我が名はティア・ブランドー   作:腐った蜜柑

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風の騎士たち【ウインドナイツ】

 ロンドン ホワイトチェベル街。

 

 その街に私達は2日の間、潜伏を続けた。

 太陽が出ている昼間、夜明けが近い頃には人通りから離れた民家の家にて夜になるのを待った。

 民家の住人はもちろん、私達の『食事』となって貰った。

 

 今夜も私はロンドンの街を巡る、今日は良い夜だ。 霧が出ており、私の姿を眩ます絶好の条件。

 なのだが、残念なことに深夜の時間にもなると出歩く女性は商売女がほとんどだ。

 

「あ、あぐ。 うぅ」

 

「んん~。 少し雑な味だけれど、飲めない程じゃぁないわね」

 

 裏路地へと連れ込んだ、肌を露出させた卑猥な服装の女。

 私と同じ、金の髪を持ってはいるが質が違いすぎるというものだ。

 その首筋に牙を突き立て、血液を味わう……のだが、命を吸い続ける私の表情が段々と険しくなり、眉を顰めるとついには首筋から牙を離した。

 

「……私の口に合わないわね。 食べて良いわよメアリー」

 

 まるでゴミでも捨てるかのように、私は口元についた血を拭いながら餌を放り投げる。

 そう、私に血を吸われて屍生人(ゾンビ)と化したメアリーの前にだ。

 生前の面影はそのままだが、顔色が非常に悪い。

 私が放り投げた餌を目の前にすると、ゴクリと彼女の喉が鳴った。

 

「ティ、ア様。 私はお腹が空いておりません、ですから遠慮させて頂きます」

 

 どの口が言うのか。

 必死に体を震わせ、止め処なく溢れてくる飢餓に耐えているのだろう。

 屍生人(ゾンビ)の性質を調べている内に分かった事。 それは復活させた者に従順になる点、そして人の肉や血を定期的に摂取せねば強烈な飢餓に襲われることだ。

 但し、飢餓と引き換えに私達のような超人的な力を得ることができる。 それならば安いものだ、太陽が弱点というオマケもついてくるが私には関係ない。

 大抵が化物としての本性を晒すというのに、目の前の人間らしさを保つ彼女の精神力は称賛に値するだろう。 ……そして、いつまで保てるか見物というやつだ。

 

 

 夜も大分更けた頃、私は待ち合わせの時間に指定された場所へと赴いた。

 私の可愛いディオがいる元へだ。

 霧が立ち込める街の中を歩き、待ち合わせ場所にしていた橋の上まで来ると全身を覆い隠すように頭から外套を被る人物が車椅子に乗って現れた。

 車椅子を押すのはワンチェン、つまり乗っているのはディオだ。

 私の可愛いディオ……よりも、私の目は後ろに控える大男に目が奪われた。

 別に容姿や魅力ではない、その力強さ、何より感じる悪としての資質にだ。

 

「ふふふ、姉さん。 宝石が好きなだけあって目が肥えてるじゃないか。 彼は有名な『切り裂きジャック』さ」

 

「あぁ、あの女性ばかりを狙う変態ね。 どうりで汚らわしい姿だと思ったわ」

 

 切り裂きジャック。

 女性ばかりをバラバラにして切り刻む残忍性、神出鬼没な殺人鬼。

 ここ半年のロンドンを騒がせ、恐怖のドン底に陥れている極悪人だ。

 屍生人(ゾンビ)となったからか、その異常性が非常に良く分かる。 目に迷いがない、悪事を行うことを躊躇しない、まさしく悪のエリートと呼ぶに相応しい風体だ。

 

 ……とはいえ、女性を襲う下劣な男としか認識していない私にとっては嫌悪感しか沸かない。

 だが、このジャックは一つの仮説を有効に引き立ててくれた。 メアリーと比較してだが。

 

「姉さん、屍生人(ゾンビ)は悪人であればあるほどに強くなりそうだ。 それに、このままロンドンで食事をしていたら目立つ。 どこへ向かうべきかな?」

 

「理想的なのは外部と連絡が取りにくい閉鎖された土地、ついで刑務所や治安の悪い場所がある所かしら」

 

「そうだ。 さすがは俺の姉だ、俺はそこに心当たりがある……風の騎士たち(ウインドナイツ)へ向かうぞ!」

 

 高らかに宣言するディオと共に私はロンドンを去る。

 目的は私達の配下を増やし、私達の国を造る為にだ。

 

 

 

 

 

 

 目的の場所へはロンドンから馬で南へまる一日、私達の場合は昼間に移動できない制約があるものの、屍生人(ゾンビ)達に運んで貰い2日で到着した。

 ディオが僕にしたジャックに車椅子ごと運ばせているというのに、姉である私が走る訳にはいかない。 当然のことのようにメアリーに抱えられながら移動した。

 

