ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」 作:arutairu
この一年間、色々とありましたがこれといった成長は『一切』、しておりません!
ラグナ「何だろうな、何かすごくこの数秒の間が長く感じるんだがよ…」
ツバキ「そうですね……。まるで私達が某小説サイトの主人公で筆者がろくに設定も練らず、挙句の果てにログインパスワードを忘れて8ケタのパスワードをひたすらに試していたらいつのまにか繋がってたが結局疲れて更に時間を延ばされたような気分です」
ハザマ「何訳の分からない事言ってるんですか。それよりあれどうするんですか」ユビサシ
DVDプレイヤー「ウィーン」<ぶちかましてやるぜ
マコト「と、ととりあえずこれは一旦一時停止っと…。ふぅ、リモコンに変な仕掛けとか無くて良かっt」
ピッ シューン
マコト「え、えっ!?ちょ、ちょっと今どっか別の所が作動しなかった!?」
ラグナ「いや、お前今どこのボタンを押した?」
マコト「そりゃ一時停止したんだから一時停止ボタンでしょ」
ラグナ「そうか…どういう仕組みかは分からんがそれに連動してこの部屋のエアコンが一時停止したぞ」
マコト「うぇっ!?マジで!?………ホントだ…。…………ん?よく見たら一時停止の下にエ/D停止って書いてある…」
ノエル「…」
ハザマ「はぁ…全く一々手間のかかつた面倒な事をしてくれますねぇ、あの紫もやしは」
ツバキ「他には何か変な文字が書かれているボタンは無いかしら?」
マコト「そうだねぇ……うわっ何語?」
ノエル「…」
ツバキ「あ、ちょっと見せてくれないマコト、もしかしたら分かるかもしれないわ」
マコト「ほい」
ツバキ「う~ん…これはもしかしたらスワヒリ語の類で書かれているのかも知れないわね『ムバンガ』と書かれているわ」
ラグナ「へえ、というかそのムバンガってどういう意味なんだ?」
ツバキ「それは私もよく分からないわ。そこまで熱心に語学を学んでいた訳ではないし…」
マコト「まぁとりあえず触らぬ袖に祟り無しっていうし、そのままにしとこ。エアコン切れたから寒くなるけど…」
ラグナ「つーか袖じゃなくて神だろ。袖に祟りがあってたまるか」
マコト「あれっ?そうだっけ。あはは、私とした事が失敗しっp…」
デデーン マコト アウト-
マコト「あっしまった」
スパーン
マコト「うぅ……ラグナさんにハメられちゃったよ私…もうお嫁に行けない…よよよ……」
ラグナ「誤解を招くような言い方をするんじゃねえ。オレが指摘しなくとも他の三人が訂正入れてるだろ」
マコト「それもそだね、あーあ、DVD見れないと分かったとたんに暇になっっちゃったな~~。…!ノエルン、私のしっぽ触りっこする?」
ノエル「…」
マコト「ん?ノエルン?」
ノエル「…」
ラグナ「さっきからどうしたんだ?何も言わねえし微動だにしないが」
マコト「もぉ~、ノエルン、そういった遊びはウケないぞ~」トンッ
ノエル「…」 グラッ
ドサッ
マコト「…え?」
ラグナ「ノエル!」 ツバキ「ノエル!!」
~~~~~~~~~
ハザマ「脈も正常、瞳孔も問題ないですね。ですが……」
ガシッ
マコト「ノエル!!しっかりして、目を開けて!!あぁいや、目は開いてるわ…」
ハザマ「ノエル少尉は、いつ頃からこんな感じでしたか?」
マコト「え?う~んと、…どうだったかなぁ」ポイ
ゴンッ
ノエル「…怒」
ラグナ「そうだな、DVDプレイヤー点けたのはこいつだし、間違いなくこいつは数分前までは元気そのものだったな」
ツバキ「それでマコトが一時停止ボタンでDVDプレイヤーを止めて、それから……それから?」
