ダイの大冒険でよろず屋を営んでいます   作:トッシー

41 / 47
10日更新予定が間に合いませんでした。


本日の目玉商品『メガザルの腕輪』

「どうだ?似合うか?」

 

「何これ?何で楽器なんかが…」

 

「ぴきーっ」

 

「ていうかコイツ何時の間に、つーかどうやって鎧着てんだ?…」

 

「ポップ君、あれは鎧の中に入ってるって言うのよ」

 

「皆さんよくお似合いですよ」

 

オレが用意した新装備を装着して皆が思い思いの言葉を吐く。

そんな皆の姿を見ながらオレはパーティーの強さを確認した。

 

ポップ 職業 まほうつかい

 

レベル:27

 

さいだいHP:150

さいだいMP:142

 

ちから:52

すばやさ:70

たいりょく:75

かしこさ:71

うんのよさ:202

 

攻撃力:175

防御力:180

 

E:ドラゴンの杖

E:ドラゴンローブ

E:幻魔のたて

E:山彦の帽子

E:メガザルの腕輪

賢者の石

エルフの飲み薬

 

レオナ 職業 賢者

 

レベル:23

 

さいだいHP:165

さいだいMP:103

 

ちから:51

すばやさ:60

たいりょく:75

かしこさ:114

うんのよさ:58

 

攻撃力:149

防御力:185

 

E:オーロラの杖

E:光のドレス

E:水鏡の盾

E:山彦の帽子

E:メガザルの腕輪

エルフののみぐすり

賢者の石

 

はぐりん 職業 はぐれメタル ★×8

 

レベル:5

 

さいだいHP:255

さいだいMP:385

 

ちから:105

すばやさ:255

たいりょく:125

かしこさ:20

うんのよさ:255

 

攻撃力:225

防御力:510

 

E:メタルキングの剣

E:メタルキングよろい

E:メタルキングヘルム

E:メタルキングのたて

E:メガザルの腕輪

 

賢者の石

世界樹のしずく

復活の杖

 

オレが用意した装備の中で注目するのは二つ。

『山彦の帽子』と『メガザルの腕輪』だ。

呪文を主力とする二人に『山彦の帽子』の力は、とても有用だ。

そしてもう一つは『メガザルの腕輪』。

力尽きると自動的に『メガザル』の呪文が発動する優れものだ。

実を言うと『メガンテの腕輪』と何方にするか迷った。

ポップのドラゴンの杖は『ドラゴラム』の呪文を、姫の『オーロラの杖』は攻撃魔法の威力を爆発的に高める効果がある。

昔、メラの呪文を使う際に試した事があるが、『メラミ』並の威力になった。

 

その他の装備も特殊な力が宿った物ばかりで、確実に戦闘を有利に進めてくれることだろう。

少なくともいきなり即死する事態には成らないと思いたい。

ダメージを受ければ『賢者の石で』空かさず回復だ。

皆で使えば一瞬で完全回復できるはず。

ダイの装備も用意したが、まずった…。湖に入る前に渡しておくべきだった。

 

「にしても姫さんの格好、すげえな…マジでお姫様って感じだな…その帽子がなければ…」

 

「当然よ。だって本物のお姫様だし……でもポップ君とお揃いっていうのもねぇ…」

 

「チェッ、酷えな…」

 

二人のやりとりを見てメルルが微笑ましそうに笑う。

そしてオレは二人にアイテムの使用方法と効果を説明していく。

時間は掛けられない。簡潔に要点だけを。

 

「なるほど…確かにこれは便利ね…でも実戦の中で簡単に使えるの?」

 

「その時は皆でフォローすればいい」

 

「確かにな。だとすると大事なのはフォーメーションか?」

 

「ああ、役割を決めて臨機応変に行動することも大事だ」

 

特に次の戦いで鍵となるのは『不思議なタンバリン』を持つはぐりんだ。

アバンの使徒たちが戦いの中で実力以上の力を発揮してきたのは周知の事実。

オレは、その事実を『テンション』が関係していると考えた。

戦いの中で各々が持つ魂の力を高めて実力以上の力を出す。

ポップが勇気を振り絞ってハドラーに立ち向かった時が良い例だ。

そして戦いのテンションを常に維持、更に任意で高めていければどうなる?