 風の騎士たち(ウインドナイツ)。 そう呼ばれている小さな町がある。

 三方を険しい岩山で囲まれ、残る南の一方は断崖絶壁の海、外部へ続くまともな道は500年前に作られたトンネル一本のみ。

 中世時代、王に仕える騎士たちを訓練するために作られた町だが、今はその天然の要塞的地形から刑務所が建てられた町である。

 

 素晴らしい。 そう思わざるを得ない程、私達にとって理想的な場所だ。

 整備された道は馬車街道に続いているトンネルのみ。 ここさえ押さえれば住民が山から逃げ出したとしても、町へ到着するまでに5日はかかるだろう。

 更にはご丁寧に強力な下僕が作れる刑務所まで揃っているのだ。 ディオもよくこんな場所を見つけたものだ、後で頭を撫でてあげよう。

 

 

 御誂え向きに町へ到着した際に無人の屋敷を見つけ、そこを居住をとすることに決めた。

 

「ふぅ、造りは趣向が凝っていて気に入ったけど、埃臭くて何より墓場が近くなんて辛気臭いわね」

 

「……我が侭な姉だな。 ワンチェン! 俺はここでこの世の帝王となる為に手駒を作るッ! お前は仮面の秘密を知るジョジョを殺してこい! 奴は生かしておけば、必ず邪魔をするからな」

 

「ウリィ! ディオ様の仰せのままに」

 

 全く、ここまで護衛に来させたというのに再びロンドンへ戻すのか。

 人使いの荒い弟だ。 しかし、この屋敷……墓地の隣に建てるなど何を考えているのだろうか? 立地が悪いとかそんなレベルではないだろうに。

 ワンチェンが屋敷の外へ飛び出すのを見届けると、隣で静かに佇むメアリーへと目を向けた。

 

「メアリー。 この屋敷全てを隈なく掃除してちょうだい。 後、私が寝る部屋は一番良い部屋で、念入りに掃除してね」

 

「畏まりました、ティア様」

 

 私は静かに屋敷の壁へもたれ掛かると溜息をついた。

 余りに退屈だからだ。 書庫を見つけたものの、屋敷を引き払う時にあらかた持っていったのか1冊もなかった。

 町に降りて、手頃な娘でも攫おうかとも考えたがそろそろ夜が明ける。 余り無茶はせずに今は静かに待つのが無難だろう。

 私は壁に寄りかかりながら静かに目を閉じ、立ったまま眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 住みついてから数日を過ぎると屋敷の中は混沌と化していた。

 一番の理由は食事の取り決めだ、私は若い女の子の方がいい。 ディオも傷を治すのには若い女の方が良いという。 当然、私と対立するのは目に見えていた。

 

「ねぇ、ディオ? 貴方、少し食べ過ぎでなくて? 男を食べなさいよ男を」

 

「……何か不快な誤解を生じるようなことを言うなッ! 貴様の場合、何の傷も負っていないのだから俺に譲れ!」

 

「ひ、ひぃぃ!」

 

 私とディオの間で脅える娘。

 ジャックが夜に攫ってきた町娘だ。 ディオの部下なのだから、所有権はディオの物となるはずだが私も少し気が立っているのかもしれない。

 

 私とて、娘を攫おうとは思ったのだ。 だが、メアリーに命じると『嫌でございます』と頑なに拒まれたのだ。

 弟が己の部下に命じて向かわせているというのに、私自身がいけば部下を掌握できていませんと証明するようなものだ。 私の威厳を保つためにも、それだけは絶対に避けねばならない。

 

 それに、最近ディオの傷が瞬く間に治っていくのが見て取れる。 連日、若い娘の血を吸っているからだろう。

 酷く焼け爛れていた身体はすでに、艶やかな光沢を帯びた肌色に変わっていた。

 

「それじゃあ、公平にその娘に決めて貰おうじゃないの、ね?」

 

「ほほぅ、いいだろう。 その話に乗った! では、始めるぞ」

 

 意外と乗り気なのと妙に自信に満ち溢れた様子のディオが非常に気にかかる。

 しかし、自信に満ち溢れているのは何もディオだけではないのだ。 ここは同じ女性という事もあるが、何より私の魅力にかかれば勝利など簡単に掴めるッ!

