仗助と育朗の冒険 BackStreet (ジョジョXバオー)   作:ヨマザル

46 / 54
エピローグ ――その先へ――

噴上は、病院のホールに待機していた。

つい数か月前まで入院していた病院にいるのは、正直気分がいいものではなかった。だが噴上は、心配して病院に駆けつけてくれた「アケミ」「ヨシエ」「レイコ」の三人をひとまず帰して、ただ待っていた。

と、ハイウエィ・スターが探していたニオイを探知した。

予想通りかよ。 噴上は舌打ちして病院のホールを抜け出した。そのまま小走りに走って裏の駐車場に出る。

 

そこには、探していた二人がいた。

二人は両手に荷物を抱え、今から旅立とうという格好だ。黙って行こうとしたのだろう。水臭い奴等だ。

「噴上クン……」

育朗が、ちょっと気まずそうに笑いかけた。

「育朗ォ、オマエやっぱり黙って行こうとしてたのかよォ〰〰」

噴上は、育朗の肩を軽く殴った。よく考えると、この病院に入院させられたのは育朗の『幽霊』に驚いたからであった。

そう考えると、何だかくすぐったい、不思議な気持ちになった。

 

「ああ……仗助クンにも礼を言いたかったけど、彼を今邪魔しちゃいけないみたいだからね」

育朗が答えた。

育朗の隣には、スミレがぴったりとくっついていた。

そして、二人の足元には子犬がまとわりついている。銀色がかったグレー地の虎毛が生えた、きれいな子犬だ。子犬の背中にはリスのような動物がちょこんと乗っていた。

リスモドキの名前は、インピンだったか。

 

意外と可愛いもの好きの噴上がリスモドキの名前をようやく思い出すと、スミレが子犬のほうの名前を教えてくれた。オリオン座の源氏星と平家星から、ゲンペーと名付けたらしい。可愛い名前だが、実際は育朗と同じバオーだ。しかも、寄生虫バオーを3匹もその身に宿している、正真正銘『超強力』な戦闘生物だ。

 

「どこか、行く当てがあるのか」

 

「まずは墓参りに行くよ。父さんと母さんの、それからスミレが昔いた孤児院に行ってみようと思うんだ。その後は……昔世話になった人がいるんだ。その人のところにしばらくだけお世話になるつもりさ」 

SW財団の方も援助してくれるしね。育朗はそういうと、少し先でバイクを止めて二人を待っているホル・ホースをちらりと見た。

 

ホル・ホースは煙草を揺らし、話が終わるのを待ちながらも あたりに油断なく目を配っている。

 

「……僕が、僕に何かあっても彼が『処理』してくれる事になっているんだ」

育朗が微笑んだ。

 

「そ……そうか」

 

パシッ

 

深刻そうに話す育朗の背中を、スミレが叩いた。

「大丈夫よ、育朗ッ……なにがあっても、私がついてるからねッ」

 

「ハハハ。ありがとう」

育朗は、今度は晴れやかな笑みをスミレに向けた。

 

「おぉ~~ここにいたのか、探したぜェェ」

三人が和やかに話し合っているところに、億泰と未起隆、そして康一と由花子が現れた。噴上がハイウェイ・スターを飛ばして知らせていたのだ。

 

「スミレ先輩……良かったですね」

由花子の無愛想な言葉に、スミレはニッコリ微笑んでアナタのおかげよ と言った。

 

由花子は、ちょっと首をすくめると、すぐにプイッとまた立ち去っていった。

「まぁ~アイツの態度は気にスンナよ」

悪い奴じゃあないが、ちょっと周りが見えてないんだよォ。億泰が言った。

 

その隣では、康一が何も言わずに……ただ首筋をボリボリとかいていた。

 

「ミキタカゾ……オクヤス…… お世話になりました」

スミレは二人に頭を下げた。

「アナタたちが助けてくれなかったら、育朗と会えなかったわ」

 

[ミキタカゾ……クン? ありがとう。君達がスミレを助けてくれたことは忘れないよ」

ところで、ユニークなあだ名だねと付け加えた育朗に、未起隆は胸を張った。

 

「なにいってるんですか、本名です……私 宇宙人なんですよ」

 

「ありがとうね、ミキタカゾ」

何か言おうとした育朗を制して、スミレが未起隆を抱きしめた。

 

「……それから、億泰君 君にも ありがとう しか言えないけれど……本当にありがとう」

育朗は億泰に手を差出し、二人は固く握手を交わした。

 

「……おっ……おう」

グスッと鼻をすすりながら、億泰が涙目でうなずいた。

「あんた達……良かったなぁ」

グス

 

「……もし、しばらくして落ち着いたら、杜王町に顔を出せ。歓迎するぜ」

噴上が言った。

「どうだ、一緒に族をやらないか」

 

