この苦しみ溢れる世界にて、「人外に生まれ変わってよかった」 作:庫磨鳥
プレデターに関して簡易的にまとめたものです
※ネタバレが多く記載されていることをご了承ください。
※ストーリー進行によって情報が追加されます。
※我慢出来ずに所々遊んでいますがお許しください。
※プテラリオスの身長を訂正しました
小型種
カブトガニ型
元生物:草履虫 全長:90cm*1 出現地;日本全国 森林 群数:数十~百数。 見た目がカブトガニに見えるから、その名が付けられたがオリジナルとなった生物はゾウリムシである。移動*2速度が遅く、直接的な戦闘能力も乏しいが、尾剣となる部位は超高性能のレーダーとなっており、障害物の無い平地であれば、数キロ先の人間を感知する事ができる。 捕獲脚を地面に叩き付けて跳躍し、対象を刃脚にて掴むと内側に内蔵されている鎌歯、小型ドリルなどを用いて、対象に危害を加える。 余談:移動するさい左右に揺れるのは、尾剣レーダーの照射位置を変えているからとされている。 余談:その索敵能力、殺傷能力の高さから、もっとも日本人の血を吸った『プレデター』と呼ばれている。 |
バッタ型
元生物:蝗虫 全長:70cmほど 出現地:日本全国、森林、侵攻地域 群数:数十 形状はショウリョウバッタに近しく、ランスの先端のように円錐状に鋭く伸びた頭部を持つ。大規模侵攻に参加する事なく、縄張りから出る事はない。己の配置を決めた後は迷彩能力*3によって風景と同化を行ない、一切動かなくなる。 自身の射程範囲に人間が入り込むと強靱な脚力によって跳躍、時速200kmにて直線上に飛来、目標を殺害する一撃必殺に特化した『プレデター』 その一撃必殺製に全てのリソースを注ぎ込んだのか、いちど跳躍してしまえば脚が体から分離、動く手段をなくし、頭とは違い体は脆く、地面や壁などにぶつかった衝撃によって自損してしまう。 余談:その見た目から足付きロケットと呼称される。 余談:精度はそこまで高くはなく移動するだけで勝手に『遺骸』になる事から、一部の『ペガサス』はボーナスエリアと言って縄張りを走り回るものがいる*4 |
カマイタチ型
元生物:鼬 全長120cm(尻尾込み) 出現地:日本全国 群数:1~3体ほど 群れを作らず、最高でも数体で固まって活動する『プレデター』。すばしっこく、巨体とはいえ障害物に身を隠しやすい細身の体は、音を極力出さない作りとなっており、気付かぬうちに近づかれて鋭い尻尾の鎌刃で斬り付けられる。 命中精度は高くはないため、振れば必ずしも急所に当たるというものではないが、斬撃の軌道を読むのが難しく、大事な神経を斬られてしまい、身動きが取れなくなってしまう事もある。耐久性は低い*5ため、ALISを使わずとも『ペガサス』の力であれば粉砕する事が可能。 余談:いっとき日本で『プレデター』は妖怪の一種で封印されていたのが現世へと蘇ったと都市伝説が生まれた元凶。 |
中型種
カマキリ型
元生物:蟷螂 全長150cmほど 出現地:日本全国 群数:十数体~百 形状はハナカマキリにそっくりであるが擬態能力は無い。元生物はオオカマキリだったとされる*6。本体は脆く倒しやすいが、車を切断したという記録を持つ腕の大鎌による斬撃は驚異的であり、“前衛殺し”の異名を持っている。容易に近づかず遠距離から倒そう。 余談:元生物からプレデター化したものは確立的にハリガネムシ型プレデターに寄生されており、宿主とは別に体内から出てきて襲いかかってくる。 余談:滑空能力を持つがプレデターに進化するさい退化したらしく、かなり遅い*7 |
カニ型
元生物:陸蟹*8 甲羅長:250〜300cmほど。 出現地:日本全国 群数:数体〜数十体 全国各地を活発的に移動し続けているため人間や『ペガサス』とエンカウントしやすい。蟹の甲羅が元となった強固な外殻。2tトラックを吹き飛ばせる力を持ったハサミ。時速100キロを超える横移動を行なえると確かに強敵な『プレデター』であるが、前方への移動は苦手、前に向かっての攻撃が鈍足且つリーチが短いと、間近に立たれると明確な弱体化現象が起こる。外殻で完全に守られている背後は完全に無防備であり、ALISによってはそちらを狙ったほうが簡単に倒せる事ができる。 余談:出現率が高いことから『ペガサス』初の相手になることが多く、また立ち回りの善し悪しで強弱が変わる事から登竜門扱いされている。 余談:安定して『遺骸』を回収できるため生活家電の『プレデターパーツ』に加工されやすく、業界からは「蟹電池」という名称で呼ばれている。 |
