暇つぶしで書いたナルトに転生   作:ペンウッド英国無双

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感想ありがとうございましたm(_ _)m

なんとお気に入りが600越え、ここまで読まれている方が居るとは驚きです∑(゚Д゚)

皆さんの暇つぶしに成れば幸いです…
では21話始まります


暇つぶしで書いたナルトに転生21

ナルトは直ぐに病院に運ばれたが、処置を終えると直ぐに病院を後にして家に向かった。

そもそも病院では良くて最低限の治療しかしてもらえないし、対応する医者や看護士次第では毒を盛られたり、手術と言って麻酔無しで不必要な切り傷が増える事も有るからだ。

 

「ふ〜、やれやれだ」

 

ナルトは、家入ると直ぐに意識的に封じていた力を解放し傷を直し、包帯などを取りまとめてゴミ箱に突っ込んだ。

 

「ナルト君…なぜあの時私達を止めたの?」

 

心配そうな瞳で見てくるヒナタ、不機嫌そうな顔を隠しもしないイノ、めんどくさそうな顔で、それでもしっかりナルトを見据えるシカマル、そんな状況でも呑気にお菓子を食べるチョウジ。

 

「ちょっとチョウジ、こんな状況で良く食べられるわね」

 

「だって、ナルトには何か考えが有るんでしょ?…だったら僕達がする事はナルトを信じる事だけだよ」

 

「「「……」」」

 

チョウジが何気無く言った、ナルトを信じると言う言葉にヒナタ達は誰も口を開く事が出来なくなっていた。

 

「ありがとな、お前等が俺の事を本当に心配してくれて居るのはわかってるつもりだ、だがまだだ、まだ俺が表に出る時期じゃない…今度の最終試験のさなかに時代が動く…その前に、試験の準備期間の一ヶ月で詳しい事…俺が何をなそうとしているのか聞いて、よく考えて欲しい」

 

静まり返ったヒナタ達に、ナルトがいつも以上に真剣な表情で言う。

 

「うん、わかったよ…でもその前にご飯にしよっか…傷を治したりで栄養が必要でしょ?」

 

ヒナタの提案で食事を取り、その夜ヒナタ、イノと寝ていると家に近づく覚えの有る気配に気がつき起きた、ヒナタ、イノも気がついていた様で起きている。

 

既に時刻は真夜中を過ぎている、彼女たちもなぜこんな時間に彼等が来たのか解らず、しかし敵意も感じないので服を着て待つ事に。

 

しばらくして、ドアの前でウロウロし始めたのでドアを開けると、驚いた顔のテンテンとリー、ハナビがドアの前にいた。

 

彼等を招き入れ茶を出し対面に座る、ちなみにハナビはヒナタに俺の部屋で寝かしつけここにはいない。

 

「で…どうして、こんな夜更けに?」

 

「えっとですね…」

 

「ごめんなさい…」

 

言いよどむリーを押しのけ頭を下げるテンテンに。

 

「昼間の事なら謝る必要は無い、あの場所に行った俺の責任でもある…済まないテンテン」

 

頭を下げ表情が見えないテンテンに謝る、ナルトは自分が行ける場所と行けない場所を知っていたにもかかわらず行ったのだ。

 

「理由は話せないが、俺は木の葉では人として扱ってくれる側の方が圧倒的に少ないんだ…それを忘れたワケでは無いんだがな…何処かで気が緩んでいたらしい」

 

ナルトの顔には自嘲する様な笑みと、その瞳の奥にはどうしようもない程の悲嘆が映っていた。

 

想えば、アカデミーでもそうだった。

 

(なんで…君は、そんなにも哀しい瞳で泣きながら笑うの?」

 

気がついた時には言葉になって口から零れていた。

 

「え?」

 

自分がどんな顔をしているのかも解らないのか、ナルトが泣いているのか目の下を拭う…。

 

その仕草一つでさえ堪らなかった、自分達が当たり前の様に幸せに生きてきた日常の中で、どれ程の仕打ちを受けてきたのだろう、おそらく日常的に暴力を振るわれ迫害され続けた…ならその理由とはなに…

 

「ナルト君…君があんな目に会うのは、君が九尾を封じているからですか?」

 

「……」

 

今まで黙っていたリーが口を開くもナルトは無言で答えるが、リーはそのまま続ける。

 

「テンテンのお父さんが君の事を【化け狐】と呼び、四代目を殺したと叫んだ人が居た、それに予選でイノさんが君の事を【里を救った英雄】と言った…そこから推測して見たんですが」

 

ナルトは表情には出さなかったが内心では、少ない情報だけで良くここまでたどり着けたものだと驚いていた。

 

「ああ、そうだ…俺は九尾クラマを腹に封じる人柱力、お前達はこれ以上こちらにこちらに来るな、俺は木の葉だけでなく多くの里から命を狙われている、ここがお前達の水分嶺、なに不自由無く暮らせる未来が約束されているのだからこちらに来るな…」

 

「巫山戯ないで、ここに来た時点で何が有ろうと覚悟済みよ」

 

憤るテンテン達に寂しそうに笑いかけながら。

 