「ハハハ……いいね」

育朗が笑った。

「僕は……バオーが落ち着いた事がはっきりするまでは、しばらく旅に出ようと思ってるんだ。僕が眠っていた8年以上の時間を埋めたいからね……そのあとで、今後のことはゆっくり考えようかな」

(もし、この先も僕が生きていられたなら……)

育朗は、心の中でそうつけ加えた。

「承太郎さんからは、僕さえその気になれば、ぶどうヵ岡高校への編入手続きを取ってくれると、言ってもらったんだ。前向きに考えてみるつもりさ」

 

グスッ

もう一度、億泰がひときわ大きく鼻をすすりあげた。

 

「……この恩は忘れないよ。杜王町のために もし、僕の力が役立つことがあれば、いつでも力を貸させてもらうよ……それから、仗助君にもよろしく伝えておいてくれないか」

 

「わかってるぜ……またな、育朗、スミレ」

 

ブルンッ!

 

「じゃあ!」

「またねッ!」

育朗とスミレを乗せたバイクが走り去る。

 

ブルルル……

 

その後を、ホル・ホースが車で追いかけていった。助手席にはゲンペーとインピンがちょこんと乗っている。

「おうっ!ガキども元気でなッ!アミを頼んだぞッ!!縁があったら、またコンビを組もうぜェェ〰〰 ッ」

ホル・ホースはすれ違いざまに4人に手を振った。

 

「ガウンッ!」「ぷーだぁ!」

ゲンぺ―とインピンは車の座席から後ろを向き、遠くなっていく三人に向かって尻尾を振った。

 

「またなぁ~~!!」

億泰・噴上・未起隆・康一の四人は、道路真っ直ぐに走って行く二人の姿が見えなくなるまで、ずっとその場で二人を見送っていた。

夕日に照らされた道路の先で、一度、スミレがバイクの上から振り返ってこちらに手を振るのが見えたような『気が』した。

 

「……さあ、行こうか。億泰よぉ……お前、もう泣きやめよ」

 

「そうですよ。億泰さんは大活躍だったじゃあないですか」

そんなに強い億泰さんが、なんで泣いてるんですか?未起隆が真面目くさった口調で言った。

 

「でも、お似合いの二人だったね」

康一の一言で、億泰はさらに目をウルウルとさせた。

 

「……おっ…おう……グスッ」

 

――――――――――――――――――

 

 

「やれやれ……」

ジョセフは隙を見て仗助のいる病室から抜け出し、ため息をついた。

何もわかっていない静を除いた四人の女性がチラチラ飛ばして来る冷たい視線に、いたたまれなくなったのだ。

とくに、孫の娘、徐倫の視線が痛すぎた。あの ひ孫は、父に似て強気な性格をしている。何でもつい数か月前――父親の承太郎が日本で吉良吉影と戦っていた頃――に高熱を出して寝込んでいた頃も、一言も泣き言を言わなかったらしい。

 

仗助とスージーQ 、ホリィの三人が仲良く話しているのを見ていると、なぜか涙が出そうになってきて 耐えられなかったという事もあった。

 

東方朋子にあの場で何と言えばよいのか、何にも思いつかない と言うこともあった。

 

「……ジジイか、仗助とおふくろ……それに おばあちゃんの様子はどうだ? それから、徐倫と妻は……」

病室の外にいた承太郎が、目ざとくジョセフを見つけ、声をかけた。承太郎の横にはポルナレフがいて、コーヒーを片手に何かを楽しそうに話し合っていたようだ。

 

ジョセフは、ポルナレフの手から缶コーヒーを受け取った。

 

久しぶりの気の置けない仲間同士の会話。滅多に訪れない、この先二度とあるかわからない黄金の時間。

互いに成長し、歳をとり、責任を背負い、滅多にあえず、普段話す口調さえ変わっても、こうやって再会すればすぐにあの頃と同じような時間が流れる。

 

いつか仗助も、杜王町の仲間たちとこんな時間を持つことだろう。

ジョセフはふとそんなことも思いながら、二人の会話に混ざった。

 

「ジョースターさん……さすが……若いっすね」

ポルナレフがにやにやと笑った。

「俺も、ジョースター師匠のように 何歳になっても現役でいないとね……おい承太郎、怒るなよ。ジョークじゃあないか」

 

「……別に怒っちゃいないさ……仗助はジジイに似ず、頼りになる、『誠実な』いい男だしな」

 

「お前たち……もう少しワシに優しい言葉をかけられんのか」

老人は敬うもんじゃぞ……ジョセフはぶつぶつといった。だが、孫の承太郎がこれほど屈託なく笑うのを見るは、久しぶりだ。それは、嬉しかった。

 

