司会は勿論、青葉。
青葉「それでは只今より、我が鎮守府の新しい仲間、夕雲ちゃんの歓迎会を始めたいと思います!」
ワアアアアア
青葉「はい皆さん、ご静粛に! 直ぐに始まりますから!」
青葉「では早速ですが、今回の主賓夕雲ちゃんよりお言葉を頂きます! 夕雲ちゃん、どうぞお願いします」
夕雲「あ、その......今日は私なんかの為にこの様な席を設けて頂き、大変感謝しています」
夕雲「新参者ですが、これからも仲良くして頂けると嬉しいです。皆さん宜しくお願いします!」ペコ
ヨロシクー!
青葉「はい、夕雲ちゃん。挨拶を短くまとめて頂きありがとうございます! とても良かったですよ♪」
青葉「ではお待たせしました。最後に大佐より乾杯の音頭を頂き、歓迎会の開始の合図とさせて頂きます! 大佐、お願いします!」
提督「皆、俺からも新しい仲間、夕雲の事を宜しく頼む。これからも力を合わせてこの鎮守府を盛り立てていって欲しい」
提督「それでは、挨拶もこれくらいにして......乾杯っ」
カンパーイ!
隼鷹「大佐ー飲んでるー? あははー♪」クルクル
提督「お前はできあがるのが早すぎだ」
飛鷹「もうっ、こういう時くらいしかこんなになんないわよー。大佐って本当に、か・た・す・ぎ♪ ヒック」グリグリ
提督「痛いからやめろ」
電「わ、わっ。飛鷹さんが大佐のほっぺをグリグリしてるのです」
陽炎「あ、本当だ。後が怖いわよ。大佐ぁー、後でこっちにも来てよねー
!」
龍驤「お、この中トロめっちゃ美味いやん!」
不知火「不知火が狙っていたのを掠め取るとは......宣戦布告と見なします」キリッ
瑞鳳「龍驤~このたまごも美味しいわよ♪」
利根「改めてこの空母二人は駆逐艦達に混ざってても違和感ないのぉ......」
高雄「二人とも可愛いわね」
古鷹「そ、それでいいのかな......」
足柄「あ、大佐」
提督「足柄、お前は飲んでないのか?」
足柄「ん? 飲んでるわよ?」カロン
提督「ウィスキーか。大丈夫か?」
足柄「嫌いな味じゃないんだけどね、慣れてたくて」
提督「そうか。あまり、無理して飲むなよ」
足柄「んー」オヤユビb
筑摩「大佐はお飲みにならないのですか?」
提督「飲んではいるぞ。回らないように調整はしているが」
筑摩「そうですか。宜しければ一献頂いていきませんか?」ス
提督「頂こう」
熊野「あァー良い気分ですワー♪」クルクル
鈴谷「あははは、ホントだー世界が丸い! 最上んも、飲んでるぅ?」
夕雲「あの、私夕雲ですけど......。あと、世界が丸いのは当たり前ですよ......?」
最上(夕雲が二人の相手をしてくれて助かったなぁ。二人とも酒癖悪すぎだから)コソコソ
五十鈴「ハチってツナマヨが好きなの? さっきからずっと食べてるわね」
ハチ「そういうわではありませんが......驚きです」
秋雲「ん? 何がー?」
ハチ「ツナとマヨネーズがこんなに合うなんて......」
木曾「マヨネーズは万能だからな。お前らが好きな間宮のアイスクリームにも結構合うぞ?」
イムヤ「アイスクリームに!?」
神通「イムヤさん、それ嘘ですよ。木曾さんも適当なことを言って......」
木曾「あん? 本当に俺はかけてるぞ?」
神通・五十鈴・秋雲「えっ」
涼風「てぇやんでぇいっ♪」ザブッ
矢矧「おい......涼風が頭から酒をかぶってるぞ......」
黒潮「飲めないのに意地張って無理するからや」チビ
金剛「黒潮はヘーキなの?」
黒潮「うちは元々お酒は好きやで?」
阿武隈「駆逐艦ってお酒を飲ませていいのか、自分の判断が怖くなる時あるよね」
赤城「見た目が可愛いですからね」ガブガブ
瑞鶴「樽ごと飲んでも平気な赤城さんの方が怖いわよ......」
大井「どうせ私なんて、ガチレズで通ってる嫌な女よ......」
夕張「き、北上......大井、どうしちゃったの?」
北上「なんかお酒が変な風に入っちゃったみたいだねぇ」
大井「大佐も私みたいな疑惑のある女なんかどうせ......」
北上「普段からそのモラルを保持してりゃいいのにね」
摩耶「キャラ付けも大変だなぁ」
夕張「え。そ、そうなの? あれってわワザとだったの?」
北上「素面の時に聞いてみるといいよ~。......魚雷が飛んでこなけければいいけどね」ボソ
大井「あぁ? 夕張あたしに何か用?」
夕張「ひっ!?」
摩耶「大井は暫く禁酒決定だな、こりゃ」ニヤニヤ
ちょっと長くなりそうなので前篇後編に分けます。