「今日は泊めてやる…明日俺と共に来い、俺がこれからする事を聞いてそれから決めろ…?」

 

 

 

 

 

木の葉某所にて、大蛇丸とカブトが向かい合っている、大蛇丸はカブトが調べた下忍達の資料を前に。

 

「ご苦労様、よく調べてくれたわね…カブト、よく聞きなさい木の葉崩しは既に失敗したわ、もうどうにもならない状況よ…だから第一目標は現時点で放棄するわ、木の葉崩しの騒動に紛れて貴方達は木の葉から離脱しなさい」

 

「ナッ…何を言っているのですか!」

 

大蛇丸の突然の命令に驚きの声を上げるカブトに、大蛇丸は落ち着いた声で。

 

「考えても見なさい、既に私の経絡系はボロボロで忍術を使う事は難しい状態、そしてアンコや三代目が始めから用意していた状況を考えると私達が侵入する事は事前にばれていたということよ、おそらく貴方も音のスパイだと知りながら泳がしていたのでしょう、最終試験でも間違い無く万全の状態で私を捕らえにくるはず、完全に王手、チェックメイトよ」

 

「……ですが、大蛇丸様はどうなされるのですか?」

 

「大丈夫よ、その為の第二目標なのだから」

 

「第二目標…サスケ君ですか?…しかし彼にそれ程の価値が有るとはとても思えません、選ぶのならナルト君やシカマル君、チョウジ君辺りが良いのでは⁇」

 

大蛇丸はサスケの名に頷き手元の資料を広げ。

 

「そうね、実力ならサスケ君は間違い無くルーキー達の中で最下位、でも私が必要とするのは彼の力では無いわ、貴方に回収して欲しいのは【呪印が植え付けられたサスケ君の体】よ、彼の呪印には私の意識を封じておいたの、あの実力で呪印を暴走させればサスケ君は死に、あの体の支配権は私に移るわ…これがどういう結果を生むかわかるかしら?」

 

大蛇丸の問いに暫く思案すると、何かを思いついたのか顔を上げ。

 

「そう成れば、木の葉に捕まった貴方は死んだ事になり、サスケ君の体を乗っ取った貴方は晴れて自由の身となって行動できる」

 

カブトの答えに満足したのか笑みを浮かべて。

 

「ええそうよカブト、やはり貴方は頭が良いわね…それで頼めるかしら?」

 

「………わかりました、任せて下さい」

 

「フフフ…頼んだわよ」

 

 

 

 

 

 

 

白斬りカンパニー地下、擬似外道魔像の更に下の空洞には数百万を越える白ゼツ達が暁の赤い雲が画かれた外套を纏い鎮座している、その光景を前にナルトに連れて来られたシカマル達は声を失う程に驚いていた。

 

「これは一体……」

 

「さて…俺がこれから行う事について話そうか……

 

 

 

 

…………と言う事だ…さてお前達に質問だ、俺と一緒に地獄の底まで着いて行く覚悟は有るか?

無いならばここから去れ…自分自身で決めてもらって構わない、俺の敵となろうが俺はお前達を恨む事など無い…許されるならば友として今までと変わらぬ付き合いをしよう」

 

「上等だ…一緒に地獄の悪鬼共に喧嘩をしに行こうじゃねぇか」

 

「それで、後の世が平和に暮らせる世界が作られるなら僕が否定する道理はないよ」

 

シカマルとチョウジが少しも迷う事無く答え。

 

「私達の答えは変わらないは…そうでしょヒナタ、ハナビ」

 

「当然です」

 

「永久に変わらることのない愛を貴方に誓う…貴方が魔王に成るなら私達が魔女となり永劫寄り添います、だから貴方は貴方が望むままに、私達がその全てを肯定するから」

 

揺るぎもせず絶対の信頼を持って応えるイノ、ヒナタ、ハナビ。

 

皆の視線の先、テンテンとリーは。

 

「いいでしょう…数多に散って逝った祈りと祈りと祈りの果ての理想郷に僕が先陣を駆けましょう」

 

「私はナルト君のおねぇちゃんだからね、それに戦いの無い世界が出来るのなら、そんな世界を見てみたい…私だってこんな血塗られた世界は終わらせたいよ」

 

「ありがとう、礼を言わせてくれ…共に地獄を創るぞ」

 

 

 

 

 

 

場所は木の葉の風呂屋、白斬りカンパニーから帰ったナルト達は汗を流す為に来ていた。

 

風呂屋から離れた高台の上、風呂に入っているナルト達正確には女湯を覗く不穏な人影。

 

「ヌフフフフ…良い眺めじゃの〜、創作意欲が掻き立てられるわい」

 

その姿はどう見ても覗きの現行犯、格好は白い忍び装束に赤い羽織を纏い、自分の腰よりも長い真っ白な髪を頭の後ろで結い、腰には大きな巻物と手には双眼鏡。

 

そんな彼の双眼鏡が脱衣所から出て来た白いヒナタの足を捉えた瞬間。

 

「うォォ‼」

 

