提督の憂鬱   作:sognathus

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加賀と金剛はある目的の為に提督の部屋を再び訪れてきました。
その目的とは......。

*明らかな性的描写あり


第56話 「結実」R-15

コンコン

 

金剛「加賀、いまスカ?」

 

 

加賀「どうぞ。今は丁度私一人です」

 

 

ガチャ

 

金剛「お邪魔するネ」

 

加賀「いらっしゃい」

 

金剛「加賀」

 

加賀「はい」

 

金剛「ワタシ、最高練度になったネ」

 

加賀「そのようね」

 

金剛「ケッコンカッコカリ、できるようになったヨ」

 

加賀「そうね」

 

金剛「......加賀、ワタシこれから大佐にお願いしに行こうと思うノ」

 

加賀「ケッコンの?」

 

金剛「ウン」

 

加賀「そう、幸運を祈ってるわ」

 

金剛「一緒に行きまショ?」

 

加賀「それはできないわ。邪魔はしたくないもの」

 

金剛「邪魔だなんて思ってないワ!」

 

加賀「......」

 

金剛「加賀、ワタシは貴女と対等の関係でいたいノ」

 

金剛「例えケッコンできたとしても、大佐と貴女との関係は fair じゃないと嫌ナノ!」

 

加賀「......我儘な人ですね」

 

金剛「Don't worry ヨ、加賀。貴女も直ぐにケッコンできるワ。だからコレは先に予約をするようなモノヨ?」

 

加賀「大佐が受け入れてくれるでしょうか......」

 

金剛「だから二人でいくんじゃナイ!」ギュッ

 

加賀「......」

 

金剛「加賀......一緒に......イコ?」ヒソ

 

加賀「......っ」ブルッ

 

金剛「ヤッタ、上手くいったワ♪」

 

加賀「貴女......」ジト

 

金剛「フフ、可愛いヨ?」

 

加賀「知りません」プイ

 

金剛「アハハ、 sorry ヨ、加賀。ほら、行きまショウ?」ス

 

加賀「......仕方ありませんね」ギュ

 

 

~深夜、提督執務室

 

コンコン

 

提督「入れ」

 

ガチャ

 

 

加賀「誰か確認しないんですね」

 

提督「お前たちだと確信していたからな」

 

金剛「乙女心を分かってるネ! 流石ヨ♪」

 

提督「茶化すな。......さて、雰囲気を考慮しないで悪いが、単刀直入に聞こう」

 

提督「何をしに来た?」

 

金剛「ケッコンカッコカリをしてもらいに来まシタ」

 

提督「加賀がいるのは?」

 

加賀「私も金剛さんと同じ立場でいたいからです」

 

提督「ケッコンできなくても同じと言えるのか?」

 

加賀「それは、ケッコンカッコカリという仕組みの問題です。大佐への好意とは関係ないかと」

 

金剛「大佐、ワタシは自分と同じくらい加賀も愛してあげて欲しいデス」

 

提督「二人を同時に愛せ、と?」

 

加賀「可能なら」 金剛「That's right」

 

提督「俺は、まだ二人に好意を抱き切れてないのだが......」

 

加賀「それは承知の上です」

 

金剛「だから好きになっテもらう為に......来たのヨ?」

 

金剛はそっと提督の手に自分の掌を重ねた。

提督は掌から金剛の温もり感じながら、目の前の二人が濡れた瞳で見つめている事に気付いた。

その時点で彼女たちが今、何を求めているか提督は理解した。

時計を見る、時刻は既に深夜を回っていた。

 

提督「......いい時間に来たものだな」

 

加賀「そうですね。この時間ならもう私達以外だれも起きていないと思います」

 

金剛「大佐は sleep せずにこの時間まで待っててくれまシタ。今更、偶然とかいうのナシ、ヨ?」

 

提督「......ふぅ。部屋に来い」

 

加賀・金剛「はい」

 

 

~提督の私室

 

金剛「大佐......どうデス? ワタシの......」

 

提督「きれいだ」

 

金剛「フフ、嬉しい......ね、さわっテ......」

 

金剛「ん......あっ......」

 

金剛「大佐、キス......」

 

提督「ああ」

 

金剛「ん......ちゅ......」

 

 

加賀「可愛い胸ですね。ちょっと失礼します」ペロ

 

金剛「ああんっ、加賀ァ」

 

提督「加賀、お前もきれいだな」ムニュ

 

加賀「んん......っ。ありがと......います......」

 

金剛「本当ネ......。今度はワタシが加賀のを......」ペロ

 

加賀「やっ......こん......ご......」

 

金剛「フフ......なんだかワタシ、赤ちゃんみたいネ」ペロ、ムニュムニュ

 

加賀「はぁ......そこ......あ......」

 

提督「加賀、足を......」

 

加賀「......」コク

 

