いつもそつなく勝利判定を取っている艦隊ですが、今日の相手は簡単にはいかない模様。
提督は勝つことができるのか?
提督「今日の相手はただの本部所属の艦隊ではない。元帥閣下直属の最強の艦隊だ」
加賀「勝てますか?」
提督「勝に拘るな。負けない戦いをしろ」
長門「見苦しい戦いはしたくないぞ?」
提督「別に逃げ回れとは言ってない。絶対に負けないという気概を相手に示すんだ」
陸奥「ああ、そういうこと」
金剛「了解! 全力で行くネ!」
Bis「私達の実力を示す良い機会ね!」
赤城「久しぶりの出番だと思ったら......」
提督「怖いか?」
赤城「いいえ。暴れ回りますよ!」キラキラ
元帥「元気な艦隊だな大佐」
提督「閣下。今日は宜しくお願いします」
元帥「応。存分に君の力を示してくれ」
提督「はっ」
元帥「それでは......戦ろうか?」
~鎮守府近海の演習場
長門「......壮観だな」
陸奥「ええ。流石は最強の艦隊というところかしら」
加賀「大和に武蔵、大鳳...あれは......まさか、信濃?」
赤城「見たことがない戦艦がまだ2隻いますよ。でも......」
金剛「Yeah ワタシ達は知っていマス。いえ、 memory に刻まれているノ」
Bis「私達の記憶に無いのに記録に刻まれているってどういうこと?」
長門「答えは......戦ってみればわかるさ!」ガコン
加賀「そうね。あの人たちの力見てみましょう」ヒュンヒュン
陸奥「勝てる気がしないわねぇ。負ける気もないけど!」ゴゴ
金剛「ワタシ達の full power 見せてあげまショウ!」ズォォ
赤城「ふふふ。久しぶりにお腹いっぱい食べられそう♪」ブォォ
Bis「覚悟はいい?じゃぁ......行くわよ!!」ドン
結果、戦術的敗北C
元帥「まぁ、D判定を取らなかっただけでも大したものだ」
提督「そうですね。しかしお強い......」
元帥「いや、それはこちらのセリフだぞ」
提督「そうですか?」
元帥「うむ。練度の差を考えれば圧倒すると思っていたからな」
提督「私もそれは予想外でした」
元帥「君の艦娘達は今どうしてるんだ? 負けて意気消沈してたりするのか?」
提督「いえ、負けた割には凄く良い顔をして仲間と反省会をしています」
元帥「そのようだな。笑い声すら聞こえる気がする。良い艦娘を持ったな大佐」
提督「は。ありがとうございます」
元帥「全く気合だけよくもあそこまで立ち回ったものだ。正直言って君の所の噂はあまり良くないから相手が務まるか心配していたんだぞ?」
提督「ご心配が現実にならず良かったです」
元帥「はは。そうだな」
元帥「ああ、それと」
提督「は」
元帥「例の水泳大会だったか? まだやってないのか?」
提督「は......。まぁその、予定を調整中でして」
元帥「はは。そうか」
元帥「もし本部の決定を信じ切れてないのなら儂がこの場で保証する。都合が良い時にやりたまえ」
提督「重ね重ねありがとうございます......」
元帥「どうした? 何やら元気がないな」
提督「いえ、大丈夫です。問題ありません」
元帥「そうか? まぁ、今日はご苦労だった。また会おう」
提督「は。閣下、この度の演習誠にありがとうございました。お達者で」
元帥「ああ。またな」
提督「......」
提督(大会の件で元帥に太鼓判を押されて、もうやるしかなくなった事に対して呆然としていたとは流石に言えないよな)
後半男だらけの会話でごめんなさい。
でもこういうのも俺は好きなんですよね。
いつも鬼のように強い元帥プレイヤーさんを良い人と思わないと、レベル130くらいの大和と武蔵に遭遇した時の現実に心が折れてしまいますw
今回は完全に創作の艦娘を出しました。
存在しているレベル程度の登場の仕方でしたが、今後実際に登場する可能性が結構示唆されてるので少し触れてみました。
名前すら出なかった残り二隻、皆さんはは何だと思いますか?