少しずつ追加していきます。
ご意見とかあれば参考にさせて頂きます。
「世界観・設定」
○艦娘の設定
艦娘には『オリジナル(素体)』と『コピー(量産型)』が存在する。
オリジナルは艦娘にする対象となる軍艦に縁のある物品を用意する。
その際は艦の残骸、乗艦していた乗組員の所持品等、艦に縁のある物なら何でも良い。
用意が出来たらそれを触媒として日本に古来から存在する特殊機関『八咫烏』の秘術によって“創造”されて、はい完成。
オリジナルは量産型と比べて性能が優る。
また、オリジナルは全ての量産型の元となっている為、オリジナルが轟沈するなどして消滅すると、その時点でオリジナルを元にした量産型はそれ以上建造できなくなる。
だが、オリジナルが消滅してもそれ以上造れなくなるだけで、既造の量産型はそのまま残る。
消滅したオリジナルは再度創造は可能だが、記憶と練度は初期状態に戻る。
海軍本部の所属艦は全てオリジナルで構成されている。
量産型は海軍本部が所有する“建造機”を使い、実際に軍艦の建造に必要な主な資材(鋼材・ボーキ)を投入する事によって造られる。
弾薬と燃料は艦娘の完成後に補充される。
艦娘が配備され始めた初期は実物の資材を使用するので建造機は非常に巨大だったが、資材の代わりに開発した特殊エネルギー源『ナノ資材』の導入により建造機は小型化、資材の運用に掛かっていたコストの問題も解消された。
艦娘の建造は完全に安定しておらず、建造を申請した提督が送った資材の量によって希望の艦娘ができる可能性が上がる。
造られた艦娘は輸送船によって建造を希望した提督がいる各拠点に運ばれる。
量産型は資材さえ投入すれば容易に建造できる分、その性能はオリジナルより全体的に劣る。
○艦娘の仕様
人型、原形の二つの姿を片方、または同時に自分の意思で取る事ができる。
同時に二つの姿を取っている場合は片方が傷つけば、もう片方もダメージを負い、轟沈すれば当然もう片方も消滅する。
弾薬と燃料の補給はあくまで戦闘能力を維持する為に必要な行為でしかなく、別に補給をしなくても艦娘は死なない。
生命の維持に必要なのは人間と同じで食事と睡眠。
補給についてはナノ資材が開発される前までは艦娘が直接資材に触れて消滅させる事で吸収していた。
修復に使う資材も同様だが、吸収した後に入居が必要。
ナノ資材開発後は、錠剤状のそれを薬と同じように飲み込むだけで補給や資材の吸収は可能になった。
入渠は艦娘の傷を癒すために開発された特別な溶液を混ぜた湯に浸かる事によってこれを行う事ができる。
例え生きていても大破などによって激しい損傷を受けた時は、入渠する前に人間と同じようにで先ず応急処置による生命維持が必要。
・遠征
単純に海軍本部のお遣い。
各軍施設から配下の艦娘を派遣し、本部の様々な依頼(バイト)をこなす。
・解体
艦娘を生まれる前の力の根源に戻す作業。
解体という言葉は聞こえは良くないが、艦娘にとっては元の場所(存在)に還るだけといった感覚が強く、解体自体に恐怖や拒否感を覚える艦娘はあまりいない。
解体は専用の装置を使って行われ、解体を受けた艦娘はフェードアウトするようにゆっくりと消えていく。
ただ、流石に長年海軍、特定の提督に仕えた艦娘となると、人間と比べて遜色がない程自我を確立している場合が殆どなので、解体に対しては悪い印象持ったり、または嫌がる。
○海軍以外の擬人化兵器について
・陸軍
戦車を筆頭に幾つか存在する。
・空軍
詳細不明。
○軍組織について
過去の大戦を条件付による降伏によって終結。
既存の軍組織と政治組織、及び指導者クラスの幹部は全員即刻罷免された。
その上で戦争責任を問う軍事裁判は、米国と日本からそれぞれ弁護士と検事を用意させて見解の調整をし、公平な判決に努めた。
その為裁判はかなり長期的なものになり戦後半世紀以上経ってもまだ全てが終わっていない。
・国防省
陸軍省・海軍省に代わる軍政統括政府機関。
代表は国防大臣。
・統帥部
名前の通り大本営に代わる軍の最高統帥機関。
代表は総統。
・日本皇国海軍本部
海軍司令部に代わる中央統括軍令機関。
代表は海軍総帥。
・海軍の階級
基本的には諸外国の軍隊の階級と一緒だが、海軍本部の5つの司令部、それぞれを統括する司令官においては、彼らの為だけに特別に設けられた階級が存在する。
『元帥』総大将、『元帥』大将、名誉中将、上級中将、上級少将。
これら5つの階級は総司令官である総帥は勿論、上級少将から『元帥』大将までの全てが、他の既存の大将または元帥以上の権限を持つ。
・日本皇国陸軍本部
陸軍司令部に代わる中央統括軍令機関。
代表は陸軍総帥。
・日本皇国空軍本部
大戦以降に発足した新機関。
代表は空軍総帥。