 

「そこの貴方、怖かったでしょう? さ、私の胸へ飛び込んできなさい。 怖がらなくていいのよ」

 

 私がとても穏やかに、相手の心に染み込むような優しい声色を発しても、娘はディオの顔を見つめるだけでピクリとも動かない。

 様子がおかしい、普通は何かしらの反応を示すものだというのに微動だにしない。

 ふとディオが娘の顔を見つめ続けていることに気がついた。 その瞳が妙に妖しく輝いているように見える。

 私が怪訝に思っていると不意に娘が振り向き、虚ろな瞳を私に向けた。

 

「私、は、ディオ、様の方へ、行きます」

 

「ふ、ふふっ、ふははは! 馬鹿め、この俺は目で意思の弱い相手を洗脳できるのだ! 最初から貴様の負けは決まっていたのよッ!」

 

 堪え切れぬとばかりに笑い、娘の肩へ勝ち誇ったように手を乗せるディオ。

 なるほど、吸血鬼にはそんな能力があったのか。 目で相手を洗脳できる、覚えておこう。

 

 さて、この目の前で延々と笑う弟を私はずっと、ずっと笑顔で見つめている。

 というより、表情を固定しないと少々下品なことを口走ってしまいそうだからだ。

 落ち付くのだ、ティアよ。 たかが弟の戯言、姉の尊厳を保つ為にもここは大人の対応を。

 

「そこまで必死になっているのは知っているぞ? 配下に餌の調達を断られて腹が減っているのだろう? メアリー、だったか。 本人が教えてくれたからな! フハハハハハ!」

 

 プッツン。

 

 私の中でそんな音を立て、何かが切れた。

 姉の尊厳? 大人の対応? 淑女として? ……もう、どうでもいい。

 

「! へ、部屋の温度が高くなっていく!?」

 

 私が体を大きく震わせ、能力の準備をすると私を中心に部屋の温度が上がっていく。

 ディオが慌てているが、吸血鬼としての能力を調べているのが自分だけだとでも思っていたのだろうか?

 

(貴様には生き地獄を味わわせてくれるッ! せいぜい悶え苦しめ!)

 

 狭い部屋だから余計に暑く感じるのだろう。 汗を流しながら狼狽するディオを睨みつけ、私は静かに両手を前に出し、弟苛めを始めようと構えた。

 

「は、ははは。 冗談じゃないか姉さん。 確かに俺も摂りすぎたと思うからね、姉さんに譲り……献上するよ」

 

 そう言って私の胸元へと虚ろな瞳の娘を寄越してくる。

 少し迷ったが、献上するのであれば受け取るのも吝かではないだろう。

 聡い弟だ。 自分の傷が完全に治っていない状態で、未知の力を相手にするのは不利だと察したのだろう。

 

「あら、そうなの? 悪いわね。 私、ちょっと怒りっぽいのかも」

 

「……あぁ、全くだよ。 姉さんも何か能力を得たのかい? 少し、教えてくれればありがたいのだが」

 

 娘や目の能力を教えて貰ったのだ。 教えても良いだろう。

 この能力、吸血鬼相手や、屍生人(ゾンビ)相手だと直接使う分には余り効果は期待できないが、応用することによって真価を発揮する。 ただし、燃費が非常に悪いのが弱点なのだが。

 

 私が能力の説明をすると、さっそくディオが試し始めた。

 部屋の温度が上がり、ただの人間である娘が暑さで倒れる前に連れて部屋を出る。

 

 さて、この娘をどうしようか。

 血を吸い尽くすも良し、人のまま傍に置いて生かすも良し、屍生人(ゾンビ)にして僕にするも良し。

 

 他人の命を左右する決定権という名の特権を持つ。 それは私の支配欲を満たし、愉悦を感じさせるには十分すぎる程だった。

 

 

 

 

 

 

 最近、私はどうにも変だ。

 いや、気分は最高なのだ。 腹も満ち、忠実な僕も増やした。 全身から漲る力が私に自信を与える。

 なのに、どうして私は今までこれを忘れ、見ても何も思わないのだろう。

 

 薄汚れた鞄の中、私が屋敷が燃え落ちる際に大事なものだけを入れたはずの中身。

 金と宝石類の金品、母の形見のドレス、そして……ジョースター卿を殺害したナイフのことだ。

 

『テ、少、勇』

 

 そういえば、死の間際に何か言っていたような気がするが思い出せない。

 言い知れぬ不安が私の中で渦巻く。

 一体、何をそんなに脅えているのかと首を振り、隣で私を静かに見つめるメアリーに視線を向けた。

 無くなった左耳は元のまま、屍生人(ゾンビ)は吸血鬼と違って体が再生しないからだ。

 だが、そんなことよりもメアリーの体が日に日に痩せ細っていくのが目に見えて分かる。

 彼女の類まれなる精神力からか、一向に人間を食べようとしないからだ。

 

「人は動物や植物を糧として生きる。 私達が人間を食べることは悪いことではない、そうじゃないかしら?」

 

「その通りでございます。 生きる為ならば命を糧とする、そのことに間違いはありません」

 

 同意する彼女は毅然とした態度。 目にまだ理性の光が見える、大した精神力だ。

 そして、私を見る目がいつも穏やかなのが非常に気に喰わない。 お前をそんな体にしたのは誰だと思っている。

 

