そんなお決まりのパターンでも誰かと一緒だとまた気分は違うものです。
そんな雰囲気を提督が新鮮に感じていた時の事です。
イムヤ「あ、大佐だ」
提督「イムヤか」
利根「何をしておるのじゃ?」
イムヤ「ハっちゃん達と宝探しをしてるのよ」
鳥海「宝探し?」
イムヤ「そうよ。海底って陸と違って色んなものがあるの」
イムヤ「その中でも特に面白そうなを探してるってわけ」
筑摩「面白そうね。私もやってみたいけど海には潜れないからなぁ......」
利根「なんじゃ? 筑摩は泳げないのか?」
筑摩「え、いや泳げますよ。勿論」
提督「そういえばイムヤ達を除けば全ての艦娘は常に海面に浮いているな」
提督「泳げない奴なんているのか?」
Bis「そこでなんで私を見るのよ? もしかして戦艦の私は重いから泳げないとか思っているのじゃないかしら?」
提督「いや、そこまでは言ってないだろ」
鳥海「そうですよ。浮いているといっても常に海上で戦っているわたし達が泳げないわけないじゃないですか?」
イムヤ「え~? ホントに~?」
筑摩「な、なんですか。その言い方は泳げますよ!?」
Bis「そ、そうよ!私こう見えて普通に泳ぐだけだったら貴方に負けない自信があるのよ?」
筑摩「そ、そうです。私だって水泳は負けません!」
利根「何と。筑摩たちはイムヤ達より速く泳げるというのか?」
Bis・筑摩「「え?」」
鳥海(あ、墓穴掘ったみたい)
Bis「いや、まぁそうね。うん」
筑摩「調子が良い時ならまぁ......」
提督「凄いな。流石艦娘と言ったところか」
Bis・筑摩「「う......」」
鳥海(大佐の無自覚の賞賛がプレッシャーになってるみたいね)
利根「うむ。天晴じゃ。これは是非見てみたいな!」
Bis・筑摩「「えっ?」」
鳥海(ここにも天然がいた!)
イムヤ「そうね。そこまで言われちゃったら潜水艦としてイムヤも黙ってられないわ」
Bis「い、いえ、そこまで本気にしなくてもいいのよ?」
筑摩「そ、そうですよ? わたし達だってムキになって少し申し訳ないと思ってるし」
利根「何をいうかマルさん、筑摩!ここは一つ海上の軍艦を代表して水泳で勝負してみせい!」
Bis・筑摩「「え、ええええええ!?」」
利根「吾輩は天晴な泳ぎを見せる筑摩とマルさんが見たいのじゃ」
利根「吾輩はそこまで泳ぎは得意じゃないから二人が羨ましいぞ」
筑摩「ね、姉さん......」
Bis「うぐ......」
利根「というわけで大佐。今度何とか都合をつけて水泳大会を開いてほしいのじゃが」
提督「大会? 3人の勝負じゃないのか? なんか規模がでかくなってるぞ?」
利根「どうせやるなら団体戦がいいのじゃ。さっきからイムヤも目をキラキラさせておるぞ?」
イムヤ「いいわね。あたしたち潜水艦の力見せてあげるわ! 早速ハっちゃんたちに相談してくるね!」
Bis「え、ちょ。ま......」
筑摩「行ってしまいましたね。速い......」
鳥海(これ勝てないでしょ)
提督「ふむ。マルクたちもあそこまで速く泳げるのか」
鳥海(た、大佐......)
利根「大佐、頼めるかの?大会」
提督「まぁ、考えてみる」
鳥海(検討しちゃうの!?)
Bis・筑摩「「......」」
利根「2人とも静かに燃えているようじゃな。楽しみじゃ!」
鳥海(二人とも今回は本当に運が悪かったわね)
艦娘の水着見てみたいですね。
中破グラもいいですけど、魅せる水着もまたいいものです。
それと提督、水着見たいから検討してんですよね?ね?