「ハハハ。とっても尊敬してますよ」

俺も、エジプトでであったあの素敵なマレーナにまた会いに行こうかな。ポルナレフが言った。

「しかし、針のむしろっすね、ジョースターさん―――まあ身から出た錆って事っすね〰〰」

クックック〰〰

 

「ムムムゥ……ポルナレフ……しかし、貴様も少し老けたんじゃあないかぁ?」

 

「なんですとォ!ジョースターさん」

ポルナレフがかみついた。

「俺はあの後も修行を欠かしてないんすよ。俺の新たな能力・エメラルドソードの力を見たら肝つぶしますよォ――ッ」

 

「そぉかのぉ〰〰聞いた所じゃと、ワシの息子にボコボコにやられたそうじゃあないかぁ……お前、もう年なんだから無理するなよ」

 

「クッ…………承太郎、お前はこの後はどうするんだ」

形勢悪しと見たポルナレフが、唐突に話を変えた。

 

「……弓と矢の情報がなくなっちまった……俺は……DIOの奴が残した子供たちの後を追うぜ……奴の残した組織が、DIOの子供たちに接触したら事だからな。DIO REsurrection Secret Society(DIO様復活の為の秘密結社)-DRESS-だと、ふざけやがって」

承太郎は真顔になった。

「DRESSをぶっ潰すのは俺たち大人の仕事だ。これ以上あの子たちを犠牲にするわけにはいかねー」

(ヤレヤレだぜ……この件が片付くまで滅多に家族に会えなくなるな……)

だが、承太郎のその呟きは、口に出ることは無かった。

 

「俺は、ディヴィーナ・ダービーを追うぜ」

ポルナレフが言った。

「俺は組織の本拠地を探して潜入する……お前 俺から連絡するまで、お前の方から連絡取ろうとするなよ……組織にばれたら事だからな」

 

「わかった……またしばらくは会えないってことだな」

てめーは忘れようったって忘れられねー しょうもねー奴だがな。承太郎が笑った。

 

「DIOが復活するのなら、狙うのは育朗の体じゃろうな……そちらはホル・ホースに守らせる事にしたワイ」ジョセフが言った。

 

「あいつを、信用するのか」

ポルナレフがあからさまに疑わしそうな顔をした。

 

「あれでも契約には忠実な男じゃよ……育朗のボディガードにはちょうどいい」

万が一の時は、その他の『役目』もしなくちゃならんからな……ジョセフはボソッと付け足した。

 

「……とにかく、これで杜王町への危険は回避できた。一件落着という訳だな」

ポルナレフが笑った。

「しかし、杜王町のコーコーセー共、アイツらには驚かされたよ……日本のコーコーセーがヤルのは、お前と……カキョ―インを見てたから知ってたが、アイツらもお前らに負けないな」

 

「ああ、仗助たちは問題ない。例えスタンドあっても、その力に溺れる事もないじゃろ。彼らには『黄金の精神』が宿っておるからな」ジョセフが言った。

 

「……ああ、そうだな」

承太郎が微笑んだ。

「俺達の『何か』を彼らが継いでくれた……俺はそう感じるのさ」

 

「……『俺達』か……エジプトに行ったら、マレーナの所のほかに、行くべきところがあったな。アイツらにも、今回の話をしてやらねーとな」

ポルナレフが言った。

アヴドゥル、イギー…………口にしなくても、三人の頭にある思いは同じであった。

 

「ところで……ジジイが協力した例のアレ……ケイト教授の書いた育朗の調査結果を見たぜ……育朗の脳にいた 寄生虫バオーは育朗に完全に融合した様だな」

承太郎が言った。

 

「そうじゃ」

ジョセフが腕組みした。

「どうやら育朗と仗助が一回目に戦った際に、あの爆弾のスタンドのせいで、SW財団と仗助が調査していた不思議な土地に生き埋めになったらしい」

 

「あの、混ぜたものが一つに融合するという不思議な土地のことか」

 

「……そうじゃ。おそらくその土地の力でバオーと育朗が融合した……育朗が連れているあの犬もそうだ……しかも、寄生虫バオーは、育朗に融合した影響で生殖機能を失った可能性が高いようじゃ」

 

「そうか……すると、『寄生虫バオーが育朗の体を食い破って出てくる』ことはないってことだな」

承太郎がうなずく。

 

「あくまで可能性だが、そうじゃ。その可能性が高い。だから二人を行かせることにしたってワケじゃ」

 

「そうか……好青年だったな……あの二人がこれから幸せに暮らせることを願うぜ」

ポルナレフが真顔で言った。

 

そうだな……三人の男は若い二人のこれからを祈って、缶コーヒーを打ち合わせ乾杯した。

 

――――――――――――――――――

 

 

「神父様……大丈夫ですか」

 