 私はそんなメアリーを屈服させるべく、彼女を手で招き寄せた。

 怪訝に思ったのだろうか、首を傾げる彼女の目の前で私は爪で手首を深く切った。

 

「あら、怪我をしたわ。 舐めて治療をしてくれないかしら、メアリー?」

 

 私は傷口を圧迫すると、更に血の噴き出る量が増えた。

 彼女の目に迷いが見え、体が震え始める。

 いつもそうだ、彼女は人間や血を見ると強烈な空腹感に襲われるというのに必死で耐える。

 

 何をそんなに耐えるのか、なぜ恨み言を一切言わないのか……長い付き合いだというのに彼女の考えが分からない。

 

「……私と共にいるのならば、血を飲みなさい」

 

 自然と口から出た言葉だった。

 考えがあって言った訳ではない、ただ自然と口が動き、言葉を発していた。

 その言葉にメアリーは意を決したように目を閉じ、私の手首から溢れだす血液で喉を潤し始めた。

 

 なぜだろうか、私は……どこかその光景に安心感を覚えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 数日後、私達がいつものように町から人を攫い、食事をしている時にそれは起こった。

 唐突に部屋の扉が開け放たれ、そこからワンチェンが血相を変えて飛び込んできたのだ。

 

「ディ、ディオ様。 フヒー、必死に逃げてきたんですゥ」

 

「仕留められないではなく、逃げてきただと?」

 

 吸血鬼より劣るとはいえ屍生人(ゾンビ)の力は遥かに人間を凌駕する。

 一方的に狩る側の者が狩られそうになったとばかりに脅えるワンチェンの頬をよく見ると、肉がドロドロに溶けている。

 

 脅えるワンチェンの話を聞くと、ジョジョに殴られた際にそうなったとのこと。

 殴られただけで肉が溶けるなど、普通ではありえない。

 話によれば、もう一人得体の知れない男がジョジョの傍についていたという。 恐らくはその男が原因だろう、ジョジョに得体の知れない力を授けたのは。

 『波紋』という聞き慣れぬ力を。

 

「ふんッ! ジョジョめ、得体の知れぬ呪い師でも味方につけたか!」

 

「肉を溶かす妖しげな術を使う妖術師、か。 面倒だわ」

 

「「ん?」」

 

 奇妙な沈黙が周囲に広がる。

 互いに顔を見合わせ、どう対処すべきかと考える。

 

 非常にくだらなく、些細なことに見えるがここで折れれば様々な問題でも強く押せば、私が折れると思われるかもしれない。

 そして同時に本当に些細でくだらないこと、こんな所で変な対抗心を持つこと自体、私のプライドが許さない。

 ここは……。

 

「仕方がない、姉さんの顔を立てて妖術師と呼ぼうじゃないか。 ふっふっふ」

 

「! あ、あら。 別に呼び方なんてどうでもいいじゃないの。 それよりも、対処を考えましょう」

 

 先に言われてしまった。

 これでは私が我が侭を押し通す子供のようではないか!

 両手を横に広げて仕方がない、ここは大人の対応をしようじゃないかといった様子のディオに非常に腹が立つ。

 恥辱に震えながらも、話題を逸らそうとワンチェンを睨みつける。

 隣で全て理解しているが、乗ってやると肩を竦める弟の姿など見たくもない。

 

「仕留められなかったのを見ると、確実にここの居場所を突き止める為に逃がしたわね。 ……どうするの?」

 

「ふむ、ワンチェンは『波紋』とやらの力を知らせた功績もある。 ここは不問にしてやろう」

 

「へ? あの、ありがとうございます」

 

 責を問われている本人は事態を把握していないのか、マヌケ面を晒している。

 その事に関しては特に興味も沸かず、それよりもこの後にどう対処するのかをディオと話しこんだ。

 

「トンネルにはジャックを配置する。 道はあそこのみだ、最低でもトンネルを壊すように言い含める」

 

「ならば私は配下の可愛い娘達に偵察を命じるわ。 万が一、ジャックが倒されても情報を得られるようにね」

 

 全く、ジョジョはどこまで私達の邪魔をすれば気が済むのだろうか。

 こちらへ向かってくるのならば予定を大幅に繰り上げて、実行せねばなるまい。

 

 

 

 

 風の騎士たち(ウインドナイツ)、町を滅ぼす予定を。




予想以上に早く終わりそうな気がする。
うーむ、それにしてもどう動かすものか悩み中。

綺麗なティアにしたいけれど、今の状況やら性格からしてなる確率が非常に低い。
それに余り強くなりすぎても、途中にどっかで抜けそうな気もするしなぁ……ジョジョだと(ブ男とかフー●とか●ーゴとか)。

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