ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」 作:arutairu
前回からのつづき
ハザマ「あ?なんでまた」
ラグナ「いやさ、かれこれ三十分近くここにいるが誰も引き出しを開けようとしないからよぉ…」
ツバキ「何も必ず開ける必要もないと思うのですが…」
マコト「それにさっきまでの見てきたでしょ~?絶対中にかなりヤバいものが入ってるに違いないよ~」
ラグナ「でもさ、気になるだろ?」
ツバキ「うぐ…た、確かに……」
ハザマ「確か打ち合わせでは爆発物だとか劇薬だといった危険なものは使わないという話でしたし、そこまで気を付ける必要もありませんし……」
ノエル「逆にもしかしたら役に立つアイテム的なものが入ってるかもしれもんし!」
マコト「と、いう事で……」
ラグナ「じゃあ決まりだな。どの順番で開けていくか?」
ツバキ「では、位置的に私から順に、マコト、ノエル、ラグナ=ザ=ブラッドエッジ、緑n…ゴホン……ハザマ大尉の順で良いと思うのですが」
ラグナ「ああ、それで構わねえよ」
ハザマ「私もそれでいいと思いますよ。後さっき…」
ツバキ「気のせいですよ」ニコッ
ハザマ「ハア…もういいです……もう何言っても無駄だとわかりましたから……」
ツバキ「じゃあ、一段目からゆっくり開けますね?」
マコト「むしろいきなり開けられてもリアクションに困るしね」
ラグナ「リアクションて…お前完全にこの企画楽しんでんな……」
マコト「そりゃあ笑わない程度に目一杯楽しまなきゃ!!」
ノエル「マコトは全然叩かれてないから言えるんだよ……50回過ぎたあたりから私もうお尻の感覚がマヒしてきたよ……」
ラグナ「お前ら情けねえな。オレはもう80超えてるってのに」
マコト「それはラグナさんが極端に笑いの沸点が低いだけだと思うんだけど…」
ラグナ「ああ…そうかもしれない……おかしいな…昔はこんなにすぐ笑う事なかったんだがなぁ…」
ハザマ「年取って落ち着いてきたんじゃねえの?」ニヤニヤ
ラグナ「バカ野郎、オレまだ2×歳だぞ?まだ若い部類に入る。まだまだ現役だよ」
ツバキ「…あの……そろそろ引き出し開けていきたいんですけど…?」
ノエル「あっゴメンゴメン!」
ツバキ「ふぅ…………それでは、一段目…!」
ガラッ
ハザマ「…どうですか?」
ツバキ「何もありませんね……」
マコト「な~んだ!期待して損した~~」グデー
ツバキ「いえ、もしかしたら下の方に……」
ガラッ ガラッ ガラッ
ツバキ「…っ!!」
ラグナ「!?どうした!?何か入ってたのか?」
ツバキ「ええ…こんなものが…」スッ
【謎のDVD×2枚】
マコト「うあうあーーー!!いかにもってやつが出てきちゃったよ~!!」
ハザマ「っていうかDVDなんてどこで……あ、よく見たらまえのテレビの下にDVDプレイヤーがあるし………」
ツバキ「どうしますか?い、今見ますか?」
ハザマ「いえ、まずは全員の引き出しを確認してからにしましょう。」
ツバキ「そうですね…急いでも良いことはありませんし…」
ノエル「ツバキ、下の方は?」
ツバキ「今調べるわ」
ガラッ ガラッ
ツバキ「私の中に入ってたのは、このDVDだけだったわ…」
ラグナ「んじゃ次は、あんただな」
マコト「はいはーい!それじゃマコト=ナナヤ、イっきま~す!」
ラグナ「だからお前その変換………」
ガラッ
マコト「うおっ!?一発目からなんかある!!」
ツバキ「…スイッチ、かしら?ボタンの部分に何か書いてあるわね」
ハザマ「どれどれ、マンガとかでアホな研究者が使う自爆ボタンのボタンに『超』と書かれていますね…」
【謎のボタン『超』】
ラグナ「このボタンも……見送った方がいいな…」
ハザマ「そうですね…もしかしたら似たようなものが出てくるかもしれませんし……」
ガラッ ガラッ
マコト「ん?」
ノエル「どうしたのマコト?」
マコト「いや、最後の引き出しのとこにあったんだけどさ…」ドサッ
【北○の拳】
デデーン ラグナ ハザマ アウトー
ラグナ「くそwww不意を突かれたww」
ハザマ「しかもこれ1巻から最終巻まで全部あるしwwww」
スパーン
ラグナ「あー、やべえ…このままいったらオレが一位独走なんじゃねえか…?」
ハザマ「そうだな…まあ一位になっても何ももらえねえけどな」
マコト「まあ、私のとこにはこれぐらいしか入ってなかったよ」パラッ
ラグナ「もう読んでるし………ボタンはほっとくとして、次ハザマいってみるか?」
ハザマ「ええ、そうですね。こういうのはさっさとスピーディーに済ましてしまうのが一番ですしね」
ハザマ「……」
ガラッ ガラッ
ハザマ「ハア……」
ラグナ「どうした?なんかあったか?」
ハザマ「ああ、しかも……」トンッ
【謎のボタン『ア』】
ツバキ「お、同じものが二つ!?」
ハザマ「いやよく見てください、ボタンに書かれているものが違います」