 

「そこで用意したのが『不思議なタンバリン』だ」

 

「本当に効果あるんでしょうね?……まぁ、アナタが用意したものだから問題ないのでしょうけど…」

 

レオナ姫は疑わしげにオレを見た。

しかし直ぐに頭を振って言った。

 

「それよりもタケル、この腕輪は何だよ?皆も姫さんも付けてるけど」

 

「ん?……ああ、ちょっとした保険だよ」

 

「あん?何のことだよ。歯切れワリィな」

 

「まぁ、気にするなって」

 

流石に死ななければ発動しないとは言えない。

『メガザルの腕輪』は言った通り本当に保険なのだ。

発動しなければそれに越したことはない。

 

「……それにしてもダイ、遅いな…」

 

「……ダイ君」

 

ポップとレオナ姫は改めて水面を見つめた。

その時だった。

湖を囲むように立つ木々、森がざわめき小鳥達が一斉に飛び立った。

水面が泡立ち魚達もビチビチと暴れ始める。

まるで何かに怯えているかのように。

 

「なにか……なにか来ます…恐ろしい何かが…」

 

突然メルルが膝をついた。

顔から血の気が引き頭を抱えて怯えている。

 

「な、何っ?」

 

「何だよこれ?」

 

グオオオオオオオオンッ!!!!

 

大気を揺らす咆哮が響き渡る。

この咆哮、覚えがある。最近聞いたものによく似ている。

……ドドドドドドドッ!!!!

木々を薙ぎ倒しながら猛然と轟音が近づいてくる。

 

「……ドラゴン?」

 

その姿を見たポップが唖然と呟いた。

凄まじい圧力を放つドラゴンが二頭。

その背には何者かが騎乗している。

 

「上からも来るっ」

 

「ヒャッハァッ!!!」

 

金色の鱗に覆われた大蛇のような長大な体躯が見えた。

スカイドラゴンが急降下してくる。

やはり背には何者かが乗っていた。

誰が見ても只者ではないと理解できるプレッシャー。

ベーシックな竜に跨った碧い肌の魔族の戦士。

ガメゴンロードを従えるトドの獣人の戦士。

そしてスカイドラゴンを駆る鳥人の戦士。

正に『地』『海』『空』の三界を支配する覇者たちだ。

今、タケル達の前に最強のドラゴンライダー達『竜騎衆』が現れた。

タケルはこの事態に脳の処理が追いつかない。

 

「……どうなってるの」

 

そして思わずそんな言葉を漏らしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く?

 

 

 

 

レベル28

 

さいだいHP:165

さいだいMP:624

 

ちから:71

すばやさ:177

たいりょく:82

かしこさ:308

うんのよさ:256

 

攻撃力:208

防御力:338

 

どうぐ

E:メタルキングの槍

E:メタルキングよろい

E:メタルキングヘルム

E:スーパーリング

E:星降る腕輪

 

どうぐ(チート道具袋ではない手持ちの)

 

エルフの飲み薬

エルフの飲み薬

世界樹のしずく

世界樹のしずく

世界樹のしずく

賢者の石

メタルキングの剣

メタルウィング

 

メタルキングよろい +120(炎や吹雪を防ぐ)

メタルキングヘルム +60(マヌーサ、メダパニ、ザキ系などの呪文を防ぐ)

メタルキングの盾  +70(あらゆるダメージを軽減)

 

 

 

呪文・特技

 

錬金釜 採取 大声 口笛 

寝る 忍び足 穴掘り 大防御

連続魔法 雄叫び 思い出す もっと思い出す

 

 

ホイミ ベホイミ ベホマ

キアリー キアリク シャナク

メラ メラミ メラゾーマ

ギラ ベギラマ 

イオ イオラ

ヒャド ヒャダルコ ヒャダイン

バギ バギマ バギクロス

ドラゴラム

ニフラム マホカトール

バイキルト バイシオン 

スカラ スクルト 

ピオラ ピオリム 

ルカニ ルカナン

ラリホー ラリホーマ

バーハ フバーハ

ラナリオン

トラマナ レミーラ 

インパス アバカム 

ルーラ トベルーラ リリルーラ

レムオル 

 

 




今回は前回よりも更に短いです。
本当は竜騎衆との戦いに入る予定だったのですが…すいません。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。