海岸線沿いに小さな船が停泊していた。その船の船上で、1人の神父が油汗を流していた。

「ああ、大丈夫だよ。問題ないよディビィーナ……危ないところだったが、これで無事コインも、素体も回収出来たよ」

神父と呼ばれた男は、そう答えると傍らに控えさせていた自分のスタンドに向き合った。

 

神父のスタンドは、白い、包帯で覆われた不気味な外見であった。

『カイシュウしてきましタ』

スタンドはそう言うと、懐から神父の手に幾つかのコインを手渡した。

 

「ふむ……これで、彼らの手元にあるコインを受け取れば、コインの方は全部回収できた事になるな」

神父はディビーナの後ろに立つ気弱そうな少年に会釈した。

 

少年は、黙ってうなずく。

 

「DISCの方はどうだ?」

次に神父は、そのスタンドの血まみれの腕から三枚のDISCを受け取った。その一枚、ピーターにSW財団を裏切るよう命令を書き込んだDISCをへし折ると、残りもう一枚、エルネストから取り返した自分の一部のスタンド能力:『DISCを誰にでも押し込める能力』を封じたDISCを、自分のスタンドの頭部に押し込んだ。

 

「ん?残り一枚は……ああ、ファイヤー・ガーデンの残りカスか……もう水をお湯に変わる程度のスタンド・パワーしかのこせなかったな」

だが何かの役には立つだろう。神父はそのDISCも懐にしまい込んだ。

「何枚かは回収できなかったか……しかし、必要な投資と考えよう」

 

「神父さま……無茶です。ご自分のスタンド能力を他人に貸し与えるなんて」

ディビーナ・ダービーが首を振った。

「DIO様ご復活のために、アナタはカギとなられるお方。その能力に代わりはありません。そうそうお力をみだりに失いかねないような事はもう止めて下さい」

 

「だが、そのリスクを犯さなければこの成果は手に入らなかったよ」

神父は満足そうに答えた。

「二人の極悪人 ――マキシムとエルネスト―― の魂の力もコインに移し終えた」

 

「……DIO様のお力は強すぎました」

ディビーナがうつむいた。

「ワン・ツリー・ヒルでDIO様を呼び返すには36人以上の強い魂の力が要ります。11個のコインに、22個のパスに……そして三個のコインをつないだ三角形に、強い魂を入れなければなりません」

 

「彼が並はずれているのは当然だろう……彼は、『王』なのだから。コインにはすでに魂が込めてある。今回の件で3つの三角形にも魂を込められた」

回収できなかったピーターの分の魂は、私のホワイト・スネークがゾンビたちから集めたからね。神父は手をこすり合わせた。

「それに宇宙から落ちてきた『素体』と、ジョースターの一族の血」

 

「そうですね……いよいよ、もうすぐですね」

 

「そうだね、たまらなく『興奮』するよ……ところで、君たちが回収した素体の様子はどうだい?Mr.ドッピオ」

 

「……今解析しています」

ドッピオと呼ばれた少年が声を潜めた。

「素体はうちの組織では調べきれませんでしたが、フランス警察にちょっとしたコネがあるので、そこの鑑識科を使っています」

 

「それは……信用できるのかい?」

 

「もちろん」 死人に口なし です。

 

ぼそっと付け加えられたそのモノ騒がせな一言は、確実に神父に聞こえたはずだった。しかし、『聖職者』であるはずの神父は、まったく何の感想も漏らさなかった。

「それで、どうだい?使えそうか?」

 

「リスクは高いですが、行けそうです」ドッピオが答えた。「鑑識化の人間は、この宇宙から落ちてきた隕石にまだ生きている細胞があちこち存在しているのを見て、目を丸くしていましたよ」

1999年に空からやってくる恐怖の大王……ノストラダムスの予言は正しかったんですかね。

 

「……『彼』にはふさわしい肉体を用意しておかなければならない。この素体は彼の肉体の元となるものだ」

 

大事に取り扱えよ……神父の脅しに、ドッピオは酷薄そうに笑って見せた。

「待ってください。まだ取り引きは終わっていませんよ。あなた達は、まだあの、予知の少女の力を奪って無いじゃあないですか」

約束のブツは、予知能力のDISCと引き換えです。

 

「そうだったな、いやMr.ドッピオ、その約束を守ろう」

神父はそう言うと、自分の頭から一枚のDISCを取出した。

 

「!?これは」

 

「予知能力のDISCさ、あの少女のものではない。これは、ほんの数十秒先しか見えない能力さ……しかし、100%完璧な未来を予知できる……私が持っていたモノだが、少々惜しいがこれを君に渡そう。このスタンド:エピタフを」

これで、『君たち』は完璧になる。

そう言うと、神父はドッピオの頭にDISCを押し込んだ。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。