大丈夫だ、問題しかないから。-Blue trajectory- <1st Season> 作:白鷺 葵
【グラハム・エーカー】
このお話における立ち位置は「
ヒロインは刹那・F・セイエイ。そのため、刹那にアタックする様子は原作を斜め上にかっ飛び、度合いもとんでもない状態になってしまった。しかし作者には一抹の後悔もない。やり遂げた気持ちでいっぱいである。2ndシーズンでは大きく方向性が変わるが、頑張りたい。
《このお話における彼の軌跡》
ひょんなことからクーゴの任務に同行した彼は、刹那と運命的な出会いを果たす。紆余曲折あったものの、2人は着々と(???)交流を重ね、事実的な意味での恋人同士となる。後にAEUの軍事演習場で
しかし、ゲッター線の施設から現れた異形を討伐するための共闘やモラリアでの武力介入から、刹那とは「追う者と追われる者」同士の関係であることを悟った。だが、それでも、彼は「刹那を信じる」ことを選択。「今まで通りの日々を、“その瞬間”が来るまで続ける」ことを選んだ。その後も着々と交流を重ね、更に深くお互いを想いあうように。
最終決戦直前に刹那と会い、互いに心を通わせ、1夜を共に過ごす。その上で、互いに“決着をつける”と約束する。ソレスタルビーイングとの最終決戦ではクーゴ共々Unicornに襲われるも、彼の言葉に従い刹那の元に向かう。刹那と一騎打ちし、敗北。彼女の答えを見届け、クーゴと合流したのもつかの間、謎のMAに襲われる。
満身創痍で身動きができなかったGNフラッグを庇うような形でクーゴのGNフラッグが撃墜され、自身もまた、MAの追撃からグラハム/GNフラッグを守ろうとした刹那/ガンダムエクシアと共に撃墜されてしまう。「友と愛する人が自分を庇って散っていく姿を見ていることしかできなかった」という事実を重く受け止めている。
最終決戦終了後は「ソレスタルビーイングとガンダムを倒した英雄」として祭り上げられるが、本人はその事実を苦々しく感じていた。その折に、親友と愛する人を手にかけた張本人と直接対峙する。しかし、かつての部下やもう1人の親友、更には生存を知った愛する人を人質に取られ、不本意ながらもその人物に協力することを選択。
黒幕に協力していくうちに、仲間たちの命以外にも“何か”を人質に取られていく。終いには、愛する人の名前すら思い出せなくなってしまった。自分の選択によって愛する人を裏切り、不貞行為を働いているという事実にメンタルが擦り切れ気味。
最終話で彼が見た“緑の光をまき散らす青と白基調の機体”と、“青い光を宿したフラッグの面影を宿す機体”および“青い光”の正体を知る日は、もう少しだけ先の話である。
【刹那・F・セイエイ】
原作とは違い、性別は女の子。このお話における立ち位置は「
立場と想いに揺れ動く様子を書こうとしていたら、いつの間にか彼女の性格(対グラハム)がツンデレ→デレ過多気味になってた。特に幕間の刹那・F・セイエイシリーズが。しかし作者には一抹の(ry)。2ndシーズンでは彼女の活躍に焦点を当てたいと考えている。
《このお話における彼女の軌跡》
ユニオンの
しかし、自身の立場と自分たちに待ち受ける運命の間で悩むことになる。ゲッター線の施設から現れた異形の討伐するための共闘やモラリアでの武力介入を経て、グラハムが自身の正体に気づいたことを察知し、自分の正体と本音をグラハムに明かした。
罰を受けることを覚悟していたものの、「今まで通りの日々を、“その瞬間”が来るまで続ける」ことを選んだ彼の答えを受け入れた。その後も着々と交流を重ね、更に深くお互いを想いあうように。最終決戦直前にグラハムと会い、互いに心を通わせ、1夜を共に過ごす。その上で、互いに“決着をつける”と約束する。
国連軍との最終決戦では総大将のアレハンドロ・コーナーを撃破後、グラハムと一騎打ちを行い、勝利。「明日のために生き残る。そのために戦う」と答えを示し、満身創痍のグラハム/GNフラッグと「己が望んだ決着」を付けた。グラハムもそれを受け入れる。
直後に謎のMAに襲撃されるも、後からやって来たクーゴのGNフラッグに庇われる。クーゴのGNフラッグが撃墜され、MAがグラハムのGNフラッグに攻撃を仕掛けようとしたことを察知した刹那は、彼を庇うものの、共々撃墜されてしまう。
