

 

俺達は宿屋に戻ると一階で報酬を受け取った。

 

 

 

「さてと、タケル」

 

「なんだ?」

 

宿屋の一室。

俺達はベッドに腰掛けて向かい合っていた。

レイナは神妙な面持ちで俺の目を見つめている。

鎧を外しラフな姿は余りにも無防備である。けしからん。

 

「私に…、戦い方を教えて欲しい」

 

「戦い方?」

 

「うん、別に魔法を習いたいって訳じゃないの。タケルって剣も使えるでしょ?」

 

レイナの話を聞いてみると、自分は少し自惚れていたのだという。

ここ半月の旅で成り行きとはいえ、クイーンズブレイドを経験。

勝つことは出来なかったが、それなりに戦いを経験したし、盗賊や魔物にも勝てた。

自分は確かに成長している。

しかし、すこし想定外の事態が起こると途端に崩れてしまう。

今の自分は、その程度だと分かってしまった。

 

「タケルは私が全く歯が立たなかった巨大なスライムを一撃でバラバラにしたわ。よかったら、あの技を私に」

 

「ちょっと待った!」

 

戦いを思い出して少し興奮したのか捲し立てるレイナを静止する。

 

「あれは剣技じゃなくて武器に魔法を付与してるだけだ。けっして純粋な技じゃないんだ」

 

「……そうなの?」

 

俺はレイナにガンブレードの簡単な説明をしてやる。

 

「で、でも今の私よりもずっと強いでしょう!?」

 

「身体能力だけならな。剣技ならレイナのほうが上だ」

 

「でも…」

 

「まぁ、特訓に付き合うくらいならいいけど」

 

「ほんとうっ!?ありがとう!タケル」

 

レイナは花が咲いたように笑うと素直に頭を下げた。

不覚にもドキッとしてしまう。

 

「お礼はいいから…、それよりも、もう遅い。今日はもう寝よう」

 

「あ、そうね…おやすみなさいタケル」

 

「おやすみ、レイナ…」

 

暫くしてレイナは穏やかな寝息を立て始める。

俺はレイナに背を向けると目を瞑った。

 

圧倒的な実戦経験(コロシアイ)の不足。

これがレイナの弱点だろう。

俺は先程のレイナの笑顔を思い出す。

恐らく余程、性根が捻くれていない限り本気でレイナに負の感情を向ける者はいないだろう。

本気でレイナを害そうとは思わない筈だ。

格上との命がけの戦い。それを経験しない事には今の壁を超えるのは難しいだろう。

しかしその為には間違いなく挫折を経験する事になる。

運が悪ければ死んでしまうかもしれない。

 

「……厄介なことになったな」

 

 

 

 

次の日の朝。

俺達はスライム退治の泉に訪れていた。

レイナの特訓のためである。

俺は剣士じゃない。

しかし嘗ての仲間の剣術の知識だけならある。

この世界の戦士、特に強力な女性戦士。

美闘士と呼ばれる存在だが、以前の世界程ではないにしても結構ぶっ飛んでいる。

女の細腕で大岩を粉砕したり、真っ二つにしたり。

符術や魔法を使ったりと人外に片足は突っ込んでいるだろう。

つまり修行次第でレイナにも出来る筈だ。

 

「レイナ、コイツを」

 

俺は道具袋から『銅の剣』を取り出すとレイナに手渡してやる。

 

「なにこの剣…、ひどいナマクラ…」

 

俺は近くにある岩を指さす。

成人男性の倍ほどの大きさの大岩だ。

 

「なに?この岩がどうしたの?」

 

「そのナマクラの剣で、この大岩を割ってもらう」

 

「え、ええっ!?これで、この岩を!?」

 

アバン流刀殺法『大地斬』

半人前とはいえレイナは生粋の戦士だし、俺と違って才能は有る。

案外、大地斬くらいなら短期間で習得できるかもしれない。

因みに鋼の剣以上の攻撃力を持った剣と身体能力に任せた力ずくなら俺にも出来るだろう…。

しかし銅の剣でやれと言われたら首を振らざるをえないだろう。

もし現時点のレイナがこの大岩を斬ることが出来れば、大地斬の修得の証明になるだろう。

 

