ToLOVEる -世界最強の物語ー   作:舞うは桜 散るは命

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中二病の名前ですが中二病でなにが悪い!

どうも、
しょうと申します

これが初めての投稿になります

ほんとになにも期待はしないでください

あと亀更新です

こんなのでも読んでいただけるなら
嬉しいかぎりでございます


prologue

静かな夜の街

 

街灯に明かりが付きだし

子供たちは帰るであろう時間に

1人の少年は公園のブランコに座っていた・・・

 

 

 

 

 

 

『・・・つまらない・・・・・・』

 

彼は小さい声でそう言った

なにがつまらないのかは知らない

 

『いっそ死んでs---』

 

「なにをしているんですか・・・?」

 

彼の言葉を遮るように

小さくて小柄でバトルスーツを着た

金色の髪の少女が声をかけた

 

少年は、はぁっと溜息を吐く

視線を少女に移し

 

『はぁ・・・また来たんだ・・・

あのさ何回も言うけど迷惑だから関わらないでってば・・・』

 

少年は関わるなと追い払おうとするが・・・

 

「・・・・・・」

 

彼女は無言で彼に近づいていく

そして距離は人が2人分の距離まで

彼女が近づいた瞬間

彼から台風と同じ、それ以上の風圧が

彼女を襲う

 

「・・・・・・っ・・・」

 

彼女は後ろに飛び退き距離をあける

 

『いい?近づかないで

これ以上しつこいとわかってるよね?』

 

少年は光のない目で睨む

 

「そんなこと言って

いつもなにもしませんね・・・

口だけじゃないんですか・・・?」

 

彼女はわざと挑発的な言葉を述べる

少年はなにも言わない

ただ彼女を睨んでいる

早く立ち去れと言わんばかりに

 

「そういえばこの町に

デビルーク星のプリンセスが

来たみたいですよ・・・」

 

『・・・帰る』

 

ついにしびれを切らして立ち

彼女の横を通り過ぎる

 

「・・・また・・・話せなかった・・・

いつも・・・どこでも・・・彼のことを考えてしまう・・・

胸の高鳴りが止まらない・・・

これはやはり・・・恋・・・ですか」

 

彼女は少年の背中を見ながら呟いた

もちろん、彼には聞こえない

「でも半年の間にいったいなにが・・・星夜」

 

 

 

 

 

ヤミside

 

 

彼と会ったのは1年前

 

殺し屋の私は依頼を受け 橘 星夜という

人間を捕まえることを言われた

正直人間を捕まえるのに苦労はしない

彼を捕まえようとする者は消えた

そのままの意味

捕まえに行ったきり帰ってこない

ましてや連絡もなにもない

これは明らかにおかしい

これを受けたのは私で16人目らしい

そうこうしてる内に

彼の居場所がわかった

 

彩南高校

 

 

そこの屋上に彼は居た

いや、正確には寝ていた

 

「・・・この人が・・・」

 

正直こんなのも捕まえられないのかと

私は呆れてしまう

とりあえず彼には申し訳ないが

捕まってもらおうと

足を踏み出した瞬間

 

『だれ・・・?』

 

彼から闇が広がる

それは夜よりも暗い闇

 

嫌な予感がした私は空に飛び

様子を見ようとしたが

そこには彼が居なかった

 

「っ!どこに!?」

 

一瞬でも焦ってしまった私は

冷静を無くし後ろに居る彼には

気づかなかった

 

『また僕を捕まえに来たんだ、

うざ‥うざすぎて・・・』

 

ーどうにかなりそうだねー

 

「っ!?」

 

体が勝手に動いた

これが危機的に反応する本能なのか

彼から距離を取りすぐさま態勢を立て直そうとするが

 

『ねぇ、どこ見てるの?』

 

「くっ・・・!」

 

空中で蹴られ地面に叩き落とされる

 

『はい、おしまい』

 

死んだ

私は諦めて目を閉じた

 

 

ティア・・・

 

ごめん・・・・・・。

 

 

 

だが痛みはいっこうにやってこない

 

あぁ、痛みもなく殺されたのか

目を開けた先には

 

『・・・・・・』

 

彼は立っているだけだった

なぜ殺さないのか

彼はその答えに察したかのように

 

『もしかして・・・殺し屋の“金色の闇”?』

 

そう

私の名前は 金色の闇

 

みんなそう呼ぶ

 

「そうですが・・・?」

 

そう言うと彼は嬉しそうに

 

『有名人と会っちゃった♪』

 

と笑っていた

 

 

金色の闇

 

 

裏の世界では知らない人は居ないだろう

依頼はすべてこなし

戦いも右に出るものは少ないだろう

彼女は変身(トランス)という能力を持つ

彼女を使うのはそれなりの金や対価がいる

 

変身(トランス)

自分の体を兵器道具にすることが出来る

手を銃、刀等

背中に羽をつけたり出来る

 

『それで?そんな有名な金色の闇様が

こんな僕になにか用ですか??』

 

彼はわざと口調を変えて話す

それに少しムカついたのか

ムスッとした表情で話す

 

「別に有名になりたくてなったわけではありません・・・

依頼であなたを捕まえに来ただけです・・・」

 

『ふーん、そうなんだ』

 

ーはい、捕まえていいよー

 

 

「・・・え・・・?」

 

彼は今なんと?

 

『ん?捕まえないの?』

 

彼は首を傾げて答える

 

彼から戦意が見られない

 

「捕まるとなにされるかわかりませんよ・・・?」

 

『べつにいいよーもう生きてても楽しくないし』

 

・・・なんて言えばいいんですかね・・・

これはどうすれば・・・

悩んでる間に彼はまた眠りについた

 

分からない

 

彼がなにを考えてるのか

 

まったく分からない

 

でも捕まえるきにはならない

さっきの嬉しそうな顔を見てからだ

彼の顔は女顔で綺麗と言えばいいのだろうか

その子供のような笑顔に見惚れてしまった

私は彼に恋をしたのだと

 

「家に帰ってねないんですか?」

 

気になる、彼のことを色々聞きたい

 

だが・・・

 

『そんなの聞いてどうするの?』

 

 

軽くあしらわれた

返す言葉もない

聞いてどうするのか

あなたが好きだからとか言えない

うん、絶対に

どうしようか悩んでる私に彼は

 

『面白いね、ふふ♪』

 

彼は笑っていた

 

ドクン・・・ドクン・・・

 

『また会ったときに話そうね?』

 

そうして彼は消えた

 

まだ高鳴りが抑まらない

 

すごく不思議な気分

 

 

 

 

「また・・・会いたい・・・」

 

 

そうして私も自分の家に帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ・・・依頼忘れてました・・・」

 

 

 

 

 

 

to be continued




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