咄嗟に飛び退くと、今までいた場所に無数の苦無と手裏剣が突き刺さり、手にした双眼鏡もハリネズミとなっている。

 

(なにごとだ…殺気なんぞ感じなかったぞ…ッ‼)

 

トン…避けて着地すると背後に何かが当たったのを感じ、それと同時に感じた本能的な恐怖に従い避けようとするが。

 

「…遅い…」

 

間をおかず右側腹部に拳が叩き込まれた。

 

「ガァ!」

 

打ち込まれた拳は肋骨を砕き、筋肉を引きちぎり、内臓を損傷させた上で、覗き魔を吹き飛ばした…

しかし、それだけでは終わらない、覗き魔が飛んだ先の空間に捕らえられた…

 

「ゴフ…グ、な…なんじゃこれは」

 

(チャクラの糸!…これ程極細でありながら強度は鋼線を遥かに凌駕しておるぞ)

 

内心の動揺が収まる間も無く、その視線の先の空間が揺らぎ無数の武器が張り付けにされて身動きの取れない覗き魔に向かって撃ち出される。

刃が届く僅かな瞬間に髪にチャクラを通し刃と化すと、急いで両腕の拘束だけを解き一瞬で印を組んだ。

 

(間に合っとくれ!)

 

「口寄せの術‼」

 

覗き魔が口寄せしたのは一匹の蝦蟇、ただの蝦蟇ならば凶刃に倒れただろうが、その蝦蟇の体躯は小さな山ほどもあり飛来する武器では傷一つつけられない。

 

そんな蝦蟇の前に立つ一人の少女、彼女は両手の指の間に黒鍵を挟み腕を交差させる独特な構えを取る。

…ギチリ…

背筋が盛り上がり軋みを上げ、その膂力を余すこと無く黒鍵に乗せ蝦蟇に向かって投げる。

 

投げられた黒鍵に対し、蝦蟇は腰の刀を抜き防ごうとするが黒鍵は刀に突き刺さり、その威力を殺す事無く蝦蟇と覗き魔を里の外にまで吹き飛ばした。

 

辺り一帯に地震と見紛う程の振動が走る、その元凶の蝦蟇は鞠の様に何度も地面を跳ね、最後には森を潰しながらゴロゴロと転がって行く。

止まった蝦蟇の周りの空間が歪み巨大な鎖が伸びて地面にくくりつけた。

 

(イッ、痛いのぉ、身体中の骨が砕けちまう)

 

「何じゃ自来也…木の葉の里が襲われとるんか⁉」

 

「ああ、どうやらそのようだ、力を貸してもらうぞブン太」

 

話している覗き魔と蝦蟇の前に数人の人影が降り立ち。

 

「観念しなさい覗き魔…安心していいわよ殺しはしないから目玉を潰して身体中の皮を剥いで玉を焼いて二度と再び覗きなんて出来ないよう調教してあげるわ」

 

長い金髪の映える美少女がニッコリと笑いながら覗き魔の前に歩み寄る、その手に錆びて斬れ味が悪そうな鋏を手に持って。

 

…ジャキン、ジャキン・ジャキン…

 

「こっちの蝦蟇は今晩の夜ご飯にしましょう姉様」

 

「ええ、そうねこれなら当分食べるに困らないね」

 

少女達はそれぞれの手に獲物を持って近寄って行く。

 

「チョット待てェ‼…なに、なんなの…木の葉を襲ってるんじゃないのォォォ!」

 

「ナニイッテルノカナ、カナ、ワタシタチガオフロニハイロウトシタラノゾキマノシセンヲカンジタノ…ノゾキマガクチヨセシタンダカラアナタモドウザイネ」

 

「自来也お前のせいじゃないかぁ‼」

 

木の葉から少し離れた森の中蝦蟇の悲痛な叫びが響き渡った。

 

 

その後蝦蟇、ブン太は口寄せの契約を行う事で見逃してやり、自来也に着いては素っ裸でアンコの家の前に放置する事に成ったとか…




ハプシエル「LOVE!あーんどPEACE‼」

第六天「来るな、触るな、消えろ消えろ消えろ、滅尽滅相ォォォ‼」

存在するならば全てを消し去る法を持ってしても、福音を告げてしまうものハプシエルには、ただ快感を与える程度の事しか出来ない。

ハプシエル「ああん、いいわなんて激しい攻めなの貴方最高よ、我輩チョッピリいってしまったわ」

そも、人間界、神界、魔界、の創生より終末に至るまで存在し世界を支え続ける変態、世界以上の防御力を持つ彼は世界を消し去る以上の攻撃を受けない限り死ぬ事はない、いくら無限に強くなろうと座とゆう世界の一部に収まる程度の存在では彼に傷一つつけられないのだ。

第六天「嫌だ来るな俺に触るな、ヤメロォォォォォ‼」

ハプシエル「貴方に愛を、ムッチュゥゥゥゥ」

ハプシエルが第六天を抱擁し熱烈な口付けで愛を注ぎ込んだ。




久しぶりにkkkをやってウンコマンを虐めたく成ってやった、反省はしている、だが後悔はしていない‼

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