最終決戦終了後は世界の変革を見届けるために放浪している。MAの攻撃が直撃したにも関わらず、思った以上に破損と怪我が少なかったため、生存した。自分が助かった理由はよくわかっていないが、グラハムに守られたと本能的に察知している様子。
この時点では、刹那はまだグラハムの状態を知らないでいる。
【ネーナ・トリニティ】
このお話における立ち位置は「
ノブレス含むその他勢のおかげで、原作のような凶気は大分緩和された。しかし、シミュレーターでの訓練(某女の敵を護衛するミッション)等でその片鱗が顔をのぞかせている。他にも、原作ではなかった組み合わせとしては、リヒテンダールと絡んでいた。2nd編でも新たな絡みに挑戦していく所存である。
《このお話における彼女の軌跡》
ノブレスが教官となった当時は反発していたらしいが、一緒に日々を過ごしていくうちに彼を慕うようになる。ノブレスやその他関係者たちとの交流もあって、性格やその他諸々が人間らしく矯正された。その過程の中で売れっ子アイドルのテオのファンになる。ライブにも頻繁に参加し、CDやグッズを集めていた。
ソレスタルビーイングのセカンドチームとしてタクマラカン砂漠で初陣。組織のルールに則って武力介入を行っていたが、アンノウンの嫌がらせによって罪を着せられてしまう。AEUの結婚式場付近で行われた偽物との直接対決では、日ごろの訓練の成果で彼らを追いつめたが、彼らの“
偽情報に踊らされてしまったトレミーチームと対決する羽目になったが、ヴェーダが正しい情報を示してくれたおかげで和解。刹那からは「お前たちもガンダムだ」と最高の褒め言葉を貰い、リヒテンダールとは恋愛における利害一致でのタッグを組むことになった。彼らと別れた後も、組織のルールに従って行動していた様子。
しかし、ミッション中に告死天使からの襲撃を受け、「自分たちが使い潰されるために生まれた」ことを思い知らされて絶望してしまう。教官であるノブレスにも見捨てられたと思い込んでしまうが、ノブレス本人に助けられたおかげで精神的に持ち直した。直後、ノブレスはサーシェスによって重傷を負う。
その後は『悪の組織』に転がり込むような形になり、最終決戦に赴くノブレスを見送っている。
【リボンズ・アルマーク】
このお話における立ち位置は「
周囲の影響を顕著にうけたためか、非常に悪乗りしやすく悪戯に走る愉快犯になってしまった。1stでは(作者的に)目立った活躍はしていない。本格的な活躍は2ndシーズンになりそうである。刹那のことはお気に入り。
《このお話における彼の軌跡》
『悪の組織』の第一幹部として活躍しつつ、ノブレスと一緒にアレハンドロの監視を行う。アレハンドロは「おちょくる相手としては気に入っていた」が、内心では父と慕っていたイオリアを殺されたことで、最終的に当初の目的を果たすに至った。
イオリア存命時に、イノベイド――特にリボンズ自身の存在意義について彼らに当たり散らしたことがある。その際、イオリアや、リボンズが母と慕う女性から「リボンズは望まれて生まれてきた子どもである」ことを示されたことで立ち直った。その後は長男としてイノベイドたちのまとめ役となる。
ヴェーダのアクセス権がティエリアよりも上であることを利用して、何者かにシャットアウトされていた真実を引っ張り出したり、アレハンドロのMA/MSの砲撃や動きのタイミングを(紙一重で)トレミーチームに有利になるよう調節したり等の黒子的な働きを見せていた。
【
このお話における立ち位置は、「ラスボス陣営」。原作とは大きく立ち位置が変わった人間であり、大出世を果たし/果たす人間でもある。
詳しい話はできないが、代わりに言えることはただ1つ。2ndシーズンをお待ちください。
《このお話における彼女の軌跡》
ソレスタルビーイングのエージェントとして活動しつつ、刃金蒼海と共に暗躍する。どうやら実兄の
最終決戦ではロックオン・ストラトスの生存に失敗したことで怒り狂い
【蛇足】
・このお話におけるグラハムと刹那のイメージソング:『DAYBREAK'S BELL』(L'Arc~en~Ciel)、『JET BOY JET GIRL』(髙橋瞳)、『クオリア』(UVERworld)