提督の憂鬱   作:sognathus

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今日は金剛・マルク・筑摩と水泳の練習をする日です。
3人とも思い思いの水着を着てやる気まんまんです。
そんな3人を提督は少し疲れた顔をして見てます。
あれ?なんで疲れてるの?


第34話 「特訓(前篇)」

金剛「大佐ァー!早く行くデース!」

 

マルク「つ、ついにこの時が来たのね......」

 

筑摩「マルクさん頑張りましょう」

 

提督「......」

 

提督(3人とも競泳に着るような水着ではないな。露出が過度に激しい気がするし、色も筑摩以外は扇情的な気がする)

 

提督(金剛は白一色か。一見地味だが元々薄い肌の色も相まって見ようによては酷く官能的だ)

 

提督(対するマルクは反対に黒一色か。二人に比べ明らかに豊満な身体を黒という映える色が少ない面積でより強調している)

 

提督(筑摩は2人に比べればまだ控えめだが、あの黒と薄い蓬色のツートンからーの水着が俺が好きな色を言った結果だと思うと何となくやるせない気分だ)

 

提督「......」←解説的な事を考えて更にやるせなくなった

 

金剛「それにしてもよくこんなナイスな所みつけたネ」

 

筑摩「本当ですね。人の気配がしません」

 

Bis「ここなら人目を気にせず練習ができるわね!」

 

提督「警備海域を今日だけ微妙にずらして一日限定で作った文字通りの穴場だからな」

 

提督「それでもいざという時はちゃんと通信できるようにしてあるから、それについては文句言うなよ」

 

金剛「了解ネ!」(ちょっと人数多いけど大佐とデート♪)

 

筑摩・Bis「了解」「分かりました」(何としても今日泳げるようになる!)

 

提督「それじゃぁ先ずは水に慣れ――」 金剛「ちょっと wait ネ!」

 

提督「なんだ?金剛」

 

金剛「水に入る前に sun oil 塗りまショウ」

 

提督「......なに?」

 

金剛「日焼けはお肌に bad ですからネ! care は大事ヨ? それに」

 

提督「......日焼けしたら練習してたことがバレる、か?」

 

金剛「yes! that's right! 分かってるネー大佐!」

 

筑摩「なるほど」

 

Bis「一理あるわね」

 

金剛「ということで大佐、さっs――」 提督「塗らないぞ?」

 

金剛「what!?」

 

提督「3人いるんだ。塗りあえばいいだろ」

 

金剛「そんなー! 大佐ァ! please!」

 

提督「やらんと言ったらやらん。準備が出来たら浅瀬に来いよ」スタスタ

 

 

金剛「うぅ......せっかくの plan が......」

 

筑摩「仕方ありませんよ。塗るの手伝いますから。その、だから......」

 

Bis「私と筑摩にもオイル貸してもらえないかしら?」

 

 

~浅瀬

 

筑摩「お待たせしました。大佐」

 

Bis「待たせたわね」

 

金剛「大佐、次は塗ってヨ!」

 

提督「まだ言うか。まぁいい。それでは――」

 

金剛「? どうかした大佐?」

 

提督(気の所為か3人とも布地で覆われたところ以外にも万遍なくオイルが塗られてるように見える。こいつらまさか全裸で塗っていたのか? 危なかった......)

 

提督「何でもない。すこし肝が冷えただけだ」

 

金剛「へ?」

 

筑摩(興奮するならまだしも)

 

Bis(肝が冷えた?)

 

提督「それでは始める」




ちょっと長くなりそうなのでキリが良いところで切って前後に分けることにしました。
挿絵も作ってますが、3人の水着姿気合入りますね。

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