ToLOVEる -世界最強の物語ー   作:舞うは桜 散るは命

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ども、
忙しくて久々の投稿です

まぁ所詮駄作なので
その程度で来てください

他には黒子のバスケを
書こうと思っているので
希望があれば言ってください

それではどうぞ


彩南高校入学前

桜が綺麗に落ち

春という感じを引き立てる

 

だが

橘家では――――

 

 

 

 

「こらーー!せいやあああ!!

おきろおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

黒髪の少女の

大声が布団に包まった少年に飛ぶ

だが少年は聞こえてないようだ

 

『・・・すぅ・・・すぅ・・・』

 

「・・・起きないと襲うよ?」

 

少女 ニュクスは少年の上に乗り

顔を近づける

 

「せいやが悪いんだからね?

私が起こしても起きないんだから・・・」

 

少女は少年に唇を近づけ・・・

 

 

ガシッ

 

「なにをやっているのですかニュクス・・・」

 

髪の毛を逆立て背景に

メラメラと炎が舞い上がってる

 

「い、いや・・・これには理由が・・・」

 

「問答・・・無用!!」

 

アテナは光の大剣を作ると振り上げ

 

『ん~・・・うるさい・・・』

 

少年の不機嫌な声が響き

2人は動けなくなる

 

「せ、せいや・・・」

 

「ある、じ・・・」

 

2人は膝をつき少年の威圧に当てられ

空気を求めるように口をパクパクしている

少年は立ち上がり見下ろす

まるでゴミを見るように――――――――

 

「ご、ごめんね、せいや・・・」

 

「申し訳ありません、主・・・」

 

ニュクスは恐怖で涙目になっている

まるで赤子のように

縮こまり身を抱いて震えを抑えるかのように

 

アテナはこの場をどうしようか考える

 

「(これは失態でした・・・

主は寝起きが物凄く悪いのを忘れていた・・・)

あ、主・・・ご飯の準備が―――『いらない』そ、そうですか・・・」

 

不機嫌に言葉を遮り歩き出す少年

彼は顔を洗うために洗面所に向かう

 

「どうしよう・・・せいやを

怒らせちゃった・・・」

 

半泣きのニュクスは顔を暗くし

今にも泣きそうな声をだす

 

「主と2年は一緒に居ますが

あんなに怖いのは初めてです・・・」

 

2人は呆然と

せいやが出て行ったところを

見つめるしかなかった

 

 

 

 

 

『ふあぁ~・・・ねむ・・・』

 

あくびを盛大にかましながら

制服を少し着崩しのんびり歩く星夜

 

『・・・面白いことないかな~――っいて・・・』

 

独り言をブツブツ言っていると

誰かにぶつかってしまい

眠気が覚めた

 

「あ、ご、ごめんなさ――って橘?」

 

『ん~?あ、結城じゃん』

 

結城 リコ

 

皆さんご存知の結城 リトの女体姿

茶色の髪の毛で肩くらいまである

スタイルも中々よろしい

この小説ではリトではなく

リコになるのであしからず・・・

 

「あ、あのさ橘!

お前の家って部屋空いてるか?」

 

急に変なことを聞いてきた

リコに星夜は頭に?を浮かべる

 

「いや、ちょっと泊めてほしい奴が居て――リコぉ!!」

 

上から声がすると思い視線を上げたそこには

 

『ら、ララ?』

 

なんでこいつこんなとこに居んの?

え、てかこれ絶対面白くなるやつでしょ?

 

と呑気に考えてる星夜

 

「あ!!星夜!!もう探したよ!!

でも会えて良かった♪」

 

と星夜に抱きつくララ

 

ララ・サタリン・デビルーク

 

デビルーク星の第1王女

ピンク色の髪の毛を腰まで伸ばし

目はパッチリ開いて声も明るくスタイルもいい

 

「お、おい!橘はこいつと知り合いなのか?」

 

『知り合いもなにも、こい――「私は星夜のお嫁さんだよ~♪」

違うんだけど?』

 

「えーなんでよー」

 

『嫌なもんは嫌だよ、それより学校行くからどいて』

 

恋人のようなじゃれ合いにリコは嫉妬していた

 

私だって橘のこと星夜って呼べてない、いや呼べない

こいつ学校ではずっと寝てるし

起きてるときはなんか悲しい顔して外見てるし・・・

聞いても なんにもないよ っていつも流されるし・・・

 

――なぁ、星夜って呼んでいいか?――

 

『・・・え?』

 

いきなりのことで星夜は

ララと話すのをやめ

リコに振り向く

 

「え、あ、いや・・・なんでもない!!////」

 

猛ダッシュで学校に向かうリコを

元気だね~と見送るララ

 

『んじゃ、僕もう行くから

もう関わらないでね』

 

「いつもそうやって関わらないでって言うよね?なんで?」

 

『・・・・・・』

 

星夜は黙って学校に向かう

さっきの質問には答えず無視して

 

「星夜・・・」

 

寂しそうに見送るララ

その小さな背中でなにを背負って生きてるのか

皆が知るのはまだまだ先の話――

 

 

 

 

 

 

to be continued








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