提督の憂鬱   作:sognathus

99 / 404
すいません。
寝てました。

後編です。


第36話 「歓迎会(後編)」

大井「大佐!」ガシッ

 

提督「どうした? お前も大分酔っているな。素が出てるぞ」

 

大井「酔ってないとやってられないのよ!」

 

提督「一体どうしたんだ......」

 

北上「いや~それが......」

 

大井「もう! 今は北上さんじゃなくて私を見て!」ダキッ

 

提督「こら、よせ」

 

北上「......む」

 

大井「大佐、私ガチレズなんて噂があるみたいだけど、そういうの北上さんにだけだから......」

 

提督「ん?」

 

大井「大佐だけは特別だから......。だから......ね?」ググ

 

提督「おい、まさか......こんな公衆の面前で。ぐっ......やめろ大井」

 

大井「大佐のキス頂きm」

 

ガシ

 

北上「は~い、大井っちそこまでだよ~」

 

大井「ああんっ、北上さん何を!?」

 

北上「大井っちはちょっとそこで頭冷やそうね~」

 

大井「いや! 離して北上さぁん!」ズリズリ

 

提督「助かった。北上、恩に着る」

 

北上「......」ピタ

 

北上「大佐ぁ」

 

提督「うん? っむぐ」

 

チュッ

 

北上「浮気も程々に、ね?」ウィンク

 

大井「えっ、北上さん今大佐に何をしたの!? ねぇ!?」

 

北上「なんでもないよ?さ、行こっか大井っち」

 

大井「嘘! 何かしたよね!? ねぇ、聞いてる!?」

 

北上「~♪」ズリズリ

 

 

提督「......」

 

蒼龍「北上ってば、だいたーん」ニヤニヤ

 

榛名「......」プルプル

 

長門「なんだ、無理やりやっても抵抗しないじゃn」

 

陸奥「できるわけないでしょ。力では敵わないんだから」

 

扶桑「ふふ......北上さん......やりますね」

 

山城「ね、姉様?」

 

日向「ふむ......あれくらいなら......」

 

伊勢「何をする気よ日向?」

 

 

明石「な、なんか戦艦組の様子がおかしくない?」

 

あき「ん? そうでありますか?」モグモグ

 

加古「あっちゃんは相変わらずマイペースだねぇ」パクパク

 

妙高「それは貴女も人の事言えないと思いますよ?」クス

 

鳥海「それ、頂きです」ヒュッ

 

衣笠「っと、そうはいかないよ!」ガシッ

 

鳳翔「食べ物で遊んだらダメですよ?」

 

 

球磨「てんゆー! ヒック、今日こそ決着をつけてたるクマ!」

 

天龍「お? なんだなんだぁ? 野獣コンビが俺に挑むってかぁ?」

 

龍田「命知らずね~♪」

 

多摩「ヒック......ふふー。せいぜいいい気になゆといいにゃ! 大佐は多摩達みたいにゃつちゅましいお胸が好きなのにゃ」

 

球磨「そうクマ! そんなけーじゅんの癖に下品に膨らんだ脂肪のカタマリなんかで大佐をゆーわくできっと思ったらおーまちがいだクマ!」

 

天龍「......ほう?」ピキ

 

龍田「これは少~しお仕置きが必要かもねぇ~?」ピキピキ

 

 

五十鈴「......ねぇ、あれって私達の事も言ってるのよね。きっと」

 

名取「えっ。わ、わたしなんて......」カァ

 

長良「あはは......わ、わたしやっぱり運動ばっかりしてるから、こんなのなのかな......」

 

由良「あ、あの4人だけ特別なのよ! きっとそうよ!」

 

川内「メロンはどう思う?」

 

夕張「わ、私に訊かないでよ! ていうかメロンて何よ!? 私だってそうなりたかったわよ!」ブァッ

 

 

望月「胸の有る無しでしか大佐の事を考えられないなんて悲しいねぇ」グビ

 

谷風「お、望月ネーサン良い事言うね!」グビ

 

長月「胸なんて......飾り物だ......」グビ

 

菊月「長月、嫉妬はよせ。でないとまたあいつらに付け入る隙を与えてしまうぞ」グビ

 

Z3「どうして......どうして私も改二なのに......!」グビ

 

Z1「じぇ、ジェーン飲みすぎだよ」アセ

 

響「今日は......飲もう」

 

初雪「やっぱりあった方がいいのかなー......」ペタペタ

 

霞「境遇の改善を大佐に要求するわ!」

 

大潮「お、落ち着いて下さい。大佐に言っても仕方ないですよ」

 

秋雲「いやぁ? 案外大佐に頼めば何とかなったりするかもしれないよ~?」

 

朝潮「そ、それってどういう事ですか!? 詳しくお願いします!」

 

荒潮「うふふ~、大佐に大きくしてもらうのね~?」

 

霰「大佐がそんな事できるの......?」

 

五月雨「え、あの......それってどういう意味......」カァァ

 

満潮「わたし、ちょっと大佐に訊いてk」

 

初春「待て待て。そう急くでない」ガシ

 

叢雲「そうよ。今の大佐にはちょっとタイミング悪いわよ」

 

 

提督(油断していたとはいえ、こんな公衆の面前で俺は......)ズーン

 

トントン

 

提督「なんだ? 悪いが後にしてくれ。今は一人に――ぐぶっ」

 

Bis「大佐捕まえらー♪ どう美味しい? 日本の伝統の谷間酒よ!」グイグイ

 

加賀「っ、マリアさん。離れなさい、直ぐに」キッ

 

赤城「そ、そうです! それができるのはマリアさんだけじゃありませんよ!」

 

愛宕「あら、呼んだ~?」

 

加賀「強敵が、増えた!?」

 

千代「そ、それならわたし達だって!」

 

千歳「達? 達って私も入ってるの!? 千代田!」

 

翔鶴「皆さん落ち着きましょ~」フラー

 

飛龍「あ、翔鶴ネーサン良いところに......ってうわ......」

 

翔鶴「大佐がすきなのわぁ~、ヒック。谷間じゃけじゃないんでしゅよ~、ヒック」

 

加賀「それは本当ですか? 胸でないなら勝算があります。是非ご教授を」

 

翔鶴「はいよくできましたぁ♪ じゃぁ教えますね~? それはぁ......」

 

比叡「あ、まさか......霧島!」

 

霧島「え?」

 

翔鶴「ワkむぐ!?」

 

比叡「間に合った! 霧島は翔鶴さんをトイレに運ぶのを手伝って!」

 

霧島「は、はい? 分かりました!」

 

加賀「待ちなさい。秘密を隠そうとするのは理解できなくもありませんが......赤城さん?」

 

赤城「加賀さん......ごめんなさい。秘密を守るのも攻略の一つなの。ここを通すわけには行かないわ」

 

祥鳳「な、なにこの展開」

 

 

陸奥「マリアさん、大佐を離してあげて? なんだかグッタリしてるわ」

 

Bis「あ、ホントだ~。ごめんね大佐ぁ。はい。陸奥さん大佐あげゆ~」

 

提督「......」

 

陸奥「うん。ありがとう。ちょっと休ませてくるわね。夕雲ちゃん」

 

夕雲「あ、はい」

 

陸奥「ちょっと大佐を介抱するの手伝って貰える?」

 

夕雲「分かりました」

 

陸奥「ありがとう。それじゃ取り敢えず執務室に行きましょう」

 

夕雲「はい」

 

提督「......」グッタリ




歓迎会は以上にて終了です。
最後はせっかくなので夕雲と陸奥にちょっと頑張ってもらいましょう。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。