ハザマ「さっきから気になっていた事があるんですよねぇ」
ラグナ「何が?」
ハザマ「そのリモコンにエ/Dボタンって書いてあるじゃないですか」
ラグナ「え、何お前そっからボタンの下に書いてある字読めんの?マサイ族かよ、ヤバいな、そして死ね」
ハザマ「語彙力中学生かよ、つーかさっきナナヤ少尉が言ってただろうがIQも中学生レベルかよ……んんっではなく…そこに書いてあるのってもしかして」
ハザマ「(エ)アコン、(ノ)エル、(D)VDじゃないですか?/はスラッシュではなく」
一同「………」
マコト「…」←まじまじと見つめる
リモコン「」『エノD』
ツバキ「………ぷ」 マコト「あはは、もう心配して損した~」
デデーン マコト ツバキ アウト-
スパーン
ラグナ「そうと分かったらさっさと再生再生っと」ピッ
エアコン「」ウィーンガー
ノエル「…!あれ、何かこの部屋前より寒くないですか?あとなんか首が痛いです、何これ、むちうち?」首さすり
マコト「!……はあぁ、良かったいつものノエルンだよ~」
ノエル「いつものって…私はそんな急に変わったりしないよ~…でもなんかすごいマコトに怒りを感じるのはなんでだろう?」
マコト「キノセイダヨー」
ツバキ「念のため、DVDは取っておいて……っと。よしこれで大丈夫ね」
ノエル「あれ?そのDVD見ないの?」
ラグナ「いや、見るからに怪しいだろ。こういうのは初めから見ないのが一番だ。触らぬ神に祟りなしだ」
~それから30分後~
マコト「いいかげん本読むのにも飽きちゃったね~」ペラッ…
ラグナ「やっぱ引き出しいっとくか」
ハザマ「だから止めとけって、アウトを増やすだけの罠しかないぞ」
ノエル「え~、今までたぶん皆も作者も忘れてると思うけどこれ撮影だし、そういったのは番組的に『おいしくない』?ってやつなんじゃないですか?」
ハザマ「そんなの私は知った事じゃありませんよ。寧ろこの番組そのものを今すぐにでもぶち壊してお蔵入りにしてやりたいくらいですよ」
ガラッ
レリウス大佐「残念だがそれは不可能な考えだ」
ノエル「あ、ぶっかけ大佐だ」
レリウス大佐「その呼び名はやめろ」
ハザマ「というかどういう事ですか?お話を聞かせてもらえますか?エロウス大佐?」
エロウス大佐「その呼び名もやめろ。…実は先程な…」
~つい先程 帝の部屋~
帝「番組の伸びはどうじゃ?」
レリウス大佐「上々ではないかと。このまま変わらず順調に行けば、予算の一部を賄えるようになるでしょう。ですがそれに至るのは難しいかと」
帝「難しい、とはどういう事じゃ?手短に述べよ。余は今忙しい」
レリウス大佐「(スマシス[スマッシュシスターズ]やってるだけじゃねえか)はい、というのも参加者の一人であるテルミがあまり積極的ではなくこのままいくと視聴率その他諸々が悪くなる恐れがございます」
帝「テルミがのぅ……あ、そうだじゃあこうしよう」
レリウス大佐「(絶対建設的な案じゃねえよ、絶対)何か良い案でも?」
帝「余の独断と偏見で一番面白く無かった奴は爆破じゃ。アウトの数関係なくな」
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レリウス大佐「…と、いう訳だ」
ハザマ「ふっざっけんな…」ワナワナ
ラグナ「このままいくと確実にハザマ、てめえが爆破じゃね?」
レリウス大佐「話は以上だ」スタスタ
マコト「またねーぶっかけ大佐」
レリウス大佐「はっは…この笑顔が消えた瞬間死ぬと思え」
マコト「ひっごめんなさい!!」
つづく
家族が増えました(害虫が)