ToLOVEる -世界最強の物語ー   作:舞うは桜 散るは命

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中々時間が・・・

更新遅くてすいません

それではどうぞ


入学式と過去の夢

 

 

 

『くそ長いし・・・』

 

「えー、で、あるからして――」

 

星夜は教頭先生のありがたい長話に

イライラしていた

 

「ではこれで入学式を終わります

起立!姿勢を正して、礼!」

 

 

やっと終わったぁ、もうこれ帰っていいよね?

え?ダメなの?

クラス発表なんてどうでもいいよー

 

 

――1-A――

 

 

 

星夜は好きな席に座れと

先生に命じられ各生徒は我先にと

良い席、友達と隣だったり座っていく

 

星夜は窓際の隅っこの席に座り

すぐに寝る態勢に入る

 

だが前の席には

 

「よ、よぉ橘」

 

『ん・・・?』

 

眠たさに重い瞼を開け前を見る

 

「眠たそうだな」

 

と苦笑を浮かべているリコが居た

 

『なんだ、君か・・・』

 

と言いまた寝る態勢に入る

 

「なんか酷くないか!?てか寝るなよ!」

 

うるさいなぁ・・・

昨日忙しかったんだから寝かせてよ・・・

 

そう思いつつ星夜は無理やり夢の世界に入る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――私達はとんでもないのを産んだみたいね

 

――あぁ、これは化け物だ

 

――化け物なんてレベルじゃないわ、これはもはや人間じゃないわ

 

――そうだ、これを売ればいいんじゃないか?

 

――良いわね、高く売れそうね

 

 

 

 

ねぇ、ここはどこ?

パパとママは?

 

 

 

 

――君は今日からここに住むんだ

 

 

 

 

 

なんで?

 

 

 

 

――君は捨てられたんだ

 

 

 

 

う、うそだ・・・

 

 

 

 

――君は化け物だ、だから捨てられた

 

 

 

 

ばけ・・・もの・・・?

 

 

 

 

――そうだ、ここには君みたいな化け物がたくさん居る

 

 

 

 

そう、なんだ・・・僕、化け物なんだ・・・

 

 

 

 

――君は一生孤独だ、誰にも必要とされない

 

 

 

ずっと・・・?

 

 

 

――あぁ、そうだ

そんな君にこの仕事をあげよう

 

 

 

これは・・・?

 

 

 

――この紙に書いてる写真の奴を殺すんだ

 

 

 

え・・・ころ、す・・・?

 

 

 

――君なら出来る

 

 

 

僕なら・・・っ!!

 

 

 

小さな少年は謎の研究所を飛び出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・んんっ・・・』

 

外はすっかり日が暮れそうになり

みんな帰る準備をしていた

 

「あ、起きたのか?

今日私の家に友達泊まりに来るから来ないか?」

 

リコから家のお泊りに誘われ

星夜は珍しく迷っていた

 

なんで俺に構うのかな・・・

この街ってほんと、ウザい

 

でも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――何故か居たくなる――

 

この彩南町には不思議なチカラがあると思う

どこにもない暖かい街

 

でもダメなんだ・・・僕は1人、

それが一番なんだ・・・

 

でも今日くらいは良いかな、

どうせ帰るとこなんてないし

 

「橘?おーい?」

 

『あ、うん、じゃあ・・・お邪魔する』

 

「え!?い、いいのか!?」

 

『なに?自分から誘ったんじゃん』

 

「い、いや・・てっきり断られると思ってたからさ」

 

あはは、と頭を掻きながら笑うリコを余所目に

星夜はなにかを探知したかのように

教室から外を見上げる

 

「・・・星夜?」

 

『・・・え?』

 

いきなり名前を呼ばれた星夜は

思わず振り向く

 

「ダメか?星夜って呼んじゃ・・・」

 

頬を少し紅く染め

真剣にこちらを見つめるリコの姿

 

『、、良いよ別に』

 

「あ、ありがとな!星夜!」

 

先程より頬を紅く染め

喜ぶ姿に星夜は意味がわからないという

顔をする

 

「ど、どうした?」

 

『いや、なんでもない、はやく行こうよ

あれ友達でしょ?』

 

教室の扉で綺麗な黒い髪の女子が立っていた

 

 

 

――西連寺 春菜――

 

クラスの委員長で真っ黒な髪に清楚で

頭がよく誰にも優しく接する子

 

 

「あ、春菜ちゃん!

こっちは友達の橘 星夜で――」

 

「西連寺 春菜です

橘君だよね?よろしくね?」

 

リコと同じくらい可愛いと思ったのは秘密←

まぁそんなことより

 

『さっき言ってたけど橘 星夜、適当に呼んで』

 

相変わらずの素っ気ない返事にちょっと戸惑う春菜

 

「と、とりあえず行くか!」

 

リコが空気を読み、

星夜一行はリコの家に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued




――次回予告――

リコのお泊り会にララが乱入!?

そして
星夜のちょっとした過去を公開!!





はぁ、文才なくて胃が痛い・・・

てことで4話でした!

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