金剛「Wow......こんなになるものナノ?」ジッ

 

提督「確かめてみるか?」

 

金剛「え?」

 

加賀「た、大佐?」

 

 

金剛「ああっ......くぅ......んっ」

 

提督「お前も良く具合だ。金剛、加賀を少し愛でてやれ。お前の面倒は俺が見よう」

 

金剛「あっ......はぁっ。め......でるって......どう、すればいいノ?」

 

提督「お前がやりたいようにしてみるといい。匂い、味、感触、全てを確かめてみろ」

 

加賀「そ、そんな......はずかし......」

 

金剛「......大佐も、同じことワタシにするノ......?」

 

提督「お前が許してくれるなら」

 

金剛「......わかったワ。好きにシテ、可愛がって......ワタシも加賀にそうスル」

 

 

ムニィ

 

金剛「Oh......これが加賀の、なのネ......」ジッ

 

加賀「......っ」

 

金剛「匂いは......スンスン。あまりしなイ?」

 

加賀(やだ、広げられてる。見られてる。嗅がれてる......!)

 

金剛「味は......加賀?」

 

加賀「......」コク

 

 

ペロ

 

加賀「~っ」

 

金剛「味も......ちゅる、ぺろ......ずず......あまりしないのネ。でも、温かい......」

 

 

金剛「凄い。いくら啜っても出てクル......」

 

 

提督「金剛......」

 

金剛「やっ......ああっ」

 

提督「......我慢するな。感じろ......ず......くにゅ......ペろ」

 

金剛「た、大佐......ど、ドウ? ワタシの。変じゃ......はっ......ない?」

 

提督「全く。綺麗だ......ちゅ......ぺろ」

 

金剛「お、美味しいノ......? そんな......ああっ、の......ガ?」

 

提督「味はそうでなくても、お前が感じてくれると、美味しく感じる」

 

金剛「はぁ......はぁ......ウフフ......そうナンダ......嬉しい♪」

 

金剛「ね、もっと舐メテ。もっと味わっテ......」

 

提督「ああ。じゅっ......じゅるるっ。ぺろ、れろれろ」

 

金剛「んん......! はぁっ、イイ......!」

 

 

加賀「金剛......お願い......です。私も......同じように......」

 

金剛「あ......ふふ、ゴメンね? おっ、ああ......またせっ」

 

金剛「ん......ちゅ、ちゅるる、ぺろ」

 

加賀「はぁっ......!」

 

金剛「あ、コレ知ってル......。コレ弄ると更に気持ちイイのよ、ネ?」ペロ、クリ

 

加賀「ああっ、そ、そこは......! ダメッ中まで......! うぅっ」

 

 

金剛・加賀「はぁ......はぁ......」

 

提督「さて、もう十分か......」

 

金剛「ま、待って......その前に大佐の、コレ......」

 

加賀「私も......貴方を......全部感じたい......です」

 

 

金剛「ん......オカシナ匂い......。それに......ん、ぺろ......ちょっとしょっぱイ?」

 

加賀「はぁ......はぁ......でも、これが大佐の......味......。ん......この感触......いい......もむ、ぺろ......」

 

提督「く......二人とも、もういい。そろそろ限界だ......」

 

金剛「あ。さ、最初はやっぱりコッチがいいデス。......お願いしマス」

 

加賀「私も......どうぞ、貫いて下さい......」

 

 

提督「......いくぞ」

 

加賀「あああ......!」

 

金剛「加賀......オメデトウ♪ 大佐.....次はワタシに......」

 

提督「ああ」

 

金剛「んん......っ!ああっ......くぅ!」

 

提督「む......加賀もお前も流石にキツイな......」

 

金剛「当り前ヨ......。大事にしてキタんだから......。ほら、コレ......」

 

提督「二人とも......待たせたな」グイ

 

金剛「ああっ!」

 

加賀「大佐! たいさっ」

 

 

――早朝

 

提督「......」ムク

 

金剛「あ。大佐、起きまシタカ?」

 

提督「ああ。おはよう」

 

金剛「Goo morning 良い朝ネ♪」チュ

 

提督「ん......加賀は......疲れて寝てるか」

 

提督の隣では加賀が静かに寝息を立てていた。

その顔は穏やかで幸せに満ちているような笑みを僅かに浮かべていた。

 

金剛「昨日はあんなにシちゃったからね......。ふふ、初めてだったノニ」

 

提督「そうだな。少しやり過ぎたか」

 

金剛「大佐のエッチ」

 

提督「返す言葉もない」

 

金剛「嘘ヨ。凄く良かった、幸せデシタ」

 

提督「そうか......」

 

金剛「ね、大佐」

 

提督「ああ」

 

金剛「これからも、よろしく、ネ?」

 

チュ




加賀、金剛おめでとうございます。

......加賀ともケッコンしないとな。

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