提督の憂鬱   作:sognathus

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最後はいよいよ本当にこの人泳げないの?の人です。
提督は早くも泳げることを指摘してどう躱すかを考えているようです。
果たして提督の思惑通りいくのでしょうか。


第37話 「特訓 後編③金剛の場合」R-15

金剛「やっとワタシのターンネ!」

 

提督「そうか良かったな」

 

金剛「yeah! I miss you だったんだカラ!」

 

提督「ま、手早く終わらせようか」

 

金剛「What!? 何言ってるデス!」

 

金剛「さっきまであんなに二人とラブムードだったのに、ワタシだけ nothing なんて嫌ヨ!」

 

提督「2人ともあれは事故だと言ってただろう」

 

金剛「but それでもワタシは大佐とラブラブしたいネ!」

 

提督「喧しい。ほら始めるぞ」

 

金剛「もう! このまま end する気なんか無いんだからネ!」

 

提督「沖に行くぞ着いて来い」

 

金剛「アレ?手を繋いで escort してくれないデス?」

 

提督「お前泳げるだろ。少し練習して直ぐに終わるぞ」ザブザブ

 

金剛「No! 大佐ァ待ってよぉ......て、 yeah! 大佐ァ背中ががら空きヨ♪」ピョン

 

提督「おい、お前何を」ムニュムニュ

 

金剛「I scary だからこのまま連れてイッテ♪」ダキッ

 

浅瀬の2人「~~~~!!?」

 

提督「海岸の方が今日一番騒がしい気がするんだが」

 

金剛「気のせいヨ♪」(ふふん。二人に格の違い見せつけてあげるんだから!)

 

提督「沖についたぞ。何時までしがみついてるつもりだ」

 

金剛「ん~♪ 大佐もっとおんぶプリーズ♪」

 

提督「泳ぐ気がないなら戻るぞ」

 

金剛「No! 離れマス」スッ

 

提督「全く。お前はバタ足からだ。ほら手を掴め......腕を組んでどうしたんだ?」

 

金剛「ハグした時に上の紐が解けちゃったみたいデス」

 

提督「......」

 

金剛「大佐。結んでくれマスカ?」クルッ

 

提督「後ろ向いてるからさっさと直せ」フイッ

 

金剛「Oh......相変わらず cool ネ。分かっタヨ」(そうくると思ってたわよ!)

 

ゴソゴソ

 

提督「......もういいか?」

 

金剛「ん......」ソ......ギュッ

 

提督「っ、金剛お前......」

 

金剛「振り向かナイデ! 今は本当に恥ずかしいデスカラ......」ポヨ

 

提督「ならどうしてこんな事を」

 

金剛「少しでも、少しだけでも大佐との仲をリードしたかっタノヨ」

 

提督「だからと言ってそこまでしなくてもいいだろ」

 

金剛「大丈夫ヨ? ちゃんと片手に持ってますカラ。ほら?」

 

提督「いちいち見せなくていい」

 

金剛「大佐......今ワタシ達、あの二人から見たらドどういうふうに見えるカナ?」

 

提督「背中まで海に浸かってるからな。見えても後ろから抱き着いているようにしかみえないだろ」

 

金剛「そうネ。じゃぁ......」クルッ

 

提督「く、お前それはやり過ぎだ」

 

金剛「離さないで下さいネ? 離しちゃったら見えちゃう......カラ」カァァ

 

提督「そんなに赤くなって恥ずかしがるなら最初から......押し付けるな」ポヨヨ

 

金剛「大佐......どうです? 気持ち良いデスカ?」

 

提督「お前の積極さを甘く見ていた」

 

金剛「あ......嫌いに......ナッタ?」プルプル

 

提督「......」ポン

 

金剛「あ......」

 

提督「次はこうはいかないからな?」

 

金剛「! yes! 次もっとお淑やかに攻めるワ! だから今はもう少しこのままデ......」

 

提督「手の掛かる子だ」




はい!短いけどこれで終わりです。
まぁ短い分、かなり詰め込んだつもりです。
金剛ファンになりそう......。

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