ノエル「何か関係があるかもしれまんね…」
ハザマ「それにしても『超』と『ア』、全くという程関係性がわかりませんし、なにより無暗に動いたってかえってアウトを増やすだけかもしれませんし……このボタンも後に見送りという事で…」
ラグナ「そうだな…というかテルミ、お前まだ全部引き出し調べてねえだろ」
ハザマ「ああ、今調べるとこだ」
ガラッ
ハザマ「おおっと、これは?」
マコト「なんかのパネル、かな?」
ノエル「?、でもこれ何も書かれていませんよ?」
ツバキ「待ってこういうのは裏返しだという可能性も…」クルッ
全員「………」
【ハザマと緑膿菌の合成写真】
デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキ アウトー
マコト「パネル一杯に大量のハザマ大尉の顔がwww」
ラグナ「ぶっちゃけ言うと、フツーにきめえwwww」
ツバキ「しかもこれ顔が一つ一つ違っていますよwww」
ノエル「何この無駄なクオリティww」
スパーン
ハザマ「(´・ω・`)………」
ラグナ「もしかしたら広まるかもな、ハザマ=緑膿菌の定理…」
ハザマ「そんな不名誉な定理是が非でも広まるの阻止しますよ!?」
マコト「そんな事より引き出しの中身はどうでしたー?」
ハザマ「聞けよコラァ………まぁ中にはこれぐらいしか入ってませんでしたよ…」
ラグナ「そうか、それじゃ……」パネルヒョイッ
ハザマ「あ?そのパネルどうすんだ?」
ラグナ「よし、これでよし!」
【バングの顔写真】【ハザマと緑膿菌の合成写真】
デデーン ノエル マコトアウトー
ノエル「なんでわざわざバングさんの横に置くんですかww破壊力上がるじゃないですかwww」
スパーン
ラグナ「よし、じゃあ次はオレだな!ガッとやってサッと終わらせるからな!」
ノエル「おお!カッコいいです!!」
ラグナ「じゃあいくぞ!!」
ガッ
デデーン ラグナ アウトー
デデーン ハザマ ノエル アウトー
ハザマ「言ったそばから出落ちしてんじゃねえよwwww」
スパーン
ツバキ「引き出し開けた瞬間笑ってましたけど…何があったんですか?」
ラグナ「い、いや、マジやめといた方がいい……これはヤバい…」プルプル
ハザマ「それはただ単に子犬ちゃんの笑いの沸点が低いだけだろう?」ヒョイ
マコト「そーだよー、私達にも見せてよ~」ヒョイ
ノエル「私、とても気になります!!」ヒョイ
【滅茶苦茶リアルなラグナ&ハザマフィギュア】
デデーン ハザマ ノエル マコト ツバキ アウトー
ラグナ「だから言ったのに……」
スパーン
ツバキ「そ、それにしても、体の細部にまでしっかりこだわって作られていますね…」
マコト「という事は服の中とかもリアルな事になってんじゃない?」
ラグナ「絶対にぬがすなよ……ほら貸せ。それは危ないからちゃんとハザマの机の上に置いとくから」
ハザマ「いや、その理屈はおかしい」
ラグナ「アウト連発するよりはマシだろ?それに今お前が一番アウト少ないし…」
ハザマ「これでアウト量産しろと?」
ラグナ「見なけりゃいいんだよ、見なけりゃ」ゴソゴソ
ハザマ「ハア…良いですよ。でも私簡単に笑うような人じゃありませんからね?」チラッ
【ハザマのフィギュア←M字開脚】
デデーン ハザマ アウトー
ハザマ「おいコラァww誰がポーズ変えて良いって言ったwww」
ラグナ「え、だってお前が日ごろしている姿の方がリアリティ出ると思って…」
ハザマ「こんなバカげたポーズ誰が取るか!!」
スパーン
ツバキ「ハザマ大尉……いつもあんな事やってるんですか…?」
ハザマ「根も葉もないデマです!!」
ラグナ「最初は誰でもそう言うよねぇ」
ハザマ「てめぇはもう黙ってろ!!」
ガラッ ガラッ
ラグナ「んー、オレのとこにはこのキモイ人形しか入ってなかったな」
マコト「じゃあ次はノエルンだね!」
ノエル「ホントは私はマコトの次なんだけど、ナチュラルにスルーされた時はどうしようかと思ったよ……」
ガラッ ガラッ
ノエル「?」
マコト「なんか入ってた~?」
ノエル「…こんなのが………」ポイ
【魚肉ソーセージ】
ラグナ「これは…また…なぜ?」
ハザマ「腹が減ったら食えって事なんじゃねえかぁ?」
ノエル「わ、私今はいらないから冷蔵庫にでもしまっておきますね」
ラグナ「んで、いまだによく調べれていないのが…」
【謎のDVD×2枚、謎のボタン『超』、謎のボタン『ア』】
ハザマ「ヤバい匂いしかしねぇ…」
つづく
おまけ
ラグナ「お~いノエル、DVDとボタンどっちから先にするか決めるぞー?」
ノエル「こ、これが…太くて大きな…おさかなソーセージ……初めて見るけど…すごく大きい」ゴクッ
ラグナ「あぁ!?」
ノエル「ひゃぁ!!?ラグナさん、聞いてたんですか!?い、今のは忘れてください!!」
ラグナ「お、おう…」