ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」   作:arutairu

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どうも、アルタイルです。今回は特に伝えたい事はありません。


第七話 イグニス=クローバー「うふふっよろしくね?」

前回からのつづき

 

 

 

マコト「ほらほら~ノエルン涙拭きなよ~」

 

ノエル「…うぇっ、ひぐ……こんな扱い、慣れてるし………学校にいた時もこういう事…!一度や二度じゃなかったし……!ひっぐ…」

 

ライチ「あらあら~~…これは泣き止むまで少し待った方が良いかしらね~」

 

ノエル「うぅぅぅうぅ……」グスッ

 

 

 

 

 

 

 

ラグナ「おい、いつまで鼻水垂らして泣いてやがんだ」

 

マコト「ちょっとー、そういう言い方はないんじゃないの?ノエルンは確かにバカで何もできないし一緒にいるだけでイライラする事もあるどうしようも無い娘だけどさ!」

 

ノエル「うわあああぁあん!!!」ビエエ

 

マコト「ほらも~!ノエルンまた泣き出しちゃったじゃん」

 

ラグナ「今のは九割九分九厘てめぇのせいだ!!………………ほら、これで涙を拭け」スッ

 

ノエル「うぇ?…」ズズッ

 

ラグナ「洗って返すなんて事はしなくていいからよぉ、というかこれが終わったらまた敵同士みたいなもんだから無理か……。まあなんにしてもハンカチはやるからな」

 

ノエル「ぇ…でもそんな、私」ズズッ

 

ラグナ「しゃべる暇があったらそれで顔拭けよ…何のためにやったと思ってんだ」

 

ノエル「あ、そ、そうですね…じゃあ……」

 

 

               チーン

ラグナ「うげっ…このアホ!オレは顔拭けって言ったんであって鼻をかめとは一言も…まあいいや、役に立って。」

 

 

 

ノエル「あ、あのラグナさん、これ!ありがとうございます。」

 

 

              【ノエルの鼻水付きハンカチ】

ラグナ「」

 

ノエル「これが終わったら、もういつ会えるかも分からないじゃないですか。だ、だからい、今の内に返しちゃおっかな、なんて思いまして…エヘヘ」

 

ラグナ「うん、オレも他人の鼻の粘膜液でグチョグチョじゃなければ快く受け取ったんだけどね……もうどうでもいいや…」

 

 

ライチ「それじゃ、次のところにいっても良いかしら?」

 

ラグナ「ああ、もう大丈夫そうだ」

 

 

 

 

                ~廊下~

 

ハザマ「お次はどこに行くんですか?」

 

ライチ「次はこの店、いえこの業界でもかなりの実力を持ったウェイトレスに会えるわよ」

 

ツバキ「そ、それはすごく光栄な事ですね…!」

 

ラグナ「実力のあるウェイトレスか…」

 

 

 

ヴァルケンハイン『お客様、席はこちらでございます…」

 

 

ラグナ「あり得るな……いや、もしくは…」

 

 

 

プラチナ『ご、ご主人様…!せ、せ、席はこちらでございます…き、今日はご主人様にいっぱいご奉仕しちゃうからな…///」

 

 

ラグナ「あぁ…最高だな……じゃなくて!」

 

ハザマ「さっきから独り言言ってどうした?医者に診てもらうか?幸い目の前にいるぞ?」

 

ラグナ「大丈夫だ。後オレはロリコンじゃねえ」

 

ハザマ「はぁ?」

 

 

 

 

 

ライチ「…と、ここよ」

 

              コンコン

 

ライチ「すみません、以前お話した新人の子ですが…」

 

???「あぁ、そういえば聞いていたわね。フフ…通してあげて?」

 

 

ラグナ(声だと20~30代の女性か?……別に残念だという訳じゃねえが…)

 

ツバキ(すごいきれいな声の人ね…きっと容姿もきれいな人なんだろうなぁ…)

 

ハザマ(あれ?この声聞いたことあるぞ?誰だっけ?)