「まぁ、取り敢えずやってみろよ。全力で」

 

「わかったわ」

 

結果、やっぱり無理でした。

何度も岩に向かって銅の剣を振り下ろすが、岩を断つことは出来なかった。

そして、とうとう銅の剣は根本からポッキリと逝ってしまった。

 

「大丈夫。まだ銅の剣はあるから」

 

俺は次の銅の剣を取り出しながらアバン先生の修行方法を思い出す。

そういえば限界まで体力を使わせてたな。

次は限界まで筋トレとランニング、いやちょうど泉があるし鎧を付けたまま水泳させるか?

 

「タケル、なんか不穏なこと考えてない?」

 

レイナは顔を青くして後ずさった。

今更後悔しても遅い。

なんか楽しくなってきたし意地でもアバン流をマスターさせたくなった。

そんな訳で大地斬の特訓が本格的に開始された。

 

「本当にこんな大岩、斬ることが出来るの私…」

 

「因みに、俺の知る限りじゃ12歳の子供が3日でこの技を習得したらしいぞ」

 

俺の言葉にレイナの顔つきが変わる。

レイナはかなりの負けず嫌い。戦士の素質は充分だ。

 

 

レイナは何度もフラフラになりながらも、俺の課した訓練メニューを消化していく。

しかし大地斬を放つ事が出来るだけのステータスが無いと話にならない。

そのための特訓だが少しズルをする。

食事にすり潰した『ちからのたね』を混ぜておく。

後の事も考えて『すばやさのたね』も入れておく。

 

そして時間は瞬く間に流れ、レイナの特訓は続く。

レイナは腕が上がらなくなるまで剣を振るい、足が動かなくなるまで走る。

しかしレイナは泣き言一つ言わなかった。

知識だけの素人の俺の言う事を信じ、真剣に特訓に取り組んでくれた。

 

特訓開始から一週間。駄目にした銅の剣は既に6本。

銅の剣を駄目にしたら、大地斬のチャレンジは終了してトレーニングというルールにしている為。

レイナは遂に大岩を見事に両断し大地斬を習得した。

 

「や、やったわ…やった!やったわ!タケル!」

 

レイナは感極まって俺に抱きついてくる。

この一週間、レイナは随分力をつけた。

気持ち良い感触と同時に本気で痛い。

ギリギリと締め付けてくる腕を必死で引き剥がす。

流石は戦士。この調子だと、もうすぐ素の身体能力も追い抜かれそうだ。

次は海破斬。アバン先生みたいに火竜变化呪文(ドラゴラム)を使うかな。

 

「タケル、また不穏なこと考えてない」

 

「気の所為だ」

 

「でも、どんな特訓も受けて立つわ!タケルのおかげで私も強くなれたし!タケルが教えてくれるなら何でも信じられるもの!」

 

凄い良い子過ぎる。

 

じゃあ早速……。

 

「男と逢瀬とはずいぶんいい身分だな!レイナ!」

 

次の特訓と言いかけた所で威圧的な声が響き渡った。

目を向けると、そこにはレイナ以上のきわどいビキニアーマーが。

真紅の髪の美女が怒りの表情でレイナを睨めつけていた。

レイナは慌てて俺から離れると、怯えた表情で声を絞り出した。

 

「お、お姉さま…」

 

へ?お姉さま?

え、ええええええええええっ!!?まじですかっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く?

 

 

 

レイナ 

 

せんし 

 

 

レベル11

 

セクシーギャル

 

さいだいHP:91

さいだいMP:0

 

ちから:47

すばやさ:29

たいりょく:45

かしこさ:38

うんのよさ:82

 

攻撃力:60

防御力:51

 

どうぐ

 

E:銅の剣

E:ビキニアーマー

E:青銅の盾

E:サークレット

 

呪文・特技

 

だいちざん まじんぎり 




大地斬修得。
ダイは3日掛からなかったですがレイナは一週間掛かりました。
しかもドーピングしてw
魔神斬りは紛れ当たり。

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