ToLOVEる -世界最強の物語ー   作:舞うは桜 散るは命

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お久しぶりです

とらぶる更新がんばります

黒バスも交代で更新しますので
読んでくれると嬉しいです




感情

 

 

 

 

 

星夜 side

 

 

 

ん・・・――

 

あれ・・・そういえば・・――

 

風邪で倒れたんだっけ・・・――

 

それにこれ、ヒーリングカプセル・・・――

 

まぁそんなことはどうでもいい

とりあえず早く出ないと

 

カプセルから出たのはいいけど

ここって一体誰の家なんだ・・・?

 

 

 

『ん?この気配・・・』

 

星夜はドアの向こうから感じる気配に首をかしげる

 

あまり感じたことのない気配

 

その正体は――

 

 

 

 

 

 

星夜 side end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、目が覚めたかしら?」

 

『・・・・だれ?』

 

ドアを開けたのは赤髪で

胸がデカい、とりあえずデカい

そしてスタイルも良くボン・キュ・ボンの女

服も多少はだけているので少し危ない

 

「はじめましてね、噂は聞いてるわよ、死神さん?」

 

『・・・どうやら裏のことに詳しそうだね』

 

「えぇ、それなりにはね?

私は御門 凉子よ、Dr、ミカドって言えば分かるかしら?」

 

裏の者なら知らない者はあまり居ない

彼女は頭脳明晰であり、それを狙って兵器を

作らせようと企む組織も少なくはない

 

『ここで休ませて貰ったことに感謝するよ、いくら?』

 

お世話になったので、

せめてお金でも出そうとする星夜だがそれは必要失くなる

 

「お礼の代わりに、

貴方にはこの彩南町に居てもらうわ」

 

『なにそれ、僕を縛る気?』

 

御門はふと言った言葉が彼を刺激してしまった。

そう思い、謝ろうとするが

彼から出る忌々しい殺気と体からオーラのように吹き出る黒の覇気によって

膝をつかされ呼吸も口をパクパクと求めている

 

『僕さ、縛られるの嫌いなんですよねー、

貴女もそう思いませんか?』

 

ニッコリと笑い近づいてくる彼に

御門は恐怖を覚えた

殺される――

彼女は直ぐ様謝罪の言葉を述べるが彼は一向に止まらない

 

『あぁ、良い体してるね、

僕の奴隷になるなら許してあげるよ?』

 

御門は絶望していた

たった一言、、それもふと言った言葉でここまで

危険な状況になるとは思っていなかったからだ

 

でも御門は命が助かるなら彼の奴隷でも良いと

 

ゆっくり頷いた――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なーんちゃってー』

 

気づけば彼から発せられていた黒い覇気や殺気は収まっていた

まるで最初からなかったかのように

 

『ぷぷ・・・あっははははは!』

 

彼は私に指を指しながら笑っていた

それもそうだろう

私は今すごい顔をしていると思う

てか、しないほうがおかしい

 

私は心の中でこの子を絶対に怒らせない

 

固く決断した

 

「まったく、死ぬかと思ったわ。

それでさっきのことだけど

この街にずっと居てくれないかしら?」

 

『それは依頼?』

 

「依頼とはまた違うわね、

強いて言うなら、お願いかしら?」

 

『んー、考えておく、

今日は帰るよ、じゃあね。』

 

部屋の中なのにすごい風が吹き一瞬目を閉じ、

開けた時には星夜の姿はなかった――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御門 side

 

 

 

私は今、体の疼きを止めている

 

彼が去った後、あの言葉を思い返していた

 

 

 

 

――僕の奴隷になるなら許してあげるよ?――

 

 

「っ!!」

 

だめ・・・また体が疼く

 

なんであの言葉だけで堕ちそうになるの・・・

 

 

彼は確かに女顔で可愛い所もたくさんある

 

でも裏では誰もが震える死神

 

そんな死神に私は

 

一目惚れしてしまったの?

 

 

あの時彼の奴隷に本気でなりたいと

思った私が居るかもしれない

 

考えるとますます体がいうことを聞かない

 

 

 

そして私はこの疼きを1人で抑え、眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御門 side end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星夜の家――

 

 

『ただいまー』

 

「主!/星夜!」

 

2人の女が星夜に抱き着く

 

「心配しました・・・

朝はお騒がせしてすいませんでした・・・」

 

「星夜、ご、ごめんね・・・」

 

2人は直ぐ様離れ、手を地面につけ膝を折り

所謂、土下座をしていた

 

これには星夜も文句は言えず、許してしまう

 

『べつにいいよ、気にしてないから、

それよりもお腹空いたからアテナなんか作って』

 

「はい!」

 

アテナにご飯を作るように頼み

ニュクスはそのお手伝いに行く

その間、星夜は依頼のキャンセルとシャワーを済ませる

 

『あ、しばらくこの街に滞在することにしたから』

 

「?それは何故?」

 

『まぁ、色々あってさ』

 

「星夜がそう言うなら私も残る!」

 

「むぅ、それなら私もです!」

 

2人は星夜を挟み、睨み合う

 

『わかったから、はやく寝よ。

今日は久々にみんなで寝ようよ、先布団入ってるから』

 

そう言ってスタスタと寝室へ入っていく星夜を

これでもかと目を見開き、星夜の後を見る

 

「主は変わられたな、なんか優しくなったというか」

 

「うん、きっとこの街は星夜を変えてくれると思う」

 

2人は星夜の後を追い、寝室に入り川の字で同じ布団に寝た

 

 

 

星夜にとって今まで会ってきた人は

誰もが利用しようとしたり、従えさせようとしたりと

ろくな奴が居なかった

 

だがこの街に居る星夜を思う者は

心から好きで助けたいと思ってる

 

それが心から溢れでていて

星夜の心を次第に変えていく

 

星夜がそれを理解するのは、それ程遠くはない







久々の更新です

次から原作を辿っていきます

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