ヤケン型
元生物:犬 全長:150cmほど*9 出現地:日本全国 群数:数十体 人間を感知しても、すぐには襲撃せず。群れと共に気づかれぬように囲み始め、包囲が完成して始めて襲撃する。攻撃手段は噛み付きだけであるが、鋭い犬歯は高速で上下有働を行い、噛み付いた箇所をチェーンソーのように切断する。オリジナル同様、嗅覚による索敵が優れており、建物の中に隠れても匂いが残っているのならば標的を認識する事ができる*10。素早く個を複数体で狙ってくるが、動きは単調気味で耐久力も低いため、落ち着いて戦おう。 余談:大規模侵攻では他のプレデターに合わせて包囲網を作らずに襲撃してくる。 余談;遠吠えで同種を呼び寄せるが、時折別種の『プレデター』が反応する時がある。 |
イノシシ型
元生物:猪 全長:350cm、体高200cmほど 出現地:日本 森林、山 群数:数体〜十数体 大規模侵攻以外では森や山などで群れて行動しており、アルテミス女学園周辺の街林では滅多に見ることはない。突進に特化しており、直線走行のさいには、わずか3秒ほどで時速80キロに到達。4tトラックをも吹き飛ばすほどのパワーを持ち、幾つも街をただ通っただけで瓦礫へと変えてきた。正面は外殻に守られているが、いちど完全に停止しないと軌道を変えられないなど、色んな意味で真横が弱点となっている。 余談:森林や山で生息している理由は、『プレデター』としての与えられた兵器としての役割が、人間の盾になり得る“ 障害物”ごと目標である人間を一掃するからである。森の中は邪魔な |
サル型
元生物:日本猿 全長:250cmほど 群数:単体〜数十体 出現地:日本全国 山林 レーダーなどによる索敵能力は低いが、視認能力が高く、山など高く見渡せる場所に陣取って周辺を監視、わずか一瞬横切ったぐらいでも、人間や『ペガサス』を視覚で捉えると、どこまでも追ってきて、機敏且つ人間の様な自由度の高い動きで襲いかかってくる。知恵はあくまで獣ほどで道具の類いを使うことはない。動きもそこまで複雑ではないが、人間の多用的挙動は慣れないと中々驚異的である。 余談:走行中の列車教室に乗り込んでくる事が多く、『アイアンホース』たちにとって、定期的に戦うことになる厄介な相手となっている。 |
大型種
プラント型
元生物:不明 2000cm〜5000cmほど 群数:単体〜数体 日本全国 『プレデター』を生み出す『プレデター』。自ら動くことは一切なく、ただただ『プレデター』を量産する事に特化している。人間が居なくなった土地にのみ存在する事もあって、人間側からすれば全くもって研究が進んでおらず。その生物が元なのか、あるいはあとになって『プレデター』によって作られるのか何も分かっていない。だが、ある時期を境にプレデターが種ごとに形状が統一化されたのは、プラント型が現れた時期と重なるとされる。 余談:日本では定期的に空自が戦闘機による爆撃を行って駆除しているが対応が間に合っていない。 余談:別名でエッグ型と呼ばれている*11 |
ギアルス
ギアルス・ティラノ
見た目:ティラノサウルス 全長1000cmほど 群数;単体 出現地:アルテミス女学園周辺*12 人間の抵抗が長く続いた事によって生み出された、一億八千万年前のプレデターの模倣兵器。手は小型の、尻尾は大型の粒子光線を放射し、触れたものを粒子レベルで分解する。遠距離武装を持っているのも驚異的であるが、全ての性能面において通常の『プレデター』とは格が違い。たった一体で都市をひとつ崩壊させてしまうだけの危険性を有している。 余談:粒子光線は物体を消滅させた分だけ量が減るので物体を盾にすることが有効。 余談:工場跡地などに定期的に現れるが、一体ずつということもあって街林調査に来たペガサスたち*13に三体目ぐらいからハメ技で瞬殺させられている*14。 |
ギアルス・ラプトル
見た目:ラプトル*15 全長:50cmほど 群数:数万 出現地:富士山および近辺の森林地帯。 大量の人間が暮らしている都市などを一気に殲滅するために製造される古代プレデターの模倣兵器。単体でこそプレデター最弱と言ってもいい性能であるが、全身に毛刃*16があり、物体を通過するだけで切断可能、数万ほどの大群で一斉に雪崩込み、あらゆるものを切り刻んでいく。その様子はさながらミキサーの波と言えるだろう。小さく作られるのは建物内に入りやすくするためとされている。 余談:定められた数が揃うまで、自身を生産するプラント型周辺を縄張りとして生活する。 |