 

 

              ガチャッ

 

 

 

 

 

イグニス=クローバー「うふふっよろしくね?」

 

 

 

              デデーン 全員アウトー

 

ラグナ「ニルヴァーナといい、wwこいつといいwwwなぜ喋れるwwwww」

 

ハザマ「そうだったwwwどおりで聞き覚えのある声だと思ったww」

 

ツバキ「うっわwwwお肌すっごいツヤツヤwwwww」

 

                 スパーン

 

イグニス「あなた達が今日からここで働く新人の従業員とは聞いているわ。」

 

マコト「はあ…」

 

イグニス「ところであなた」ツバキ指さし

 

ツバキ「は、はい!!何でしょうか!?」

 

イグニス「少し曇った目をしているわね。少し疲れてるんじゃないかしら?」

 

ツバキ「!?…そ、そうですね。少し疲れてるかもしれません……というかよく分かりますね」

 

イグニス「私、人の目を見るのが好きなの。その人の生き方とか、今までの事がわかるから…」

 

ノエル「へえ…」

 

イグニス「だからあなた達の目を少し見せてくれないかしら?」

 

マコト「別にいいですけど…」

 

 

イグニス「ありがとう、それじゃ端のあなたから」ズイッ

 

ラグナ「うおっ(顔近っ)」

 

イグニス「……ふ~ん、そう…なるほどね…」

 

ラグナ(ヤバいロボットだと思ってたけどこの人かなり良い匂いする…!)

 

イグニス「…ありがとう」スッ

 

ラグナ「やっと終わった…」

 

イグニス「過去に色々とつらい事があったのね…でもめげちゃダメよ?止まない雨はないんだから」

 

ラグナ「目ぇ見ただけでそんなとこまで分かるんですか?」

 

イグニス「ええ、慣れてくると」

 

 

イグニス「次はあなたね」

 

ハザマ「ハハ、なんか照れてしまいますね~」

 

イグニス「そんなに緊張しなくても大丈夫よ……失礼」

 

ハザマ「?」

 

イグニス「かぁああ…ぺっ」

 

                 べちゃ

 

ハザマ「…」

 

              デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキアウトー

 

ラグナ「タン…じゃなくてオイル吐かれたぞwww」

 

ノエル「しかもきれいにハザマ大尉の足にwwww」

 

イグニス「ごめんなさい…ちょっと溜まってて…」

 

ハザマ「い、いえ良いんですよぉ……」ヒクヒク

 

ノエル「あんな事されても怒らないなんて…」

 

マコト「ホントに紳士的だよね~ハザマ大尉は」

 

イグニス「あなたの目はあなたの前世を映しているわ」

 

ハザマ「は、はあ…」

 

イグニス「これは…なにかしら?……緑膿菌?」

 

 

                デデーン ラグナ ノエルアウトー

 

ラグナ「お前前世でも報われねえなあwwww」

 

                 スパーン

 

ラグナ「あー…いてぇ」

 

 

 

 

               ~五分後~

 

イグニス「あなたが最後ね」

 

ノエル「あ、はい…よろしく…お願いします」

 

 

イグニス「どれどれ……」ギュッ

 

ノエル「ひぎぃ!?」

 

 

イグニス「あなたの目、とても澄んでいるわね……まるで人形みたい…」ギュウッ

 

ノエル「は、はひ…そ、そうですかぁ?それは嬉し…!」

 

 

 

イグニス「ありがとう。あなた達ならこの先、やっていけそうよ。用事は済んだから帰っていいわよ?」

 

ライチ「貴重な時間を割いて頂き、ありがとうございます。…ほら、あなた達もお礼」

 

 

五人全員「ありがとうございました」

 

                 バタン

 

 

ラグナ「次はどこ行くんだ?」

 

ライチ「この後は研修室でしばらく休憩よ」

 

ノエル「やったー!やっと休める~」

 

ハザマ「ホントに休憩できればいいんですけどねぇ……」

 

 

 

つづく

 

 

 

 




ノエルが何をされていたかは最後らへんで書こうと思ってます。

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